この記事では、2025年1月25日(土)放送「土曜スタジオパーク 『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』特集 ゲスト 横浜流星」についてご紹介します。
平賀源内役の安田顕さん、駿河屋市右衛門役の高橋克実さん、長谷川平蔵宣以役の中村隼人さん、唐丸役の渡邉斗翔くんのインタビューも満載の60分。
横浜流星さんのお話の中に、撮影現場の様子がギュッと詰まっていました。
見逃し放送スケジュールは以下の通りです。
NHKプラスでは→2/1(土) 午後2:50 まで
NHオンデマンドでは→2月9日(日) 23:59まで配信
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「土曜スタジオパーク 『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』特集 ゲスト横浜流星」の放送・再放送予定
初回放送
2025年1月25日(土) おひる1:50~2:50【NHK総合】初回放送
再放送
現時点で予定なし
見逃し配信
2025年2月1日(土)おひる2:50まで【NHKプラス】
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「土スタ」ってどんな番組?
「土曜スタジオパーク(通称:土スタ)」は、NHK総合で放送されている土曜日お昼の60分間のスタジオ生トークショーです。MCはハリセンボンの近藤春菜さん、『鎌倉殿の13人』で以仁王を演じた木村昴さん、芸人のコカドケンタロウさん、松丸 亮吾さんらが持ち回りで、佐々木アナと番組キャラクターのななみちゃんが登場する構成です。
今回の横浜流星さん出演・べらぼう特集のMCは近藤春菜さん、木村昴さん、佐々木アナ、ななみちゃんでした。
時々、大河ドラマゆかりの地で公開生放送が行われたり、出演者から撮影秘話や舞台裏エピソードなど、生の声が聴けるので、大人気番組です。
それでは、番組内容を一部ご紹介していきます。
横浜流星さんの服装とご様子
横浜流星さんの登場です。佐々木アナの後ろを通ってセンターに立つ謙虚さにすごいな。と思いました。
いでたちは、黒のクルーネックのTシャツ、黒のパンツにベージュのダブルのジャケットの前ボタンを締めてきっちりとした中にもワイルドな雰囲気でした。アクセサリーは何もつけていらっしゃいませんでした。そして、無精ひげ?が伸び(撮影の加減なのかもしれないですね)、ヘアースタイルは『大河ドラマガイドブック』のインタビュー写真の時のストレートではなく、パーマをかけてウエーブがかかっていました。
そして横浜さんの足を肩幅より気持ち広く取ってまっすぐ立たれている立ち姿がべらぼうにカッコいいです。
生放送で動く横浜流星さんを初めて拝見したのですが、シブい方だなぁと思いました。たとえが古くて申し訳ないのですがアランドロンのように瞳の奥底まで澄み切っていて声に深みがあって、なんて素敵な方なんだろうと思いました。
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いきなりの「ありがた山」by蔦重
『べらぼう』の3話まで放送されて、いかがですか?の質問に、横浜流星さんが『べらぼう』で初めて大河を見たという方もいらっしゃるとお聞きしているので、
横浜さん:本当に、ありがた山です。
「土スタ」べらぼう特集より
春菜さんからも「お、出た!」と歓声が。この会話までにもMC3方で「べらぼう」を濫用していたので、一気に場が和んで笑いに包まれました。
視聴者の方からのお便りには「べらぼう」と「ありがた山」が使われていて、横浜さん「こちらこそ、ありがた山です」とお返事されていました。今年の流行語大賞になっちゃうかもですね。
『べらぼう』の蔦重に元気をもらっている、というお便りが多くて、横浜さんも「この作品が皆さんの生きる活力になってくれればなと思います」と仰っていました。
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渡辺謙さんとのシーンは?【ありがた山の寒がらす】
1話の田沼意次と対面するシーンは、撮影間もない頃に撮られたそうで、吉原の撮影もしていない状態横浜さんは望まれたので、イメージを膨らませながら…だったそうです。
渡辺謙さんとは今年公開の映画『国宝』で共演された関係で、自宅に伺うこともあったそうで、渡辺謙さんは柔らかく優しい方だそうで、大河の主役を演じる上で「とにかく元気に頑張れ」とアドバイスをもらったとのお話でした。
映画国宝の予告動画はこちらです。吉沢亮さん主演、渡辺謙さんと横浜さんが親子で、吉沢さんが蔦重のように渡辺謙さんに才を見出されるというストーリーです。
『べらぼう』は蔦重の子ども時代がなく(例年の大河だと、1話~数話は主人公の幼少期を描いて、子役が子ども時代を演じることが多いです)、48話まで蔦重の人生を描くので、最初はやり過ぎくらい若いフレッシュな蔦重を。そして話をかさねるごとに段々と成長していく姿を描いていくとのことでした。
そういえば『鎌倉殿の13人』の主人公・義時(小栗旬さん)も1話から登場していて、最初は頼朝(大泉洋さん)のやり方について行けず、苦悩するまっすぐな若者を演じておられました。通じますね。
カットを切って撮影するとお互いに集中が切れたりするので、公暁と義村の感情が流れるようなシーンを作るために、日頃の鍛錬が発揮されたシーンだったんですね。
平賀源内:安田顕さんインタビュー
インタビューでの安田顕さんは、ベージュのTシャツにグレンチェックのジャケット姿でした。
『べらぼう』平賀源内についてはこちらにも詳しく書いています↓
源内と蔦重については、こんな風にコメントされていました。
源内も香川から出てきて日本中を巡って、江戸で名を成す。(蔦重が)成り上がっていく過程というのは、若き日の自分を見ているような。そういう感覚で蔦重を見ています。
「土スタ」べらぼう特集 安田顕さんコメントより
撮影の合間の横浜さんとの会話は?
