2024年大河ドラマ『光る君へ』総集編が2024年12月29日(金)に放送されました。
総集編は「まひろの回想」というスタイルで展開していきました。そしてドラマで登場した数々の『源氏物語』の巻名が画面に表示されていました(この記事内では緑色で表示しました)。
周明と出会った越前編と、大宰府での周明との再会部分はカット。話の順番も大胆に入れ替えらえていて「嵐が来るわ」の代わりに「めぐりあいて…」の歌がラストシーン。本編とは違う結末を迎えたようにも思える味わい深い総集編でした。
本編の全48話を見た方も、そうでない方もお楽しみいただけること間違いなしです。
そんなあなたに、『光る君へ』総集編のあらすじ&みどころと感想。そして「光る君へ」本編と総集編の視聴方法をお届けします。
大河ドラマ『光る君へ』の再放送は、地上波では放送翌週の土曜午後1:05から放送されていました。12月15日に最終話が放送されましたので、NHKプラスで配信が終了している話や「光る君へ」第1話からの見逃しイッキ見には、U-NEXTでNHKオンデマンドをおススメします。総集編も放送後1週間はNHKプラスで、その後、当面はNHKオンデマンドで視聴いただけます。
本編では伊東アナが語りでしたが、総集編ではまひろ役の吉高由里子さんが回想していく形で構成されていました。本編でも「心の声」での吉高さんの声に魅了されていたので、「まひろの振り返り」が聞けてとても嬉しかったです。
全48回の本編ではまひろ9歳、道長13歳での出会いからストーリーが始まっていますが、総集編では再会のシーン(まひろ15歳、道長19歳)からの幕開けでした。
総集編の構成とあらすじ(ネタバレ注意)
前年の大河ドラマ『どうする家康』までは、総集編のサブタイトルは「第一章」「第二章」でしたが、『光る君へ』は『源氏物語』をモチーフにしているためでしょうか「一の巻」「二の巻」…!この時点ですでにワクワクしてきます。
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まひろと道長の生涯は、総集編では何巻で?
まひろと道長の生涯を年表にまとめてみました。まひろの生没年は不詳なのと数え年などの関係から『光る君へ』の劇中の表記を元に作成しています。
左の欄に「総集編では何巻?」を記入していますので、参考になさってください。
何巻? | 年 | まひろ | 道長 | 出来事 |
---|---|---|---|---|
一の巻 | 966年 | ー | 1歳 | 円融天皇の代 三郎/道長が生まれる |
〃 | 970年 | 1歳 | 4歳 | まひろ/紫式部が生まれる |
〃 | 978年 | 9歳 | 12歳 | 三郎/道長と出会う(1話) 母・ちやはが亡くなる |
二の巻 | 984年 | 15歳 | 19歳 | まひろが成人する(2話) 父・為時、式部省の役人に。 花山天皇即位(4話) |
〃 | 985年 | 16歳 | 20歳 | 4月7日道隆主催・漢詩の会(6話) 忯子死去。 |
二の巻 三の巻 | 986年 | 17歳 | 21歳 | 為時、解職。 藤原義懐が権中納言に。 一条天皇即位(11話) |
〃 | 990年 | 21歳 | 25歳 | 藤原定子が一条天皇に入内(13話) 兼家を継ぎ、道隆が関白に(14話) |
〃 | 993年 | 24歳 | 28歳 | 清少納言が定子に仕える |
〃 | 994年 | 25歳 | 29歳 | 都で天然痘が大流行する(16話) |
〃 | 995年 | 26歳 | 30歳 | 道隆が死去、道兼が死去(17,18話) 6月 道長が右大臣に 長徳の変 |
〃 | 996年 | 27歳 | 31歳 | 道長:左大臣に。 まひろ:父・為時の赴任地・越前に同行(22話) |
四の巻 | 998年 | 29歳 | 33歳 | 帰京。藤原宣孝と結婚(25話) |
〃 | 999年 | 30歳 | 34歳 | 彰子が一条天皇に入内(27話) 一条天皇と定子に敦康親王誕生 まひろ:賢子(大弐三位)出産(28話) |
