【べらぼう】アサシン 大崎・丈右衛門に殺されたのは？何話で？最期は？

2025年大河ドラマ「べらぼう」は戦のない物語ですが、その割にはどんどん人が死んでいきます。

この記事では、「べらぼう」を代表するアサシン・大崎（映美くららさん演）と、丈右衛門（矢野聖人さん演）に殺された人たちと、大崎と丈右衛門についてまとめました。

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１．大崎に殺された人は、合計4人＋α

47話「饅頭こわい」で、大崎が乳母だった11代将軍・徳川家斉（城桧吏さん）に宛てた手紙の中で、これまでの不審死の真相を大崎が告白しました。

それを元に計算すると大崎が殺したのは4人＋数多になります。

人数	だれ	注釈
１	田安治察 （入江甚儀さん）	病死？と見せかけて謎の死
２	徳川家基 （奥智哉さん）	鷹狩りで「死を呼ぶ手袋」の 親指を噛んで…死亡
３	松平武元 （石坂浩二さん）	風邪気味だったが、 胸を掻き切って謎の死
４	10代将軍・徳川家治 （眞島秀和さん）	菓子「醍醐」に毒。 臨終、家治は治済に「天は許さぬ」と言い残す
５	名も知らぬ数多の民 おんなこども	大崎が家斉への手紙の中で。

大崎が手を下した殺害のシーンは何話？

田安治察：3話のラスト
徳川家基：15話
松平武元：15話
徳川家治：31話

アサシン大崎の黒幕は？

3話のラストシーン：人形浄瑠璃。一橋治済(生田斗真さん）が「おや、糸が切れたか」とつぶやく。

15話で鷹狩り最中、手袋の親指部分を噛んだ家基が倒れて痙攣。亡くなった後、「死を呼ぶ手袋」の存在を武元が疑う。

同じく15話で松平武元が胸をかきむしって息絶える場面は、治済が人形浄瑠璃の傀儡を操っている場面と交互に流れました。そして、武元の枕元に迫る影は明らかに女性でした。

そして、30話ラスト利根川が決壊する大雨の中、「時が来た」と雨の中、舞う治済。

※雨のシーンの撮影秘話はこちら▶8月30日放送【土スタ×べらぼう特集】 ゲスト：生田斗真さんの番組内容とみどころ

31話では、家治がお菓子・醍醐の毒で死に至ります。最初食べつけないモノは…と尻込みしていた家治に、「なにとぞ、一口でも」と勧めたのは大崎。そして、家治の臨終には次代将軍・家斉（長尾翼くん演）と、その実の父・治済が臨席。家治が治済に向かって、「天は見ておる。天は天の名をかたる驕りを許さぬ」と言い残します。

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大崎の最期は？

46話「曽我祭の変」で、毒饅頭を食べて死んでしまった大崎。毒の専門家が自らも毒によって亡くなります。

亡くなる直前、治済が買い求めた浮世絵の代金を大崎が蔦重に払います。お金を包んだ紙は実は蔦重に「家斉に届けて欲しい」と託した手紙でした。

黒幕である治済から「饅頭を食べろ」と言われ、毒饅頭と知った上で自らの命を絶ったともいえる大崎でした。

大崎が救った「知保の方」

19話で、知保の方（家治の側室で、息子・家基が次の将軍の予定だった）は、家基が亡くなったため、御台所の地位がなくなり、同時に家治が亡き妻似の側室・鶴子に執心だったことから、大崎と共謀して自作自演の服毒自殺を図ります。

知保の方：この者（大崎のこと）は薬に詳しくてな。よき塩梅に誂えてもらった

『べらぼう』19話より

ここでは、ある意味、大崎は知保の方を救った。と言えます。

参考に、御三家の系図はこちらです↓大崎は豊千代（後の家斉の乳母）で、知保の方にいい塩梅の毒を盛ってあげてました。

大崎が登場する話を時系列で追いたい方はこちら▶『べらぼう』全話あらすじまとめ

２．丈右衛門に殺された人は、合計２人＋α

16話「さらば源内、見立は蓬莱」で、自称・旗本として源内先生に館の普請を依頼してきたのが初登場の丈右衛門と呼ばれた男。『鎌倉殿の13人』のアサシン・善児のようにすべての殺害を一手に引き受けるのかとゾワゾワしました。