横浜流星さんはボクシングのプロのライセンスをお持ちで、安田顕さんもボクシングが好きとのことで「背筋発達してるね~」とか「ふくらはぎ すごいね」などなど、ボクシングや筋肉の話をされているそうです。そんな話にのってきてくれる横浜さんを「できた若者だな」と感謝している。とのことです笑。
和気あいあいな雰囲気は『べらぼう』の映像からも伝わってきます。
源内と蔦重のツーショットが見られる2話ネタバレあらすじとみどころはこちらから
蔦重は平賀源内から間違いなく大きな影響を受けたと思うし、生き方も源内から教えてもらうことがたくさんあるので、蔦重にとってのすごい財産になっています。
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本を作るということ
3話「一目千本」の制作過程が「土スタ」で紹介されていました。
- 資金集め花魁から入銀を集める
競争心に火を付ける
- 斬新な企画花魁を花に「見立てる」
- 製本絵師が書いた下絵→彫師が版木を彫る→摺師が紙に摺る木版画
女郎たちにも手伝ってもらって製本作業
- サンプルプロモーション市中の様々な場所に本を配る
てえへんなのに、楽しいだけ。夢の中にいるみてえだ!
「土スタ」より
3話の蔦重のこのセリフが大好きな方も多いと思います。蔦重という人物像と本を作る喜びが全部表現されているようなこのセリフとシーン。何度見返してもいいですね。
3話ネタバレあらすじとキャストはこちらからどうそ↓
『光る君へ』でも彰子が一条天皇に『源氏物語』の装飾本を献上したいといって、まひろや女房たちが力を合わせて製本していました。木版画という点は違いますが、製本の行程と最後に表紙に題字を貼り付けるシーンが全く同じで感動しますね→『光る君へ』37話はこちらから
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駿河屋市右衛門:高橋克実さんインタビュー。親父さまの愛。
高橋克実さんは蔦重の育ての親駿河屋市右衛門を演じられています。蔦重が本業ではない本を作ることを良く思っていません。蔦重のことを「こいつできるな」と実は買っている市右衛門です。
撮影初日が、蔦重をボコボコにするシーンだったそうですが、ボコボコにされる側の横浜さんの運動神経がバツグンなので、受け手がいいと迫力が出るとのお話でした。
(横浜さんと共演が初めてだったので)そこでグッとイイ感じに距離が縮まった。と思います。
「土スタ」高橋克実さんコメントより
高橋さんが一番印象に残っているシーンは、3話終盤での『一目千本』に関して扇屋(山路和弘さん)との会話。蔦重に対する気持ちは言葉には出さないものの、扇屋が全部市右衛門の気持ちを汲み取って言葉で表現して、市右衛門はカットバックの表情だけでそれを表していくのがいいシーンだと思いました。とのことです。
私も全く同感で、あのシーンを境に忘八が忘八でなくなったと感じて、市右衛門も蔦重から良い影響を受けていくと感じました。
『べらぼう』では、忘八の親父さん方に蔦重がボコボコにされるシーンが多いのですが、実は皆さん、優しくて撮影の時にはちょっと躊躇されるそうで、横浜さんが「思いっきりお願いします」ということで、本気のぶつかり合いをされているそうです。
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蔦重への10の質問
蔦重と横浜流星さんへの10の質問は以下の通りです。○か×かの札を上げられる形で回答されました、○×両方上げられたのは「うーん」と考えながらでした。
No | 質問 | 回答 |
---|---|---|
1 | 朝早くからの撮影も任せとけ | |
2 | 家を出る時必ずする”ゲンかつぎ”がある | |
3 | 唐丸がかわいくてしかたない | |
4 | 普段でもダジャレをよく言う | |
5 | セットの中で好きな場所がある | |
6 | 見得を切るのは得意だ | |
7 | 「俺はべらぼうだなー」と思うことがある | |
8 | セリフを覚えるのは早い | |
9 | 海外の方にも見て欲しい | |
10 | クランクアップしたらやろうと思っていることがある |
横浜さん、朝は弱いそうで「任せとけ」というほどではないとのこと。体力を温存したいこともあり、朝はぎりぎりまで寝ていたい派だそうで、家を出る5分前に起床するそうです。そして翌日着ていく服を着て寝ているそうです。
セリフはじっと座って読んで8割方入れて、後は相手とのやり取りの中で。とのことで、これは横浜さんがこれまでに培われた驚異的な集中力とパフォーマンスを最大限に発揮する力がすでに構築されているからだと感じました。