〃 | 1000年 | 31歳 | 35歳 | 定子が皇后、彰子が中宮に。 定子死去。 |
〃 | 1001年 | 32歳 | 36歳 | 藤原宣孝と死別(29話) |
終の巻 | 1004年 | 35歳 | 39歳 | 『源氏物語』執筆開始(31話) |
〃 | 1005年 | 36歳 | 40歳 | 道長の求めで宮仕え開始 道長の娘・彰子に仕える(33話) |
〃 | 1006年 | 37歳 | 41歳 | 宮仕えを放棄→再び戻る。 |
〃 | 1007年 | 38歳 | 42歳 | 『源氏物語』が人気になる(34話) |
〃 | 1008年 | 39歳 | 43歳 | 一条天皇と彰子の間に敦成親王 (後の後一条天皇)誕生(36話) |
〃 | 1009年 | 40歳 | 44歳 | 一条天皇と彰子の間に敦良親王誕生(39話) |
〃 | 1010年 | 41歳 | 45歳 | 『紫式部日記』執筆開始。 |
〃 | 1011年 | 42歳 | 46歳 | まひろ:弟・惟規死去(39話) 一条天皇が退位。三条天皇即位。 一条天皇死去(40話) |
〃 | 1012年 | 43歳 | 47歳 | 彰子が皇太后となる |
〃 | 1013年 | 43歳 | 47歳 | 宮仕えを辞める |
〃 | 1017年 | 47歳 | 51歳 | 頼通、後一条天皇の摂政となる |
〃 | 1018年 | 48さ | 52歳 | 望月の歌(44話) |
1019年 | 49歳 | 53歳 | 叙位の儀(45話) 刀伊の入寇(4月) | |
1020年 | 50歳 | 54歳 | 隆家、帰京 | |
終の巻 | 1028年 | 58歳 | 62歳 | 道長死去(最終話) |
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一の巻【三郎との再会~告白】あらすじと感想。
二人の切っても切れない縁が、いかに哀しく辛いものであるかが描かれた一の巻。まひろの子役・落井実結子さんと、大人になった吉高由里子さん2人の号泣が哀しくて見ていてどうにも耐えられない巻です。
総集編冒頭のシーン。乙丸が仏を彫っています。まひろが昔を回想して語る形で総集編が進行していきます。
12月15日に最終話48話を見た後だったので、まひろと乙丸が旅から無事に戻って、落ち着いて暮らしている景色かな。と思いました。
赤い衣を着たまひろが石ころを蹴って、道長の頭にぶつけるシーンから始まります。
まひろ:がっかりすることがあったので
三郎:それは気の毒であったな。
(足を見て、三郎と気付くまひろ)まひろ:足で字が書ける人ですか?
「光る君へ」総集編より
1話で出てきた「鳥かご」が「都」を象徴していて、身分の違いによって結ばれないまひろと道長の運命をも物語っています。
三郎が、一番三郎らしいなぁと思える時期です。
まひろの弟・惟規が子どもの頃からおおらかな姿を見せてくれています。父・為時の「おまえが男であったらなぁ」は、1話から健在です。
惟規は最初から最初まで惟規でした。
三郎:鳥を鳥かごで飼うのが間違いだ。
「光る君へ」総集編より
総集編は全体的に伏線回収を先に流して、その元となった伏線を後から流すという構成です。見ている側は分かりやすくて有難いです。
子役の落井実結子さんと木村皐誠さんの身長差が、大人になったまひろと道長にも投影されているようで、懐かしいなぁと感じました。
ここで三郎は貴族の子でなはないと言い、まひろは帝の姫だとお互いに嘘をつきます。
三郎がまひろの芝居に乗ってやり、美味しいお菓子をまひろに手渡します。甘いものが繋ぐ縁ってありますよね。
辰の日の羊の刻(三郎とまひろが合う約束)
「馬鹿(ばか)」の説明。裸の王様、嘘を言うモノを重宝している愚か者を「馬鹿」というとまひろが三郎に説明して聞かせます。
まひろ:三郎のバカ、バカ、バカ。
まひろ:私もバカだから。怒った。
三郎:おれは怒るのは嫌いだから。
「光る君へ」総集編より
怒るのが嫌いな道長が「まひろに一度だけ怒ったことがある」と総集編の後半で語ります。ささいな会話のひとつひとつが繋がっていて、すごいなーと思いました。
