2025年1月5日から大河ドラマ64作目『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)』の放送がスタートします。
舞台は江戸時代中期、天下太平で文化隆盛の時代。今で言うところの出版社と書店を一体化したビジネスモデルを展開して“江戸のメディア王”となった蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)が主人公です。演じるのは横浜流星さんです。
脚本は大河ドラマ『おんな城主 直虎』や、ドラマ10『大奥』、連続テレビ小説「ごちそうさん」手掛けた森下佳子さんです。
についてご紹介します。
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- 『べらぼう』のキャスト・役どころ
- 横浜流星(蔦屋重三郎)≫大河ドラマ初出演
- 渡辺謙さん(田沼意次役)≫大河ドラマ6作目
- 染谷将太さん(喜多川歌麿役)≫大河ドラマ5作目
- 宮沢氷魚さん(田沼意知役)≫大河ドラマ初出演
- 片岡愛之助さん(鱗形屋孫兵衛役)さん≫大河ドラマ4作目
- 小芝風花さん(花の井、五代目瀬川役)≫大河ドラマ初出演
- 高橋克実さん(駿河屋役)≫大河ドラマ3作目
- 中村蒼さん(次郎兵衛役)さん≫大河ドラマ2作目
- 正名僕蔵さん(松葉屋役)≫大河ドラマ初出演
- 山路和弘さん(扇屋役)≫大河ドラマ4作目
- 伊藤淳史さん(大文字屋役)≫大河ドラマ3作目
- 六平直政さん(半次郎役)≫大河ドラマ8作目
- 西村まさ彦さん(西村屋与八役)≫大河ドラマ4作目
- 尾美としのりさん(平沢常富/朋誠堂喜三二役)≫大河ドラマ6作目
- 橋本淳さん(北尾重政役)≫大河ドラマ2作目
- 芹澤興人さん(小泉忠五郎役)≫大河ドラマ4作目
- 水沢林太郎さん(留四郎役)≫大河ドラマ初出演
- 里見浩太朗さん(須原屋市兵衛役)≫大河ドラマ5作目
- 中村隼人さん(長谷川平蔵役)さん≫大河ドラマ初出演
- 生田斗真さん(一橋治済役)≫大河ドラマ4作目
- 眞島秀和さん(徳川家治役)≫大河ドラマ4作目
- 高梨臨さん(知保の方役)≫大河ドラマ2作目
- 奥智哉さん(徳川家基役)≫大河ドラマ初出演
- 寺田心さん(田安賢丸/松平定信役)≫大河ドラマ2作目
- 映美くららさん(大崎役)≫大河ドラマ初出演
- 吉沢悠さん’松本秀持役)≫大河ドラマ2作目
- 矢本悠馬さん(佐野政言役)≫大河ドラマ3作目
- 相島一之さん(松平康福役)≫大河ドラマ6作目
- 石坂浩二さん(松平武元役)さん≫大河ドラマ12作目
- 市原隼人さん(鳥山検校役)≫大河ドラマ3作目
- 井之脇海さん(新之助役)さん≫大河ドラマ4作目
- 飯島直子さん(ふじ役)さん≫大河ドラマ初出演。
- 珠城りょうさん(とよしま役)≫大河ドラマ初出演
- 徳井優さん(藤八役)さん≫大河ドラマ9作目
- 三浦獠太さん(鱗形屋長兵衛役)≫大河ドラマ初出演
- 前野朋哉さん(勝川春章役)≫大河ドラマ2作目
- 鉄拳さん(礒田湖龍斎役)さん≫大河ドラマ初出演
- 落合モトキさん(清水重好役)≫大河ドラマ初出演
- 宮尾俊太郎さん(田沼意致役)≫大河ドラマ初出演
- 花總まりさん(宝蓮院役)さん≫大河ドラマ2作目
- 安田顕さん(平賀源内役)≫大河ドラマ2作目
- 冨永愛さん(高岳役)≫大河ドラマ初出演
- 原田泰造さん(三浦庄司役)さん≫大河ドラマ4作目
- 風間俊介さん(鶴屋喜右衛門役)≫大河ドラマ3作目
- 安達祐実さん(大黒屋の女将・りつ役)≫大河ドラマ3作目
- 愛希れいかさん(朝顔役)≫大河ドラマ2作目
- 木村了さん(平秩東作役)≫大河ドラマ3作目
- 福原遥さん(誰袖役)≫大河ドラマ初出演
- 山村紅葉さん(しげ役)≫大河ドラマ初出演
- 橋本愛さん(てい役)≫大河ドラマ4作目
- 脚本・森下佳子さんのコメント
- 『べらぼう』のあらすじ
- 『べらぼう』基本情報
- 英語タイトル「UNBOUND」の意味
- まとめ
『べらぼう』のキャスト・役どころ
主人公・蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)を演じる横浜流星さんと、蔦重(つたじゅう)をとりまく市井の人々を演じる絢爛豪華な俳優陣。主なキャストのプロフィールをご紹介します。
横浜流星(蔦屋重三郎)≫大河ドラマ初出演
主人公・蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)を演じる横浜流星さんは1996年神奈川県出身。2011年に俳優として活動をスタートされました。2012年1月、『仮面ライダーフォーゼ』で吉沢亮さん演じる朔田流星 ( 仮面ライダーメテオ)の親友役を演じて話題に。2019年6月からは情報番組『ZIP!』の金曜パーソナリティーを務められるなど、俳優だけでなく幅広く活躍されています。「嘘喰(うそぐ)い」「流浪の月」「アキラとあきら」と話題作に続々出演。演技が高く評価され着実にキャリアを重ねられています。
