大河ドラマ【徳川家康】のあらすじ、感想･考察、配信状況！新しい家康像を演じた滝田栄さん

松本潤さんが主演の「どうする家康」の放送が始まって、歴代大河ドラマでも何度も演じられてきた徳川家康への注目が集まっています。

この記事では、1983年に放送された大河ドラマ21作目「徳川家康」について、あらすじと感想、滝田栄版・家康についての考察と、どこで見れるのか配信状況、それ以外の視聴方法についてお届けします。

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大河ドラマ「徳川家康」基本情報

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大河ドラマ「徳川家康」全50話をU-NEXT（ユーネクスト）で視聴しました。

1話から滝田栄さんが演じる家康登場かと思ったら、竹千代（家康）が生まれるもっと前から描かれていました。家康の母には「鎌倉殿の13人」で歩き巫女を演じた大竹しのぶさんが。この時の大竹しのぶさんが可愛いこと。滝田栄さんは6話から登場されます。

「どうする家康（1話放送終了時点）」と、滝田栄版の「徳川家康」を見比べてみて、特出すべき点が5点ありました

滝田栄版・大河ドラマ「徳川家康」を視聴した率直な感想と、家康像の考察をご紹介します！

結論から言いますと、滝田版「徳川家康」は、滝田栄さんの爽やかさの中に秘めた暗の部分が魅力だと言えます。長い人質生活で養われた家康の決断力と統制力は、松本潤さん演じる家康には、まだ出現していない部分なので、滝田版・家康を新鮮に感じました。

「どうする家康」第1話では、家康と瀬名は人形遊びやおままごとを一緒にして相思相愛の仲でしたが、「徳川家康」での滝田・家康と、池上季実子さん演じる瀬名はトップダウンで指示されての結婚で、相思相愛の間柄ではないところに切なさを感じました。

瀬名が懐妊して「足がつる」と言うので家康が足をさすってやる。というシーンがありましたが、滝田家康は一点の曇りもない愛情ではなく、心の中では別のことを苦々しく思いながらさすっていたりして、殺伐とした思いもしました。

滝田版家康は、尊敬する僧から「荷は重ければ重い方がよい、お前はそれを背負える男だ」と言われて、耐え忍んで生きてきました。こういう生い立ちが愛情に暗い影を落とすのかなと思いました。

滝田版「徳川家康」第8話で桶狭間の戦いに向かう前に母（大竹しのぶ）の元を訪ねるシーンがあります。大竹しのぶさんは母というにはあどけなくて、夫婦？と見間違えるほどなのですが、滝田版家康は純粋に涙を流し、子どもの顔に戻っているので、余計に悲しくなりました。

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幼年時代から青年時代にかけての人質生活をはじめ、幾多の辛苦をなめながら、信長、秀吉と同時代を生きた家康。桶狭間の合戦で武将として自立し、関ヶ原の合戦、大坂冬の陣、夏の陣を経た家康は戦国乱世に終止符を打ち、天下泰平の偉業を成し遂げていく。

原作は山岡荘八の「徳川家康」、脚本は小山内美江子。滝田栄演じる爽やかで若々しい家康は、人間味あふれる新たな家康像を打ち出した。織田信長役の役所広司は本作が出世作になりました。

大河ドラマ「徳川家康」はNHKのドラマですので、NHKオンデマンドで視聴することになります。

いろは

わたしはU-NEXTのNHKオンデマンドでイッキ見しました。U-NEXTは再生速度が0.6～2倍速と選べるので、滝田栄さんだけを追って見ることも可能です。

NHKオンデマンドを視聴するには、以下の方法があります。