2026年に放送される大河ドラマ65作目『豊臣兄弟!』。主人公は天下人の弟・豊臣秀長(とよとみ ひでなが)。兄・豊臣秀吉と2人が強い絆で下克上を成し遂げていく奇跡のサクセスストーリーです。
主演は、豊臣秀長を演じる仲野太賀さん。兄・豊臣秀吉を演じるのは池松壮亮さんです。豊臣四人兄弟姉妹の姉・ともを宮澤エマさん、妹・あさひを倉沢杏菜さんが演じられます。
脚本は、朝ドラ「おちょやん」や「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」「家政夫のミタゾノ」「家康、江戸を建てる」を手掛けた八津弘幸さんです。
・『豊臣兄弟!』のキャストは?何役で出演するの?
・大河ドラマの出演歴は?
についてご紹介します。
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- 『豊臣兄弟!』のキャスト・役どころ
- 『豊臣兄弟!』の主人公
- 『豊臣兄弟!』のキャスト一覧:家族&恋人たち
- 『豊臣兄弟!』のキャスト一覧:武将たちとその家族
- 織田信長:小栗旬さん≫大河ドラマ10作目
- お市:宮﨑あおいさん≫大河ドラマ3作目
- 徳川家康:松下洸平さん≫大河ドラマ2作目
- 明智光秀:要潤さん≫大河ドラマ4作目
- 前田利家:大東駿介さん≫大河ドラマ4作目
- まつ:菅井友香さん≫大河ドラマ初出演
- 浅井長政:中島歩さん≫大河ドラマ2作目
- 茶々:井上和さん≫大河ドラマ初出演
- 柴田勝家:山口馬木也さん≫大河ドラマ5作目
- 石田三成:松本怜生さん≫大河ドラマ初出演
- 斎藤龍興(たつおき):濱田龍臣さん≫大河ドラマ2作目
- 藤堂高虎:佳久創さん≫大河ドラマ2作目
- 松永久秀:竹中直人さん≫大河ドラマ4作目
- 坂井喜左衛門:大倉孝二さん≫大河ドラマ3作目
- 浅野長勝:宮川一朗太さん≫大河ドラマ2作目
- ふく:森口瑤子さん≫大河ドラマ6作目
- 佐久間信盛:菅原大吉さん≫大河ドラマ3作目
- 林秀貞:諏訪太朗さん≫大河ドラマ5作目
- 森可成:水橋研二さん≫大河ドラマ3作目
- 丹羽長秀:池田鉄洋さん≫大河ドラマ4作目
- 佐々成政(さっさなりまさ):白洲 迅さん≫大河ドラマ2作目
- 佐久間盛重:金井浩人さん≫大河ドラマ3作目
- 今川義元:大鶴義丹さん≫大河ドラマ初出演
- 足利義昭:尾上右近さん≫大河ドラマ2作目
- 蜂須賀正勝(はちすか まさかつ):高橋 努さん≫大河ドラマ4作目
- 大沢次郎左衛門:松尾 諭さん≫大河ドラマ2作目
- 篠:映美くららさん≫大河ドラマ2作目
- 稲葉良通:嶋尾康史さん≫大河ドラマ2作目
- 氏家直元:河内大和さん≫大河ドラマ初出演
- 前野長康:渋谷謙人さん≫大河ドラマ4作目
- 安藤守就(あんどうもりなり):田中哲司さん≫大河ドラマ4作目
- 語り:安藤サクラさん
- 脚本は、八津弘幸(やつ・ひろゆき)さん
- 『豊臣兄弟!』のあらすじ
- 『豊臣兄弟!』作品概要
- まとめ
『豊臣兄弟!』のキャスト・役どころ
主人公・豊臣秀長を演じる仲野太賀さんと、秀長の家族、恋人たち、そして戦国武将たちを演じる豪華な俳優陣。『豊臣兄弟!』では、大規模なオーディションを行い、若いキャストの皆さんも登用されています。
それでは、キャスト皆さんをご紹介していきます!
