2027年に放送される大河ドラマ第66作『逆賊の幕臣』。
主人公は、幕末に日本の近代化を推し進めながらも、明治新政府から「逆賊」とされた幕臣・小栗忠順(おぐり ただまさ)です。
これまで薩摩藩や長州藩を中心に描かれることの多かった幕末を、歴史の勝者ではなく「敗者」の視点から幕末を描く、新たな大河ドラマとして注目されています。
主演は、小栗忠順を演じる松坂桃李さん。小栗のライバルであり、ときに協力し、ときに対立する勝海舟を大沢たかおさんが演じます。
さらに、小栗の妻・みち役を上白石萌音さん、母・くに役を鈴木京香さん、父・小栗忠高役を北村有起哉さん。豪華キャストが集結しました。
脚本は、朝ドラ『おかえりモネ』や、『海の見える理髪店』『お別れホスピタル』『きのう何食べた?』など、人間ドラマを丁寧に描く作品で高い評価を受ける安達奈緒子さんです。
この記事では、現在発表されている『逆賊の幕臣』のキャストを役どころとあわせて紹介します。
・『逆賊の幕臣』のキャストは?何役で出演するの?
・大河ドラマの出演歴は?
についてご紹介します。
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『逆賊の幕臣』のキャスト・役どころ
2026年6月現在で発表済みの『逆賊の幕臣』の主なキャストをご紹介します。
主人公・小栗忠順を演じる松坂桃李さんをはじめ、ライバル・勝海舟役の大沢たかおさん、小栗家の家族や幼なじみ、江戸幕府を支える将軍や幕臣など、実力派俳優が勢ぞろいしました。
それぞれの役どころや俳優プロフィール、過去の大河ドラマ出演作、公式コメントを交えながら紹介します。
主人公・小栗忠順|松坂桃李さん≫大河ドラマ3作目
小栗忠順(おぐりたださま)の役どころ
- 江戸幕府の名門旗本・小栗家に生まれる。数字や経済に優れたエリート幕臣。
- 日本初の遣米使節としてアメリカへ渡り、西洋文明に触れたことで、日本の近代化を志す。
- 勘定奉行をはじめ財政・外交・軍事の要職を歴任し、幕府改革を推進。
- 勝海舟とは対照的な性格ながら互いに認め合い、ときに協力し、ときに対立する生涯のライバル。
- 明治新政府から「逆賊」とされ処刑されるも、その改革は日本の近代化の礎になったといわれています。
松坂桃李さんのプロフィール
1988年、神奈川県生まれ。
『侍戦隊シンケンジャー』で注目を集め、その後は映画『新聞記者』『孤狼の血』シリーズやドラマ『御上先生』など数々の話題作で主演を務めています。
松坂桃李さんの大河ドラマ出演作
松坂桃李さんのコメント
松坂桃李さんは、小栗忠順について「身分や能力、機会に恵まれながらも、それを自分のためではなく、公のために使い続けた人物」と受け止めています。
また、ライバル・勝海舟役に大沢たかおさんが決まったことについては、「同志でありライバルでもある勝海舟を、大沢さんがどのように演じられるのか今から楽しみです」とコメント。
さらに、「大沢さんと共に『逆賊の幕臣』を創り上げていけることを誇りに思います」と語っており、小栗と勝の関係性が本作の大きな見どころになりそうです。
勝海舟|大沢たかおさん≫大河ドラマ3作目
勝海舟の役どころ
- 無役の貧しい旗本の家に生まれ、苦学の末に蘭学や兵学を身につけた幕臣。
- 咸臨丸で太平洋横断を成し遂げ、「江戸無血開城の英雄」として歴史に名を残す。
- エリート官僚の小栗忠順とは対照的な人物ですが、西洋列強の脅威に立ち向かう同志として、ときに協力し、ときに対立します。
- 幕府を「改良」しようとする小栗に対し、「解体」してでも新しい時代を築こうと考えるなど、幕末を代表するライバルとして描かれます。
- 小栗にとって最も理解し合えた存在でありながら、最後は異なる道を歩む重要人物。
大沢たかおさんのプロフィール
東京都出身。
