【鎌倉殿の13人】14話 ”都の義仲” 良いお顔立ち義高　ネタバレあらすじと感想　

14話の主役は何と言っても、木曽義高を演じる八代目・市川染五郎さんです。別の惑星からいらしたかのような良いお顔立ちです。

木曽義仲が京都に入りますが、後白河法皇と馬が合わず、どんどん追い詰められていきます。頼朝はこれぞ好機と上洛の準備を進めますが、肝心の御家人たちがついてきません。

実質人質として鎌倉にやってきた、木曽義高の運命は。

頼朝と義経が語り合う日は、やってくるのでしょうか。

14話　３つの恋の形

義時と八重

2人には穏やかな日々が流れています。八重のお腹の子は金剛、のちの泰時です。

「金剛」は頼朝が、「泰時」は頼家が名付けました。源氏と北条のつながりの深さが伺えます。

木曽義仲と巴

幼なじみで、男女の色恋は捨てた間柄のふたり。固い絆で結ばれています。巴は戦でも義仲の右腕で、怒りも我慢せず、ガーンと振り下ろす拳で表現しています。巴の生き生きと飾らない姿に魅かれます。

木曽義高と大姫

兄妹のような間柄です。『草燃える』総集編では、もっと感情的に表現されています。

政子（小池栄子）が、頼朝（大泉洋）に「義高の首をはねるようなことはしないで」と話すと、頼朝は「わかった」と言います。

『草燃える』では、頼朝（石坂浩二）が反発しています。

八代目・市川染五郎演じる木曽義高

義高が信濃から鎌倉にやってきた時に「どうせ猿面に決まってます」と言っていた、政子の態度が一変したのが面白いですね。

「お顔立ちが良い」木曽義高役は、今年17歳の八代目市川染五郎さんです。
手足の長い（本人はコンプレックスだそうですが）超イケメンです。

京で「山猿」と言われた木曽義仲に対して、息子の義高は、線が細く気高く美しい顔立ちです。
「この戦いに義はあるのですか？」と問う姿も見目麗しく、セミの抜け殻を集めているという、ニッチな趣味が、この先の薄幸な運命を予言しているかのようです。

市川染五郎さんの公式インスタグラムはこちら→https://www.instagram.com/somegoro_official/

染五郎さんのお祖父さんの松本白鸚（80歳、先代の松本幸四郎さん、六代目・市川染五郎、本名：藤間 昭曉）さんは、大河ドラマで2度主演をされています。

お父さんの松本幸四郎（49歳、七代目・市川染五郎本名：藤間 照薫）さんの大河ドラマ出演は、

父・松本幸四郎さんの妹、市川染五郎さんのおばさんは松たか子さんという、豪華すぎるご一族です。

青木崇演じる、木曽義仲

木曽義仲役の青木崇高さんの偉丈夫な姿が
『るろうに剣心』映画シリーズの相楽左之助役と通じるところがあります。

義に厚く、純粋な義仲はだんだんと追い詰められていきます。

『鎌倉殿の13人』で木曽義仲を演じた青木さんが絵画を制作されました。

絵画は木曾義仲ゆかりの地である長野県上田市に寄贈され、8月24日より展示されているそうです。

詳しくはこちらから→鎌倉殿の絵画プロジェクト

【展示場所】長野県上田市上丸子1488　上田市丸子文化会館 (事務所前ロビーに展示)

行家も叔父ならば、上洛の前に義仲に京の作法を伝授しておけばよかったのにと、思いました。

三種の神器とは？

平宗盛が安徳天皇を連れて行ったので、京では三種の神器がないまま後鳥羽天皇が4歳で即位し、

同時に天皇2人が擁立されてしまいました。

天皇家には欠かせない三種の神器とは、

「八咫鏡（やたのかがみ）、八尺瓊勾玉（やさかのまがたま）、草薙剣（くさなぎのつるぎ）」です。

14話でも、うやうやしく運び出されていました。
草薙剣は壇ノ浦の戦いで安徳天皇と入水した後、見つかっていないとのことです。

最後に

『鎌倉殿の13人』14話では、義時と八重の仲睦まじい姿が印象的でした。このままずっと幸せが続いてほしいと思いました。

粗暴な木曽義仲、見目麗しい息子の木曽義高、サイコな感じ強くなってきた義経が、それぞれ進むべき方向に向かっていきます。

鎌倉では、御家人たちに不穏なムードが漂ってきました。14話の最後に大江広元が義時にある話をした時点が、義時のターニングポイントだと思いました。

愛する八重さんとの間に子どもが生まれて、守るべきものができるタイミングと、ダークサイドへの傾きが同時なのが14話を見直してみて改めて気づきました。

まだまだ先を見越せない義時、頼朝と大江広元のやり方についていくだけの義時です。パワーゲームを勝ち抜ていく義時の修行が始まります。

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＞＞こちらの記事で『鎌倉殿の13人』のあらすじネタバレを全話紹介 しています。