大河ドラマへは初出演で初主演です。
横浜流星さんのコメント
初めてだからこそ、そこに挑戦できるのは嬉しいです。また、お話をいただいた時期にコロナがあって、エンタメがちょっと落ち込んでいるタイミングでした。僕はそこにすごく心を打たれて、エンタメをもっと豊かにしたいと思ったので、だからこそ観てくださる方々の心が豊かに、明るくなればいいなと。そのためにいま全力で努めています。
2024年6月21日「べらぼう」取材会での横浜流星さんのコメントより
渡辺謙さん(田沼意次役)≫大河ドラマ6作目
江戸幕府の改革者・田沼意次(たぬまおきつぐ)を演じるのは、大河ドラマやNHKドラマで不動の存在感を放ち、日本だけでなく海外でも活躍されている渡辺謙(わたなべけん)さんです。
大河ドラマ『独眼竜政宗』『炎立つ』では主演を務め 『西郷どん』では薩摩藩11代藩主島津斉彬を演じられました。またNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』ではナレーションを担当されています。
大河ドラマは
『山河燃ゆ(1984年)』楠田武 役
『独眼竜政宗(1987年)』主人公・伊達政宗 役
『炎立つ 第一部・第三部(1993年)』主人公・藤原経清・藤原泰衡 役
『北条時宗(2001年)』北条時頼 役
『西郷どん(2018年)』島津斉彬 役
染谷将太さん(喜多川歌麿役)≫大河ドラマ5作目
天才絵師・喜多川歌麿を演じられるのは、染谷将太(そめたにしょうた)さん。染谷さんは1992年生まれ、東京都出身。『麒麟がくる』では今までのイメージを覆す織田信長を演じられて話題になりました。妻は「鎌倉殿の13人」や朝ドラ「ブギウギ」や「虎に翼」に出演の菊地凛子さんです。
大河ドラマは
『武蔵MUSASHI (2003年)』13話
『龍馬伝(2010年)』 山内豊範 役
『江〜姫たちの戦国〜(2011年)』森坊丸 役
『麒麟がくる(2020年)』織田信長 役
宮沢氷魚さん(田沼意知役)≫大河ドラマ初出演
田沼意次の息子・田沼意知(たぬまおきとも)を演じるのは宮沢氷魚(みやざわひお)さんです。宮沢さんは1994年生まれ東京都出身。妻は女優の黒島結菜(事実婚)さんです。
朝ドラ「エール」「ちむどんどん」、TBS日曜劇場「さよならマエストロ」など出演作は多数です。大河ドラマは初出演です。
片岡愛之助さん(鱗形屋孫兵衛役)さん≫大河ドラマ4作目
蔦屋重三郎のライバル・鱗形屋孫兵衛(うろこがたやまごべえ)を演じるのは、歌舞伎役者の片岡愛之助さん。片岡さんは1972年生まれ。大阪出身。妻は女優の藤原紀香さん。
『鎌倉殿の13人』では主人公・義時の兄、5話のラストシーン・マジックアワーでの兄弟の姿は目に焼き付いています。
大河ドラマは
『真田丸(2016年)』大谷吉継 役
『麒麟がくる(2020年)』今川義元 役
『鎌倉殿の13人(2022年)』北条宗時 役
小芝風花さん(花の井、五代目瀬川役)≫大河ドラマ初出演
蔦屋重三郎の幼なじみで吉原の老舗妓楼「松葉屋」を代表する伝説の遊女・花の井(はなのい)を演じるのは、小芝風花(こしばふうか)さんです。小芝さんは1997年生まれ、大阪府出身。NHKのシチュエーションドラマ『事件は、その周りで起きている』の主演・真野一花のコミカルな中の力強い演技が印象的です。大河ドラマは初出演です。
小芝さんは「凛とし美しくもあり、時にはバシッと蔦重の背中を押すような男前さも持ち合わせている花の井を精一杯演じたいと思います」とコメントされています(番組公式Xの小芝さんコメントより)
高橋克実さん(駿河屋役)≫大河ドラマ3作目
吉原の引手茶屋「駿河屋」の主で、両親に捨てられた蔦屋重三郎の育ての親を演じるのは、高橋克実(たかはしかつみ)さんです。ドラマに映画に、バラエティーのMCと幅広く活躍されています。朝ドラ『虎に翼』では、寅子の任地先・新潟の弁護士を演じられていました。
大河ドラマは
『花の乱(1994年)』与一役
『龍馬伝(2010年)』 西郷隆盛 役
中村蒼さん(次郎兵衛役)さん≫大河ドラマ2作目
蔦屋重三郎の義理の兄・次郎兵衛を演じるのは、中村蒼(なかむらあおい)さんです。中村さんは1991年生まれ、福岡出身。2005年「第18回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で、中学生での史上初のグランプリを獲得し、芸能界デビューされました。大河ドラマ『八重の桜』」をはじめ、様々なテレビドラマや映画で活躍されています。
大河ドラマは
『八重の桜(2013年)』徳富蘇峰(猪一郎) 役
正名僕蔵さん(松葉屋役)≫大河ドラマ初出演
代々“名妓”としてその名を江戸中に轟かす「瀬川」を輩出してきた老舗妓楼の主。花の井(小芝風花さん)をはじめ数多くの遊女を抱え、吉原の顔役で町の決め事を取り仕切る松葉屋の楼主を演じるのは正名僕蔵(まさなぼくぞう)さんです。
