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【光る君へ】ネタバレあらすじ&みどころ!最終話までわかりやすく!放送日程も紹介!2024年大河ドラマ

「光る君へ」最終話までわかりやすいネタバレあらすじまとめ 光る君へ
「光る君へ」ネタバレあらすじとみどころ

2024年1月7日に放送がスタートした大河ドラマ『光る君へ』。

この記事では「光る君へ」の1話からのネタバレあらすじをまとめています。今までのストーリーのイッキ見にお役立てください。

今年はパリ五輪が開催されますね。「光る君へ」は全何話になるの?最終回の放送日はいつ?についてもご紹介しています。あわせてご覧ください。

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  1. 『光る君へ』のネタバレあらすじを最新話まで全話ご紹介します。
  2. 光る君へ 第1話「約束の月」1月7日放送
  3. 光る君へ 第2話「めぐりあい」1月14日放送
  4. 光る君へ 第3話「謎の男」1月21日放送
  5. 光る君へ 第4話「五節の舞姫」1月28日放送
  6. 光る君へ 第5話「告白」2月4日放送
  7. 光る君へ 第6話「二人の才女」2月11日放送
  8. 光る君へ 第7話「おかしきことこそ」2月18日放送
  9. 光る君へ 第8話「招かれざる者」2月25日放送
  10. 光る君へ 第9話「遠くの国」3月3日放送
  11. 光る君へ 第10話「月夜の陰謀」3月10日放送
  12. 光る君へ 第11話「まどう心」3月17日放送
  13. 光る君へ 第12話「思いの果て」3月24日放送
  14. 光る君へ 第13話「進むべき道」3月31日放送
  15. 光る君へ 第14話「星落ちてなお」4月7日放送
  16. 光る君へ 第15話「おごれる者たち」4月14日放送
  17. 光る君へ 第16話「華の影」4月21日放送
  18. 光る君へ 第17話「うつろい」4月28日放送
  19. 光る君へ 第18話「岐路」5月5日放送予定
  20. 光る君へ 第19話「放たれた矢」(5月12日放送予定)
  21. 光る君へ 第20話「望みの先に」(5月19日放送)
  22. 光る君へ 第21話「旅立ち」(5月26日放送)
  23. 光る君へ 第22話「越前の出会い」(6月2日放送)
  24. 光る君へ 第23話「雪の舞うころ」(6月9日放送)
  25. 光る君へ 第24話「忘れえぬ人」(6月16日放送)
  26. 光る君へ 第25話「決意」(6月23日放送)
  27. 光る君へ 第26話「いけにえの姫」6月30日放送
  28. ※7月7日「都知事選開票速報」のため、放送お休み※
  29. 光る君へ 第27話「宿縁の命」7月14日放送
  30. 光る君へ 第28話「一帝二后」7月21日放送
  31. 「光る君へ」最終回はいつ?全何話?オリンピックに関連して放送日程も大予想!
    1. 光る君へ 第29話(7月28日放送予定→パリオリンピックでお休み?)
    2. 光る君へ 第30話(8月4日放送予定→パリオリンピックでお休み?)
    3. 光る君へ 第31話(8月11日放送予定→パリオリンピックでお休み?)
    4. 光る君へ 第32話(8月18日放送予定)
    5. 光る君へ 第33話(8月25日放送予定)
    6. 光る君へ 第34話(9月1日放送予定→パラリンピックでお休み?)
    7. 光る君へ 第35話(放送日未定)
    8. 光る君へ 第36話(放送日未定)
    9. 光る君へ 第37話(放送日未定)
    10. 光る君へ 第38話(放送日未定)
    11. 光る君へ 第39話(放送日未定)
    12. 光る君へ 第40話(放送日未定)
    13. 光る君へ 第41話(放送日未定)
    14. 光る君へ 第42話(放送日未定)
    15. 光る君へ 第43話(放送日未定)
    16. 光る君へ 第44話(放送日未定)
    17. 光る君へ 第45話(放送日未定)最終話?
    18. 光る君へ 第46話
    19. 光る君へ 第47話
    20. 光る君へ 第48話
  32. 総集編全4章のあらすじと感想
  33. 「光る君へ」の見逃し、動画配信は?
  34. NHKオンデマンドを初月無料で試せるのはU-NEXT

『光る君へ』のネタバレあらすじを最新話まで全話ご紹介します。

吉高由里子さんが主人公の「まひろ/紫式部」を演じています。

脚本は大石静さん、豪華キャストが勢ぞろいです⇒キャスト一覧

それでは、1話からのあらすじをご紹介していきます。

ネタバレを含みますので、ご注意ください。

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光る君へ 第1話「約束の月」1月7日放送

【こちら↓は動画ですので、クリックされる前に通信環境をご確認下さい】

「源氏物語」の作者・紫式部の波乱の一代記。
下級貴族の藤原為時(岸谷五朗さん)は5年間官職に付けず、一家は困窮していた。為時の長女・まひろ(落井実結子さん)は、父が読む漢文を即座に覚えてしまう。「おまえが男であればなぁ」と父・為時に言わせるほど聡明な子どもだった。ある日、まひろの飼っていた小鳥が逃げ出し、探している時に三郎(木村皐誠さん)という少年と出会い、二人は打ち解けあうが…。

みどころ第1話からまさかの展開になりました。ラストシーンの残酷さにただ事ではないと感じた方も多いと思います。子役の落井実結子さんの慟哭が心に深く刻まれました。

光る君へ 第2話「めぐりあい」1月14日放送

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母の死から6年、まひろ(吉高由里子さん)は15歳となり成人の儀式を迎える。母・ちやはの死因を隠した父・為時(岸谷五朗さん)との関係は冷めきる中、まひろは代筆仕事に生きがいを感じている。