約束の日時に来ないまま、6年が経過して再会した二人の会話。
道長:まひろ、なぜ来なかった。
まひろ:あの日のことは思い出したくないの。だから話せない。
「光る君へ」総集編より
まひろが楽しそうに代筆しているという話をすると「この世に楽しいと思う女子がいるのか?」と笑う道長。若い二人のみずみずしい会話が素敵で、とても懐かしいです。
百舌彦とのえさんもいい仲です。このお二人のサイドストーリーも観たかったです。
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オープニング
ここでオープニングが流れます。一年間、毎週聞いてきた音楽ですが、総集編5巻ではオープニングテーマが最後まで流れず敢えて途中でぱっと終わるので「え?」と思います。キャスト・スタッフロールが横文字で流れていきます。巻ごとの登場人物を冒頭でざっと見て「なるほど~○○の辺りまで話が進むのね」と心構えができます。
そしてまた「回想シーン」
まひろが、道長とのことを回想するシーン。これはまひろと乙丸2人で別撮りだと思います。
学問が好きすぎる姉上が気落ち悪いと惟規が言っている頃です。
まひろ(語り):見知らぬ男が私とあの人を繋げてくれた。
「光る君へ」総集編より
直秀がフクロウの鳴きまねをして。道長の無事を知らせに来てくれます。道長・まひろ・直秀の3人の関係が繋がっているところです。
倫子のサロンでの偏継ぎシーン
まひろ(語り):下級貴族の娘が左大臣家の姫様に呼ばれて身の程知らずのことばかりしていた。
「光る君へ」総集編より
五節の舞姫~まひろの告白
円融帝から花山帝に代わり、美しい五節の舞姫の場面が流れました。
道長とまひろの文のやりとりが始まります。まひろの苦悩の始まりです。苦しい思いが琵琶の音に込められていて、たまらない思いがしました。
満月の夜、直秀がまたフクロウになってやってきます。道長と話さなければならないことがあると直秀に手引きを頼むまひろ。
直秀の手引きで、東屋で再会する道長とまひろ。まひろは道長の兄・道兼が母・ちやはを殺害した人だと告白します。
まひろは三郎と会う約束をした日のことを話します。三郎に会いたいあまり急いでいたまひろ。急いだ自分のせいで、走り出した自分のせいで、道兼の前に走り出てしまい、道兼を落馬させてしまう。従者の一言で、道兼はキレてちやはを殺してしまいます。
子役の落井実結子ちゃんの慟哭が、見ていて聞いていて辛くて辛くてたまりません。この日から哀しみと苦しみ、恨みを共に背負う道長とまひろです。
道兼の「虫けら」発言からの、父・兼家の高らかに笑う姿にぞっとしました。そして道兼に言わせるとちやはを殺めたもともとの元凶は、三郎が道兼を苛立たせたからだと、道長もまた因果応報を背負うことになります。
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二の巻【キーパーソン・直秀】
清少納言/ききょうとまひろの対面シーンから、道綱主宰の漢詩の会の模様です。
道長がまひろを見つけて驚く場面は、2人とも若くて初々しくて新鮮に感じます。
漢詩の部分はこちらの記事をご参照下さい↓
道長からの恋文が届きます。
道長は一途にまひろに思いを綴ります。
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打毬の名場面
行成が腹痛で来れなくなって、ピンチヒッターに直秀が呼ばれます。
打毬、F4-行成。猫の小麻呂。見ごたえのある場面の連続です。
雨夜の品定め
打毬が終わって道長たちが着替えている部屋に、まひろは猫の小麻呂を探しに来て近寄ってしまいます。そこから聞こえてきたのは
公任:為時の娘か。あれは地味でまずいな。あれは身分が低いからダメだけど…(中略)女こそ身分が大事だ。そうでなければ意味がない。
「光る君へ」総集編より
まひろは平安貴族の身分社会をまざまざと見せつけられます。
この反骨精神がのちのちの『源氏物語』に繋がっていきますし、あとからちゃんと公任に逆襲できますので、ご安心を。
直秀からの誘い
直秀:鳥かごを超えて 一緒に行くか?