ドラマ『JIN-仁-』や映画『キングダム』シリーズ、『沈黙の艦隊』シリーズなど数々の話題作で主演を務め、重厚さと人間味を兼ね備えた演技で高い評価を受けています。
大沢たかおさんの大河ドラマ出演作
大沢たかおさんのコメント
大沢たかおさんは、ご自身が演じる勝海舟について「小栗忠順らとともに歴史の転換期に外国や倒幕派と向き合い、日本の未来を見据えて行動した人物」だと語り、
さらに、「激動の時代に何を信じ、どう未来へ希望の橋をかけるのか。その問いは、今を生きる私たちにも通じるものがあると感じています。海舟が抱き続けた信念と向き合い、心を込めて演じていきたい」と意気込みを語っています。
主人公・小栗忠順を支える小栗家の人々
小栗忠高|北村有起哉さん≫大河ドラマ5作目
小栗忠高の役どころは、
- 小栗忠順の父で、小栗家に婿養子として入った当主です。
- 温厚で実直な性格ながら、小栗家の名誉を守ることを何より大切にしています。
- 息子・忠順を儒学者・安積艮斎のもとで学ばせ、「型から外れるな」と教え育てます。
- 一見穏やかな父ですが、心の奥にはある思いを秘めています。
北村有起哉さんは、1974年、東京都生まれ。
映画やドラマ、舞台で幅広く活躍し、NHKでは連続テレビ小説『エール』『おむすび』などにも出演しています。
くに|鈴木京香さん≫大河ドラマ7作目
くにの役どころは、
- 小栗忠順の母で、小栗家に生まれ育った家付き娘です。
- 「又一」の名を受け継ぐ小栗家の誇りを誰よりも大切にしています。
- 歯に衣着せぬ物言いで家中をまとめる、明るくたくましい存在です。
- 戊辰戦争では、家族を守るため最後まで気丈に行動します。
鈴木京香さんは、1968年、宮城県生まれ。
映画『ラヂオの時間』やドラマ『王様のレストラン』『グランメゾン東京』など数々の話題作に出演し、日本を代表する実力派女優の一人です。
みち|上白石萌音さん≫大河ドラマ4作目
みちの役どころは、
- 小栗忠順の妻で、播磨国林田藩・建部家の娘。
- 道具や記録、帳簿を好む「オタク気質」の持ち主で、忠順と意気投合します。
- 人の顔色を読むことが苦手な忠順を支える、最も身近な理解者。
- 義母・くににも物おじしない芯の強さを持ち、夫婦で激動の幕末を歩みます。
- 子どもに恵まれないことに、人知れず悩みを抱えています。
上白石萌音さんは、1998年、鹿児島県生まれ。
映画・ドラマ・舞台・音楽と幅広く活躍し、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で、ヒロインを務めました。
主人公・小栗忠順を支えた師と上司
井伊直弼|岡部たかしさん≫大河ドラマ6作目
井伊直弼の役どころは、
- 彦根藩主から大老となり、幕末の幕政を担った人物。
- 外国の脅威に備えるため開国を決断し、小栗忠順を遣米使節に抜擢しました。
- 富国強兵を目指し、若き小栗の才能をいち早く見抜いた。
- 朝廷の許可を得ず日米修好通商条約を締結し、大きな政治的決断を下します。
- のちに桜田門外の変で命を落とします。
岡部たかしさんは、1972年、和歌山県生まれ。
舞台で培った高い演技力を武器に、『エルピス』『ハヤブサ消防団』など話題作へ出演。NHKでは朝ドラ『虎に翼』『ばけばけ』などでも活躍しています。
安積艮斎|中村雅俊さん≫大河ドラマ6作目
安積艮斎(あさか ごんさい)の役どころ
- 小栗忠順の恩師であり、当代随一といわれた儒学者。
- ペリー来航以前から西洋列強の脅威を説き、先見性のある人物として知られます。
- 吉田松陰ら多くの若者が学んだ私塾を開き、幕府の学問所教授にも就任しました。
- 小栗の知性や価値観を育てた重要な存在です。
中村雅俊さんは、1951年、宮城県生まれ。
俳優・歌手として長年第一線で活躍し、『俺たちの旅』や『おもかげ』など数多くの代表作があります。
中村雅俊さんの過去の大河ドラマ出演
『花神』高杉晋作 役