丈右衛門が、実際に殺したのは２人、関連死や民意の誘導、凋落は数多になります。

人数	だれ	注釈
１	久五郎 （齊藤友暁さん）	16話：源内先生を神山検校の屋敷に住まわせ 煙草を勧めていた久五郎の口封じ。
２	新之助 （井之脇海さん）	31話：蔦重を庇って丈右衛門に匕首で刺される。

丈右衛門が凋落したのは誰？

16話で、源内先生と久五郎をそそのかす。→源内先生を久五郎殺害犯に仕立て投獄→獄死へと追いやる。
27話で、佐野政言にあることないこと吹き込んで、凋落する。
28話で、田沼意知の葬列に石を投げたり、「政言大明神」ののぼりを掲げたりして、民衆の田沼への怒りをあおる。
32話で、お救い米が出ないのを前に、治済と一芝居打って、民衆をあおります。

治済？：米がなければ、犬を食えとは～？
丈右衛門：まことか？まことにそんなこと言われたのか？

『べらぼう』32話より

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アサシン丈右衛門の黒幕は？

「べらぼう」本編では、一橋治済と丈右衛門の登場シーンが重なるということもなく、治済が丈右衛門に直接命令を下しているシーンもありませんが、32話で2人一緒に一芝居打っているところから、治済直属・お抱えアサシンだったことが分かります。

丈右衛門の最期は？

33話で蔦重を刺し殺そうとする丈右衛門。それを庇って新之助が刺されます。さらに蔦重に襲い掛かろうとするところを、駆けつけた長谷川平蔵の矢で丈右衛門は成敗されます。

黒幕である治済から「目ざわりな蔦重を始末しろ」と言われ、おそらく丈右衛門はその命に従っただけだろうと思いました。

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丈右衛門の後任は？

丈右衛門亡き後、市井での実行部隊を持たない一橋治済でしたが、46話の曽我祭では、毒饅頭配りとして、村上和成さん演じる眼光鋭い「饅頭配り」が登場しました。毒饅頭を食した定信の部下が何名も命を落としました。

『べらぼう』全話ネタバレあらすじ、相関図、みどころはこちら

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管理人・いろはが最終回に期待すること。

源内先生は、アヘンと思われる煙草を吸わされ、久五郎殺害犯に仕立てあげられた結果、投獄されました。お忍びで訪ねてきた田沼意次と話せたものの、極寒の中、牢獄に差し出されたお湯？を飲んで息絶えた。と『べらぼう』本編では見受けられます。

投獄されていた小伝馬町の牢獄に大崎がやってこれるのかどうかはさておきまして、この白湯が、47話で治済を眠らせた眠り薬と同じもので、源内先生も実は眠ったまま田沼家の地元・相良藩か、源内先生の故郷の讃岐藩に護送され、医師として長生きしましたとさ。

よくある質問

まとめ

最初は物言わぬ暗殺者だった大崎。おそらく、そもそもは薬の調合に長けていて、たくさんの人を救ってきたのに違いありません。それがその才能を見込まれ、また自身もその道を選んだのか、罪を重ねていくことになります。

大河ドラマにおける「アサシン」の運命として「人間らしくなると退場フラグ」のため、大崎は家斉にギフトを残して落命しました。丈右衛門も主従関係からのやむを得ないアサシン（というか武士なので、主君の命は絶対）だったと思われます。

今回は、「べらぼう」を代表するアサシン・大崎と丈右衛門が殺した人をまとめました。

最終話まで、残すところ１話となった「べらぼう」。どんなラストシーンを迎えるのか、最後までしっかり見届けたいですね。

『べらぼう』全話ネタバレあらすじとみどころはこちらをどうぞ↓

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