まひろ:行っちゃおうかな。
「光る君へ」総集編より
『光る君へ』では、鳥かご=山に囲まれた都。価値観が一つしかない狭い世界。として描かれています。鳥かごを飛び出し、越前や太宰府に旅立ったまひろの姿に勇気をもらいました。
『光る君へ』での重要な場面である道長とまひろが別の場所で同じ月を眺めているシーンが流れました。
盗賊・直秀が捕まる
まひろも盗賊の一味と勘違いされて検非違使に連れて行かれますが、道長が救います。
道長は良かれと思っていた直秀たちを救おうとしますが、裏目に出ます。
鳥辺野での、不気味なシーンが始まります。カラスが亡骸に群がっています。
道長とまひろに衝撃が走ります。直秀という共通の友を失った二人。共通の哀しみと苦しみを分かち合うことになっていきます。
まひろ(語り):直秀の死が、わたしとあの人に大きな爪痕を残した。
「光る君へ」総集編より
道長の心の叫びがまひろへの愛として届けれられ、あの情熱的な逢瀬へと繋がります。
道長とまひろ、ここで駆け落ちしていたらどうなっていたんでしょう。仇の弟であることをやめる。大臣や関白になる道を本当に捨てると決意した道長。
のちに道長の息子・頼通が、妻のためなら地位も家も捨てると言いましたが、道長もまひろさえ頷けば、違う未来が広がっていたのかも知れません。
まひろが、頑として道長に地位を捨てるな、世の中を変えろと言い続けたので、道長とまひろは「結ばれても結ばれない未来」を選びました。
兼家一家の政治クーデター
10話”月夜の陰謀”は道長とまひろ。そしてクーデターと一番の山場でした。
兼家の政治手腕と、高らかな笑い声がまさにゴッドファーザーでした。
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虫けら発言その2by兼家
道兼がまひろの母・ちやはを虫けら同然に殺めたのと同じに、兼家も、父親の官職復帰を願い出たまひろのことを「虫けら」と、道長に言いました。この親にこの息子ありの場面でした。
道長はこういった場面に接する中でも、怒らず物事を見て、まひろの望む世を作ろうと決意していきます。
若い2人の逢瀬が続きます。が身分の違いと方向性の違う2人。
この頃の2人の逢瀬は情熱的です。道長はまひろに妾になってくれ。まひろは北の方(₌正妻)にこだわるまひろ。2人ともが納得する形はないのでしょうか。時間とタイミング、遠くの国に行くのはいやだ、偉くなれ、北の方でなければいやだ。勝手な事ばかり言うな。
まひろ(語り):あれほど頑なにならなければ、私の道は変わっていたのかもしれない。
「光る君へ」総集編より
実資との縁談も持ち上がります。「北の方になるなら、誰でもいいの?」と自問自答するまひろです。
庚申待の夜:すれ違う2人…
妾でもいいと思ったまひろと倫子に婿入りすることが決まった道長。まひろの強がりが歯がゆくて悲しくてしんどいです。
全てはタイミングですね。道長は地位を得てまひろの望む世を作ると決意しました。心の中では「妾でも良いと言ってくれ」と思い続けている道長。その一言が言えない二人涙
道長はまひろへの情熱を倫子にそのままぶつけたような所業です。恋文も出さず倫子の元に走ってしまいます。こういうことって本当にタイミングです。
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三の巻【まひろと道長の再会】
関白・道隆の世です。美しく成長した一条天皇(塩野瑛久さん)が登場しました。
さわさんも登場します。
まひろは生きる道を模索しています。文字を教えることで人のためになる生きがいを探していますが、そんな中疫病が流行します。
倫子が困窮を極めるまひろを案じて出仕せよと誘いますが、まひろは断ります。土御門邸には道長もいるので、
倫子の子を見て、まひろの心は大きく揺れ傷つきます。道長のことを忘れて自分の道を歩もうと奮闘していた頃なので、まひろには一番キツイ再会だったかもしれません
再会すべくして、再会する道長とまひろ。驚く2人。14話”星落ちてなお”で道長とまひろが4年ぶりに再会したシーンです。
総集編の後に放送されたグランドフィナーレで脚本の大石さんが「もう一度見たい場面」にこのシーンを上げられていました。大石さんが選ばれたのが、私の年齢になるとよく分かります。「うん」も「良い風だ」も柄本さんのアドリブだったそうです。
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さわと石山寺詣
石山詣に向かうさわとまひろの装束が興味深くて、さわとの友情が育まれていく様子が微笑ましいです。乙丸とさわの従者の姿も微笑ましい。
石山寺では、『蜻蛉日記』の作者・道綱の母、そして道綱とも出会います。
石山寺はこの時のほか、もう一度道長と再会するシーンで登場します。
まだ、「自分を慰める術はまだ見つからなかった」まひろです。
清少納言が定子に出仕
ききょうのキャラクターが炸裂します。
自分の志のために夫を捨てようと決意するききょう。夫を「下の下」、息子も夫に押し付けようとし「私は私のために生きたい。それが人の役にも立つようなそんな道を見つけたい」とききょうはまひろに語ります。
BGMがロックな感じでききょうの躍動感を感じます。
定子のあまりの美しさにポカーンと口を開けたままの清少納言。定子に一目ぼれノックアウトです。「一身のお仕え申します」を有言実行した清少納言、あっぱれです。
惟規の大学寮試験は?