『おんな太閤記』豊臣秀長 役
『春の波濤』川上音二郎 役
『春日局』徳川秀忠 役
『武蔵 MUSASHI』真田幸村 役
小栗忠順の幼なじみ・盟友たち
栗本鋤雲|青木崇高さん≫大河ドラマ5作目
栗本鋤雲(くりもとじょうん)の役どころは、
- 小栗忠順より5歳年上の幼なじみで、生涯の盟友。
- 文武両道の秀才で、「おばけ」と呼ばれるほど才能に恵まれています。
- フランス語を操り、小栗とともに対仏外交の最前線で活躍します。
青木崇高さんは、1980年、大阪府生まれ。
『龍馬伝』『鎌倉殿の13人』などの大河ドラマをはじめ、朝ドラ『ちりとてちん』『カムカムエブリバディ』など映画・ドラマで幅広く活躍する実力派俳優です。
駒井朝温|高橋光臣さん≫大河ドラマ4作目
駒井朝温(こまいともあつ)の役どころは
- 小栗忠順より3歳年上の幼なじみで、温和で誠実な旗本です。
- 小栗より一足早く目付に昇進し、のちには上役としてともに幕政を支えます。
- 遣米使節となった小栗を支えるため、次男・忠道を小栗家の養子として送り出します。
- 桜田門外の変では吟味役として事件を担当し、その後も勘定奉行として小栗と行動をともにします。
高橋光臣さんは、1982年、大阪府生まれ。
『轟轟戦隊ボウケンジャー』で注目を集め、その後は『下町ロケット』『科捜研の女』など数々のドラマや映画で活躍しています。
滝川具挙|宮野真守さん≫大河ドラマ初出演
滝川具挙(たきがわともたか)の役どころは、
- 小栗家の隣に住む幼なじみで、若い頃はムードメーカーとして親しまれます。
- 外国奉行や京都町奉行などを歴任し、幕府の要職を務めます。
- 徳川幕府への忠誠心が非常に強く、大政奉還にも最後まで反対した武断派です。
- 戊辰戦争では小栗とともに、新政府軍への徹底抗戦を主張します。
宮野真守さんは、1983年、埼玉県生まれ。
声優・俳優・アーティストとして幅広く活躍し、『ジョジョの奇妙な冒険』舞台版や数多くのアニメ・ドラマ・舞台に出演しています。
朝比奈昌広|芝大輔さん≫大河ドラマ初出演
朝比奈昌広(あさひな・まさひろ)の役どころは、
- 小栗忠順や駒井、滝川と青春時代をともにした旗本。
- 将軍の小姓を務めた経験から礼儀や立ち居振る舞いに優れています。
- 器用で要領がよく、自分が不利になりそうな場面では身をかわす一面もあります。
- 外国奉行や勘定奉行など外交分野で活躍し、幕府を支えます。
芝大輔さんは、1983年、愛媛県生まれ。
お笑いコンビ・モグライダーのツッコミ担当として人気を集める一方、近年は映画やドラマにも出演し、俳優としても活躍の場を広げています。
三野村利左衛門|荒川良々さん≫大河ドラマ3作目
三野村利左衛門(みのむら・りざえもん)の役どころは、
- 小栗家の奉公人として働き、少年時代の忠順から「リザ」と呼ばれて親しまれます。
- 頭の回転の速さを生かし、のちに三井組の大番頭として活躍します。
- 勘定奉行となった小栗を民間の立場から支え、幕府の財政にも関わります。
- 幕府と新政府の狭間で、商人として生き残るための苦しい決断を迫られます。
荒川良々さんは、1974年、佐賀県生まれ。
劇団「大人計画」のメンバーとして舞台・映画・ドラマで活躍し、『あまちゃん』『いだてん』などNHK作品にも数多く出演しています。
荒川良々さんの過去の大河ドラマ出演
『義経』大日坊春慶 役
『いだてん~東京オリムピック噺~』今松 役
江戸幕府の将軍・幕臣たち
12代将軍・徳川家慶から、幕府の若き宰相・阿部正弘、守旧派の鳥居耀蔵まで、江戸城にはそれぞれ異なる考えを持つ人物が集まります。
彼らは西洋列強の脅威に向き合いながら、若き小栗忠順の考え方や生き方にも大きな影響を与えていきます。
徳川家慶|宅麻伸さん≫大河ドラマ8作目
徳川家慶の役どころは、
- 江戸幕府第12代将軍で、長く権力を握った父・徳川家斉の後を継ぎます。
