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【どうする家康】第11話ネタバレあらすじ「信玄との密約」再放送は?どこで見る?

どうする家康11話信玄との密約 どうする家康

2023年大河ドラマ「どうする家康」。第11話では家康は三河国主となり「松平」から「徳川」に改名します。かたや武田信玄は今川方を凋落済みで、今川の駿府が陥落するのは時間の問題でした。信玄との談判に臨んだ家康は、互いに今川領を攻めて、切り取り次第で自分の領地にするという密約を交わします。

亡き今川義元を父のように敬っていた家康は逡巡しながらも遠江・入間城へ攻める決意をします。入間城主は、夫が謀反の嫌疑で今川氏真に処罰された瀬名の親友・お田鶴(関水渚)です。お田鶴に家康につくようにと何度も文を送る瀬名…。お田鶴が好きな椿を築山庵に植えてお田鶴がくるのを待つ瀬名の想いは届くのでしょうか。

・11話を見逃した

・11話「信玄との密約」のみどころを知りたい

方に向けて、ネタバレあらすじと感想をお届けします。

大河ドラマ「どうする家康」の再放送は、地上波では放送翌週の土曜午後1:05から放送されます。

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11話は「信玄との密約」を描きながらも、前話での側室・お葉(北香那さん)に続き、女城主・お田鶴(関水渚さん)と瀬名(有村架純さん)のストーリーが中心に置かれ、戦乱の世を生き抜く女性にフォーカスしたところにぐっと引きつけられました。柴咲コウさんが演じた「おんな城主直虎」を思い出した方も多かったのではないかと思いました。

お田鶴は5話「瀬名奪回作戦」でも瀬名を裏切るような行動をし、10話のラストシーンでも夫の飯尾連龍(渡部豪太さん)が家康と通じていると氏真に密告したという展開ですが、こう動かずにいられなかったお田鶴の心情が痛いほどわかる回でした。

「だんご」がキーワードで、瀬名とお田鶴の友情、信玄と家康の領地切り分け、お田鶴の決意も描かれていました。だんごを焼いていた老婆は柴田理恵さんでした。「鎌倉殿の13人」の歩き巫女(大竹しのぶさん)のようにポイントポイントで出てくるのかも。とも思ったりしました。

「赤備え」の甲冑にヤクの白い毛、武田信玄(阿部寛さん)の長身で威厳のある姿に圧倒されました。撮影の色合いもちょっと沈んだ色目なので、ネットで話題沸騰の「ローマ帝国」の要人のようです。威圧感がすごくて、無敵の「甲斐の虎」そのものです。家康(松本潤さん)頑張れ~。

第11話あらすじ(ネタバレ注意)

11話のざっくりあらすじ

・家康は三河国主となり「徳川」と名を改める。
・瀬名は築山庵に椿を植えて、親友のお田鶴に来るように文を送る
・武田信玄との談判で、今川を攻め、切り取り分だけ自分の領地にする密約を結ぶ。
・入間城に攻め入る前に、何度もお田鶴を説得する家康。
・家康と瀬名の思いも虚しく、お田鶴と入間城は滅びる。


三河国主となり、姓を徳川と改めた家康(松本潤さん)は、今川領の駿河・遠江を狙う武田信玄(阿部寛さん)と談判することになります。

意外な形で信玄との交渉に臨んだ家康は、双方が今川領を攻め、切り取り次第で己の領地にするという密約を交わします。

今川と戦うことに抵抗を感じつつも、家康は遠江の引間城へと兵を進める。しかも引間城主は、瀬名(有村架純さん)の親友・お田鶴(関水渚さん)。お田鶴の身を案じ、瀬名は文を送るが…。

今川義元(野村萬斎さん)が治めていた頃の駿府で瀬名とお田鶴は仲良く、楽しい少女時代を過ごしています。城下町でおだんごを食べ、ガールズトークに花を咲かせた幸せな日々が映し出されます。