惟規が覚醒し始めます。まひろの家が盛り返す兆しが見えてきました。
いとの惟規可愛さが見ていて微笑ましいです。
定子の後宮のきらびやかさ
定子と一条天皇の仲睦まじさ、一条天皇の笛の音色。母・詮子の感情など、さまざまな憶測が飛び交います。詮子と一条天皇の親子の確執や、一条天皇が定子に執着していく様子が雅に描かれています。
疫神がやってくる
まひろが字を教えていた娘も両親も疫病に罹患します。
「刀伊の入寇」の時と同じように内裏と民の生活とのギャップが開きすぎています。
定子に執着する一条天皇。道綱の危機管理能力の無さと横暴が止まりません。
まひろも悲田院で病人の看病をして疫病に罹患します。悲田院を視察しにやってきた道長がまひろを見つけて、お姫様抱っこして寝ずの看病するシーンはカットされていました。
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道長と伊周の弓比べ
伊周の挑発に乗った道長が明子に「馬鹿なことをした」と言います。
まひろ(語り):あの人の運命は兄君が次々と亡くなったことで大きく変わった
「光る君へ」総集編より
道長が出世街道まっしぐらです。
ここで総集編では初めてF4の酒宴の映像が流れました
まひろが、定子と一条天皇に謁見する機会に恵まれます。一条天皇がまひろの率直な意見を聞きます。
「私には夢があります」と科挙制度を引き合いに出し、身分の壁を越せる国は素晴らしいと思いますと語ります。
「高者必ずしも賢ならず、
この時の会話が、一条天皇が将来『源氏物語』を読むきっかけともなります。道長がまひろを政治にも活用できると思ったかもしれません。
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隆家が花山院の牛車に矢を放ってしまった。
伊周・隆家・定子の運命を揺るがす事件が起こります。女性をめぐっての勘違いが元で院の命を揺るがしたとして一条天皇が怒ります。大宰府と出雲に流罪という処罰を命じられます。
ここでコントパートです。ききょうとまひろが変装して、定子の様子を偵察に行くというギャグシーンが流れます。
隆家は潔い行動、伊周は壊れていき、定子は思わぬ行動に出ます。道綱の家が破滅へと進んでいきます。ききょうとまひろが見ている前で、自分の髪を下ろす定子。一条天皇の落胆と嘆きがひどいです。
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『枕草子』の爆誕
定子を元気づけたい一心で清少納言が物語を書き始めます。『枕草子』の爆誕です。
ファーストサマーウイカさんと定子の抑えた演技がとてもステキです。絶望の中、清少納言は定子のため。という自分の生きる道を見つけた瞬間でした。
※総集編には『枕草子』誕生の「春はあけぼの~」のシーンはないので、本編でお楽しみ下さい。
越前に立つ前夜、会う2人
まひろが「この10年、あなたをあきらめたことを後悔しながら生きてきました。妾でもいいからと思っていたん衣、なぜ己の心に従わなかったのかと悔やんでいた」と道長に話せます。
越前に立つ前夜にこれまでの10年の素直な気持ちを言い合えた2人。この時間が持てて、本当に良かったと思いました。
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四の巻【越前から戻った後】
総集編では越前編のシーンは全部カットされていました。
宣孝の妻になって越前から返ってきたまひろ。ラブラブな宣孝・まひろ夫婦善哉から始まります。
宣孝が越前でまひろにプロポーズした場面や周明のことは総集編ではカットされていました。
一条天皇は出家した定子を宮中に戻してこちらもラブラブ。この帝の行いが天変地異を招いているとされています。
左大臣の「良きもの」彰子を使えと安倍晴明から言われる道長。道長は「いけにえ」に彰子を一条天皇に入内させることにします。
彰子は「仰せのままに」とだけ答える、つかみどころのない娘の状態です。
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『源氏物語』の「灰を浴びせる」シーンの再現
宣孝とまひろの「灰を浴びせる」場面が登場しました。
「多淫は体によろしくないそうですよ」と可愛げのない言葉を投げるまひろに、宣孝が一言多い返しをして。『源氏物語』真木柱の巻で有名な「灰を浴びせる」場面が再現されました。これを機に宣孝の足はまひろから遠のきます。
