NHKが過去に放送した大河ドラマを、もう一度楽しめるのが「大河ドラマアンコール」です。2014年に『独眼竜政宗』で試験的に始まり、2016年からは毎年続く人気企画となりました。
放送は BSP4KとBS101 を中心に行われ、1作品を約1年かけてじっくり再放送。最新の大河と並行して楽しめるため、「当時は見られなかった」「もう一度じっくり観たい」という声に応える人気放送枠です。
この記事では
・歴代の大河ドラマアンコールで放送された作品は?
・通常の大河ドラマとアンコール放送との関係は?
・人気作品の特徴は?
・今後、大河ドラマアンコールで期待される作品は?
について知りたいあなたに分かりやすくお届けします。

大河ドラマは「NHKの番組」と言う概念を超えた、後世に伝えていきたい映像作品だと管理人は思います。今後も「アンコール放送」形で、常に視聴者の目に触れられるようにお願いしたいです。
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歴代の大河ドラマアンコール作品一覧(年度順)
まずは大河ドラマアンコールで放送された作品を放送年度順に並べてみます。
・2026年4月~ 発表待ち
・2025年4月~ 『八重の桜』
・2025年 『独眼竜政宗』(2回目)
・2024年 『篤姫』
・2023年 『おんな太閤記』
・2022年 『黄金の日日』
・2021年 『太平記』
・2019年 『葵 徳川三代』
・2018年 『軍師官兵衛』
・2017年 『風林火山』
・2016年 『武田信玄』
・2014年 『独眼竜政宗』

歴代視聴率ナンバーワン1の『独眼竜政宗』が二回アンコール放送されているのは大納得です。
さらに、通常放送とアンコールを並べて整理すると、放送時期の工夫がよく分かります。
歴代の通常放送とアンコール放送の因果関係
2014年にスタートした「大河ドラマアンコール」の放送。2014年スタート以降の歴代の通常・大河ドラマと、アンコール放送された大河ドラマを一覧表にしました。

2014年に試験的にアンコール放送をスタート、2015年はせず、視聴者からの要望に応えて2016年からはアンコール放送が継続しています。それと、BSのチャンネル数が増えたので、新しいドラマを作るのが追いつかず、良質な大河ドラマをアンコール放送しているとも考察します。
人気の大河ドラマアンコール作品の特徴
ここまでのラインナップを見ていくと、いくつかの傾向が見えてきます。
- 戦国大河が多い … 『独眼竜政宗』『武田信玄』『軍師官兵衛』『黄金の日日』など
- 女性主人公作品も人気 … 『篤姫』『八重の桜』
- 通常大河と時代がかぶらないように選ばれている……傾向があります。
つまり「戦国の鉄板人気」と「女性主人公の存在感」、そして「本放送とのバランス」が選定ポイントになっていると考えられます。
通常大河とアンコール放送との「時代」相関関係。
通常放送とアンコール放送は「時代をずらす」工夫が多いようです。
ただし、2023年の『どうする家康』と『おんな太閤記』のように、同じ安土桃山期でも主人公を変えて住み分けたケースもありました。先ほどご紹介した一覧表に時代を入れてみます。
年度 | 通常放送 | アンコール放送 |
---|---|---|
2026年 | 豊臣兄弟 (安土桃山) | 八重の桜 (幕末~明治) |
2025年 | べらぼう (江戸時代) | 独眼竜政宗 (安土桃山~江戸) |
2024年 | 光る君へ (平安時代) | 篤姫 (江戸~幕末) |
2023年 | どうする家康 (安土桃山~江戸) | おんな太閤記 (安土桃山~江戸) |
2022年 | 鎌倉殿の13人 (平安~鎌倉) | 黄金の日々 (安土桃山) |
2021年 | 青天を衝け (幕末明治大正) | 太平記 (室町) |
2020~21年 | 麒麟がくる (安土桃山) | 太平記 (室町) |
2019年 | いだてん (明治~昭和) | 葵徳川三代 (江戸) |
2018年 | 西郷どん (幕末) | 軍師官兵衛 (安土桃山~江戸) |
2017年 | おんな城主直虎 (安土桃山~江戸) | 風林火山 (安土桃山) |
2016年 | 真田丸 (安土桃山~江戸) | 武田信玄 (安土桃山) |
2015年 | 花燃ゆ (幕末) | アンコール放送なし |
2014年 | 軍師官兵衛 (安土桃山~江戸) | 独眼竜政宗 (安土桃山~江戸) |
図にあらわすと↓になります。赤い枠で囲んでいる作品が、大河ドラマアンコールで放送された作品です。