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可愛くてしょうがない唐丸のインタビューはこちらから↓
唐丸:渡邉斗翔くんインタビュー
唐丸役の渡邉斗翔くんが「から揚げ大好き!唐丸だよ!」と言って登場しました。
蔦重は命の恩人で頼りになるお兄さんで、そんな中でもどこか助けたくなっちゃう存在とのことです。横浜さんとは初の共演だそうで、楽屋に行って一緒にゲームをしたりする仲良しぶり。横浜さんはゲームをしてきていなかったので、ゲームに関しては斗翔くんの方がお兄さんのようだそうです。
流星さん、渡邊斗翔を忘れないでくださいね!絶対ですよ。バイバイ~。
「土スタ」渡邉斗翔くんのコメントより
『べらぼう』の話が進むと、唐丸くんにも変化が訪れます。ずっとバディーの関係でいられたらいいのですが、唐丸と斗翔くんの成長が楽しみですね。
横浜さんはダジャレはあまり言わないけど、蔦重の地口は?
横浜さんご自身は普段はあまりダジャレは言わないそうですが、蔦重は独り言でもダジャレを言うので、落とし込むのが難しいなぁとのことでした。
これまでに蔦重が放ったダジャレ(地口)は以下の通りです。
1話「まこと、ありがた山の寒がらすにございます」(田沼意次に対して)
1話「ありがた山のトンビがらす」(鱗形屋)
2話「これしか中橋だと思うんだけど」(九郎助稲荷に)
2話「うまくはイカのくちばしか」(源内を探していて独り言)
2話「どうも、かたじけ茄子(なすび)」(花の井に)
これからもっと増えてくるそうです。楽しみで仕方ないですね。江戸言葉は難しいけど、荒々しさの中に優しさや深みがあって味わい深いと仰っていた横浜さんのコメントが印象的でした。
江戸っ子らしさ。というポイントで「そばの食べ方」も春菜さんが絶賛していました。
長谷川平蔵:中村隼人さんインタビュー
映画『国宝』で歌舞伎役者を演じられた横浜さん。同じ歌舞伎役者の共演者・中村隼人さんのインタビューです。
中村さんと横浜さんは舞台『巌流島』で共演されて以来の仲良し。
平蔵のシーンは肩の力を向いてもらえるシーンを意識されたそうです。監督からは平蔵の髪の毛がちょろっと出ている「シケ」を使って遊んでとの指示があったそうで、中村さんが「シケ」を手で遊んだり、フッと吹いたりするシーンがあって、平蔵のチャームポイントとして印象づけられていると思いました。
1話で平蔵と蔦重のシーンで蔦重が見得を切ったのは、横浜流星さんのアドリブだったそうです。中村さんと横浜さんは舞台『巌流島』で共演されて以来の仲良しだそうで、撮影初日の中村さんを盛り立てたいという気持ちからの横浜さんの発想だったそうです。
そのシーン、横浜さんが納得いかないとういことで取り直したそうです。それも見得の箇所だけ。中村さん曰く「え、そこ?」お茶目だなと思ったそうです笑
『べらぼう』で平蔵役に中村さんをと横浜さんが希望されたそうで、ご縁は続いていくのだなぁと思いました。
当初の設定は平蔵と蔦重は「バディ」とのことですが、どうも『べらぼう』の設定が違っているようで、今後2人の関係がどんな風に変化していくのか目が離せないですね。
蔦重の見得を切るシーンは1話です。↓
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まとめ
『べらぼう』の主人公・蔦重を演じる、横浜流星さんの魅力が詰まった60分。撮影に取り組む横浜流星さんの考えや職人技を知ることができました。
視聴者の方々のコメントにも、どんな質問にもちょっと目を細めたりしながら、真摯に答える横浜流星さんの姿、必見です。
「土曜スタジオパーク 『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』特集 ゲスト横浜流星」の放送は以下の通りです。
NHKプラスでは→2/1(土) 午後2:50 まで
NHオンデマンドでは→2月9日(日) 23:59まで配信
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蔦重と横浜流星さん、インタビューで登場した方々に関する記事はこちらからどうぞ
『べらぼう』一話からのあらすじ・みどころ・感想はこちらから↓
【べらぼう考察】横浜流星さんが生きる蔦重の生涯と新しい大河ドラマ
本ページの情報は2025年1月時点のものです。最新の情報はU-NEXTサイトでご確認ください。
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