石山寺で道長とまひろが再会する
再び、石山寺で道長と再会するまひろ。銀粉が舞う中、道長が石山寺に登場します。
最初は軽口をたたく二人。怒るのがキライと言っていた三郎の頃を思い出しますが、一度だけまひろに怒ったことを思い出した二人。
宋の言葉のシーンが多めに流れます→詳しくは27話”宿縁の命”をどうぞ。
「越前の美しい紙に物語を書いてみたい」というまひろの言葉が道長の脳内に刷り込まれました。
このまま「では」となるのかと思いきや、走って戻ってくる道長と駆け寄るまひろ。運命の2人のあふれる思いが交差します。この夜、まひろは賢子を授かります。
もう一度、口説いてみる道長。「でも」と答えるまひろ。簡単に引き下がる道長。3回目?でしょうか。フラれたのは。
彰子の入内と一条天皇と母・詮子の溝
詮子と一条天皇の溝が深まります。定子にのめり込むのは詮子から愛されなったからと叫ぶ一条天皇。「父の操り人形。政の道具」だったと詮子が激白すれば、息子の一条天皇は、自身を父上に愛でられなかった母の慰め者だったと。二人の気持ちの溝は埋もれません。
賢子を出産したまひろ
まひろは道長との不義の女の子を出産します。宣孝は「不義はお互いさまだ」と全てを受入れ「賢子(かたこ)」と名付けます。
宣孝は賢子のことをそれとなく道長に報告しますが、自分の子だとは全く気付いていない道長です。
この後にも2回ほど、気付いた?と思う場面があったのですが、全く気付いておらず、45話でまひろからはっきり言われて知ったという道長らしい展開でした。
定子の最期
一条天皇との2人目の子を産んで、体調が戻らず定子が亡くなります。兄・伊周、一条天皇、そして清少納言の『枕草子』が完成します。
清少納言は定子の影の部分は描きたくないと断言します。華やかな姿だけを人々の心に残したいという思いを込めて『枕草子』を完成させます。
ここでの清少納言の「左大臣・道長感」が、世間一般の道長への見方だと認識させられます。
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宣孝の死
月を見上げる宣孝とまひろの時。そして宣孝がこの世を去ります。
まひろ(語り):あっけなく宣孝さまは逝ってしまった。
「光る君へ」総集編より
幼い賢子の「父上は?」の舌足らずのセリフが涙を誘います。
『枕草子』が一条天皇をとりこにする
倫子と道長の間に寒風が吹いています。
倫子の母としての焦りが道長へのいら立ちへと繋がっていて、あららと思いました。
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まひろが物語を書き始める
まひろ(語り):わたしは物語を書くことにのめり込んでいった。
「光る君へ」総集編より
F4の豪華な酒宴からの発想
公任の妻のサロンでまひろが『カササギ物語』を書いているのが、酒宴の席の話題で道長の耳に入ります。
賢子はまひろの物語を
物語を書くことにのめり込んでいった母・まひろの姿を見て、構ってもらえない賢子はまひろの書いた物語に火を付けます。厳しく賢子を叱責するまひろ。泣きじゃくる賢子。間を取り持つジジ・為時。
モヤモヤした気持ちを抱いたまひろの元に道長が現れます。
道長とまひろの『源氏物語』原案へのきっかけ
道長がまひろの家を訪ねます。彰子の元に一条天皇のお渡りが来るように物語を書いて欲しいとまひろに持ち掛けます。まひろは「道長の役に立つ」のかも。とも思い始めます。
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終の巻【源氏物語の誕生】
道長からまひろに越前の和紙が届けられます。
美しいトルコブルーの布に包まれた越前の和紙がまひろに届けられます。以前石山寺での宋の会話をお覚えていた道長です。「俺の願いを初めて聞いてくれたな」という道長はどこまでもまひろに一途です。
『源氏物語』の構想を練るためのインタビュー
※道長とまひろの語らいの時間はカットされていました。
二人で月を見あげるシーンは流れ、きれいな月=アイラブユーを交わす二人です。
道長「おまえはいつもおかしなことを申す」まひろ「おかしきことこそめでたけれでございます」や
「俺が見ている月を誰か(=まひろ)が見上げていると願いながら、俺は月を見上げてきた」等、珠玉のセリフが続きます。
この場面だけで、すべての名言が回収されていて、大きな満月のアップ。月明りに照らされる2人の後ろ姿。劇伴の甘く悲しい響きが更に心を揺らします。
『源氏物語』爆誕!