一方、道長(柄本佑さん)は官職を得て宮仕え。姉・詮子(吉田羊さん)が帝との間に皇子をもうけ、道長の一家は権力を拡大していた。道長の父・兼家(段田安則さん)はその権力をさらに強固なものにしようと道兼(玉置玲央さん)を動かし天皇が退位するよう陰謀を計る。

みどころ主演の吉高由里子さんと柄本佑さんがこの回から登場します。道長の兄・道兼(玉置玲央さん)と師貞親王(本郷奏多さん)のエキセントリックなキャラクターが際立って、ゾクッとしました。

光る君へ 第3話「謎の男」1月21日放送

【こちら↓は動画ですので、クリックされる前に通信環境をご確認下さい】

まひろ(吉高由里子さん)は自分のせいで検非違使に捕らえられた藤原道長(柄本佑さん)を心配。しかし、父・藤原為時(岸谷五朗さん)から謹慎を言い渡されているので、道長を探すことができないでいた。

その時、右大臣である道長の父・藤原兼家(段田安則さん)の指示で、道長の兄・道兼(玉置玲央さん)は女官を使って帝の食事に毒を仕込み、円融天皇(坂東巳之助さん)は急激に体が弱っていく。政権掌握を加速させたい兼家はライバルの左大臣家の動向を探るため、為時の発案で左大臣家での女子会にまひろを間者として送り込む。

みどころ謎の男は道長なのか直秀(毎熊克哉さん)なのか?セレブ女子会「偏継ぎ」でのまひろの空気読めない人ぶりと、倫子(黒木華さん)のマネジメント能力の違いが浮き彫りになりました。

光る君へ 第4話「五節の舞姫」1月28日放送

【こちら↓は動画ですので、クリックされる前に通信環境をご確認下さい】

互いに身分を偽ってきたまひろ(吉高由里子さん)と道長(柄本佑さん)だったが、まひろはついに素性を明かす。道長も真実を語ろうとするが…。その頃、円融天皇(坂東巳之助さん)の譲位を知った詮子(吉田羊さん)はねぎらいの挨拶のために円融天皇に謁見するが、思いもよらぬ嫌疑をかけられる。ある日、まひろは倫子(黒木華さん)からの依頼で、即位した花山天皇(本郷奏多さん)の前で五節の舞を披露する舞姫に選ばれる。そこでまひろは驚愕(がく)の真実を知ることに…。

みどころまるで映画のワンシーンのような「五節の舞」シーンのすばらしさを味わってください。譲位した円融天皇と最後まで心を通わせることができなかった詮子の絶望と孤独感は計り知れないモノがあります。

光る君へ 第5話「告白」2月4日放送

ふりかえり動画はこちらから↓

道長(柄本佑さん)が右大臣家の子息であり、6年前に母を手にかけた道兼(玉置玲央さん)の弟であることを知ったまひろ(吉高由里子さん)はショックで寝込んでしまう。まひろを心配したいと(信川清順さん)はおはらいを試みる。一方、まひろが倒れたことを聞いた道長は自らの身分を偽ったことを直接会って説明したいとまひろに文をしたためる。直秀(毎熊克哉さん)の導きでようやく再会することができたまひろと道長だったが…

みどころ6年前の驚愕の事実を道長に告白するのに、号泣するまひろが可哀そうでしかたなかったです。兄・道兼に憤る道長の姿を見て高笑いする父・兼家が恐ろしい回でした。

光る君へ 第6話「二人の才女」2月11日放送

ふりかえり動画はこちらから↓

まひろ(吉高由里子さん)は道長(柄本佑さん)と距離を取るため、そのライバルの左大臣家で間者を続けることを決断する。一方、道長は道兼(玉置玲央さん)の口から、まひろの母の事件をもみ消したのが兼家(段田安則さん)であることを知り、一家が背負う闇の深さを改めて知る。そんな中、宮中で勢いを増す義懐(高橋光臣さん)一派に対抗するため、道隆(井浦新さん)は若い貴族たちを招いて漢詩の会を催すことに。参加を申し出たまひろだったが…

みどころ道兼を言い負かしたつもりが更に深い「一族の闇」に引きずり込まれる道長。漢詩の会では、初登場の清少納言/ききょうの物言いに爽やかさすら感じました。行成、斉信、道長、公任の漢詩と筆が一番の見どころ。道長とまひろ、抑えきれない思いが切ないです。

光る君へ 第7話「おかしきことこそ」2月18日放送

ふりかえり動画はこちらから↓

道長(柄本佑さん)からまひろ(吉高由里子さん)に和歌をしたためた文が届いた。『ちやはぶる神のいがきも越えぬべし大宮人の見まくほしさに』(訳:私は越えてはならない神社の垣根も踏み越えてしまいそうです。恋しいあなたにお会いしたくて)しかし、まひろはその恋文を燃やした。まひろは道長への思いを断ち切ろうと散楽の台本を作る。まひろの演目は評判を呼び大盛況に。しかし藤原家の武者たちが辻に駆けつけて大騒動になってしまう。まひろは倫子(黒木華さん)たちと道長や公任(町田啓太さん)たちが参加する打毬の見物に行く……。

みどころ打毬(だきゅう)での道長、直秀、公任の颯爽とした姿が若者らしくて実にカッコいいです。「雨世の品定め」トークを聞いてしまったまひろが、道長からの文を燃やしてしまい、思いを断ち切ろうとしてしまうのが見ていてハラハラします。倫子が可愛がっている小麻呂がまひろにもなついているのが見ていてほっこりします。

