12月12日(月)に、NHK2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」メモリアルブックが発売されます。
わたしももちろん予約済みで、本が到着するのをワクワクして待っています。
メモリアルブックの紹介文によりますと、
NHK2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」メモリアルブック商品紹介より
- 約1年5か月に及ぶ撮影に密着した、膨大なスチール写真から選ばれた、第1回から最終回までの珠玉の名シーン集。
- 撮影後の今だから明かす「鎌倉殿の13人」への想い、撮影秘話、後日談インタビュー
- 執筆を終えた時点での、三谷幸喜さんが語ったインタビュー
- 制作統括・清水拓哉さんが語る舞台裏
- 保存版・美術セット、衣装
250ページにも及ぶ豪華な内容です。期待が高まりますね。
わたしが思考停止で即予約したわけは、以下の通りです。
・すでに「鎌倉殿の13人 ガイドブック三巻」の内容が充実していたから。
・ガイドブックに掲載されていない、名シーンの写真を所蔵したいから。
・放送後でないと伝えられないインタビューを読みたいから。
メモリアルブックが発売される前に、
すでに販売済みの「鎌倉殿の13人 ガイドブック前編・後編・完結編」にはどんな内容が掲載されているのかを少しご紹介させていただきます。
(発売済み)「鎌倉殿の13人」ガイドブック前・後・完結編の内容
前 編:215ページ(2021年12月25日発売)
1~20話までのあらすじ掲載
後 編:183ページ(5月27日発売)
21~31話までのあらすじ掲載
完結編:143ページ(10月7日発売)
33~48話までのあらすじ掲載
前編、後編、完結編の巻頭のグラビア対談は誰と誰?
前 編:小栗旬&大泉洋
後 編:小栗旬&小池栄子&坂口健太郎
完結編:小栗旬&山本耕史
三冊全てのグラビア対談に出ているのは、主演の小栗旬さん。
前編の対談写真では、頼朝(大泉洋)さんがいるせいか表情が柔らかいです。
後編・完結編と進むにしたがって、厳しい顔つきになられている印象を受けます。
髪の毛も伸びました。
完結編は、山本耕史さんとの対談です。ラスボス2人の対談。すごく濃い内容です。
三巻の出演者紹介・インタビュー
インタビューが掲載されている方のみ、掲載順にまとめました。
前編 | 後編 | 完結編 |
小栗旬(北条義時) | 小栗旬(北条義時) | 小栗旬(北条義時) |
新垣結衣(八重) | 新垣結衣(八重) | 小池栄子(北条政子) |
小池栄子(北条政子) | 小池栄子(北条政子) | 坂口健太郎(北条泰時) |
片岡愛之助(北条宗時) | 坂口健太郎(北条泰時) | 瀬戸康史(北条時房) |
坂東彌十郎(北条時政) | 瀬戸康史(北条時房) | 菊地凛子(のえ) |
宮沢りえ(りく) | 坂東彌十郎(北条時政) | 宮澤エマ(実衣) |
大泉洋(源頼朝) | 宮沢りえ(りく) | 柿澤勇人(源実朝) |
菅田将暉(源義経) | 大泉洋(源頼朝) | 寛一郎(公暁) |
杉本哲太(源行家) | 金子大地(源頼家) | 山本耕史(三浦義村) |
江口のりこ(亀) | 南沙良(大姫) | 市原隼人(八田知家) |
山本耕史(三浦義村) | 迫田孝也(源範頼) | 栗原英雄(大江広元) |
佐藤二朗(比企能員) | 山本耕史(三浦義村) | 横田栄司(和田義盛) |
中川大志(畠山重忠) | 中川大志(畠山重忠) | 尾上松也(後鳥羽上皇) |
佐藤B作(三浦義澄) | 中村獅童(梶原景時) | 山寺宏一(慈円) |
草笛光子(比企尼) | 栗原英雄(大江広元) | 生田斗真(源仲章) |
中村獅童(梶原景時) | 佐藤二朗(比企能員) | 脚本・三谷幸喜 |
浅野和之(伊東祐親) | 市原隼人(八田知家) | |
國村隼(大庭景近) | 堀田真由(比奈) | |
佐藤浩市(上総広常) | 美術チーム | |
青木崇高(木曾義仲) | チーフ演出・吉田照幸 | |
市川猿之助(文覚) | 映像制作・高野善政 | |
田中泯(藤原秀衡) | グラフィックデザイナー・ 佐藤亜沙美 | |
松平健(平清盛) | ||
小泉孝太郎(平宗盛) | ||
西田敏行(後白河法皇) | ||
丹後局(鈴木京香) | ||
脚本・三谷幸喜 | ||
音楽・エバン・コール | ||
語り・長澤まさみ | ||
3DCGマップ・シブサワ・コウ |
中でも一番印象深かったのは、ガイドブック完結編での三谷幸喜さんのインタビューです。
読み進めていくうちに、今までの謎が一気に解き明かされる感じがしました。
古今東西の作品に造詣の深い三谷幸喜さんならではで、確かに小栗旬さんが『ゴッドファーザー』のアルパチーノで、愛之助さんはソニーみたいだなと見ていたので、ストンと腹落ちしました。