『豊臣兄弟!』の主人公
主人公・豊臣秀長(小一郎):仲野太賀さん≫大河ドラマ6作目
天下人・豊臣秀吉の弟。登場時の名は小一郎(こいちろう)。兄の天下取りをいちずに支え続けた「天下一の補佐役」といわれています。
主人公・豊臣秀吉を演じる仲野太賀さんは、1993年生まれ、東京都出身。2006年に俳優デビュー。朝ドラ『虎に翼』で主人公・寅子の夫・佐田優三役。『新宿野戦病院』で主演の高峰亨役を演じて話題に。面白味があって味わいのある演技に定評があります。
仲野太賀さんの過去の大河ドラマ出演は
『風林火山(2007年)』上杉龍若丸 役
『天地人(2009年)』直江景明 役
『江~姫たちの戦国~(2011年)』豊臣秀頼 役
『八重の桜(2013年)』徳富健次郎(徳富蘆花) 役
『いだてん~東京オリムピック噺~(2019年)』小松勝 役
仲野太賀さんのコメント
胸がいっぱいです。作品を見るたび、共演させていただくたびに、その役に臨む姿勢に多大なる影響を受ける大好きな先輩ばかりです。なんだか熱に浮かされてるような、並々ならぬ興奮状態にあります。
番組公式HP仲野太賀さんのコメントより
そして宮澤エマさん、倉沢杏菜さんとは「豊臣兄弟姉妹!」ということで、みんなで一丸となって坂井さんに甘えていきたいと思います!!
『豊臣兄弟!』のキャスト一覧:家族&恋人たち
豊臣秀吉(藤吉郎):池松壮亮さん≫大河ドラマ3作目
小一郎の3歳上の兄で、弟を乱世に巻き込んだ豊臣秀吉を演じるのは池松壮亮さんです。
貧しい農家で生まれ育ったが主君・織田信長のもとで頭角を現し、ついには天下統一を果たす。
秀吉を演じる池松壮亮さんは、1990年生まれ。福岡県出身。2003年ハリウッド映画『ラスト・サムライ』で映画デビュー。その後も数多くの作品に出演し、数々の映画賞を受賞している。
池松壮亮さんのコメント
家族、仲間、ライバル、関係性は様々ですが、一丸となって作り上げるチームの仲間として、皆様と共に素晴らしい作品をお届けできるよう、今年初夏から撮影に励んで参ります。どうぞご期待下さい!
番組公式HP池松壮亮さんのコメントより
とも:宮澤エマさん≫大河ドラマ2作目
豊臣兄弟の姉。三人の男児を産み育てるが、跡継ぎに恵まれなかった弟の秀吉によって政治の道具として利用される。長男の秀次は秀吉の後継者となるも、謀反の疑いをかけられ処刑されることになる。
宮澤エマさんは、1988年生まれ。東京都出身。朝ドラ『おちょやん』の魔性の雰囲気漂う竹井栗子役で脚光を浴び、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』実衣役で視聴者に強烈な印象を残しました。数多くの舞台やドラマに活躍されています。
宮澤エマさんの過去の大河ドラマ出演は
『鎌倉殿の13人(2023年)』実衣 役
宮澤エマさんのコメント
番組公式HP宮沢エマさんのコメントより
現実主義的なともと、なかなか自由な家族のコミカルな掛け合いが序盤では多いですが、この先この家族が経験していくことを考えると原点とも言える家族の関係性を描く日々を大事に演じたいと思います。
▶【鎌倉殿の13人】実衣を演じる宮澤エマさんの過去の出演作。予告編 涙の理由は?