光る君へ 第8話「招かれざる者」2月25日放送

ふりかえり動画はこちらから↓

身分の差を超えて、不思議な縁で親しくなっていく道長と直秀。直秀は近々都を出るとまひろに話す。一方、花山天皇が重用する義懐の横暴を阻止しようとする関白、右大臣、左大臣の面々。右大臣・兼家(段田安則さん)は左大臣・雅信(益岡徹さん)に、道長(柄本佑さん)を倫子(黒木華さん)に婿入りさせて欲しいと持ちかける。その兼家が病に倒れる。安倍晴明の祈祷によると亡き忯子の霊がとりついているとのこと。母・ちやはを殺めた道兼が、為時のもとに現れ、父・兼家への思いを為時に話す。そして道兼は為時の家を訪れ、まひろと再会する…

みどころ突然家にやってきた道兼にまひろが琵琶を奏でます。最初はサスペンスなのかと手に汗握りますが、まひろが奏でる琵琶の音色に次第に悲しみが伝わってきて心に染みます。直秀の言葉と赤染衛門の言葉が金言です。道長の親世代の謀略に満ちた政がピークを迎えていて手に汗握る展開です。

光る君へ 第9話「遠くの国」3月3日放送

ふりかえり動画はこちらから↓

直秀を訪ねたまひろは盗賊団の一味とまちがわれ投獄されてしまいます。直秀たちが流罪になると知って道長はまひろに一緒に見送りに行こうと誘いますが、道長の気遣いが直秀たちを思わぬ結末に導いてしまう…。「すまない」と慟哭する道長。一方、内裏では兼家、安倍晴明の謀略が花山天皇を出家へと向かわせる。

みどころ貴族、貴族に仕える武者、仕える下人、そして直秀たち市井の人々。それぞれの価値観が全く違うので、道長が良かれと思って取った行動が全く逆に作用します。卯の刻(夜11~夜中1時)から、日が傾くまでの太陽の光とカラスの不気味さ、道長の場面でのチェロの響きが辛さを倍増させます。タイトルの「遠くの国」からはもっと前途洋々としたストーリー展開になると思っていたので、1話と同じく戦慄の展開に魂が持っていかれました。

光る君へ 第10話「月夜の陰謀」3月10日放送

ふりかえり動画はこちらから↓

悲しみと後悔に暮れる道長に、追い打ちをかけるように謀略の内幕が見えてくる。父・藤原兼家が倒れたのは安倍晴明が考えた「花山天皇を玉座から降ろす策略」、次男・道兼がまひろの父・為時に近づいたのも、この計略の一部だったのだ。花山天皇を退位させるための右大臣家の一世一代の謀略が始まる…

みどころ兼家率いる右大臣家の花山天皇出家への陰謀と、道長とまひろの文のやりとりからの思いがあふれて逢瀬へと…。「成就しない恋」なのに、二人の月明りのシーンが美しすぎて余計に悲しいです。10話「月夜の陰謀」が前半部分の一番の大きな山場です。

光る君へ 第11話「まどう心」3月17日放送

振り返り動画はこちらから↓

兼家(段田安則さん)の謀略により花山天皇(本郷奏多さん)が退位し、まひろの父・為時(岸谷五朗さん)は再び官職を失うことになります。まひろ(吉高由里子さん)は左大臣家の娘・倫子(黒木華さん)に父が復職できるよう口添えを頼みますが、摂政となった兼家の決定を覆すことはできないと断られます。諦めきれないまひろは兼家に直訴しにきますが…。一方、東三条殿では道隆(井浦新さん)の嫡男・伊周(三浦翔平さん)らも招いて宴が催され、兼家率いる一族が思うがままに政を操りはじめます。

みどころ道長とまひろがお互いから届いた文の字をなぞっているシーン。まひろが家の仕事に精を出している姿を道長が見つめるシーン。エレキギターの音色が二人の恋焦がれながらも「まどう」思いを奏でていて、見ていて歯がゆいです。即位式での衣装や高御座が中国の歴史大作を見ているようなのと、平成の即位の礼のテレビ中継と同じだったことに驚きました。さすが大河の制作スタッフさんです。

光る君へ 第12話「思いの果て」3月24日放送

ふりかえり動画はこちらから↓

為時の妾・なつめが臨終の前に一目娘・さわ(野村麻純さん)に会いたいと為時に懇願します。まひろがさわを呼びにいったのがきっかけで、さわはまひろの家に出入りするようになります。道長(柄本佑さん)の妾になることを断ったまひろ(吉高由里子さん)ですが、道長への思いを捨てきれずにいます。しかし、為時(岸谷五朗さん)が官職に復帰する目途もなく、生計を立てるためにまひろの婿を探すことを宣孝(佐々木蔵之介さん)が提案。その頃、まひろと決別した道長(柄本佑さん)はかねてから持ち上がっていた倫子(黒木華さん)との縁談を進めるよう兼家(段田安則さん)に話す。一方、姉の詮子(吉田羊さん)は、藤原家との因縁が深い明子(瀧内公美さん)と道長の縁談を進めようと図りますが…。そして、庚申の夜、文を受け取ったまひろは道長に会いに行きます。

みどころ父・為時のなつめへの優しさを見て、まひろは「妾でもいい」と思ったのかもしれません。ですが道長はすでに心を決めていました。道長の異母兄・道綱の言葉が重いです。「庚申待の夜」という千年以上続く風習も趣があります。すれ違う道長とまひろの心。二人の心の声を互いに聞かせてあげたくなります。「庚申待の夜」は本来、じっと家にいるはずなのですが、若くて気持ちのはやる道長は色々な行動に出て、それが色々な結果を招きます。これも使命?宿命なのでしょう。

