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大河ドラマ『べらぼう』全話感想まとめ|名言・地口・ゆかりの地・視聴方法ガイド

『べらぼう』全話感想まとめ べらぼう
『べらぼう』全話感想まとめ

大河ドラマ『べらぼう』は、蔦屋重三郎という稀代のプロデューサーを軸に、江戸の文化と人々の生き方を描いた物語でした。

花魁、戯作者、絵師、役者、役人、市井の人々…
さまざまな立場の人物が登場し、名言や地口を残しながら、
江戸という時代をそれぞれの立場で生き抜いていく物語でした。

この記事では、
『べらぼう』全話のネタバレあらすじとみどころを、
人物の動きと物語の流れを軸に整理しつつ、
印象的な名言や地口、
ゆかりの地、視聴方法までをまとめました。

気になる回の振り返りや、思い出したい人物からでも、
この物語を振り返る手がかりとして、ご覧いただければ幸いです。

大河ドラマ『べらぼう』とは?作品概要と魅力

大河ドラマ『べらぼう』は、江戸時代の出版文化を舞台に、
蔦屋重三郎という一人の町人を軸に描かれた、これまでにない視点の大河ドラマです。

武将や合戦ではなく、
本・絵・言葉・笑いといった「文化」が物語を動かしていく点が大きな特徴でした。

吉原、戯作者、絵師、狂歌師、そして幕府。
立場も価値観も異なる人々が交錯する中で、
「表現すること」「生き抜くこと」の意味が静かに問いかけられていきます。

ここから先は、全話を振り返りながら、
名場面や名言、物語の流れをまとめてご紹介します。

いろは
いろは

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『べらぼう』全話感想まとめ

大河ドラマ『べらぼう』は、回を追うごとに表情を変えながら、
少しずつ物語の厚みを増していきました。

ここでは、各話ごとの感想記事を一覧でまとめています。
気になる回だけ読み返したい方、
途中から視聴した方の振り返りにもご活用ください。

第1話〜第5話

花の井/瀬川、田沼意次、平賀源内、唐丸、九郎助稲荷
明和9年の大火をきっかけに、蔦重の周囲にさまざまな人物が現れ、物語が動き始めます。

朝顔姉さんの死と田沼意次の一言を受け、蔦重は「吉原のためにできること」として本づくりに踏み出しました。
この頃の蔦重は、本づくりが楽しくて仕方がなく、まるで夢の中にいるようだと語っていた時期でもあります。

出版、商い、政治…後に重くのしかかってくる現実をまだ知らず、希望と高揚感の中で物語が始まった序章でした。

いろは
いろは

1話の全裸の死体や吉原の描写など、攻めの映像にSNSが大騒ぎでした。

第1話|ありがた山の寒がらす(感想)
第2話|吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸』(感想)
第3話|千客万来『一目千本』(感想)
第4話|『雛形若菜』の甘い罠(感想)
第5話|蔦に唐丸因果の蔓(感想)

第6話〜第10話

鱗形屋、長谷川平蔵、鳥山検校。
そして、うつせみと新之助、九郎助稲荷の「バーカバカ」。

蔦重の本づくりが軌道に乗り始める一方で、
江戸の町では、商いの裏側や権力の影が次第に姿を見せていきます。
鱗形屋の偽版事件や鳥山検校の登場はここ。

また、うつせみ(ふく)と新之助の足抜けの失敗が吉原の現実を突き付けます。
瀬川の気持ちに鈍感な蔦重に九郎助稲荷の「バーカバカ」が響き渡りました。

第6話|鱗剥がれた『節用集』(感想)
第7話|好機到来『離(まがき)の花』(感想)
第8話|逆襲の『金々先生』(感想)
第9話|玉菊燈籠 恋の地獄(感想)
第10話|『青楼美人』の見る夢は(感想)