あさひ:倉沢杏菜さん≫大河ドラマ2作目
豊臣兄弟の妹。兄たちが出世したおかげで夫ともども裕福で幸せな暮らしを送っていたが、ある日突然、秀吉によって離縁させられ徳川家康の元に嫁がされることになる。
あさひを演じる倉沢杏菜さんは、2005年生まれ。神奈川県出身。大河ドラマ『光る君へ』で三条天皇の中宮・藤原妍子を演じられました。
倉沢杏菜さんの過去の大河ドラマ出演は
『光る君へ(2024年)』 藤原妍子役
▶『光る君へ』44話”望月の夜”で三条天皇と妍子の年齢差を見る。
なか:坂井真紀さん≫大河ドラマ2作目
豊臣兄弟の母。夫を早くに亡くし、女手一つで二男二女を育てる。秀吉が関白に就任したのちは大政所(おおまんどころ)と称される。
豊臣兄弟の母・なかを演じる坂井真紀さんは、1970年生まれ。東京都出身。大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』に出演されました。
坂井真紀さんの過去の大河ドラマ出演は
『いだてん〜東京オリムピック噺〜』
坂井真紀さんのコメント
これまで錚々たる方々が演じており、その人物像も様々な印象を持たれている女性ですので、この作品でどのような『なか』を誕生させられるか、大きな喜びと共に身の引き締まる思いでいっぱいです。
番組公式HP坂井真紀さんのコメントより
(「豊臣兄弟!」で描かれるなかは)子供たちを温かく見守り、時に背中を押し、母親としての優しさと強さを持った女性と感じました。子を思う親の気持ちは普遍的なものであると思います。この時代を生きる母としての生き様をしっかり演じ、戦っていきたいと思います。
直(なお): 永野芽郁さん→白石聖さん≫大河ドラマ初出演
小一郎と同い年の幼なじみ。男勝りな性格だが、小一郎のことをひそかに慕っている。乱世に翻弄される悲劇のヒロイン。
直を演じるのは、当初配役の永野芽郁さんから、白石聖さんに変更されました。
白井さんは、1998年神奈川県生まれ。『しもべえ』『大奥』などに出演されました。大河ドラマは初出演です。
慶(ちか):吉岡里帆さん≫大河ドラマ初出演
小一郎の正妻。のちの慈雲院(じうんいん)。兄嫁の寧々とともに豊臣兄弟を支える存在となる。
吉岡里帆さんは、1993年生まれ。京都府出身。朝ドラ『あさが来た』、夜ドラ『ひらやすみ』映画、ドラマ、舞台などジャンルを問わず活躍されています。無類のネコ好きとしても有名です。
寧々(ねね):浜辺美波さん≫大河ドラマ初出演
豊臣秀吉の正妻。秀吉が関白に就任したのちは北政所と称される。庶民の娘から“戦国のファーストレディ”へと昇りつめる。
浜辺美波さんは、2000年生まれ。石川県出身。2017年に映画『君の膵臓をたべたい』で第41回日本アカデミー賞 新人俳優賞などを受賞。朝ドラ『らんまん』主人公の妻・槙野寿恵子を演じられました。
弥助:上川周作さん≫大河ドラマ3作目
豊臣兄弟の姉・ともの夫。のちの三好吉房。小一郎たちが清須に家族を呼び寄せた後は、彼らを手伝い武士となる。ともとの間に、3人の男子をもうける。
上川さんは、大河ドラマ『西郷どん』『真田丸』や朝ドラ『虎に翼』、『火星の女王』などNHK出演作多数。
甚助:前原瑞樹さん≫大河ドラマ初出演
豊臣兄弟の妹・あさひの夫。のちの副田吉成。弥助同様、小一郎たち行動を共にすることに。
前原瑞樹さんは大河ドラマ初出演。朝ドラ『ばけばけ』の2代目借金取りを演じられています。
『豊臣兄弟!』のキャスト一覧:武将たちとその家族
織田信長:小栗旬さん≫大河ドラマ10作目