光る君へ 第13話「進むべき道」3月31日放送

ふりかえり動画はこちらから↓

4年が過ぎ、道隆(井浦新さん)の娘・定子(高畑充希さん)が、元服してわずか20日後の一条天皇(柊木陽太さん)に入内する。兼家の息子たちの出世が目覚ましく、道隆たち中関白家が絶頂期を迎えている。しかし兼家(段田安則さん)の言動がおぼつかなくなり、次第に後継争いが始まろうとしていた。一方、為時(岸谷五朗さん)は官職を得られず、貧しい暮らしが続くまひろ(吉高由里子さん)は、婿取りではなく、働き口を見つけたいと思っている。ある日、さわ(野村麻純さん)と出かけた市で揉め事に巻き込まれたまひろ。文字が読めずに騙された親子を助けようとするのですが…。

みどころ兼家の後継者争いが表面化してきます。明子は憎い兼家からもらった扇でいよいよ兼家を呪詛するのでしょうか?そして兼家の考える「真の政」とは何かがはっきりわかる回です。ある意味一本筋が通っていて、代々引き継ぐ価値観を忠実に守ろうとする兼家はあっぱれだと感じます。一方でまひろと乙丸の町辻でのパフォーマンスがまるで散楽のようでほっこりします。

光る君へ 第14話「星落ちてなお」4月7日放送

ふりかえり動画はこちらから↓

仕え先を探すまひろ(吉高由里子さん)は、倫子との対面の後、土御門殿の廊下でに道長(柄本佑さん)と4年ぶりに再会する…。死期が迫った兼家(段田安則さん)は道長らを呼び、長男の道隆(井浦新さん)を後継者にすると告げる。汚れ仕事を一手に引き受けてきた次男・道兼(玉置玲央さん)は納得がいかず、激高する。やがて兼家が逝去。跡を継いだ道隆が摂政になり、独裁を始める。一方まひろは、たね(竹澤咲子さん)に読み書きを教えていたが、そこには厳しい現実が待ち受けていた。

みどころ兼家の最期のシーン。段田安則さんの鬼気迫る演技がすごいです。月の色の変化と兼家の顔に死相が浮かんでくるのがリンクしていてすごい映像です。明子の呪詛もオーバーラップしていて恐ろしさが100倍になります。その2人の穢れをもろともしない道長の行動に驚き、これこそ道長が上に立つ人材になっていく要因なのかもと感じました。後継者に指名されなかった道兼のキレぶりと、ききょう(清少納言)の突き抜け感も全てが振り切った感の14話です。

光る君へ 第15話「おごれる者たち」4月14日放送

ふりかえり動画はこちらから↓

道隆(井浦新さん)は、強引に定子(高畑充希さん)を中宮に、妹・詮子(吉田羊さん)を内裏の外へと追いやり、思うがままの政を行い始めた。父・兼家の喪に服さなかった道兼は道長の支えによって立ち直る道を模索する。二年後、一条天皇(塩野瑛久さん)は見目麗しく成長。独裁に拍車がかかった道隆は嫡男の伊周(三浦翔平さん)らに身内びいきの人事を行い、定子のために公費を投じ始める。道長(柄本佑さん)は兄のやり方に納得がいかない。伊周に挑発されて競った弓比べで、道長の潜在能力が頭角を現す。一方のまひろ(吉高由里子さん)は、弟の惟規が出世する道を切り開いたことを喜ぶ反面、自分は何も成していないと悶々とする。さわ(野村麻純さん)と近江の石山寺へと出かけたまひろは、思いもよらない人物との出会いが…。

みどころ伊周と道長の弓比べ。おぼっちゃま伊周の筋肉質な腕がとても魅力的。兄・道兼を励ましたり、道長の人柄と持って生まれた余裕が段々とにじみ出てきてます。清少納言が定子の美しさにロックオンされます。ここから定子一途の半生を歩んでいくことが容易に想像できる清少納言の目の輝きです。石山詣の装束やお参りの様子がとても興味深いです。寧子の言葉全てが金言です。心優しい道綱ですが、光源氏でもない、中途半端な行動です。うーむ。な言動をどう思われますか?

光る君へ 第16話「華の影」4月21日放送

ふりかえり動画はこちらから↓

石山寺からの帰路、思いがけずさわを傷つけていることを知り落胆するまひろ。一方、定子が住まう後宮のひとつ・登華殿は、若い公卿が集う場となっていた。ある日、関白家の嫡男・伊周(三浦翔平さん)や弟の(竜星涼さん)らが集い賑わうなか、一条天皇の母で内裏の外へ追い払われた詮子(吉田羊さん)が現れ、緊張が走る。その頃、京の近辺で流行り始めていた疫病はとうとう都中に蔓延していた。ある日、まひろが文字を教えていた少女・たね(竹澤咲子さん)が訪ねてきて、救護施設である悲田院に行った父母が返って来ないと助けを求める。そして悲田院に向かったまひろが見たものは・・・。

みどころ清少納言『枕草子』の「香炉峰の雪」の再現フィルムのような美しい映像美に感激します。その中で子供のようにはしゃぐ一条天皇、定子、公任、斉信の姿がまた若くて初々しいです。悲田院でまひろと再会し、発熱したまひろをお姫様抱っこする道長の様子がまるで韓ドラで、まひろを夜通し看病する姿は尋常ではない二人の結び付きを感じます。一条天皇と定子の美しく仲睦まじい姿もずっと見ていたいと思います。道兼の表情が穏やかになったのもみどころです。