第11話〜第15話

朋誠堂喜三二の本格登場。瀬川と蔦屋重三郎の別れ、死を呼ぶ手袋。

戯作者・朋誠堂喜三二とのタッグにより、蔦重の本づくりは次の段階へ進み、
だんだんと「楽しい夢」から「覚悟を伴う営み」へと変わっていきました。

一方で、瀬川との別れも訪れます。
言葉を尽くすことができない思いが描かれました。
「死を呼ぶ手袋」が登場したのもココ。

第11話|富本 仁義の馬面(感想)
第12話|俄なる名月余情(感想)
第13話|お江戸揺るがす座頭金(感想)
第14話|蔦重瀬川夫婦道中(感想)
第15話|死を呼ぶ手袋(感想)

第16話〜第20話

平賀源内の獄死、丈右衛門と呼ばれた男。
そして特別番組「ありがた山スペシャル」、喜多川歌麿、『塩売文太物語』。

平賀源内という圧倒的な才能が獄中で命を落とし、
蔦重の世界は大きな転換点を迎えます。

唐丸が蔦重の義弟・勇助に。そして歌麿が誕生します。
鱗形屋から託された『塩売文太物語』の版木によって
出版の継承も描かれました。

第16話|さらば源内、見立は蓬莱(ほうらい)(感想)
第17話|乱れ咲き往来の桜(感想)
第18話|歌麿よ、見徳(みるがとく)は一炊夢(いっすいのゆめ)(感想)
第19話|鱗(うろこ)の置き土産(感想)
第20話|寝惚けて候(感想)

第21話〜第24話

太田南畝、恋川春町、てい。

戯作者や狂歌師との出会い。風刺や黄表紙がはっきりと時代を映すようになります。
太田南畝や恋川春町の存在は、戯作が単なる娯楽ではなく、世の中を映す鏡であったことを示していました。

また、蔦重の妻となる「てい」が登場。蔦重にこれまでとは異なる視点がもたらされます。

日本橋へと舞台が移る前のこの数話は、耕書堂が吉原から日の本一の本屋になる土台が築かれました。

第21話|蝦夷桜上野屁音(感想)
第22話|小生、酒上不埒にて(感想)
第23話|我こそは江戸一利者なり(感想)
第24話|げにつれなきは日本橋(感想)
第25話|灰の雨降る日本橋(感想)

第25話〜第30話

母・つよ、佐野政言、田沼意知、誰袖。
そして、北尾政演による『江戸生艶気樺焼』と喜多川歌麿。

浅間山の噴火を受けて、蔦重はいよいよ日本橋へ。
鶴屋をはじめとする版元たちとの関係は、商いの厳しさを突きつけました。

また、佐野政言の事件、田沼意知の死の背後には黒い影がちらつきます。

日本橋編では『江戸生艶気樺焼』の劇中劇や、出版業界が花開いた華やかな時期でした。

第26話|三人の女(感想)
第27話|願わくば花の下にて春死なん(感想)
第28話|佐野世直大明神(感想)
第29話|江戸生蔦屋仇討(えどうまれつたやのあだうち)(感想)
第30話|人まね歌麿(感想)

第31話〜第35話

新之助、ふく。松平定信。

新之助とふく、とよ坊(赤ちゃん)のまさかの死。
政によって切り捨てられていく民の姿が描かれます。

田沼意次を失脚させた松平定信は、質素倹約と規律を掲げ、政治の立て直しを進めていきます。
その主張は秩序を取り戻すための「正しさ」ですが、政治や暮らしは「正しい」だけでは成り立たない、という現実です。

正論が通るほどに、こぼれ落ちていく人々がいることを、蔦重も、そして視聴者も痛感させられるフェーズでした。

第31話|我が名は天(感想)
第32話|新之助の義(感想)
第33話|打壊演太女功徳(うちこわしえんためのくどく)(感想)
第34話|ありがた山とかたじけ茄子(感想)
第35話|間違凧文武二道(まちがいだこぶんぶにどう)(感想)