美しい色の和紙が空から降ってきます(実際に上からスタッフの方が降らせていたそうです)。まひろに物語が降りてきた瞬間です。そして『源氏物語』が道長の手から一条天皇に献上されます。
まひろの声で、『源氏物語』一巻桐壺の冒頭が読み上げられます。
※この後、総集編では『源氏物語』の一節がまひろの声で読み上げられるシーンでは何の巻なのか筆文字で表示されるようになっていました。
桐壺:一条天皇の定子との回想シーンが流れます。
吉高由里子さんの語りのシーンにオーバーラップさせて、道長がまひろを見つめる場面などが流れます。
彰子に仕えることになったまひろに、父・為時が「おまえが…女子であってよかった」と初めて言った瞬間でした。まひろの目に涙。
籐式部になったまひろ
道長から褒美の扇が贈られます。扇に描かれていたのは、2人が初めてであった川のほとりでの三郎とまひろ。
まひろ(語り):小鳥を追っていた先で、恋しいあの人のそばでずっと生きていられたら、一体どんな人生だったろう。
「光る君へ」総集編より
※「若紫」の「雀の子を犬君が逃がしてしまったの」の構想が降ってくる。
彰子の目覚め
籐式部の導きで、中宮・彰子がどんどん覚醒します。一条天皇へ「本当の妻になりたい」という思いをまひろには伝える彰子。まひろからの「息づく心の内を帝にお伝えなさいませ」というアドバイスで、彰子は一条天皇に「お慕いしております」と告白します。
この場面にはびっくりしましたね。ファン感謝祭でも塩野さんがビックリしたと激白していました。「また来る」としか返せない帝。まひろは「え、今?」という表情でした。
賢子と双寿丸の出会い
若い二人の出会いです。
葵:賢子に絡めて、「不義の話」について道長とまひろが会話します。まひろが我が身に起きたことと告白し、道長に「不義の子を産んだのか?」と聞かれますが、煙に巻くまひろ。
※このあと、道長が去り際にちょっと立ち止まったシーンはカットされていました。
葵:どうしてあなたと契らなかったのだろう。
彰子の思いが通じて渡ってきた一条天皇。葵の上は14歳でしたが、彰子は20歳でした。
蛍:『日本紀』より物語が上、と思えるような内容にも一条天皇はまひろを肯定する。
若菜:密通のせいだったのだ。因果応報…
一条天皇の譲位を迫る道長
彰子と道長の軋轢。立っている彰子の袖をつかむ座っている道長の美しい画角。
立ち上がると道長の方がはるかに背が高いのです。
三条天皇即位
まひろの役目も終わりに近づく。
柏木:誰も千年の松になれぬものなら…罪を犯した者は
ここで、倫子「あなた殿はいつからなの?(最終話)」の場面になります。
まひろは倫子に隠さず、9歳の頃からの道長との間柄を話します。直秀のことを話し、「哀しみを分かち合えるのはお互いしかいなかった」と告白します。
彰子に仕えていたのはどういう気持ちだったのかを詰問する倫子。母としての哀しみ「あなたの手の平の上で転がされていたのかしら」。
賢子のことは倫子に打ち明けないまひろです。
幻の巻
まひろの局にやってくる道長。まひろに『源氏物語』がもはや役には立たないという道長。まひろは自分の存在意義が終わったと思い始めます。
幻:もの思うと過ぐる月日も知らぬ間に…
賢子を出仕させ、旅に出るまひろ
旅に出ると聞いてびっくりした道長がまひろの局にやってきます。役目は終わったというまひろ。駄々をこねてイラついているまひろ(のように見えます)。道長は訳が分からずまひろを引き留めますが、まひろは道長のことを振り切ります。そして爆弾発言「賢子はあなたの子」を残して颯爽と去ります。
何となくそうかな。とは思っていたけれど、実際そうだったのか。と道長が確信するシーン。それでも娘の賢子のことはさておき、まひろを全身全霊で引き留める道長が健気です。
望月の夜
望月の夜のシーンがここに来ました。
道長「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたる ことも なしと思へば」
まひろにだけわかる道長の本当の気持ち。そして、10話”月夜の陰謀”で初めて結ばれた夜のあの月が映し出されます。
まひろ(語り):あの人が書かせてくれた源氏の物語はこの先どれほど読み継がれていくのだろう。
「光る君へ」総集編より
ラストシーン
乙丸と旅に出るまひろ。道中で乙丸と二人座して、まひろが歌を詠みます。
まひろ「めぐりあいて みしやそれともわかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな」
総集編5巻は以上です。総集編では「この世をば」の道長の歌に対して、まひろが「雲隠れにし 夜半の月かな」と返歌した形になっていました。道長の臨終も周明の最期も流れなかったので、違うラストシーンがいくらでも創造できそうです。素晴らしい総集編の構成でした。
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追記:グランドフィナーレ・最終回パブリックビューイング
12月29日総集編の放送の後、すぐに最終回12月15日のパブリックビューングin京都が放送されました。
吉高さん「平安神宮、石山寺、上賀茂神社などに行ったら、走馬灯のように巡ってきました。皆さまの心の中に残って光ってくる作品になってくれればと思います」