- 幕府を立て直すため天保の改革を行いますが、世間の反発を受けて失敗します。
- 温厚な性格から「そうせい様」と呼ばれながらも、若い阿部正弘を老中首座に抜擢します。
- 諸大名と協調する政治へ切り替えるなど、大胆な決断力も持つ将軍です。
- 外国船の脅威が迫る中、徳川家の威光を示すため御鹿狩を行います。
宅麻伸さんは、1956年、岡山県生まれ。
時代劇やサスペンス、コメディーまで幅広く出演し、『課長島耕作』『法医学教室の事件ファイル』シリーズなどで知られています。
宅麻伸さんの過去の大河ドラマ出演
『おんな太閤記』石田三成 役
『徳川家康』松平信康 役
『独眼竜政宗』徳川家光 役
『秀吉』浅井長政 役
『元禄繚乱』上杉綱憲 役
『功名が辻』若宮喜助 役
『どうする家康』前田利家 役
徳川家定|ふかわりょうさん≫大河ドラマ初出演
徳川家定の役どころは、
- 江戸幕府第13代将軍で、ペリー来航直後の混乱期に父・家慶の死を受けて将軍となります。
- 病弱で内向的な性格から、「将軍の器ではない」と周囲に見られてきました。
- 子どもがいなかったため、本人の意思とは関係なく将軍後継争いが激化します。
- 井伊直弼を大老に任命します。
徳川家茂|神尾楓珠さん≫大河ドラマ初出演
徳川家茂の役どころは、
- 江戸幕府第14代将軍で、わずか13歳で将軍となります。
- 一橋慶喜との後継争いに巻き込まれ、本人の意思とは関係なく政争の中心に置かれます。
- 朝廷との関係を深めるため、孝明天皇の妹・和宮と政略結婚します。
- 幕府と朝廷の対立が深まる中、229年ぶりとなる将軍上洛を行います。
- 若くして幕府の重責を背負い、時代に翻弄される悲劇の将軍です。
神尾楓珠さんは、1999年、東京都生まれ。ドラマ『3年A組』や映画『恋は光』などに出演し、映画やドラマを中心に若手俳優として活躍しています。
阿部正弘|岩田剛典さん≫大河ドラマ初出演
阿部正弘の役どころは、
- 備後福山藩主で、27歳という若さで老中首座となった幕府の若き宰相です。
- 島津斉彬や徳川斉昭らと連携し、西洋列強の脅威に備えます。
- ペリー来航の情報を事前に入手し、戦争を避けるため対応に奔走します。
- 幅広い意見を集める「皆の声を聞く政治」で、幕政に新しい風を吹き込みます。
岩田剛典さんは、1989年、愛知県生まれ。
三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーとして活動する一方、映画『植物図鑑』や朝ドラ『虎に翼』などで俳優としても活躍しています。
鳥居耀蔵|北村一輝さん≫大河ドラマ4作目
鳥居耀蔵(とりいようぞう)の役どころは、
- 幕府の儒者・林述斎の息子で、徳川家への忠義を誇りとして出世します。
- 南町奉行として天保の改革を進め、市中を厳しく取り締まります。
- 幕府に有害と判断した相手には手段を選ばず、「妖怪」と恐れられます。
- 若き小栗忠順が、憧れと恐れの両方を抱く存在です。
- 西洋思想を警戒し、安積艮斎ら開明派と対立します。
北村一輝さんは、1969年、大阪府生まれ。
映画やドラマで多彩な役柄を演じ、連続テレビ小説『スカーレット』『風、薫る』などNHK作品にも数多く出演しています。
北村一輝さんの過去の大河ドラマ出演
『北条時宗』平頼綱 役
『天地人』上杉景勝 役
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』本居宣長 役
北村一輝さんは、鳥居耀蔵を滅びゆく幕府を象徴する人物と捉え、単なる「妖怪」ではなく、幕府を守ろうとした彼なりの正義や論理を表現し、歴史を複数の視点から伝えたい。とコメントされています。
徳川斉昭|柄本明さん≫大河ドラマ6作目
徳川斉昭(とくがわなりあき)の役どころは、
- 御三家の一つである水戸藩の第9代藩主で、「烈公」と呼ばれた人物です。