第36話〜第40話

恋川春町の「豆腐の角に頭をぶつけて」の自害。
歌麿、きよ、北尾政演(山東京伝)、長谷川平蔵。

定信の政治改革によって、
幕臣でもある戯作者・恋川春町は、自ら命を絶つという選択に追い込まれます。

一方で、歌麿はきよと出会い、心の平安を得ますが、それも束の間。きよは病で亡くなります。亡骸のそばを離れない歌麿を「鬼の子」と称して引き離す蔦重。

第36話|鸚鵡のけりは鴨(おうむのけりはかも)(感想)
第37話|地獄に京伝(感想)
第38話|地本問屋仲間事之始(感想)
第39話|白河の清きに住みかね身上半減(感想)
第40話|尽きせぬは欲の泉(感想)

第41話〜第45話

喜多川歌麿、蔦屋重三郎、てい。そして、写楽。

歌麿の大首絵のヒット。ていの懐妊。
見守っていてくれたつよが亡くなり、歌麿の想いが切なすぎるパートです。

蔦重は歌麿と我が子の両方を失います。落胆する蔦重のもとに「源内先生生存説」が舞い込みます。「写楽」の誕生へと繋がります。

第41話|歌麿筆美人大首絵(感想)
第42話|招かれざる客(感想)
第43話|裏切りの恋歌(感想)
第44話|空飛ぶ源内(感想)
第45話|その名は写楽(感想)

第46話「曽我祭の変」

大崎、一橋治済。

物語の背後で暗躍していた力がこの回で表に現れます。
大崎は、因果応報で命を落とします。

一橋治済は、傀儡使いとして
自らの冷ややかな論理でことを進めていました。

第46話はこれまで描かれてきた数々の事件や死が、
偶然ではなく、ひとつの陰謀の中で起きていたことを示す回です。
蔦重の知らないところで進んでいた現実が明らかにされました。

第46話|曽我祭の変(感想)

第47話「饅頭こわい」

写楽、斎藤十郎兵衛。

「べらぼう」で採用されたのは、写楽複数人説。
歌麿を中心に絵師たちの総力を結集して、写楽が誕生しました。

まさかの一橋治済の替え玉として、能役者・斎藤十郎兵衛が登場しました。

さらに、武士ではない蔦重の仇討ちは命を奪わない。将軍・家斉に親殺しをさせない作戦でした。

第47話|饅頭こわい(感想)

第48話(最終回)「蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)」

蔦屋重三郎、瀬川。そして、戯作者たち。

蔦屋重三郎は、脚気(江戸患い)によって九郎助稲荷のお迎えがやってきます。
本づくりに人生を注ぎ、江戸の文化を支えてきた蔦重の最期は、
本づくりの仲間や、吉原のファミリーに囲まれたにぎやかなものでした。

かつて花の井と呼ばれた瀬川は、駕籠屋の女将として、元気に生きていました。それをしみじみ喜ぶ長谷川平蔵と蔦重。

蔦重は、曲亭馬琴には話の筋がうねるような超大作『南総里見八犬伝』、十返舎一九には江戸に縛られない『東海道中膝栗毛』、北斎には自然の音、人の音、音を頼りに波を書いていくといいと『富嶽三十六景』のアイディアを残します。

東洲斎写楽も「斉藤十郎兵衛」の名前との謎を残して、後世の人に楽しみを持たせます。
蔦重は死にますが、瀬川は生きている。
戯作者たちは名を残し、名も残らぬ者もいた。
それでも、描かれ、書かれ、刷られた本は、人の手から手へと渡り続けていきます。

「クズ屋にいけば本はクズ、読まれれば本、本も本望、本屋も本懐」

・第48話(最終回)|蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)(感想)