「天下布武」のスローガンのもと天下一統を目指したカリスマ的武将。立身出世を目指す小一郎(のちの秀長)と藤吉郎(のちの秀吉)兄弟にとって絶対的な主君。
演じる小栗旬さんは、1982年生まれ。東京都出身。子役として活躍を始め、1995年大河ドラマ『八代将軍吉宗』がデビュー作品となります。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で義兄・源頼朝(大泉洋さん)を支える主人公・北条義時を熱演されました。
小栗旬さんの大河ドラマ出演作は
2023年『どうする家康』主演:松本潤。小栗さんは最終回に南光坊天海役で登場。
2022年『鎌倉殿の13人』主演・北条義時
2018年『西郷どん』主演:鈴木亮平。小栗さんは坂本龍馬役。
2013年『八重の桜』主演:綾瀬はるか。小栗さんは吉田虎次郎(松陰)役。
2009年『天地人』主演:妻夫木聡。小栗さんは石田三成役。
2005年『義経』主演:滝沢秀明。小栗さんは梶原景時の息子、梶原景季役。
2000年『葵 徳川三代』主演:津川雅彦、西田敏行。小栗さんは細川 忠利役。
1996年『秀吉』主演:竹中直人。小栗さんは石田三成の少年時代。
1995年『八代将軍吉宗』主演:西田敏行。小栗さんは第五代水戸藩主徳川宗翰役
【鎌倉殿の13人】主演の小栗旬さん 過去の出演作品をまとめました。
【鎌倉殿の13人】183枚の「小栗マスク」に込められたメッセージ。それ何話?も独自調査でまとめています。
お市:宮﨑あおいさん≫大河ドラマ3作目
織田信長の妹。乱世に翻弄されながらも、兄・信長と織田家のため波乱万丈な生涯を毅然として生き抜いた戦国ヒロインのひとり。浅井長政に嫁ぎ、茶々・初・江の三姉妹を生み育てるが、のちに兄と夫が対立することになる。
宮崎あおいさんは、大河ドラマ『篤姫』で歴代最年少での主演を見事に演じられました。朝ドラ『純情きらり』主演、『あさがきた』で主人公・あさの姉役、『らんまん』では語りを担当されました。『眩(くらら)~北斎の娘~』では、主人公の葛飾北斎の娘を演じられました。
徳川家康:松下洸平さん≫大河ドラマ2作目
戦国乱世に終止符を打ち、江戸幕府初代将軍として泰平の世を築いた戦国三英傑の一人。信長亡きあと天下一統を狙う豊臣兄弟の眼前に最大最強のライバルとして立ちはだかる。
松下洸平さんは、1987年生まれ。東京都出身。俳優、シンガーソングライターとして活躍されています。大河ドラマ『光る君へ』に主人公まひろと越前で出会い、のちに大宰府で再会する深いかかわりのある周明を演じられました。
松下洸平さんの大河ドラマ出演作は
2024年『光る君へ』周明 役
明智光秀:要潤さん≫大河ドラマ4作目
「本能寺の変」で、主君・織田信長を自害に追い込み、時代の流れを大きく変えた明智光秀。その素顔はいまだ謎のベールに包まれている。
明智光秀を演じる要潤さんは1981年生まれ。香川県出身。大河ドラマは幕末が舞台の作品に数多く出演されています。
前田利家:大東駿介さん≫大河ドラマ4作目
血気盛んで派手好きな「かぶき者」だが、槍(やり)の名手として数々の武功をあげ、秀吉と同世代の良きライバルとして出世争いを繰り広げる。のちに五大老の一人として豊臣政権を支え、「加賀百万石」の加賀藩の礎を築く。
前田利家を演じる大東駿介さんは、1986年生まれ。大阪府出身。大河ドラマは『平清盛』『花燃ゆ」『いだてん』に続く4作目です。ドラマ『シバのおきて』『バレエ男子』『夫婦善哉』も注目。
大東駿介さんの大河ドラマ出演作は
2021年『青天を衝け』徳川慶篤 役
まつ:菅井友香さん≫大河ドラマ初出演