柄本さん「頭が真っ白になっています。改めてお礼参りで活かせてもらった時に、ついこの間のことのように思えて、あっという間でした」
柄本さんは剃髪した後しばらく時間が経っているので、髪の毛がだいぶん伸びていました。
名場面・名シーン
総集編ではカットされた場面もグランドフィナーレで放送されました。
名場面が流れた後に柄本さんのコメントや、演出の中島由貴さんも登壇されて、「目を合わせない」演出の妙が語られました。
演じている2人にとっては「じれったい」感じがして、会えなかった時間を回収したり、行ったり来たりの感情が道長のまっすぐさんとまひろの気難しさがぶつかっていた。と登壇されている脚本・大石さんが語られていました。
ト書=心の声は千年前のことなので、分かりにくいかなと思って大石さんが書かれていたそうです。
柄本さんがもう一度見たいシーン
打毬のシーン:時間をかけて撮ったシーン。カッコイイと言われたシーンだったので。
大石さんがもう一度見たいシーン
14話”星落ちてなお”で道長とまひろが4年ぶりに再会したシーン。
このシーンを大石さんが選ばれたのが、私の年齢になるとよく分かります。「うん」も「良い風だ」も柄本さんのアドリブだったそうです。
吉高さんがもう一度見たいシーン
45話”はばたき”で道長に旅立つと宣言。かなりの間をおいてから賢子のことを告げた場面。
そうかなとは思っていたけれど、実際そうだったのか。と道長が確信するシーンらしいです。賢子のことはさておき、まひろを全身全霊で引き留めにかかる道長が健気です。
道長の最期、左手を布団の外に出していたのは
まひろを探していた。という設定。倫子は「最後は私がおさめます」という気持ちだったとのことです。
『光る君へ』の全話あらすじと感想はこちらから
「光る君へ」のキャスト一覧はこちらから
『光る君へ』のイッキ見についてはこちらで詳しくお届けしています。
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まとめ
2024年大河ドラマ「光る君へ」総集編のあらすじと感想をお届けしました。周明が出てくる越前編と、「曲水の宴」、道長の剃髪シーンや、まひろが道長に千夜一夜話をするシーン、道長の最期がカットされていました。
総集編では「この世をば」の道長の歌に対して、まひろが「雲隠れにし 夜半の月かな」と返歌した形の構成でしたし、道長の臨終も周明の最期も流れなかったので、違うラストシーンがいくらでも創造できそうです。素晴らしい総集編の構成でした。
48話完全版では、道長のマウントと解釈されてきた「望月の歌」の新解釈と『源氏物語』『枕草子』が誕生する瞬間の映像化に心奪われました。「戦いのない泰平の世を治めてきた」道長の最期は(左手を布団から出している光景から)愛するまひろと魂が繋がって締めくくられました。
12月15日の最終話放送後のグランドフィナーレ・最終回パブリックビューイングの模様も併せてお届けしました。
という方に向けて、お届けしました。
「光る君へ」ネタバレあらすじまとめはこちらから↓
大河ドラマで初めて描かれた千年前の平安絵巻『光る君へ』。合戦のない大河ドラマはどんな風になるのだろう。と最初は戸惑いましたが、まひろと道長のキュンキュンするストーリー展開と政治の闇との絶妙なバランスと千年ベストセラーである『源氏物語』によって、ぐいぐいと世界に引き込まれた1年でした。
まひろを演じた吉高由里子さんの明るく男前な性格、道長を演じた柄本佑さんの職人のような盤石な演技に裏打ちされた、演者の皆さんの若さの中にも重厚感のある素晴らしい大河ドラマでした。
第48話/最終話の内容は、総集編ではあまり放送されていませんので、ぜひ本編でご覧頂きたいです。本編のエンドに「完」がなかったことも「光る君へ」らしくていいなぁと思いました。
大河ドラマ「光る君へ」総集編は放送後7日以内はNHKプラスで、7日過ぎた場合や第1話からの見逃しイッキ見には、U-NEXTでNHKオンデマンドを。
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『源氏物語』の世界もお楽しみ下さい
『源氏物語』は54帖の超大作。管理人は「光る君へ」ではどの部分が『源氏物語』のオマージュなのかを知りたくて『源氏物語』を読み始めましたが、前半で目の疲れに悩まされて、耳の読書を色々試してみ、スキマ時間を利用して3か月かかってやっと耳読破しました。その様子はこちらからお読みいただけます。
『光る君へ』の放送が終了した2024年12月には『源氏物語』の2周目も聴き終えて、「まひろ」について新たな気付きがありました。そのことを書いた記事が『天狼院書店メディアグランプリ』に掲載されました。よろしければこちらもどうぞ↓
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総集編も本編のどちらを見ても味わい深い『光る君へ』。1年間、ありがとうございました。
本ページの情報は2024年12月時点のものです。最新の情報はU-NEXTサイトでご確認ください。
#光る君へ総集編
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