光る君へ 第17話「うつろい」4月28日放送

ふりかえり動画はこちらから↓

悲田院で発熱したまひろ(吉高由里子さん)は道長に救われ一命をとりとめる。乙丸(矢部太郎さん)から道長(柄本佑さん)が夜通し看病してくれたことを知らされる。道長は民を救うべく疫病患者を収容する小屋を建てようとしていた。まひろは7年前の道長の言葉を思い出し、自分の生きる道を探り始める。その頃、道隆(井浦新さん)は体調を崩し衰弱し始める。定子(高畑充希さん)は兄・伊周(三浦翔平さん)が関白に準ずる職につけるよう一条天皇(塩野瑛久さん)に働きかける。対する詮子(吉田羊さん)は…。

みどころ道長が熱で倒れ込んだまひろを抱きかかえて馬に乗せ、一晩つきっきりで看病します。まるで韓ドラのような展開にテレビのこちら側からも「まひろ、逝くな。戻ってこい」と叫びたくなります。そしてそんな道長のまひろへの思いを見透かしている倫子(黒木華さん)の女の勘に驚きを隠せません。一方、道隆の最期は壮絶なモノで、2012年大河ドラマ『平清盛』で崇徳上皇を演じた時の井浦新さんを思い出します。道隆の付けた新しい年号が「長徳」ちょうとく、ちょうどく、長毒…とつながっていくのか。とビックリしました。そして一条天皇の聡明さも光る17話でした。

光る君へ 第18話「岐路」5月5日放送予定

ふりかえり動画はこちらから↓

道隆(井浦新さん)の死後、詮子は道兼を、定子は伊周を関白にと一条天皇(塩野瑛久さん)に迫る。一条天皇が決断を下し、次の関白にと命じたのは道兼(玉置玲央さん)だった。道兼は道長と手を携えて、民のための政をと奮起していたが、関白就任の日に倒れ、七日後にこの世を去る。その頃、為時(岸谷五朗さん)の屋敷にききょう(ファーストサマーウイカさん)がまひろ(吉高由里子さん)を訪ねてくる。次の関白は伊周(三浦翔平さん)か道長(柄本佑さん)かで内裏では話が持ち切りだと聞かされ…。夜、まひろが道長との思い出の場所へ行くと…

名セリフ道兼:父上に もはや恨みはない。されど、あの世の父上を驚かせるような政をしたいものだ。

みどころこの話あたりから道長とまひろの一組の男女の恋物語にとどまらず、もっと大きなうねりに展開していくことになります。ラストシーンで甘い展開をちょっと期待したのですが、もう次のフェーズに進んでいる道長とまひろの姿を見せつけれた気がしました。そして「七日関白」となった道兼の静かな姿を見ていると、父兼家(段田安則さん)の呪縛さえなければ、道兼は清廉潔白で真っ当な人生を歩めたかもしれないと改めて感じました。父よって歪んでしまった道兼。一方で、まひろの母・ちやはを殺めたという事実は消えないですが、道長と二人三脚で「民のための政」を目指す道兼の姿を見ていると「人は生まれ変われる」ということも実感しました。道長は兄の所業は許せないけれども、それでも兄という絆の部分で最後まで道兼を大事に思ったと感じました。

光る君へ 第19話「放たれた矢」(5月12日放送予定)

ふりかえり動画はこちらから↓

道長(柄本佑さん)が右大臣に任命され公卿の頂点に立つ。これを境に先を越された伊周(三浦翔平さん)との溝が深まっていく。一方まひろ(吉高由里子さん)は、ききょう(ファーストサマーウイカさん)の計らいでを登華殿へ。定子(高畑充希さん)との初対面に緊張する中、一条天皇(塩野瑛久さん)も現れ、まひろは自分の夢を一条天皇に伝える。ある夜、女に裏切られたと落ち込んで帰ってきた伊周を連れて、弟の隆家(竜星涼さん)は、女の家へ押しかけていく。しかしそこにいたのは出家した花山院(本多奏多さん)だった。そしてこれが大事件へと発展することに…。

名セリフ道長:身命を賭してお仕えいたす所存にございます。異なる道を歩みとうございます。

みどころまひろが清少納言に連れられて登華殿の廊下を歩く時の清少納言とまひろの十二単の衣擦れの音や、倫子と母・穆子の裾さばきの音、そして各シーンで流れるBGMがこれぞ「光る君へ」の真骨頂でした。F4(道長、公任、斉信、行成)4人の同窓会のようなシーンで蛍が舞っていたのも素敵でした。そして一条天皇の聡明で落ち着いた姿が印象的でした。独裁ではなく人任せでもなく、民のための政を行いたいと気高い理想を持っている一条天皇。公卿たちにも目配りして、定子のことも慈しみ、母・詮子のことも思いやる非の打ち所のない一条天皇の姿が圧巻です、演じる塩野瑛久さんの端正な顔立ちと立ち居振る舞いも見逃せません。

光る君へ 第20話「望みの先に」(5月19日放送)

道長が大事に保管していたまひろからの文(宇治大河ドラマ館管理人撮影)

ふりかえり動画はこちらから↓

斉信の館にお忍びで来ていた花山院(本郷奏多さん)の牛車に矢を放った一件で、一条天皇(塩野瑛久さん)が伊周(三浦翔平さん)と隆家(竜星涼さん)に厳しい処分を命じた。さらに、定子(高畑充希さん)は兄弟の不祥事により、内裏を出ることを命じられる。一方、為時(岸谷五朗さん)が淡路守に任命され、惟規(高杉真宙さん)、いと(信川清順さん)も大喜び。しかしまひろ(吉高由里子さん)は、宋の言葉を解する父は越前守の方が適任だと考え…。