前田利家の正室。夫・利家を支え、豊臣兄弟やその家族と深くかかわっていく。豊臣政権下で利家が秀吉を支えるようになると、まつと寧々も親密な関係を築いていく。
まつを演じる菅井友香さんは、1995年生まれ。東京都出身。欅坂46、櫻坂46の元メンバーでキャプテン。大河ドラマは初出演です。
浅井長政:中島歩さん≫大河ドラマ2作目
織田家と同盟を結び、信長の妹・お市を妻に迎える。茶々・初・江の三姉妹をもうけ、幸せな結婚生活を送る。やがて義兄の信長に反旗を翻すことになる。
浅井長政を演じる中島歩さんは、1988年生まれ。宮城県出身。大河ドラマは『青天を衝け』に続く2作目の出演です。朝ドラ『あんぱん』で主人子・ノブの最初の夫を演じられました。
中島歩さんの大河ドラマ出演作は
2021年『青天を衝け』徳川慶篤 役
茶々:井上和さん≫大河ドラマ初出演
浅井長政と織田信長の妹・お市の間に生まれた、茶々、初、江の“浅井三姉妹”の長女。仇である秀吉の側室となる。
茶々を演じる井上和さんは、2005年生まれ。神奈川県出身。乃木坂46のメンバー。大河ドラマは初出演です。
柴田勝家:山口馬木也さん≫大河ドラマ5作目
織田信長の重臣の一人。勇猛果敢な戦上手で「鬼柴田」の異名で恐れられた。足軽時代の小一郎と藤吉郎にとっては怖くて苦手な存在。やがて「賤ヶ岳の戦い」で兄弟と激突することになる。
柴田勝家を演じる山口馬木也さんは、1973年生まれ。岡山県出身。大河ドラマは『北条時宗』『八重の桜』『麒麟がくる』『鎌倉殿の13人』に続く5作目の出演です。話題の映画『侍タイムスリッパー』で主人公・高坂新左衛門を演じ、数々の賞を受賞されました。
石田三成:松本怜生さん≫大河ドラマ初出演
秀吉に重用された戦国大名。数字に強く太閤検地などでもその力を発揮した。秀吉の晩年には、25歳の若さで五奉行の一人となり、豊臣政権の中核を担った。
石田三成を演じる松本怜生さんは、2000年生まれ。愛知県出身。朝ドラ『おむすび』や、小芝風花さん主演の『あきない世傳 金と銀』『あきない世傳 金と銀2』では主演の小芝風花さんの初恋の人であり、最後の夫・智蔵を演じられています。大河ドラマは初出演です。
斎藤龍興(たつおき):濱田龍臣さん≫大河ドラマ2作目
美濃国の大名。斎藤道三の孫であり、父・義龍が急逝し、14歳の若さで家督を継ぐ。父の代からの優秀な家臣に恵まれていたが、若年ゆえに家臣の掌握に苦慮する。
斎藤龍興を演じる濱田龍臣(はまだたつおみ)さんは、2000年生まれ。千葉県出身。大河ドラマ『龍馬伝』で龍馬の子ども時代を演じました。
濱田龍臣さんの大河ドラマ出演作は
2010年『龍馬伝』坂本龍馬(子ども時代) 役
藤堂高虎:佳久創さん≫大河ドラマ2作目
秀長の重臣の一人。浅井長政に仕えていたが、秀長と出会い、やがて頭角を現す。力だけでなく知性漂う武将で、豊臣秀吉の中国攻めや賤ヶ岳の戦いなどにも参戦。築城の名人としても知られる。
藤堂高虎を演じる佳久創(かくそう)さんは、1990年生まれ。愛知県出身。お父さんはプロ野球選手の郭源治さんで、佳久創は元ラグビー選手。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で弁慶を演じられました。
佳久創さんの大河ドラマ出演作は
2022年『鎌倉殿の13人』武蔵坊弁慶 役
松永久秀:竹中直人さん≫大河ドラマ4作目
大和国(現在の奈良県)の戦国武将。あまたの裏切りと変わり身の早さゆえに周囲から恨みを買うことが多い。織田信長が足利義昭を奉じて上洛すると、いち早く織田に臣従、小一郎たちともかかわりを持つことに。茶人としても高名。