正名僕蔵さんは1970年生まれ神奈川県出身。1992年「劇団大人計画」に入団。同期には阿部サダヲさん、猫背椿さん、宮崎吐夢さんと大河ドラマには欠かせない俳優さんが名を連ねています。テレビドラマ「HERO」、「ショムニ」、「科捜研の女」を数多くの作品に出演されています。NHK作品では『立花登青春手控え』、『ママゴト』、連続テレビ小説『ウェルかめ』ほかに出演されています。
山路和弘さん(扇屋役)≫大河ドラマ4作目
松葉屋と共に吉原を取りまとめる妓楼「扇屋」の主を演じるのは山路和弘(やまじかずひろ)さんです。山路さんは1954年生まれ三重県出身。舞台、俳優のほか声優としても大活躍されています。
大河ドラマは
『軍師官兵衛(2014年)』安国寺恵瓊 役
『いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年)』村山龍平 役
『麒麟がくる(2020年)』三好長慶 役
伊藤淳史さん(大文字屋役)≫大河ドラマ3作目
妓楼・大文字屋の主を演じるのは、伊藤淳史(いとうあつし)さんです。伊藤淳史さんは、1983年生まれ千葉県出身。3歳で子役としてデビューし『とんねるずのみなさんのおかげです』で「仮面ノリダー」のチビノリダー役として人気を博しました。大河ドラマは『春日局』、『義経』につづく三作目の出演です。
大河ドラマは
『春日局(1989年) 』 竹千代 役
『義経(2005年)』喜三太 役
六平直政さん(半次郎役)≫大河ドラマ8作目
蔦屋の向かいにある蕎麦屋・つるべ蕎麦の主、半次郎を演じるのは六平直政(むさかなおまさ)さんです。六平直政さんは、1954年生まれ、東京出身。刑事役、悪役など多彩な役どころをこなす個性派俳優です。
NHK大河ドラマの出演は実に7作品!『太平記』、『炎立つ』、『毛利元就』、『元禄繚乱』、『武蔵MUSASHI』、『義経』、『八重の桜』に出演されました。
大河ドラマは
『太平記(1991年)』宍戸知家
『炎立つ(1994年)』鎌倉の使者
『毛利元就(1997年)』井上氏の家臣
『元禄繚乱(1999年)』奥田孫太夫
『武蔵 MUSASHI(2003年)』庄司甚内
『義経(2005年)』土佐坊昌俊
『八重の桜(2013年)』黒河内伝五郎
西村まさ彦さん(西村屋与八役)≫大河ドラマ4作目
蔦屋重三郎のよきライバル・版元の西村屋与八を演じるのは、西村まさ彦さんです。ドラマ『古畑任三郎シリーズ』で一躍有名になり、その後、コミカルな役からシリアスな役まで幅広くこなされています。大河ドラマでは『秀吉』、『真田丸』、『麒麟がくる』の3作品に出演されました。NHK特集ドラマ『眩(くらら)~北斎の娘~』でも西村屋与八を演じられています。
大河ドラマは
『秀吉(1996年)』 徳川家康、徳川家康の影武者 役
『真田丸(2016年)』 室賀正武 役
『麒麟がくる(2020年)』 明智光秀 役
尾美としのりさん(平沢常富/朋誠堂喜三二役)≫大河ドラマ6作目
武士でありながら当代一の覆面戯作者・平沢常富/朋誠堂喜三二(ひらさわつねまさ/ほうせいどうきさんじ)を演じるのは、尾美としのり(おみとしのり)さんです。
尾美さんは、1965年生まれ、東京出身。「劇団ひまわり」の子役の頃から日本のドラマには欠かせない存在です。大河ドラマは5作品に出演されています。
大河ドラマは
『草燃える(1979年)』北条泰時
『北条時宗(2001年)』足利利氏
『平清盛(2012年)』平維綱
『おんな城主 直虎(2017年)』榊原康政
『麒麟がくる(2020年)』 土岐頼芸 役
橋本淳さん(北尾重政役)≫大河ドラマ2作目
絵師・北尾重政を演じるのは、橋本淳(はしもとあつし)さんです。橋本さんは1987年、東京出身。2004年、ドラマ『WATER BOYS2』でデビュー、ドラマ、映画、舞台を中心に活躍されています。
大河ドラマは
『軍師官兵衛(2014年)』宇都宮朝房 役
芹澤興人さん(小泉忠五郎役)≫大河ドラマ4作目
浅草の本屋・小泉忠五郎を演じるのは、芹澤興人(せりざわたてと)さんです。芹澤興人さんは、1986年生まれ、東京出身。2006年、「仮面ライダーカブト」でドラマに初出演されました。テレビドラマ、映画など幅広く活躍されています。
大河ドラマは『おんな城主 直虎』、『いだてん~東京オリムピック噺~』、『鎌倉殿の13人』に出演されました。『鎌倉殿の13人』で八重(新垣結衣さん)に一途な家人→夫となった江間次郎の演技が印象的でした。
大河ドラマは
『おんな城主 直虎(2017年)』今村藤七郎 役
『いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年)』若い衆 役
『鎌倉殿の13人(2022年)』江間次郎 役
水沢林太郎さん(留四郎役)≫大河ドラマ初出演
蔦屋を支える留四郎を演じるのは、水沢林太郎(みずさわりんたろう)さんです。水沢さんは2003年生まれ。埼玉県出身。2017年ドラマ『奥様は、取り扱い注意』で俳優デビューされました。大河ドラマは今回初出演です。
里見浩太朗さん(須原屋市兵衛役)≫大河ドラマ5作目