徳川家康の生涯。

徳川家康の生涯を年表にまとめてみました。第10話にあたるのは、赤字の部分です。

出来事
1542年三河国・岡崎城で生まれる
1547年尾張国・織田信秀(信長の父)の人質となる
1549年父・弘常が暗殺される。
駿河国・今川義元の人質となる。
1560年「桶狭間の戦い」で義元討ち死。岡崎城に戻る。
1562年織田信長と清須同盟
1563年今川義元の偏諱である「元」の字を返上し「家康」と名乗る
1563~64年三河一向一揆(1563~1564)
この辺り
1572年「三方ヶ原の戦い」で武田信玄に敗北。
直後に武田信玄死去。
1582年「本能寺の変」で信長死去。
1584年「小牧・長久手の戦い」で羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)と戦う。
1600年秀吉死後の「関ケ原の戦い」で勝利。
1603年征夷大将軍に任命。江戸幕府を開く。
1605年息子・秀忠に跡を継がせる。
1615年「大阪夏の陣」で豊臣家を滅ぼす。
1616年75歳で死去。
徳川家康の生涯

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今川義元の言葉を心に刻んで…

家康が三河国主になるにあたり、源氏の流れをくんでいたらより信頼されるということで、大樹寺で登譽上人を筆頭に家臣たちも総出で家系図を調べます。「得川」や「世良田」などが源氏の流れ?とのことで、家康は亡き今川義元の言葉を思い出します。

「王道(をもって治める)」

「覇道(武をもって治める)」

「どうする家康」第1話より

そこで、家康は「得」を「徳」とし、「徳川」へ名前を改めることにしました。

今川義元が家康に言葉を残した1話のネタバレあらすじはこちらから↓

いろは
いろは

今川の人質でありながら、義元から目をかけられ、自分の後継ぎのように教育された家康。家康も心から義元を尊敬していました。そんな家康なので人生の決断の折に頭に浮かぶのは義元の言葉なんですね。

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お田鶴(関水渚さん)

雪の舞う中、駿府城下で瀬名とお田鶴の楽しそうな少女時代が描かれています。戦乱の世の中で将来敵味方となることも想像しなかったことと思います。こっそりお団子を食べ、華道のお稽古をして、箸が転がっても面白い年頃の二人のガールズトークにほっこりします。

10話の最後に田鶴の夫で引間城の城主の飯尾連龍が、家康と通じていると今川氏真にバレて処刑されます。密告したのは妻の田鶴だと告げる氏真の言葉に驚愕する連龍。

5話「瀬名奪還作戦」でも、幼なじみの瀬名を裏切った田鶴ですが、少女の頃の二人の会話を聞いていると、田鶴は氏真にずっと思いを寄せていたことが伺えます。

四人の気持ちを表すとこんな感じです。

田鶴→好き→氏真→好き→瀬名⇔両想い⇔家康

氏真は主君なので田鶴の思いはかなわず飯尾連龍に嫁いだのだと思いますが、田鶴だけは氏真を心の底から尊敬し、信頼し、最後まで決して裏切らずに永遠の主君として仕え続けたのだろうと思いました。

家康側から見ると「裏切り者」で「怖い人」に見える田鶴ですが、ただ一途に氏真の事を思い続けたのではないかと思い、泣けてきました。

いろは
いろは

氏真も瀬名のことがずっと好きだったのを家康に取られて、その悔しさから瀬名を側女にしたのだと思います。氏真と田鶴に対して、何とも言えない哀愁を感じます。

お田鶴は、椿の花が好きです。瀬名がその理由を聞くと

雪の寒さの中であろうと、一人ぼっちであろうと、凛と咲く椿のようなおなごになりたい。

「どうする家康」第11話より

お田鶴は城や家臣を守る城主として、りっぱな最期を遂げました。

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いろは
いろは

氏真への思いを全うした田鶴だと思いますが「おんな城主・直虎」の柴咲コウさんのように、生き抜く道を選んで欲しかった気もします。残念です。

武田信玄(阿部寛さん)威圧感がすごい。

家康の存在に以前から注意を払っていた信玄。密談に臨みます。

が信玄は正式な話し合いの場には姿を見せず、家康が本多忠勝と榊原康政を連れてぶらぶらしている山中に現れます。信玄を猫と揶揄していたところに、信玄本人が茶を運んで現れます。家康は最初僧侶かと思っていましが、木の上には甲賀忍者が…。

信玄は談判の場に姿を見せなかった非礼を詫び、提案します。

駿府から我々が、遠江からそなたが。互いに切り取り次第で。いかがかな?