人気の戦国時代が舞台のドラマが大半を占めていることが分かります。大河ドラマならではの大規模な野外ロケや「神は細部に宿る」を象徴するかのような甲冑、衣装、美術、その他の小道具。重厚でアカデミックな「大河らしい大河ドラマ」を見たい視聴者の期待に応えてのセレクトだということが実感できます。

2025年の大河ドラマアンコールは2014年に続いて2度目の『独眼竜政宗』です。通常放送の『べらぼう 蔦重栄華乃夢噺』にも田沼意次役で、2025年1月放送の『TRUE COLORS(トゥルー カラーズ』にも渡辺謙さんが出演されていたので、2025年はNHKのどのチャンネルをつけても渡辺謙さんがいらっしゃいました。
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今後、大河ドラマアンコールで期待される作品は?
これまで大河ドラマアンコールで放送されていない注目作として、次の作品が候補に挙げられます。
- 『八代将軍 吉宗』(1995年、西田敏行さん主演)
- 『おんな城主 直虎』(2017年、柴咲コウさん主演)
- 『真田丸』(2016年、堺雅人さん主演)
- 『花燃ゆ』(2015年、井上真央さん主演)
- 『平清盛』(2012年、松山ケンイチさん主演)
最新の予想についてはこちらで解説しています → 大河ドラマアンコール「八重の桜」の次は?2026年予想
大河ドラマアンコールでの放送を見逃した場合の視聴方法
アンコール放送を見逃した場合は、U-NEXTのNHKオンデマンドでの視聴が便利です。
- アンコール放送中の作品
- 最新の大河(放送7日後に配信)
- 関連番組
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大河ドラマアンコールについてよくある質問
- Q大河ドラマアンコールとは何ですか?
- A
NHK BS(BSP4K・BS101)で過去の大河ドラマを約1年かけて再放送する企画です。2014年に『独眼竜政宗』で始まり、現在も継続しています。
- Qいつ放送されていますか?
- A
主に毎週日曜の午前中と、平日の再放送枠で視聴できます。放送年や作品ごとに放送時間が変わる場合があるため、最新のNHK番組表をご確認ください。
- Qアンコール放送はどの作品が選ばれるのですか?
- A
戦国大河や女性主人公作品が多く選ばれ、通常の大河ドラマと時代が重ならないように配慮されています。
- Q放送を見逃した場合はどうすればいいですか?
- A
NHKオンデマンドで配信されています。U-NEXT経由なら「NHKまるごと見放題パック」を利用して、アンコール作品も通常放送もまとめて視聴可能です。
まとめ
「大河ドラマアンコール」は、名作を新しい世代に伝える架け橋。戦国の迫力、女性主人公の力強さ、そして通常放送との時代バランス。歴代作品を振り返ると、その工夫がよく見えてきます。
この記事では
・歴代の大河ドラマアンコールで放送された作品は?
・通常の大河ドラマとアンコール放送との関係は?
・人気作品の特徴は?
・今後、大河ドラマアンコールで期待される作品は?
について分かりやすくお届けしました。
次のアンコール作品は、BSプレミアム4Kで2026年4月から。どの名作がバトンを受け継ぐのか、発表が楽しみですね。
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