『解体新書』を出版した書物問屋の店主・須原屋市兵衛(すはらやいちべえ)を演じるのは、里見浩太朗(さとみこうたろう)さんです。重厚で品のある演技で『水戸黄門』、『必殺仕事人』、『大岡越前』などの時代劇をはじめ、刑事ドラマやアクションドラマにも数多く出演されています。
大河ドラマは『炎立つ』、『利家とまつ~加賀百万石物語~』、『龍馬伝』、『どうする家康』の4作に出演されました。
大河ドラマは
『炎立つ 第一部 (1993年)』 安倍頼時 / 阿弖流為
『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』上杉景勝
『龍馬伝 (2010年)』千葉定吉
『どうする家康(2023年)』登譽上人
中村隼人さん(長谷川平蔵役)さん≫大河ドラマ初出演
火付盗賊改役・長谷川平蔵を演じるのは歌舞伎役者の中村隼人(なかむらはやと)さんです。中村さんは歌舞伎や舞台、ドラマの他、バラエティー番組でも活躍されています。
大河ドラマは
『龍馬伝 (2010年)』徳川家茂 役
『八重の桜(2013年)』松平定敬 役
生田斗真さん(一橋治済役)≫大河ドラマ4作目
一橋徳川家の当主・一橋治済(はるさだ)を演じるのは、生田斗真(いくたとうま)さんです。生田さんは1997年、朝ドラ「あぐり」で子役デビュー、その後ドラマ、映画など数多くの作品に出演されています。妻は女優の清野菜名さん。
大河ドラマは「軍師官兵衛」、「いだてん~東京オリムピック噺~」、「鎌倉殿の13人」の3作品に出演。「いだてん」では前半の主人公・金栗四三とともに、日本人初のオリンピック出場選手を演じ、「鎌倉殿の13人」では後半での強烈なヒール役・仲章を演じて大反響を呼びました。
大河ドラマは
『軍師官兵衛(2014年)』高山右近 役
『いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年)』三島弥彦 役
『鎌倉殿の13人(2022年)』源仲章 役
眞島秀和さん(徳川家治役)≫大河ドラマ4作目
10代将軍・徳川家治を演じるのは眞島秀和(ましまひでかず)さんです。眞島さんは1976年生まれ。山形県出身。1999年公開の映画『青〜chong〜』でデビューされた後、社会現象ともなった「おっさんずラブ」や「るろうに剣心」など幅広い作品に出演されています。
大河ドラマは「天地人」、「軍師官兵衛」、「麒麟がくる」の3作品。朝ドラも「ゲゲゲの女房」、「半分、青い。」に出演されています。
大河ドラマは
『天地人(2009年)』豊臣秀次 役
『軍師官兵衛(2014年)』 顕如 役
『麒麟がくる(2020年)』 細川藤孝 役
高梨臨さん(知保の方役)≫大河ドラマ2作目
10代将軍・徳川家治の側室で、11代将軍・家基の母・知保の方(ちほのかた)を演じるのは、高梨臨(たかなしりん)さんです。高梨さんは1988年生まれ。千葉県出身。2014年朝ドラ「花子とアン」に出演されています。
大河ドラマは「西郷どん」以来、2度目の出演です。
大河ドラマは
『西郷どん(2018年)』ふき 役
奥智哉さん(徳川家基役)≫大河ドラマ初出演
幻の11代将軍・家基を演じるのは奥智哉(おくともや)さんです。奥さんは2004年生まれ。神奈川県出身。2020年『FOLLOWERS』で俳優デビューされました。大河ドラマは今回が初出演です。
寺田心さん(田安賢丸/松平定信役)≫大河ドラマ2作目
のちに松平定信となり「寛政の改革」を行った田安賢丸を演じるの寺田心(てらだこころ)さんです。寺田さんは2008年生まれ、愛知県出身。3歳の頃から芸能活動をスタート。2015年TOTO『ネオレスト』のCMが話題となり、YouTubeで動画再生回数が130万回を超えるなど注目を集めました。
大河ドラマでは『おんな城主 直虎』で虎松の幼少期を演じられました。
大河ドラマは
『おんな城主 直虎(2017年)』虎松(幼少期) 役
映美くららさん(大崎役)≫大河ドラマ初出演
11代将軍・徳川家斉の乳母・大崎を演じるのは、映美くらら(えみくらら)さんです。
映美くららさんは、1979年生まれ。元宝塚歌劇団月組トップ娘役。宝塚歌劇団に85期生として入団され、入団3年目にして月組トップ娘役に就任されるスピード昇格が話題となりました。宝塚歌劇団を退団後、朝ドラ『純と愛』、『相棒』、『家政夫のミタゾノ』に出演されるなど活躍されています。
吉沢悠さん’松本秀持役)≫大河ドラマ2作目
印旛沼や手賀沼の干拓事業やなどに尽力した松本秀持を演じるのは、吉沢悠(よしざわひさし)さんです。吉沢悠さんは1978年生まれ、東京出身。2006年、それまでの吉沢悠(よしざわゆう)の芸名から本名の「ひさし」さんに変更されて、活動されています。大河ドラマは『平清盛』に出演されました。
大河ドラマは
『平清盛(2012年)』藤原成親 役
矢本悠馬さん(佐野政言役)≫大河ドラマ3作目
佐野政言を演じるのは、矢本悠馬(やもとゆうま)さんです。矢野さんは、1990年生まれ。京都出身。2003年、映画「ぼくんち」で子役デビュー、その後朝ドラ『てるてる家族』に出演しますが、中高は芸能生活から離れます。2010年、劇団「大人計画」に研究生として参加。俳優業に復帰されます。
