一年に渡って放送される大河ドラマ。「鎌倉殿の13人」は全48話という長丁場でした。
普段、映画も1時間半を超えると「長いなー」と感じてしまうわたしが、
どうしてここまで「鎌倉殿の13人」にハマったのか、イッキ見する時のコツもご紹介します。
1話の中で、ごっそり削る
インスタやTikToKなど、短めの動画が好まれる時代。
ほわーんと史実だけを網羅したドラマだと飽きてしまいます。
「鎌倉殿」は出演者という点でも、1話から最終話まで通して出演したのは、政子、義時、実衣、義村だけ。
それ以外の出演者は、入れ替わり立ち代わり、殺したり殺されたり、回転が速い。
「鎌倉殿」で、亡くなったのは60名以上。出家した人やその他も含めると70名を超えます。
ストーリー展開も史実の部分をごっそり削ってますよね。
義経の最期の、弁慶の仁王立ちがなかったのには、驚きました。
二回に分けてドラマを作る
そうかと思うと、
- 上総介は14話で頼朝と酒を酌み交わす→15話で殺される
- 梶原景時は28話の最後に京都に行く→29話の冒頭に首桶。
- 畠山重忠は35話の最後に小四郎と酒を酌み交わす→36話で壮絶な戦い
- 和田義盛は40話で丸く収まったかと思いきや→41話で仁王立ち
- 実朝と公暁は44話で「源氏の世を」と手を取り合う→45話の大階段
これは、心理学で言うところの「ツァイガルニク効果」ですね。
ツァイガルニク効果(ツァイガルニクこうか、Zeigarnik effect)は、人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
ラストを知りたくて、一週間気持ちが落ち着かない状態で迎える次週。
わたしも完全に感情移入してきました。
1話が最適な展開
とはいえ、一話一話の45分を最後まで見てもらうためには、ストーリーの面白さが必要不可欠です。
前半に大規模な屋外ロケをして予算を使い果たしてしまうではなく、泰時が大きくなって登場した中盤での富士の巻狩り、畠山重忠の乱、和田義盛の乱、と後半に行くほど屋外ロケが増えていったのも、息を飲む展開に一役買ったと思います。
登場人物が多くて、場面展開もスピーディーでしたが、新しく登場した人には「トメ」とテロップをつけて説明してくれるところ、長澤まさみさんのナレーションで帰結するところなど、脚本のすばらしさに、エッジの効いた演出で、私たちを飽きさせないエンターテインメントになっていました。
展開が長くなっても面白ければ視聴者は見続ける。というのも三谷さんと制作陣は心得ていて、
時政と小四郎の別れのシーンは長いシーンでしたが、1年間親子として演じてきた時政パパと小四郎の気持ちに引き込まれました。
「鎌倉殿」イッキ見のコツ
散り際を見たい人向け
退場者一覧を参考に、気になる俳優さんの散り際2話連続でご覧ください。
壮絶な死5選
女性のカッコいいシーンを見たい人向け
「最強の女13人」で見たい箇所をピックアップしてご覧ください。
別の視点では
女装のシーン
劇伴(ドラマの中での音楽について)
出でよ「鎌倉殿!」イッキ見の方法は?
大河ドラマ【鎌倉殿の13人】は、NHKプラスでの配信は終了しており(2023年1月3日時点)今後はNHKオンデマンドで見れます。
→『鎌倉殿の13人』は、NHKオンデマンドでの配信が2023年07月01日 23:59で終了。
7月2日以降は、宅配レンタルサービスのTSUTAYA DISCASが圧倒的にオススメです。
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本ページの情報は2023年7月時点のものです。最新の情報はTSUTAYADISCASサイトでご確認ください。
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