- 一見すると好々爺ですが、政略にたけた老獪な策士でもあります。
- 若い阿部正弘の相談役となり、幕府の海防政策に関わります。
- 息子・一橋慶喜を将軍後継者にするため、朝廷や諸藩とも連携します。
- 強硬な攘夷を主張し、開国派の井伊直弼と激しく対立します。
柄本明さんは、1948年、東京都生まれ。
劇団東京乾電池を主宰し、映画・ドラマ・舞台で長年活躍する、日本を代表する俳優の一人です。

柄本明さんは、安達奈緒子さんの脚本作品にこれまでも出演しており、共演者と楽しく撮影に臨みたい。とコメントされています。
『逆賊の幕臣』の脚本家・安達奈緒子さん
安達奈緒子さんのプロフィール
2004年に脚本家デビュー。
『リッチマン、プアウーマン』『コード・ブルー』『きのう何食べた?』、NHKでは朝ドラ『おかえりモネ』や、『海の見える理髪店』『透明なゆりかご』『お別れホスピタル』などを手がけています。
『逆賊の幕臣』が、大河ドラマ初執筆となります。
安達奈緒子さんが描く『逆賊の幕臣』
安達奈緒子さんは、本作を「歴史の勝者」ではなく、「敗者」とされた幕臣・小栗忠順の視点から描きます。
国内だけでなく海外の動きにも目を向け、幕末の外交や情報戦、そして「なぜ小栗忠順は処刑されなければならなかったのか」という謎にも迫ります。
安達奈緒子さんのコメント
NHKの番組紹介から、安達奈緒子さんのコメントの一部をご紹介します↓
小栗は持っている人です。身分、能力、機会に恵まれた変わり者の天才となれば鼻につく人物かもしれません。実際、無血開城の立役者、勝海舟は小栗を疎んじました。しかし小栗は官吏であり、いわゆるリーダーではありません。公の人です。そして小栗は持っている人だからこそ《個》として自由に生きることを自分には許さなかった。つねに公がなすべきことを考え、変容せざるをえない国を少しでも良くしようと邁進する。その高潔さと頑固さは清々しいほどで、混乱の世にあって希望たりえる人だったと思います。
『逆賊の幕臣』番組記事より
松坂桃李さんはまさにそんな高潔さをまとう方です。小栗がどんな人だったかを想像するとき、勝手ながら姿がピタリと重なります。極限まで苦闘する幕臣がスッと実体をもって立ち上がってくる、顔が見えてくる、するとやはり思うのです。
「なぜ彼は処刑されなければならなかったのか」
小栗を知れば知るほど彼の死が悔しい。その死には謎があります。これを解明していく物語はこの動乱の時代をさらに心惹かれるものにしてくれるはずです。
《幕末》を書くことを許されたのは《今》だったからだと考えます。がんばります。
大河ドラマ『逆賊の幕臣』のあらすじ
舞台は幕末。
江戸幕府の幕臣・小栗忠順は、日本初の遣米使節団の一員としてアメリカへ渡り、西洋文明を目の当たりにします。そして、日本が外国に飲み込まれない近代国家となるため、財政や外交、軍事改革に力を尽くしていきます。
しかし、井伊直弼の暗殺や攘夷運動の激化、朝廷と幕府の対立、薩摩・長州の台頭など、時代は大きく揺れ動きます。
そんな中、小栗はライバル・勝海舟と時に協力し、時に対立しながら、日本の未来を守るため奔走します。
幕府を改革して国を立て直そうとする小栗と、幕府を解体して新しい時代を築こうとする勝海舟。
同じ未来を見つめながらも異なる道を選んだ二人の運命、そして明治新政府によって「逆賊」とされた小栗忠順の知られざる生涯を描く、幕末・胸アツエンターテインメントです。
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大河ドラマ『逆賊の幕臣』作品概要
| タイトル | 逆賊の幕臣 |
| 脚本 | 安達奈緒子 |
| 制作統括 | 勝田夏子、深川貴志 |
| プロデューサー | 大越大士、南野彩子、藤原敬久(展開・プロモーション) |
| 演出 | 西村武五郎、末永創、川上剛、田中諭 ほか |