大河ドラマは『真田丸』、『おんな城主 直虎』に出演されました。
大河ドラマは
『真田丸(2016年)』六郎 役
『おんな城主 直虎(2017年)』中野直之 役
相島一之さん(松平康福役)≫大河ドラマ6作目
老中・松平康福を演じるのは、相島一之(あいじまかずゆき)さんです。相島さんは1961年生まれ。埼玉県出身。大学在学中に劇団「テアトルジェンヌ」に入団し、役者人生をスタート。その後、三谷幸喜さん主宰の劇団「東京サンシャインボーイズ」に入団。三谷さんが脚本を担当する作品をはじめ、数多くの話題作に出演されています。
NHK大河ドラマは、『新選組!』、『平清盛』、『花燃ゆ』、『おんな城主 直虎』、『鎌倉殿の13人』と5作品に出演されています。
大河ドラマは
『新選組!(2004年)』新見錦 役
『平清盛(2012年)』藤原兼実 役
『花燃ゆ(2015年)』鈴木栄太郎 役
『おんな城主 直虎(2017年)』山村修理 役
『鎌倉殿の13人(2022年)』運慶 役
石坂浩二さん(松平武元役)さん≫大河ドラマ12作目
老中の筆頭・松平武元を演じるのは、大河ドラマの大御所・石坂浩二(いしざかこうじ)さんです。石坂さんは1941年生まれ、東京出身。慶應大学在学中にドラマ『七人の刑事』でデビュー、劇団四季に入団され、市川崑監督の映画『犬神家の一族』で金田一耕助役を務め話題となる。俳優のほか、脚本家、画家としても活躍されています。
大河ドラマは、第一作の『花の生涯』から始まり、実に11作に出演されています。『天と地と』『元禄太平記』『草燃える』では主演を務められました。大河ドラマ以外にもNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』など出演作多数。
大河ドラマは
『花の生涯(1963年)』
『赤穂浪士(1964年)』
『太閤記(1965年)』石田三成
『天と地と(1969年)』 主演・上杉謙信
『元禄太平記(1975年)』主演・柳沢吉保
『草燃える(1979年)』W主演・源頼朝
『徳川家康(1983年)』納屋蕉庵
『八代将軍吉宗(1995年)』間部詮房
『元禄繚乱(1999年)』吉良義央
『新選組!(2004年)』佐久間象山
『江〜姫たちの戦国〜(2011年)』千利休
市原隼人さん(鳥山検校役)≫大河ドラマ3作目
瀬川を身請けした盲目の大富豪・鳥山検校を演じるのは、市原隼人(いちはらはやと)さんです。市原さんは1987年生まれ。神奈川県出身。市原さんは小学校5年のときにスカウトされて芸能界デビューしました。「WATER BOYS2」、「ROOKIES」など話題作に出演されました。
大河ドラマは、『女城主 直虎』、『鎌倉殿の13人』に出演されました。『女城主直虎』では美しい僧侶を、『鎌倉殿の13人』では共演の山本耕史さんと共にストイックに鍛え上げられた肉体美が話題になりました。
大河ドラマは
『おんな城主 直虎(2017年)』 傑山 役
『鎌倉殿の13人(2022年)』八田知家役
井之脇海さん(新之助役)さん≫大河ドラマ4作目
平賀源内と行動を共にする浪人・新之助を演じるのは、井之脇海(いのわきかい)さんです。井之脇さんは1995年生まれ。神奈川県出身。9歳の頃に劇団ひまわりに入団して芸能活動をスタート。その後、大学で演技以外の撮影技術を学び、脚本・監督・出演を務め2本の短編映画を製作されました。
大河ドラマは『平清盛』、『おんな城主 直虎』、『いだてん〜東京オリムピック噺〜』に出演。朝ドラも『ごちそうさん』、『ひよっこ』、『ちむどんどん』と数多くの作品に出演されています。
大河ドラマは
『平清盛(2012年)』平維盛 役
『おんな城主 直虎(2017年)』小野万福 役
『いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年)』坂井義則 役
飯島直子さん(ふじ役)さん≫大河ドラマ初出演。
蔦屋重三郎の義理の母であり、駿河屋の女将・ふじを演じるのは、飯島直子(いいじまなおこ)さんです。飯島さんは1968年生まれ。神奈川県出身。モデルとしてデビューされて以後、ドラマ、バラエティー番組、CMなどにも出演されています。大河ドラマは初出演です。
珠城りょうさん(とよしま役)≫大河ドラマ初出演
松葉屋で、番頭新造・とよしまを演じるのは、珠城りょう(たまきりょう)さんです。珠さんは1988年生まれ。愛知県出身。2008年、宝塚歌劇団に94期生として入団。2016年、月組男役のトップスターに就任。2021年に退団後、芸能活動をスタート。『VIVANT』、『アンチヒーロー』など、話題作に出演されています。
徳井優さん(藤八役)さん≫大河ドラマ9作目
江戸の地本問屋・鱗形屋孫兵衛を支える番頭・藤八を演じるのは、徳井優(とくいゆう)さんです。徳井さんは1959年生まれ。大阪府出身。1979年デビュー後「引越しのサカイ」のCMで大ブレイクされました。
大河ドラマは、『利家とまつ』、『義経』、『功名が辻』、『篤姫』、『平清盛』、『西郷どん』、『青天を衝け』、『光る君へ』と実に8作品に出演。朝ドラも『ごちそうさん』、『エール』、『カムカムエヴリバディ』ほか多数出演されています。スペシャルドラマ『坂の上の雲』での巡査役も印象的です。
