2023年大河ドラマ「どうする家康」第36話の題名は「於愛日記」です。いつも大らかな笑顔で家康を支えてきた於愛の物語です。
・36話を見逃した。
・36話の動画を視聴したい。「どうする家康」の見逃しをイッキ見したい。
・36話「於愛日記」のあらすじと見どころを知りたい。
そんなあなたに、ネタバレあらすじとみどころと「どうする家康」36話の視聴方法をお届けします。
大河ドラマ「どうする家康」の再放送は、地上波では放送翌週の土曜午後1:05から放送されます。
放送後7日以内はNHKプラスで、7日過ぎた場合や「どうする家康」第1話からの見逃しイッキ見には、U-NEXT
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36話「於愛日記」は、瀬名（有村架純さん）が亡き後もずっと変わらない笑顔で家康に寄り添い、支えてきた於愛（広瀬アリスさん）にフォーカスした回です。
於愛が心の内に秘めた思い。そして、於愛の包容力によって変わっていく皆の心向きが丹念に描かれています。於愛の人気のワケも解き明かされます。
家康（松本潤さん）も相変わらず苦境に立っている状況なのですが、立ち居振る舞いが落ち着いて穏やかになってきた印象を受けます。正室・旭（山田真歩さん）への気遣いにも深みのある優しさを感じましたし、於愛の考えとはいえ、千代（古川琴音さん）と彦（鳥居元忠さん）の背中を押したり、以前にも増して人の心の機微をとらえて大きな心持ちで物事に相対していると感じました。家康も心の鎖がほどけて、前に一歩進めたんだとじんわり嬉しくなりました。
最後のシーンで、秀吉の側室となった茶々が登場しました。北川景子さんの二役とは。秀吉が熱をあげるのも無理はないですね。
「江～姫たちの戦国」では、宮沢りえさんが演じる茶々に秀吉（岸谷五朗さん）が切ない恋心を抱くのですが、「どうする家康」の2人の間にはどんな感情が流れているのか、今後が楽しみです。
第36話あらすじ（ネタバレ注意）
・家康は真田昌幸から領地と引き換えに徳川の姫をと要求される。
・本多忠勝の娘・稲を家康の養女にして嫁がせようとするが…
・於愛は自分の日記を読んで、昔を思い出す。
・鳥居元忠は武田の間者だった千代を隠していたことがバレる。
家康（松本潤さん）は真田昌幸（佐藤浩市さん）から、北条に領地を渡す代わりに徳川の姫がほしいと頼まれる。
本多忠勝（山田裕貴さん）の娘・稲（鳴海唯さん）を養女にして嫁がせようとするが、父娘ともに猛反対。そんな中、家康が探させていた武田の女を、元忠（音尾琢真さん）がかくまっていたことがわかる。
説得に向かった忠勝は、抵抗する元忠と一触即発の危機に陥る。改めて、於愛（広瀬アリスさん）が元忠に話を聞くと、意外な事実が――。
「陽キャラで包容力のある於愛」だと思っていましたが、辛い過去があったからこそ、家康を気遣い寄り添っていたんだなぁと分かり、戦国時代のおんなの苦しみと力強さを感じました。広瀬アリスさんのあたたかいキャラクターもハマっています。
「どうする家康」ネタバレあらすじまとめはこちらから↓
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徳川家康の生涯。
徳川家康の生涯を年表にまとめてみました。第36話にあたるのは、赤字の部分です。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1542年 | 三河国・岡崎城で生まれる |
| 1547年 | 尾張国・織田信秀（信長の父）の人質となる |
| 1549年 | 父・弘常が暗殺される。 駿河国・今川義元の人質となる。 |
| 1560年 | 「桶狭間の戦い」で義元討ち死。岡崎城に戻る。 |
| 1562年 | 織田信長と清須同盟 |
| 1563年 | 今川義元の偏諱である「元」の字を返上し「家康」と名乗る |
| 1563～64年 | 三河一向一揆（1563～1564） |
| 1572年 | 「三方ヶ原の戦い」で武田信玄に敗北。 直後に武田信玄死去。 |
| 1575年 | 「長篠・設楽ヶ原の戦い」 |
| 1579年 | 「築山殿事件」 |
| 1582年 | 「本能寺の変」で信長死去。 |
| 1584年 | 「小牧・長久手の戦い」で羽柴秀吉（のちの豊臣秀吉）と戦う。 |
| この辺り | |
| 1600年 | 秀吉死後の「関ケ原の戦い」で勝利。 |
| 1603年 | 征夷大将軍に任命。江戸幕府を開く。 |
| 1605年 | 息子・秀忠に跡を継がせる。 |
| 1615年 | 「大阪夏の陣」で豊臣家を滅ぼす。 |
| 1616年 | 75歳で死去。 |
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於愛の日記
23話「瀬名、覚醒」で、お葉の推薦で瀬名と顔合わせ、瀬名が「この人なら大丈夫」と家康の側室に迎えた於愛でした。
於愛の方は、近眼、笛が下手、働くのは嫌い、源氏物語が好き。