みどころ道長は何もしていないのに、伊周と隆家を排除するストーリーがどんどん出来上がっていきます。そして、またしも呪詛です。ここまでお坊ちゃんで世間知らずが災いして悪役に徹していた伊周が道長に冤罪を訴える涙と叫びに胸を締めつけられます。正反対の反応を示す隆家の姿も必見です。まひろの父・為時がいよいよ越前守に任命されます。まひろが父のフリをして書いた申文の字を見て、ピンとくる道長。恋愛感情から信頼へと二人の気持ちが変化してきた様子が見て取れます。定子命の清少納言とまひろが「書く意義」をだんだんと自覚していく過程も見れてワクワクします。

光る君へ 第21話「旅立ち」(5月26日放送)

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定子(高畑充希さん)が出家しことを知った一条天皇(塩野瑛久さん)はショックを受ける。任地に赴くことを拒み逃亡する伊周(三浦翔平さん)を実資(秋山竜次さん)らが捜索し、やがて発見するが…。定子を守ることができず落胆するききょう(ファーストサマーウイカさん)を励ましたいまひろ(吉高由里子さん)は、中宮のために何かを書いてはとアドバイスする。越前へ旅立つ日が近づき、まひろは道長(柄本佑さん)に文を送ります。

みどころズバリ、清少納言がどうして『枕草子』を書いたのかが分かるのと(あくまでドラマの中でです)、『枕草子』の「春はあけぼの~」を書き始めている清少納言の姿と情景がこの上なく美しいことです。伊周のみじめな姿と演じる三浦翔平さんのカッコよさのギャップがたまらないのと、そして一番気になって仕方がないのはラストシーンでの道長とまひろ。越前に旅立つ前夜、10年間の思いのたけを告白し合った二人はどうなったのか?

光る君へ 第22話「越前の出会い」(6月2日放送)

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敦賀の松原客館に立ち寄ったまひろ(吉高由里子さん)と為時(岸谷五朗さん)は、宋人の朱(浩歌さん)、通事の三国(安井順平さん)らに迎えられる。浜辺に出かけたまひろは、そこで佇む周明(松下洸平さん)と出会う。その夜、国守を歓迎する宴が行われ、まひろは皆と楽しいひと時を過ごす。翌日、越前国府に到着し、大野(徳井優さん)、源光雅(玉置孝匡さん)に出迎えられるが、為時は早々に激務で体調を崩してしまう。医師として現れたのは…。

みどころ越前に着いたまひろと乙丸が生まれて初めて海を見るシーン。二人で並んでみている姿が本当にほのぼのとしてよい場面です。そして、まひろの第二章が始まります。周明(松下洸平さん)との出会いが三郎と出会った時と同じ設定だったり、周明がどことなく直秀の佇まいに似ていたり。とまひろを取り巻く男性はどうしてこうみんな素敵な人ばっかりなんだろう。と思わず思ってしまいます。そして都では道長が政務に追われて大変そうで。ですが、道長は道長で強い明子がいて、越前と都、それぞれで頑張っている2人の姿が印象的です。

光る君へ 第23話「雪の舞うころ」(6月9日放送)

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朱(浩歌さん)は通事の三国(安井順平さん)を殺していないと日本語で主張する周明(松下洸平さん)に驚くまひろ(吉高由里子さん)と為時(岸谷五朗さん)。周明が連れてきた下人が、光雅(玉置孝匡さん)に朱が殺したと言えと脅されていたと証言する。ほどなくして解放された朱は、為時だけに越前に来た本当の狙いを語りだす。一方で周明も、まひろに自分の過去を語りだす。ある日、宣孝(佐々木蔵之介さん)がまひろと為時に会いに越前にやってきて…。

みどころ越前の冬のウニがたまらなくおいしそうで、磯の香りたっぷりのウニを味わってみたくなります。周明とまひろの中国語学習が見ていてちょっと切ないのと、周明が「不要相信我(bù yào xiāng xìn wǒ)僕を信じるな」と言っていたのが、次の展開を暗示している気がして胸がしめつけられました。そんなまひろと周明の様子を見たからかどうか、宣孝がついにまひろにプロポーズするのですが、23話の後半部分だけで宣孝の目つきがねっとりじっとり変わってくる様が、佐々木蔵之介さんの演技うまいなぁと惚れ惚れしてしまいました。都にいる道長もまひろのことを「心では別の女を求めている」言っていて、周明、宣孝、道長の三人の男性からモテモテのまひろを存分に楽しめる回です。相変わらず倫子のコロコロと笑う笑い声がちょっと怖い気がしますが…

光る君へ 第24話「忘れえぬ人」(6月16日放送)

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宣孝(佐々木蔵之介さん)から求婚され、さらには、周明(松下洸平さん)からも一緒に宋へ行こうと誘われるまひろ(吉高由里子さん)。しかし、まひろの心に内には道長(柄本佑さん)が…。一方内裏では、一条天皇(塩野瑛久さん)が定子(高畑充希さん)と生まれた姫皇子に会いたい気持ちを募らせていた。詮子(吉田羊さん)は一条の願いをどうにかかなえてあげてほしいと道長に懇願する。行成(渡辺大知さん)の案で、内裏の外で会えることとなったのだが…。