大河ドラマは
『利家とまつ〜加賀百万石物語〜(2002年)』くじら屋権太 役
『義経(2005年)』堀親家 役
『功名が辻(2006年)』田中孫作 役
『篤姫(2008年)』伊東玄朴 役
『平清盛(2012年)』茂貞(常盤御前の父) 役
『西郷どん(2018年)』山田為久 役
『青天を衝け(2021年)』折田要蔵 役
『光る君へ(2024年)』大野国勝 役
三浦獠太さん(鱗形屋長兵衛役)≫大河ドラマ初出演
鱗形屋孫兵衛の長男・鱗形屋長兵衛を演じるのは、三浦獠太(みうらりょうた)さんです。三浦さんは1997年生まれ。父はプロサッカー選手の三浦知良さん、母はモデルの三浦りさ子さんです。俳優・北村匠海さんとは遠縁の親戚です。2019年芸能界デビューし、朝ドラ『ブギウギ』など、数多くの作品に出演されています。大河ドラマは初出演です。
前野朋哉さん(勝川春章役)≫大河ドラマ2作目
のちに葛飾北斎の師匠となる勝川春章を演じるのは、前野朋哉(まえのともや)さんです。前野さんは1986年生まれ。岡山県出身。大学生の時に先輩である石井裕也監督作品の『剥き出しにっぽん』に照明助手、役者で参加。その後、俳優として活動の幅を広げられています。
大河ドラマは『八重の桜』に出演されています。
大河ドラマは
『八重の桜 (2013年)』山路愛山 役
鉄拳さん(礒田湖龍斎役)さん≫大河ドラマ初出演
絵師・礒田湖龍斎(いそだこりゅうさい)を演じるのは、お笑い芸人でイラストレーターの鉄拳(てっけん)さんです。鉄拳さんは1972年生まれ。長野県出身。1997年以降「めちゃ×2イケてるッ!」や「爆笑オンエアバトル」で人気を博します。吉本興業に移籍後、パラパラ漫画家としても活躍の場を広げられています。大河ドラマは初出演です。
落合モトキさん(清水重好役)≫大河ドラマ初出演
10代将軍・徳川家治の弟・清水重好を演じるのは、落合モトキ(おちあいもとき)さんです。落合さんは1990年生まれ。東京都出身。4歳から子役として芸能界デビュー。その後、バラエティーやドラマなど数多くの作品に出演されています。朝ドラは『こころ』、『あまちゃん』、『らんまん』に出演。大河ドラマは初出演です。
宮尾俊太郎さん(田沼意致役)≫大河ドラマ初出演
徳川家基の西の丸目付・田沼意致(たぬまおきむね)を演じるのは、バレエダンサーで、俳優の宮尾俊太郎(みやおしゅんたろう)さんです。宮尾さんは1984年生まれ。北海道出身。2004年から2020年まで熊川哲也さん主催のKバレエカンパニーに在籍。2015年からはプリンシパルとしてほぼすべての作品に主演。2014年、Ballet Gents(バレエジェンツ)を結成し、演出・振付を手掛けておられます。
2010年、「ヤマトナデシコ七変化」でドラマ初出演以来、「下町ロケット」、「アンチヒーロー」など話題作に出演されています。NHK大河ドラマは初出演です。
花總まりさん(宝蓮院役)さん≫大河ドラマ2作目
田安賢丸の母・宝蓮院を演じるのは、花總まり(はなふさまり)さんです。花總さんは1973年生まれ。元宝塚歌劇団宙組・雪組トップ娘役。退団後、2010年より本格的に芸能活動を再開され、舞台やドラマ、CMなどで活躍されています。
大河ドラマは『おんな城主 直虎』に続く2作目の出演です。
大河ドラマは
『おんな城主 直虎(2017年)』佐名 役
安田顕さん(平賀源内役)≫大河ドラマ2作目
平賀源内を演じるのは、安田顕(やすだけん)さんです。「ヤスケン」の愛称で親しまれている安田さんは1973年生まれ。北海道出身。1996年、演劇研究会の後輩・大泉洋さん達と、演劇ユニット「TEAM NACS」を結成。「水曜日どうでしょう」で人気を博しました。映画「ホタルノヒカリ」、テレビドラマ「下町ロケット」、「大奥」など数多くの作品に出演。
朝ドラは『瞳』、『なつぞら』に出演され、大河ドラマは『功名が辻』に続く2作目です。
大河ドラマは
『功名が辻(2006)』宇喜多秀家 役
冨永愛さん(高岳役)≫大河ドラマ初出演
大奥の総取締・高岳を演じるのは、日本を代表するトップモデル冨永愛(とみながあい)さんです。冨永さんは1982年生まれ。神奈川県出身。15歳の時に雑誌「プチセブン」でモデルデビュー。17歳のときに、雑誌「ヴォーグ」の表紙を飾り、本格的に世界で活躍します。また、テレビドラマ「大奥」、「ドクターX~外科医・大門未知子~」など数多くの作品にも出演。大河ドラマは初出演です。
原田泰造さん(三浦庄司役)さん≫大河ドラマ4作目
農民から田沼家の用人になった三浦庄司を演じるのは、お笑いトリオ「ネプチューン」のボケ担当・原田泰造(はらだたいぞう)さんです。原田さんは1970年生まれ。広島県出身。お笑いだけではなく、俳優やタレントとしても幅広く活躍されています。
NHK大河ドラマは『篤姫』で大久保利通、『龍馬伝』で近藤勇とキーパーソンを演じ、『花燃ゆ』にも出演されました。
大河ドラマは