松永久秀を演じる竹中直人さんは、1956年生まれ。言わずと知れた大河ドラマ『秀吉』のサル・秀吉の名演が記憶に新しい。「心配ご無用」の決めゼリフは流行語になりました。今回は秀吉を翻弄する役どころ。楽しみです。
坂井喜左衛門:大倉孝二さん≫大河ドラマ3作目
尾張国中村で大きな影響力を持つ土豪。ある事情で藤吉郎を憎んでおり、小一郎が娘の直と親しい関係にあることもよく思っていない。
大倉さんは、1974年生まれ東京都出身。大河ドラマは『新選組!』『青天を衝け』に続く3作目。
浅野長勝:宮川一朗太さん≫大河ドラマ2作目
織田家に仕える武士で、寧々の父。小一郎たちの亡き父・弥右衛門と戦に出たことがあり、今も藤吉郎に目をかけている。
宮川一朗太さんは大河ドラマ『光る君へ』に続く大河ドラマ2作目の出演です。
ふく:森口瑤子さん≫大河ドラマ6作目
寧々の母。気は優しいが、どこか頼りないところのある夫を支える世話女房。
森口さんは、大河ドラマ『太平記』『八代将軍吉宗』『葵 徳川三代』『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』『義経』に続く、6作目の出演です。
佐久間信盛:菅原大吉さん≫大河ドラマ3作目
織田家筆頭家老。撤退戦でしんがりの指揮をよく務めたことから「退(の)き佐久間」と称される。
菅原さんは『おんな城主 直虎』『青天を衝け』に続いて、大河ドラマ3作目の出演です。
林秀貞:諏訪太朗さん≫大河ドラマ5作目
織田家家老の一人。外交や行政を中心に、事務方としてその能力を発揮する。信長に苦言を呈する場面も。
諏訪さんは、大河ドラマ『風林火山』『龍馬伝』『花燃ゆ』『鎌倉殿の13人』に出演されていました。
森可成:水橋研二さん≫大河ドラマ3作目
武芸に優れ、特に槍(やり)の名手として知られる。信長の近習となる森蘭丸は可成の息子。
水橋さんは『徳川慶喜』『真田丸』につづいて、大河ドラマ3作目の出演です。
丹羽長秀:池田鉄洋さん≫大河ドラマ4作目
信長が絶対的な信頼を置いた家老。血気盛んな武将が多い家臣団の中で文武両道を実践し、織田家を支える。
池田さんは大河ドラマ『元禄繚乱』『武蔵 MUSASHI』『義経』に次ぐ、4作目の出演です。
佐々成政(さっさなりまさ):白洲 迅さん≫大河ドラマ2作目
信長にその戦働きを認められ、精鋭部隊の一つである黒母衣衆(くろほろしゅう)の筆頭に上り詰めた、血気盛んな男。
白洲さんは『どうする家康』につづいて大河ドラマ2作目の出演です。
佐久間盛重:金井浩人さん≫大河ドラマ3作目
信長と、その弟・信勝の両方に仕えた経験を持つ。桶狭間の戦いでは要衝・丸根砦(まるねとりで)を任されるが……。
金井さんは、『西郷どん』『麒麟がくる』に続いて、大河ドラマ3作目の出演です。
今川義元:大鶴義丹さん≫大河ドラマ初出演
駿河の戦国大名。教養に富み、領地をよく治め、軍事的手腕にも優れていた。大軍を率いて尾張国東部をめぐる織田信長との戦いに臨む。大鶴さんは、大河ドラマ初出演です。
足利義昭:尾上右近さん≫大河ドラマ2作目
室町幕府最後の将軍。足利将軍家の再興を目指し、明智光秀を通じて信長に接近、上洛を持ちかける。尾上右近さんは、『青天を衝け』に次いで2作目の大河ドラマ出演です。
蜂須賀正勝(はちすか まさかつ):高橋 努さん≫大河ドラマ4作目
木曽川での運送に携わる土豪。美濃の要地・墨俣に砦(とりで)の築城を命じられた豊臣兄弟は、正勝に協力を求める。
高橋さんは、『天地人』『西郷どん』『どうする家康』に続いて、4作目の大河ドラマ出演です。
大沢次郎左衛門:松尾 諭さん≫大河ドラマ2作目