「どうする家康」11話より
いろは
いろは

威圧感たっぷりの信玄に、こんなこと言われて「嫌だ」とは絶対言えないです。串に刺さっただんごの1/4を家康が、残りの3/4(二個の団子の内、半分を家康、1個半)を信玄がほおばっていました。結果そのまんまの領地なんでしょうね。

最強!赤備え甲冑

いよいよ「甲斐の虎」武田軍が本格稼働です。「赤備え」の甲冑と、ヤクの白い毛をまとった信玄が最高にカッコいいです。「井伊の赤備え」、「真田の赤備え」など、このあと戦国時代には色々な赤備えが登場しますが、その元祖は何と言ってもこの「武田の赤備え」。無敵軍団の登場に胸がわくわくします。

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ラストシーンに泣ける

今川義元の庇護のもと、瀬名とお田鶴、そして氏真と家康は屈託なく笑い合う日々を送ってきました。戦国時代の常ではありますが、パワーバランスが崩れると悲しい運命が待ち受けています。雪がちらちら舞う中で氏真も笑っている姿に、泣けてきました。

そして、入間城で清々しさまで感じさせる最期を遂げたお田鶴。瀬名は築山庵で椿の花を見ながらお田鶴がやってくるのを待っています。

いろは
いろは

家康が最後の最後まで、戦いを避けようとしていた点に感動しました。今回は特に恩のある今川方、そして瀬名の幼なじみの田鶴を救いたかったからですが、無為な戦いは避けるという家康の精神が垣間見れて、ますます応援したくなりました。

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第11話のキャスト

役名俳優名
徳川家康松本 潤
瀬名有村架純
織田信長岡田准一
酒井忠次(左衛門尉)大森南朋
本田忠勝(平八郎)山田裕貴
榊原康政(小平太)杉野遥亮
鳥居元忠(彦右衛門)音尾琢真
本多忠真波岡一喜
平岩親吉(七之助)岡部 大
渡辺半蔵守綱木村昴
飯尾連龍(回想)渡部豪太
阿部元信(回想)田中美央
今川氏真溝端淳平
穴山信君田辺誠一
山県昌景橋本さとし
老婆柴田理恵
田鶴関水 渚
木下藤吉郎ムロツヨシ
関口氏純渡部篤郎
真矢ミキ
石川数正松重 豊
登譽上人里見浩太朗
今川義元野村萬斎
武田信玄阿部寛
第11話キャスト

「どうする家康」のキャスト一覧はこちらから

第11話の制作陣

脚本古沢良太
音楽稲本 響
ナレーション寺島しのぶ
演出村橋直樹
第11話制作陣

最後

11話は「信玄との密約」を描きながらも、戦乱の世を生き抜く女性にフォーカスした回でした。

お田鶴は5話「瀬名奪回作戦」でも瀬名を裏切るような行動をし、10話のラストシーンでも夫の飯尾連龍が家康と通じていると氏真に密告したという展開ですが、こう動かずにいられなかったお田鶴の心情が痛いほどわかる回でした。「だんご」をキーワードに、瀬名とお田鶴の友情、信玄と家康の領地切り分け、お田鶴の決意が描かれていました。

「赤揃え」の甲冑にヤクの白い毛、武田信玄の威厳のある姿に圧倒されました。無敵の「甲斐の虎」本格始動です。家康頑張れ~。

11話のざっくりあらすじ

・家康は三河国主となり「徳川」と名を改める。
・瀬名は築山庵に椿を植えて、親友のお田鶴に来るように文を送る
・武田信玄との談判で、今川を攻め、切り取り分だけ自分の領地にする密約を結ぶ。
・入間城に攻め入る前に、何度もお田鶴を説得する家康。
・家康と瀬名の思いも虚しく、お田鶴と入間城は滅びる。

次回以降、また厳しい展開が予想される「どうする家康」。今のうちに1話から見直してみてはいかがですか?

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管理人いろは

中学2年生の国語の授業で平家物語「敦盛の最期」を勉強して以来、歴史ドラマにはまっています。特にNHKの大河ドラマが大好きです。リアルタイムでテレビを見る時間がないので、あとから見逃し配信を見たり、過去の作品をイッキ見して楽しんでいます。ゆかりの地を訪ねるのも楽しみの一つです。ドラマにほへとでは、管理人いろはが実際に見た大河ドラマの情報をまとめています。PCやスマホでイッキ見する方法も紹介しています。大河ドラマよ永遠に♪

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