『篤姫(2008年)』大久保利通 役
『龍馬伝(2010年』近藤勇 役
『花燃ゆ(2015年)』杉民治 役
風間俊介さん(鶴屋喜右衛門役)≫大河ドラマ3作目
地本問屋・鶴屋喜右衛門を演じるのは、風間俊介(かざましゅんすけ)さんです。風間さんは1983年生まれ。東京都出身。1997年の芸能界デビュー後、数多くのドラマ、映画、バラエティーなど幅広く活躍されています。大河ドラマは『西郷どん』、『麒麟がくる』に出演されました。『麒麟がくる』でナイーブな徳川家康を演じられたのが印象的でした。
大河ドラマは
『西郷どん(2018年)』橋本左内 役
『麒麟がくる(2020年)』徳川家康 役
安達祐実さん(大黒屋の女将・りつ役)≫大河ドラマ3作目
吉原を取りまとめる女郎屋・大黒屋の女将・りつを演じるのは、安達祐実(あだちゆみ)さんです。安達さんは1981年生まれ。東京都出身。2歳で子役としてデビュー。1994年ドラマ「家なき子」で人気を博した後、ドラマ「ナースのお仕事」をはじめとする話題作に多数出演されています。
大河ドラマは、『琉球の風』、『元禄繚乱』に出演されました。
大河ドラマは
『琉球の風(1993年)』清水美矢
『元禄繚乱(1999年)』お軽
愛希れいかさん(朝顔役)≫大河ドラマ2作目
幼い頃の蔦屋重三郎と花の井に赤本(子供用の絵本)を読み聞かせる元・松葉屋の高級女郎・朝顔を演じるのは、愛希れいか(まなきれいか)さんです。愛希さんは1991年生まれ。福井県出身。元宝塚歌劇団月組トップ娘役。2009年、宝塚歌劇団に95期生として入団、男役から娘役に転向したのち「アルジェの男」で初ヒロインに抜擢。2018年「愛聖女(サントダムール)」では、娘役としては異例の宝塚バウホール公演初主演を務められました。退団後はテレビドラマ、舞台やCMなど幅広く活躍されています。
大河ドラマは『青天を衝け』につづく2作目の出演です。
大河ドラマは
『青天を衝け(2021年)』井上武子
木村了さん(平秩東作役)≫大河ドラマ3作目
平賀源内の商売仲間であり、戯作者、狂歌師の平秩東作(へづつとうさく)を演じるのは、木村了(きむらりょう)さんです。木村さんは1988年生まれ。東京都出身。2002年、第15回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで審査員特別賞を受賞したのをきっかけに芸能界デビュー。ドラマ「WATER BOYS2」以降、数多くの作品に出演されています。
大河ドラマは『風林火山』、『麒麟がくる』に続く3作目です。
大河ドラマは
『風林火山(2007年)』武田義信 役
『麒麟がくる(2020年)』 織田信勝 役
福原遥さん(誰袖役)≫大河ドラマ初出演
大文字屋の遊女であり、吉原を代表する花魁になる誰袖(たがそで)を演じるのは、福原遥(ふくはらはるか)さんです。福原さんは1998年生まれ。埼玉県出身。2005年ドラマ「恋の時間」で子役デビュー。2009年、子供向け料理番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の主役・まいんを演じて人気を博しました。ドラマ以外に声優やモデルとしても活躍されています。大河ドラマは初出演です。
山村紅葉さん(しげ役)≫大河ドラマ初出演
誰袖のお目付け役・しげを演じるのは、山村紅葉(やまむらもみじ)さんです。山村さんは1960年生まれ。京都出身。母は小説家の山村美紗さんです。「山村美紗サスペンス」など、山村美紗さん原作のドラマに数多く出演されているほか、バラエティ番組、吹き替え、CMなど幅広く活躍されています。
大河ドラマは初出演です。
橋本愛さん(てい役)≫大河ドラマ4作目
蔦屋重三郎の妻・ていを演じるのは、橋本愛(はしもとあい)さんです。橋本さんは1996年生まれ。熊本県出身。2008年「HUAHUAオーデション」でグランプリを獲得され芸能界デビュー。朝ドラ「あまちゃん」をはじめ数多くのドラマや映画に出演。実力派女優として幅広く活躍されています。
大河ドラマは『西郷どん』、『いだてん〜東京オリムピック噺〜』、『青天を衝け』に出演されました。
大河ドラマは
『西郷どん(2018年)』須賀 役
『いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年)』小梅 役
『青天を衝け(2021年)』 渋沢(尾高)千代 役
脚本・森下佳子さんのコメント
『べらぼう』の脚本を手掛けるのは森下佳子さん。大河ドラマの脚本は8年ぶり2回目です。連続テレビ小説「ごちそうさん」、TBS「JIN―仁―」「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人~」、NHKドラマ10「大奥」などを手掛けられました。
『べらぼう』制作発表会見での、森下さんのコメントをご紹介します↓
「(チーフ・プロデューサーは)どうかしてるんじゃないかと思った。2時間じゃなくて50時間もかけてやると言う。合戦もない、もちろん天下もとらないし非業の死を遂げるわけでもない、畳の上で脚気で死ぬ本屋のおっちゃんの人生を。『何やるねん』……きっと、のっけはそういう印象を持たれるんだろうなぁと覚悟している。だって、私もそう思ったから」