登場人物・キャストを一覧で振り返る

『べらぼう』には、蔦屋重三郎を中心に、花魁、戯作者、絵師、役者、役人など、
数多くの人物が登場しました。

登場人物とキャストを一覧で確認したい方は、
検索機能つきのこちらの↓の記事が便利です。

大河ドラマ『べらぼう』登場人物・キャスト一覧(検索機能付き)

あわせて、物語の軸となる人物については、以下の記事で詳しくまとめています。

ふく・うつせみの生涯とは?
長谷川平蔵の描かれ方と物語での役割
田沼意次は『べらぼう』でどう描かれたか

『べらぼう』の名言・地口・江戸ことば

『べらぼう』を観ていて印象に残るのが、「べらぼうめ」「ありがた山」「かたじけ茄子」に代表される、思わず口にしたくなる江戸ことばや地口の数々です。

粋でちょっと皮肉が効いていて、どこか人の情を感じさせる言葉たち。

各話で登場した名言や地口は、感想記事の中で全てご紹介しています。
言葉からもう一度『べらぼう』の世界を味わってみてください。

『べらぼう』ゆかりの地と江戸歩きガイド

『べらぼう』では、吉原や日本橋をはじめ、江戸の町そのものが物語の舞台として描かれました。

作品ゆかりの地を実際に歩いた体験をもとにしたレポートは、
以下の記事で紹介しています。

べらぼう大河ドラマ館と吉原ゆかりの地を歩く
べらぼう 日本橋放送日に耕書堂ゆかりの日本橋を歩く

小冊子『いろはんぽ』のご紹介

『べらぼう』の舞台となった江戸の町を、実際に歩きながら楽しめるようにまとめた、小冊子『いろはんぽ』を制作しました。

ゆかりの地マップや街歩きを、スマホがなくてもできるように、シニアの大河ドラマファンの視点でまとめました。

詳しい内容や入手方法については、以下のページで紹介しています。

小冊子『いろはんぽ~べらぼう街歩き 江戸たいとう版』紹介

『べらぼう』はどこで見れる?配信・視聴方法まとめ

大河ドラマ『べらぼう』は、NHKオンデマンドで配信されています。U-NEXT経由での視聴なら、他のNHKドラマとあわせて楽しめるのも魅力です。

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※本サイトでは、
『べらぼう』の放送にあわせて大河ドラマ館を毎月訪れたレポート記事も掲載しています。
展示の変化や現地の雰囲気を知りたい方は、あわせてご覧ください。

まとめ:『べらぼう』という物語が残したもの

2025年大河ドラマ『べらぼう』は、蔦屋重三郎を通して、江戸の文化と、そこに生きた人々の人生を描いた物語でした。

地口や洒落っ気に笑い、
別れや死に胸を詰まらせ、
それでも本や絵は残り、物語は受け継がれていきます。

本記事が、
気になる回を思い出したり、
登場人物の行方をたどったり、
『べらぼう』という作品を
もう一度味わい直すきっかけになれば幸いです。

いろは
いろは

1年間、大河ドラマにも通えて、『べらぼう』に思いっきり伴走できて最高に幸せでした。富士より高きありがた山でございました。

※本サイトでは、各話の感想記事のほか、
登場人物やキャスト解説、相関図、作中に登場した書物や
関連番組についての記事も掲載しています。気になるテーマがあれば、あわせてご覧ください。

本ページの情報は2025年12月時点のものです。最新の情報はU-NEXTサイトでご確認ください。

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管理人いろは

中学2年生の国語の授業で平家物語「敦盛の最期」を勉強して以来、歴史ドラマにはまっています。特にNHKの大河ドラマが大好きです。リアルタイムでテレビを見る時間がないので、あとから見逃し配信を見たり、過去の作品をイッキ見して楽しんでいます。ゆかりの地を訪ねるのも楽しみの一つです。ドラマにほへとでは、管理人いろはが実際に見た大河ドラマの情報をまとめています。PCやスマホでイッキ見する方法も紹介しています。大河ドラマよ永遠に♪

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