美濃の要衝・鵜沼城の城主。小一郎たちから、織田方に寝返らないかと調略を受ける。礫(つぶて)打ちの名人。松尾さんは『天地人』に次ぐ、大河ドラマ2作目の出演です。
篠:映美くららさん≫大河ドラマ2作目
次郎左衛門の妻。体が弱く、病の床に伏せりがちだが、夫とは深い絆で結ばれている。
映美くららさんは、大河ドラマ『べらぼう』の大崎が大反響を呼びました。2年連続の大河ドラマ出演です。
稲葉良通:嶋尾康史さん≫大河ドラマ2作目
道三の時代から斎藤家に仕える美濃三人衆の一人。跡目を継いだ龍興の才覚には疑問を抱いており……。
嶋尾さんは元プロ野球選手。大河ドラマ『軍師官兵衛』に次ぐ2作目の出演です。
氏家直元:河内大和さん≫大河ドラマ初出演
美濃三人衆の一人。龍興とは折り合いが悪く、己の諫言が聞き入れられないことに危機感を抱く。
前野長康:渋谷謙人さん≫大河ドラマ4作目
正勝と義兄弟の契りを結ぶも、織田家に仕えたため疎遠に。豊臣兄弟から、正勝との橋渡しを頼まれる。
渋谷さんは、『利家とまつ』『いだてん』『青天を衝け』に続いて、大河ドラマ4作目の出演。
安藤守就(あんどうもりなり):田中哲司さん≫大河ドラマ4作目
美濃三人衆の一人。小一郎・藤吉郎からの調略を受け、主君への忠義とのはざまで揺れることに。
田中さんは、大河ドラマ『新選組!』『龍馬伝』『軍師官兵衛』やドラマ『宙わたる教室』『八月の声を運ぶ男』など出演多数。
語り:安藤サクラさん
1986年生まれ、東京都出身。朝ドラ『まんぷく』で主人公・福子を演じ、大河ドラマ『いだてん〜東京オリンピック噺〜」などに出演。夫は柄本佑さん。
脚本は、八津弘幸(やつ・ひろゆき)さん
『豊臣兄弟!』の脚本を手掛けるのは八津弘幸(やつ・ひろゆき)さん。
1999年脚本家デビュー。大胆な構成力とエンターテインメント性をベースに、泣き笑いの人情ドラマが特徴。
主な作品は、連続テレビ小説「おちょやん」「1942年のプレイボール」「家康、江戸を建てる」「アイドル」「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」「家政夫のミタゾノ」など多数。
『豊臣兄弟!』制作発表会見での、八津さんのコメントをご紹介します↓
「そりゃ日本で脚本を書くなら、いつかは大河を目指したいです」
『豊臣兄弟!』番組HPより
20年前、僕が事務所に入るときに、どうやらマネージャーに言った身の程知らずの一言らしいです。すみません全く覚えてません(笑)。おそらくちょっとした軽口だったのだと思います。でもその言葉を真に受けたとても素直なマネージャーさんが、行く先々、ことあるごとに、八津は大河を書きたい!と声を大にして猛アピールしてくれたおかげで、僕は少々小っ恥ずかしかったですが、今こうして、光栄極まる機会を頂くことができました。言ってみるもんですね。気に留めてくださった皆さま、ありがとうございます。
おかげで、大きな高揚感と同時に、恐怖のどん底です。しかも扱うのは王道中の王道、戦国時代。ヤバいです、これまでの良作の数々と比べられてしまうパターンです。すでにプレッシャーで押し潰されそうな毎日ですが、そんな時は弟を誘ってスーパー銭湯へ行くのです。週一ペースで行ってます。あれこれ相談したり、馬鹿話もして、立ち直ります。頼りになる有能な弟がいてくれて本当によかった……というわけで、豊臣秀長です。最高の補佐役といわれる秀吉の弟ですが、果たしてその真意はどうだったのか。秀吉は秀長を本当のところどう思っていたのか。僕も弟と湯船に浸かりながら、思いをはせてみたいと思います。
『豊臣兄弟!』のあらすじ