みどころ24話メインのまひろと宣孝、周明のほかの登場人物もみんなが自分の「素」に気付いて、みんないい人になっていくところです。ダークサイドに落ちて終わりでなく、必ず救いがあるのが『光る君へ』の魅力です。特に乙丸の思いがとても良かったです。宣孝のまひろへのプロポーズの言葉は全て本心からだとは思いますが、そこは百戦錬磨のイケオジ宣孝さま。一言一言がうまいのなんの笑。まひろもフッと心の重荷が軽くなって、じわじわ宣孝に傾いていきます。二人の穏やかな愛が育まれていく過程を見ると、見ている側も安心感に包まれます。ただ、宣孝の気持ちの中にちょっとだけ(まひろの「忘れえぬ人」は道長だと知っていて)自分よりもずっと若い左大臣・道長を上回ってやるぞ。宋から来たイケメン薬師・周明にも奪われてなるものか。という気持ちが働いた気がしました。それも宣孝の一部ですね。

光る君へ 第25話「決意」(6月23日放送)

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越前の紙の美しさに心躍らせるまひろ(吉高由里子さん)。その頃、まひろのもとには宣孝(佐々木蔵之介さん)から恋文がマメに届いていた。為時(岸谷五朗さん)からの勧めもあり、まひろは都に戻り身の振り方を考えることに。道長(柄本佑さん)は、定子(高畑充希さん)を愛しむあまり政がおろそかになっている一条天皇(塩野瑛久さん)に頭を悩ませていた。そんな中、晴明(ユースケ・サンタマリアさん)の予言通り、次々と災害が起こる。そこで道長は…。

みどころ25話のみどころは、まひろとまひろの身近な乙丸といとも伴侶を得て、幸せを「決意」をしたことです。宣孝が道長にわざわざ挨拶に行く場面に男としてのプライドを感じます。そして心では道長を思いながら、宣孝の妻になるまひろ。「不実な女でございますが」「わしも不実である。おあいこである」と答える宣孝。互いを受入れる言葉にグッときます。一方、道長の政への思いは純粋で闇落ちすることなく、それゆえに、大事な娘を入内させなければならなくなる…というストーリー展開が見事です。『光る君へ』は月が大きな役割を示していて、まひろと道長の心のモチーフになっています。越前と都で同じ半月を見上げるまひろと道長、宣孝とまひろの夜が明けた翌日が日食というのも象徴的です。

光る君へ 第26話「いけにえの姫」6月30日放送

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災害が続く都に今度は大地震が襲い掛かる。まひろ(吉高由里子さん)は、夫となった宣孝(佐々木蔵之介さん)の財で家を修繕し、生計を立てていた。道長(柄本佑さん)は、安倍晴明(ユースケ・サンタマリアさん)から、この天変地異を治めるためには道長の娘・彰子(見上愛さん)を入内させるしかないと進言される。心労から体調を崩した一条天皇(塩野瑛久)は、譲位して定子(高畑充希)と暮らしたいと行成(渡辺大知)に相談。それを聞いた道長は…。

みどころ私見たっぷりで失礼しますが、詮子(吉田羊さん)と道長(柄本佑さん)の会話が『鎌倉殿の13人』の政子(小池栄子さん)と義時(小栗旬さん)に見えて仕方なかった点です。『鎌倉殿の13人』では、頼朝亡き後、政子も重い十字架を背負って義時と政子の二人は運命共同体になっていきます。そして最後には政子が義時の闇もろとも全てを引き受けるのですが、『光る君へ』では詮子が道長をリードして、道長に覚悟を決めさせます。思いは純粋でも、行いは闇落ちしていく道長。その理由が道長の心に沸いた闇ではなく、安倍晴明の占いというのが『光る君へ』ならではの設定だと感じました。

宣孝とまひろの夫婦仲の変化はあるあるな展開でした。何事も逃げ道というか、余白が必要ですね。お互いの不実を認め合っていたはずなのに、夫婦になると誠実さを求めてしまうのかもしれません。そしてラストシーンで石山寺での再会。約束しなくてもめぐりあう道長とまひろ。運命なんでしょう。

※7月7日「都知事選開票速報」のため、放送お休み※

放送がお休みの時には、耳で『光る君へ』と『源氏物語』をもっと楽しんではいかがでしょう。余談ですが、私は今オーディブルで『源氏物語』の現代語訳を聴いているところで、ようやくエピソード拾いができるようになって嬉しくてたまりません。

聴き比べている記事はこちらです。よろしかったらどうぞ。

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光る君へ 第27話「宿縁の命」7月14日放送

石山寺・本堂の提灯
石山寺・本堂の提灯

石山寺でばったり出会ったまひろ(吉高由里子さん)と道長(柄本佑さん)。思い出話に花を咲かせるうちにふたりは…。そして季節がかわり、道長の娘・彰子(見上愛さん)が入内し、その6日後に定子(高畑充希さん)は皇子を出産。一条天皇(塩野瑛久さん)の気持ちはますます定子と皇子へとますます傾く。そんな一条天皇を見て、道長は晴明(ユースケ・サンタマリア)に相談を持ちかけると、とんでもない提案をされる。一方、まひろは懐妊が発覚し、宣孝(佐々木蔵之介さん)は喜ぶが…。