| キャスト |
【小栗家】 小栗忠順:松坂桃李 小栗忠高:北村有起哉 くに:鈴木京香 みち:上白石萌音 【幕臣・盟友たち】 勝海舟:大沢たかお 栗本鋤雲:青木崇高 駒井朝温:高橋光臣 滝川具挙:宮野真守 朝比奈昌広:芝大輔 三野村利左衛門:荒川良々 【師と上司】 井伊直弼:岡部たかし 安積艮斎:中村雅俊 【江戸幕府】 徳川家慶:宅麻伸 徳川家定:ふかわりょう 徳川家茂:神尾楓珠 阿部正弘:岩田剛典 鳥居耀蔵:北村一輝 徳川斉昭:柄本明 |
大河ドラマ『逆賊の幕臣』3つの見どころ
幕府側から描く、新しい幕末大河
これまでの幕末大河ドラマは、西郷隆盛や坂本龍馬、新選組など、明治維新を成し遂げた側から描かれることが多くありました。
『逆賊の幕臣』では、明治新政府から「逆賊」とされた幕臣・小栗忠順が主人公です。
歴史の勝者ではなく敗者の視点から幕末を描くことで、これまでとは違った幕末の姿が見られそうです。
小栗忠順と勝海舟、二人の天才の対立
本作の大きな見どころは、小栗忠順と勝海舟という二人の幕臣の関係です。
ともに日本の未来を考えながらも、小栗は「幕府を改革する道」、勝は「新しい時代を築く道」を選びます。
松坂桃李さんと大沢たかおさんが、この対照的な二人をどのように演じるのか注目です。
豪華キャストで描く幕末群像劇
主演の松坂桃李さんをはじめ、大沢たかおさん、鈴木京香さん、上白石萌音さん、北村有起哉さん、柄本明さん、北村一輝さんなど、実力派俳優が勢ぞろいしました。
小栗忠順を支える家族や仲間、江戸幕府の将軍や幕臣たちが織り成す人間ドラマも、本作の大きな魅力になりそうです。
よくある質問
- Q大河ドラマ『逆賊の幕臣』の主人公は誰ですか?
- A
主人公は、小栗忠順(おぐり ただまさ)です。
日本初の遣米使節として渡米し、幕末の日本で財政や外交、軍事改革を進めた幕臣で、「勝海舟のライバル」とも呼ばれています。
- Q小栗忠順を演じるのは誰ですか?
- A
主人公・小栗忠順を演じるのは松坂桃李さんです。
松坂桃李さんにとって、大河ドラマ出演3作目で初主演となります。
- Q勝海舟を演じるのは誰ですか?
- A
勝海舟役は大沢たかおさんです。
幕府改革を目指す小栗忠順と、新しい時代を切り開こうとする勝海舟の対立と友情は、本作の大きな見どころの一つです。
- Q『逆賊の幕臣』の脚本を担当するのは誰ですか?
- A
脚本は安達奈緒子さんです。
『おかえりモネ』『透明なゆりかご』『お別れホスピタル』『海の見える理髪店』などを手がけた人気脚本家で、本作が大河ドラマ初執筆となります。
- Q『逆賊の幕臣』はいつから放送されますか?
- A
NHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』は、2027年1月から放送予定です。
放送開始までに新たな出演者も順次発表される予定ですので、最新情報が入り次第、この記事でも随時更新していきます。
まとめ
2027年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』は、幕臣・小栗忠順を主人公に、幕末を「敗者」の視点から描く意欲作です。
松坂桃李さんや大沢たかおさんをはじめ、実力派俳優が集結し、豪華なキャスト陣にも注目が集まっています。
新たな出演者や放送情報が発表され次第、この記事でも随時更新していきますので、ぜひチェックしてください。
『逆賊の幕臣』の予習に『青天を衝け』『西郷どん』『花燃ゆ』『八重の桜』『龍馬伝』『篤姫』『徳川慶喜』など幕末を舞台にした大河ドラマもU-NEXTで見放題配信中です。
本ページの情報は2026年8月時点のものです。最新の情報はU-NEXTサイトでご確認ください。
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