尾張中村の貧しい農家に生まれた小一郎(のちの豊臣秀長)は、田畑を耕し土と共に生きる暮らしに満足しながら日々をすごしていた。
ある日、音信不通の兄・藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が意気揚々と姿を見せる。若き戦国武将・織田信長に仕官して大出世を目指しており、小一郎に自分の家来になってほしいと願い出る。
城下町の清須に出てきた小一郎は主君・信長と運命的な出会いを果たす。そして、ついに「桶狭間の戦い」の火ぶたが切られる。信長の奇跡の大勝利に、武士として生きていく覚悟を決めた小一郎だが、それはピンチと苦労の連続の始まりだった…。
戦国乱世を舞台に、知恵と調整力で兄を支えながら、兄弟で太平の世を目指す熱き下剋上ストーリー。
※大河ドラマを見るならU-NEXT経由のNHKオンデマンドが31日間無料体験できるのでおトクです。
『豊臣兄弟!』作品概要
日本史上最も有名な天下人・豊臣秀吉のサクセスストーリーと、『秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった』とまで言わしめた弟・秀長との「兄弟の絆」をテーマに描かれる大河ドラマです。
| タイトル | 豊臣兄弟! |
| 脚本 | 八津弘幸 |
| 制作統括 | 松川博敬、堀内裕介 |
| プロデューサー | 高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦、国友茜 |
| 演出 | 渡邊良雄、渡辺哲也、田中正 |
| キャスト | 【豊臣家と恋人たち】 豊臣秀長(小一郎):仲野太賀 豊臣秀吉(藤吉郎):池松壮亮 とも:宮澤エマ あさひ:倉沢杏菜 なか:坂井真紀 直:永野芽郁 慶:吉岡里穂 寧々:浜辺美波 弥助:上川周作 甚助:前原瑞樹 【戦国武将とその家族】 織田信長:小栗旬 お市:宮崎あおい 徳川家康:松下洸平 明智光秀:要潤 前田利家:大東駿介 まつ:菅井友香 浅井長政:中島歩 茶々:井上和 柴田勝家:山口馬木也 石田三成:松本怜王 高橋達興:濱田龍臣 藤堂高虎:佳久創 松永久秀:竹中直人 坂井喜左衛門:大倉孝二 浅野長勝:宮川一朗太 ふく:森口瑤子 佐久間信盛:菅原大吉 林秀貞:諏訪太朗 森可成:水橋研二 丹羽長秀:池田鉄洋 佐々成政:白洲迅 佐久間盛重:金井浩人 今川義元:大鶴義丹 足利義昭:尾上右近 蜂須賀正勝:高橋努 大沢次郎左衛門:松尾諭 篠:映美くらら 稲葉良通:嶋尾康史 氏家直元:河内大和 前野長康:渋谷謙人 安藤守就:田中哲司 |
| 語り | 安藤サクラ |
キャスティングに大規模なオーディションが敢行
『豊臣兄弟!』は20~30代の俳優さんたちを中心に大規模なオーディションが行われました。1600人以上の応募者の中から、約400人に絞られ、キャスティングされています。

若手の登用に大注目です!若手の方々が、大河ドラマで何度も演じられてきた戦国武将とその家族をどんな風に演じられるのかがとても楽しみです。
「豊臣兄弟!」1話~最新話まではU-NEXTで見放題配信中です。
まとめ
2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、天下取りのサクセスストーリーであり、大いなるホームドラマす。放送をぜひお楽しみください!
「豊臣兄弟!」の予習に大河ドラマ『秀吉』『太閤記』『どうする家康』もU-NEXTで見放題配信中です。
本ページの情報は2025年12月時点のものです。最新の情報はU-NEXTサイトでご確認ください。
#豊臣兄弟!