みどころ3つの宿縁が織りなす45分の至福の時。石山寺でのまひろと道長の逢瀬、不実の子を宿したまひろを包み込む宣孝、一条天皇と詮子の母子の宿縁が悲しいです。石山寺でまひろと道長が再会したシーン。昔話をして立ち去る道長を見送るまひろ。からの展開に心拍数が跳ね上がった方も多いのではないでしょうか。
心拍数といえば、気がかりなのが宣孝の睡眠時無呼吸症候群。大河ドラマの中で描かれるなんて思いもよらずフラグが立ってしまったのか。と思いました。
どう考えても宣孝の子どもではないと悟り「黙ったままでいけるところまでいきましょう」とまひろをかばういと。宣孝の「誰の子でもわしの子だ。一緒に育てよう。それでよい」と言える器の大きさ。まひろは大きな家族愛と夫婦愛に包まれていると感じた場面でした。最愛の道長とは夫婦になれませんでしたが、そのお陰で越前で周明に出会ったり、宣孝の広く深い愛に包まれる経験もし、結果、最愛の道長の子を産むことになります。こうやって絡み合った愛憎のひだが『源氏物語』の滋味になっていきます。「悲しくて嬉しい」背中合わせの感情を心に抱いていなければ、複雑で罪深い『源氏物語』は紡げないことでしょう。

光る君へ 第28話「一帝二后」7月21日放送

年の暮れ、まひろ(吉高由里子さん)は道長(柄本佑さん)との子を出産。宣孝(佐々木蔵之介さん)は子を賢子(かたこ)と名付け、約束どおり我が子として育て始める。一方、道長は入内させた娘の彰子(見上愛さん)を中宮にし、定子(高畑充希さん)と后を二人にする「一帝二后」を、国家安寧のためにもくろんでいた。詮子(吉田羊さん)や行成(渡辺大知さん)が一条天皇(塩野瑛久さん)の説得にあたるが…。

みどころ定子と清少納言の「いつもいつも」の場面と、かつて道長がまひろに呼びかけた「逝くな、戻ってこい」が、今度は危篤の道長のまひろが「逝かないで、戻ってきて」と。二人の心と心がに響いた場面に感動します。主従や男女関係を超えた二組のソウルメイトの心の共鳴がすごいです。夢枕で道長が「まひろ」と名前を呼んだのを、傍にいた明子は聞いていたのかも。道長とまひろが黙っていても、気持ちはにじみ出てくるので隠せません。迷いながらも道長の危篤をまひろに伝えた宣孝の懐の大きさ。宣孝が道長に娘が誕生したと報告した際の、道長の一瞬の表情。ピンときたのでしょう。細かい演技やちょっとした表情で色々見えてくる『光る君へ』。面白いです。 

「光る君へ」最終回はいつ?全何話?オリンピックに関連して放送日程も大予想!

2024年はオリンピックイヤーですね。7月26日(金)~8月11日(日)までパリオリンピック。その後、8月28(水)~9月8日(日)までパラリンピックが開催予定です。

オリンピック開催中は「光る君へ」の放送がお休みの場合と、そうでない場合の放送スケジュールを↓に整理しました。

日にちオリンピック放送が
お休みの場合
放送する場合
7月28日オリンピック29話
8月4日オリンピック30話
8月11日オリンピック31話
8月18日29話32話
8月25日30話33話
9月1日パラリンピック34話
9月8日パラリンピック35話
9月15日31話36話
9月22日32話37話
12月1日42話47話
12月8日43話48話?
12月15日44話49話?
「光る君へ」放送スケジュール予想してみました。

歴代の大河ドラマは全50話程度が主流でしたが、「西郷どん」からワークライフバランスが考慮されて、昨今は50話よりも短い話数で最終話を迎えています。コロナ禍で中断せざるを得なかった「麒麟がくる」と、放送日程が変則的になった「青天を衝け」以降、「鎌倉殿の13人」「どうする家康」は1月7,8日に初回放送~12月の15日前後に最終話が放送されましたので、「光る君へ」も、12月15日が最終話放送日、全44話と予想します!

いろは
いろは

選挙放送でも放送がお休みになったりしますので、「光る君へ」は、もしかしたら44話よりも話数が少なく最終回を迎えるかもしれないですね。

光る君へ 第29話(7月28日放送予定→パリオリンピックでお休み?)

光る君へ 第30話(8月4日放送予定→パリオリンピックでお休み?)

光る君へ 第31話(8月11日放送予定→パリオリンピックでお休み?)

光る君へ 第32話(8月18日放送予定)

光る君へ 第33話(8月25日放送予定)

光る君へ 第34話(9月1日放送予定→パラリンピックでお休み?)

光る君へ 第35話(放送日未定)

光る君へ 第36話(放送日未定)

光る君へ 第37話(放送日未定)

光る君へ 第38話(放送日未定)

光る君へ 第39話(放送日未定)

光る君へ 第40話(放送日未定)

光る君へ 第41話(放送日未定)

光る君へ 第42話(放送日未定)

光る君へ 第43話(放送日未定)

光る君へ 第44話(放送日未定)

光る君へ 第45話(放送日未定)最終話?

光る君へ 第46話

光る君へ 第47話

光る君へ 第48話

総集編全4章のあらすじと感想

毎年、年末に一挙放送される総集編も今から楽しみですね。
・第一章
・第二章
・第三章
・第四章

については、こちらからどうぞ↓

「光る君へ」の紫式部と、紫式部の書いた『源氏物語』の世界がオーバーラップしていくのか、一年間楽しみですね。

「光る君へ」の見逃し、動画配信は?

「光る君へ」は以下の方法で見逃し配信を見ることができます。

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管理人いろは

中学2年生の国語の授業で平家物語「敦盛の最期」を勉強して以来、歴史ドラマにはまっています。特にNHKの大河ドラマが大好きです。リアルタイムでテレビを見る時間がないので、あとから見逃し配信を見たり、過去の作品をイッキ見して楽しんでいます。ゆかりの地を訪ねるのも楽しみの一つです。ドラマにほへとでは、管理人いろはが実際に見た大河ドラマの情報をまとめています。PCやスマホでイッキ見する方法も紹介しています。大河ドラマよ永遠に♪

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