三谷さんはブエイの謎、修善寺の善児、最終話は小栗旬さんと小池栄子さんへのプレゼントのつもりでセリフを書かれたそうです。
「今だから語れる「鎌倉殿の13人」執筆の裏側」インタビューは「完結編」に掲載↓
「鎌倉殿の13人」が大河ドラマ史上最高傑作だと思う理由
「鎌倉殿の13人」が大ヒットしている理由を考えました(あくまで個人的な見解です)。
①歴史に詳しくなくても楽しめ、また、新解釈が面白い。
②歴史上、絶対これは外せない事柄を平気で飛ばす。
③コメディー、癒しパートがある。
④女性が強くてカッコいい。
⑤入退場者が多くて、俳優が入れ替わり立ち代わり。
⑥鎌倉・伊豆といった、今も人気のスポットが舞台で親しみやすい。
⑦スペシャルトークイベントが面白い。
⑧伏線がいっぱいあるので、ネットがにぎわう
大河ドラマの壮大なロケ、スタッフの皆さんと役者さん方の家族のような絆から生まれる奇跡的な瞬間。は大前提とした上での理由です。
特に②歴史上、絶対これは外せない事柄を平気で飛ばす。
は、歴史上絶対時間をかけて描くシーン(だと思っている)がナレーションで終わったり、
その分、人物描写や心の内側を掘り下げて描かれている点がとても魅力で、史実にはないけれども、本当にこういうやり取りがあったのでは。と感情移入しながら見れるところがすごいと思います。
③コメディー、癒しパートがある。
特に前半部分に多かったコメディータッチのシーンも、ファン層の拡大に一役買い、今までの大河ドラマファン以外の幅広い層に支持されたと思います。私も大笑いしました。
言葉使いも現代風なので、誰が見ても分かりやすく、お子さんの「鎌倉殿の13人」ファンが多いんもうなずけます。
⑥鎌倉・伊豆といった、今も人気のスポットが舞台で親しみやすい。
舞台が伊豆~鎌倉で、関東圏の方は気軽に訪れることができる点も魅力です。
また、800年前の話であるにもかかわらず、今でもゆかりの地には菩提寺や碑などが残っており、ゆかりの地めぐりも楽しく、名所旧跡めぐりがお好きな方に人気な理由だと思います。
わたしも、畠山重忠さんゆかりの地行ってきました↓
和田義盛と実朝の歌碑を訪ねてきました。
④女性が強くてカッコいい。
坂東の女たち、この時代を生き抜いた女たち、登場する女性がみんな強いです。
非業の死を遂げた大姫も、か弱いというよりスピリチュアルな面を持ち、自分軸で最後は生きたと思いますし、悪女の代表・りくも、宮沢りえさんが演じたからでしょか、憎めない大政治家です。
登場人物の誰かに自分を重ね合わせられる点が女性ファンに受けていると思います。
⑤入退場者が多くて、俳優が入れ替わり立ち代わり。
入退場者が激しくて、ジェットコースター並みのストーリー展開に、目が離せなくなります。
また、一年通しての出演よりも、短期間の出演の方が俳優さんもスケジュール管理がしやすく、ワークライフバランス的にも優れているとか。そういう配慮もされているのかな。と思います。
初回からの退場者はこちらから。
⑦スペシャルトークイベントが面白い。
管理人は有難いことに中川大志さんと大野泰広さんのスペシャルトークイベントを観覧してきたのですが、ゆかりの地にちなんで全国各地でイベントが開催されているので、出演者のリアルな声が聞けるので、その土地の方々のドラマへの親近感がさらにアップする要因になっていると思います。
スペシャルトークイベントの様子はこちらです。
⑧伏線がいっぱいあるので、みんなで盛り上がる
毎週日曜日には、Twitterやネットが騒然とし、退場者が出るたびにロス状態に。
観客がまるでパブリックビューイングで『鎌倉殿の13人』を楽しんでいるかのような感覚になります。
「#上総介を偲ぶ会」や「#オンベレブンビンバ知ったかぶり選手権」など、毎週のようにハッシュタグが飛び交い、全員参加型体験をしています。
これは単なる言葉遊びではなく、脚本とドラマそのものが素晴らしいからだと思います。
歴史に詳しい方、出演者のファンの方、三谷さんファン、みんなで集っている感じが楽しいです。
最後に
「鎌倉殿の13人」最終回は12月18日。全48話です。あと残すところ2回となりました。
わたしはガイドブックでインタビューや撮影の裏側などを楽しんで、U-NEXTで1話からの見直し4周目に突入し。「鎌倉殿の13人」の世界感に浸っています。
12日にメモリアルブックが届いたら、18日の最終回までどう過ごそうか、まだ決めかねています。
13話が一番好きな回で、21話はなかなか一倍速で見れなかったのですが、三浦義村の「襟を直す」クセを確認するために、勇気を出して見て号泣してしまいました。
あなたは何話が好きですか?
よろしければ、その理由もあわせて教えていただきたいです。
12日に発売予定の、NHK2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」メモリアルブックについて、ご紹介しました。
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