「でも、『戦』がなくなった時代だからこそ、いかに生きるかどう生きるか、己の価値、地位、富の有無、誇りのありどころ、そんなものが新たな『戦』としておもむろに頭をもたげだした。それがつた重の生きた時代だ。そのうねりの只中で、波を読み、波に乗り、あまつさえ作り出し、そして呑まれた、つた重。その彼が溺れもがく中で最後に世に放ったのが『写楽画』と言う謎の産物なのだ。そこには一体どんな思い、どんな意味があったのか……。きっと明確な答えは存在しない。現実の所業であるかぎり、理由は一つなんてことも考えにくいだろう。でも、だからこそ、興味は尽きるところがない。つまり夢中だ」
2023年4月23日、「べらぼう」制作発表会見より
『べらぼう』のあらすじ
18世紀半ば、人口100万超の江戸。蔦屋重三郎(横浜流星さん)は吉原の貧しい家庭に生まれ、幼くして両親と離れ、養子として育つ。
彼は貸本屋から書籍の編集・出版業を始め、田沼意次(渡辺謙さん)の自由な政策のもとで江戸文化が栄える中、多くの文人と交流。33歳で日本橋に店を構え、「黄表紙本」で成功し“江戸の出版王”となる。
喜多川歌麿、葛飾北斎などの才能を見出すが、田沼失脚後の寛政の改革で弾圧を受け、財産を没収される。
さらに追放や処罰が続く中、反権力を貫きながら執筆を続けるが病に侵される。最期が近づく中でも、彼は「写楽」という壮大なエンターテインメントを生み出すのだった。
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『べらぼう』基本情報
作品名 | べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 |
英語タイトル | 「UNBOUND」 |
脚本 | 森下佳子 |
制作統括 | 藤並英樹、石村将太 |
プロデューサー | 松田恭典、藤原敬久、積田有希 |
演出 | 大原 拓、深川貴志、小谷高義、新田真三、大嶋慧介 |
音楽 | ジョン・グラム |
テーマ音楽演奏 | NHK交響楽団 指揮:下野竜也 |
キャスト | 蔦屋重三郎:横浜流星 田沼意次:渡辺謙 喜多川歌麿:染谷将太 田沼意知(おきとも):宮沢氷魚 鱗形屋孫兵衛(うろこがたや まごべえ):片岡愛之助 花の井(はなのい) / 五代目瀬川 (せがわ):小芝風花 駿河屋:高橋克実 次郎兵衛:中村蒼 松葉屋(まつばや):正名僕蔵 扇屋(おうぎや):山路和弘 大文字屋:伊藤淳史 半次郎:六平直政 西村屋与八:西村まさ彦 平沢常富( つねまさ) / 朋誠堂喜三二(ほうせいどう きさんじ):尾美としのり 北尾重政:橋本淳 小泉忠五郎:芹澤興人 留四郎(とめしろう):水沢林太郎 須原屋市兵衛:里見浩太朗 長谷川平蔵:中村隼人 一橋治済(はるさだ):生田斗真 徳川家治:眞島秀和 知保の方:高梨臨 徳川家基(いえもと):奥智哉 田安賢丸(まさまる):寺田心 大崎:映美くらら 松本秀持(ひでもち):吉沢悠 佐野政言(まさこと):矢本悠馬 松平康福(やすよし):相島一之 松平武元(たけちか):石坂浩二 鳥山検校(とりやま けんぎょう):市原隼人 新之助:井之脇海 ふじ:飯島直子 とよしま:珠城りょう 藤八:徳井優 鱗形屋長兵衛(うろこがたや ちょうべえ):三浦獠太 勝川春章(しゅんしょう):前野朋哉 礒田湖龍斎(いそだ こりゅうさい):鉄拳 清水重好:落合モトキ 田沼意致(おきむね):宮尾俊太郎 宝蓮院(ほうれんいん):花總まり 平賀源内:安田顕 高岳(たかおか):冨永愛 三浦庄司:原田泰造 鶴屋喜右衛門(つるや きえもん):風間俊介 りつ:安達祐実 朝顔:愛希れいか 平秩東作(へづつ とうさく):木村了 誰袖(たがそで):福原遥 しげ:山村紅葉 てい:橋本愛 いね:水野美紀 うつせみ:小野花梨 きく:かたせ梨乃 志津山:東野絢香 ちどり:中島瑠菜 松の井(まつのい):久保田紗友 ほか |
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英語タイトル「UNBOUND」の意味
「UNBOUND」とは、「解放された」「とらわれない」という意味です。
身分や出自にとらわれず、慣例に縛られない“べらぼうな”生きざまを見せた蔦屋重三郎を表現する言葉であるとともに「UNBOUND」には「未製本」という意味もあり、出版業を営なみ、やがて浮世絵や本の文化を発展させていく蔦重をイメージさせる言葉でもあります。
まとめ
2024年大河ドラマ『べらぼう』は、続々と新キャストが発表され、撮影も着々と進行しています。
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本ページの情報は2024年10月時点のものです。最新の情報はU-NEXTサイトでご確認ください。
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