この記事では、12月3日(土)午後1:50に放送された
「土曜スタジオパーク『鎌倉殿の13人』特集in京都 ゲスト 山本耕史」についてご紹介します。
山本耕史さんのお話の中に、撮影現場の様子がギュッと詰まっていました。
小栗旬さん、坂口健太郎さん、市原隼人さん、寛一郎さん、刺客トウ役の山本千尋さんのインタビューも満載の60分。
見逃し放送スケジュールは以下の通りです。
NHKプラスでは→12/10(土) 午後2:50 まで
NHオンデマンドでは→12月18日(日) 23:59まで配信
ぜひこの機会にU-NEXTのNHKオンデマンドで
「土スタ、『鎌倉殿の13人』特集in京都 ゲスト 山本耕史」をどうぞ。
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番組内容を一部ご紹介していきます。
会場に来ていた女の子からの質問
「承久の乱」ゆかりの京都で公開生放送でしたので、その土地ならではの質問もありました。
「どこから来たの?」「近所から」と答えていた、かわいい小学生の女の子が質問していました。
「伏見のお酒は好きですか?」
「もちろん、大好きです。お酒自体、好きですし。笑」
時代劇の撮影に、京都にはよく来ている山本さん。京都は第二の故郷といっても過言ではないとのことでした。
義村という役を演じていて
三谷幸喜さんから、「最後まで生きる人物」というのは聞いていたが、いつもどっちに転ぶかわからない感じで演じてこられたそうです。
(台本の)ページをめくると、違う側にいるからどっちが本当の気持ちなのか、やってても、もう本当に分からないというか…
「土スタ、『鎌倉殿の13人』特集in京都 」より
山本耕史さんが演じる義村を見ていると、常に平常心で変わらない人だと思っていたのですが、山本耕史さん自身もどうなんだろう。と思いながら演じてきたと聞いて、少し意外でした。
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公暁:寛一郎さんインタビュー【爽やかなムキムキマジシャン】
寛一郎さんのインタビューから、山本耕史さんが現場でずっとマジックしていることが判明。手先が器用なんですね。
公暁を殺すシーンでは、そのマジシャンの腕前を発揮されたそうです。
- ①公暁を背中から刺す(キラっと抜いた刀)
- ②公暁が振り返る(画面の下で刀を持ち換える:血の付いた刀)
- ③顔を合わせて、刺す(血の付いた刀)
- ④倒れた公暁の首に刀をあてる(実は刀を袖にすっと入れる)
カットを切って撮影するとお互いに集中が切れたりするので、公暁と義村の感情が流れるようなシーンを作るために、日頃の鍛錬が発揮されたシーンだったんですね。
襟を直すクセについて
「土スタ」放送直後のツイートを拝見し、そうだったんだ。と思いました。
こんなに盛り上がっていただくとは思っていなかったので、実は色んなところで襟に触っていたので、過去の映像をチェックしました。
「土スタ、『鎌倉殿の13人』特集in京都 」より
今までの映像を確認したところ、ちょっと粋な感じで「心ここにあらず」という時に襟を触っていて、山本さんが自然に芝居に取り込んでいたことがわかったそうです。
わたしも全映像を見直して確認しました↓
MCの足立梨花さんが、「おれを殺すつもりだったのか?」と義時に問われて、義村が否定した後、去り際に襟を直したのは、無意識に出たクセなのか、わざと義時に見せるために襟を直したのか、どちらなんでしょうね。と話していました。読みが深いですね。
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義時:小栗旬さんインタビュー
インタビューでの小栗さんは、11月25日放送の「あさイチプレミアムトーク」の時の服装でした。
「あさイチ」の内容は↓
義村については、こんな風にコメントされていました。
最初から腹に一物持っている感じで、外見も衣装も一貫して変わらないので、どんどん変化していく義時の変化がより大きく見えるんじゃないかな。
そういう点でいいバランスだったと思います。
「土スタ、『鎌倉殿の13人』特集in京都 」より
印象的なシーン
印象的なシーンは、11話で八重にフラれて義時がメソメソ泣いているところへ、謎に友人の傷をえぐる平六(義村)だそうです。
山本さんが立ち止まらずに風のようつぶやきながら、義時の失恋の傷をえぐり続けて去っていくシーン。この動きのある場面は、山本さんの意を監督が汲んで「面白いんじゃないか。」ということで撮影したとのことです。
泰時:坂口健太郎インタビュー。坂口さんは笑い上戸
坂口健太郎さんは、笑い上戸だそうで、そこを山本さんが「笑い攻撃」を仕掛けていたそうです。
39話で宋の技術者、陳和卿が実朝に会って涙を流すシーン。
実朝は夢に出てきたと陳和卿をコロっと信じます。同席していた泰時が陳和卿に入れ知恵できる物がいます、と皆に話すシーン。
泰時「それは源 仲章(なかあきら)どの」
「鎌倉殿の13人」39話のセリフ
ところが「源みなもとの(一拍おいてからの)仲章なかあきら」の部分を、山本耕史さんがボソッと「源 中尾彬(なかおあきら)どの」とつぶやいたので、もう坂口健太郎さんは、そのシーンになると緊張してしまうのか、肩を揺らして笑いがこらえられなくなったそうです。
ちょっと変な顔をしただけで笑う坂口健太郎さん、山本さんにすればいじり甲斐のある後輩ですね。
後半になって重たいシーンばっかりで、だんだんしんどくなってくるところをうまくガス抜きしている山本さんのしなやかさを見ました。
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八田知家:市原隼人さんインタビュー
山本さんとは、撮影の合間にトレーニングや食事方法など、筋肉トークをよくしていたそうで、
話題になった42話 「夢のゆくえ」の船を引っ張るシーン。もともと台本にあったのは、「なぜか脱ぐ義村」で、八田知家には脱ぐ設定はなかったそうですが、
市原隼人さん「耕史さんのために脱ぎました。裸のバトンタッチですよ。」
「土スタ、『鎌倉殿の13人』特集in京都 」より
ということで、脱いだそうです。面白いですね。
台本には「義村はハッと我に返って着る。」とあったそうです。
トウ:山本千尋さんインタビュー
「俺の女になれ」の立ち回りのシーンは、山本耕史さんの発案で実現したそうです。
撮影現場の風通しの良さと、ジャズのセッションのようなシーン作りが見る人を惹きつけてやまない要因だと思いました。
トウとの立ち回りシーンは38話です。↓
まとめ
三浦義村を演じる、山本耕史さんの魅力が詰まった60分。撮影に取り組む山本耕史さんの考えや職人技を知ることができました。
リクエストが寄せられた「もう一度見たい!あの人あの名演」も必見です。
番組冒頭に流れるスタッフロールでも、山本耕史さんの名前が一番最後になり、名実ともにラスボスとなりつつある三浦義村。
「土スタ、『鎌倉殿の13人』特集in京都 ゲスト 山本耕史」の放送は以下の通りです。
NHKプラスでは→12/10(土) 午後2:50 まで
NHオンデマンドでは→12月18日 23:59まで配信
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