今でいうところの「オタク女子」かなと思いますが、愛されキャラですね。源氏物語が好きな文学少女の於愛は、日記も綴っていました。
お慕いする夫・西郷義勝は戦死し、自分も生きる望みがなく自害しようとしますが、残された子どもの姿を見て思いとどまる於愛。縁あって、家康の城に侍女としてやってきます。
ここまで「どうする家康」に登場した家康の側室は、①お葉（北香那さん）②お万（松井玲奈さん）。
お葉から「悲しくても辛くても口角をあげて笑っているように」と言われます、笛は下手ですが、その微笑みに家康はどれだけ救われたか分かりません。
於愛は近眼なので、見なくていいモノを見ない。白黒はっきりさせない。だから大らかでいられたのだと思いました。イメージで物事をとらえるのが、実は本質をとらえる近道だったのかもしれませんね。
於愛は家康を「お慕いする人ではない」けれども、殿が悲しみを乗り越えて、本当に笑えるようになるまでお支えしよう。と思います。愛する家族を失った経験があるからこそ、家康の心に共鳴したのでしょう。
於愛の方の産んだ長丸が、二代将軍徳川秀忠となり、お市の方の末娘・江と結婚します。凄いつながりですね。「江～姫たちの戦国」では秀忠を向井理さん、江を上田樹里が演じられています。
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千代（古川琴音さん）と彦（音尾琢真さん）
この二人が。とビックリしました。縁は異なものですね。千代はこれまで武田の間者として働いてきましたが、瀬名との出会いによって考え方が少し変わってきたのかもしれません。彦を慕う気持ちも瀬名を知る人という共通項で生まれたのかもしれないなぁ。と思いました。
千代と彦の二人が家康の沙汰を聞く場面。金言がいっぱいですのでご紹介します。
家康：（千代に向かって）かつて我らが目指した世を穴山梅雪らと共に目指したと心得ておる。ただその身を案じていた。我らが夢見た世は忍びなどいらぬ世であって。忍びの過去を捨て、鳥居元忠の妻となれ。
千代：いまさら、人並の暮らしが許されるものでございましょうや。情けは無用で…
家康：情けではない。幸せになることは、生き残った者の務めであると、わしは思うておる。
「どうする家康」36話より
家康に「於愛の助言に従ったまでじゃ」と言われて
於愛：人が生きる道とは、つらく苦しいいばらの道。そんな中で慕い慕われるもののあることが、どれほど幸せなことか、それを得たのなら大事にするべきと思うまで。
「どうする家康」36話より
皆さんも慕い慕われる方がある幸せを、ぜひ大事になさってください。
画面後ろの方で、大久保忠世（小手伸也さん）が大きくうなずいているのが良かったですね。
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本多忠勝（山田由紀さん）と稲（鳴海唯さん）親子
真田昌幸（佐藤浩市さん）からの要求で、稲を一旦家康の養女にして、真田に嫁がせるという話になっています。が、稲も父・忠勝も難色を示しています。
ですが、稲が千代と彦、そして於愛の方の話を聞いて、覚悟を決めます。稲の横顔のアップ。
ですが、父・本多忠勝がダダをこねます（という風にしか映りません。）
忠勝：真田は信用なりません。（中略）寝首を掻かれてからでは遅い！
稲：ならば、わたくしが。父上、私が真田に入り込んで、真田を操ればようございます。彦殿が寝首を搔かれたら、私が真田親子の寝首を掻きます。それでおあいこ。
忠勝：さようなこと、お前ができるはずがない。
稲：父上に武芸を仕込まれてきました！できます！
「どうする家康」36話より
稲が家康の前に進み出て
稲：夫婦をなすもまた、おなごの戦と思い知りました。真田家、我が戦場として申し分なし！
忠勝：（とまどう表情）
大久保忠世：平八郎。おぬしがあのじゃじゃ馬をどれほど可愛がっておったか、わしもよう知っとるつもりじゃ。だがな…
本多正信：いい加減、手放す時でござる。
「どうする家康」36話より
いつの間に大きくなって～。泣くしかないですね。父・忠勝さん。おなごたちも家や主君のためにおなごの戦に行く時代。その先に慕い慕われる者ができると幸せですね。
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大人になった茶々（北川景子さん）
最後のシーンで、エキセントリックな登場にびっくりした茶々（北川景子さん）。
X（旧Twitter）で秀吉（ムロツヨシさん）も茶々をフォローしました。
茶々を演じる北川景子さんはこちら⇓
秀吉と茶々（お市と二役）を演じるムロツヨシさんと北川景子さん。二人のやり取りが面白いですね、「どうする家康」では秀吉、家康、そして茶々がどんな風に関係していくのか、目が離せません。
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第36話「於愛日記」のキャスト＆制作陣
| 役名 | 俳優名 |
| 徳川家康 | 松本 潤 |
| 瀬名（回想） | 有村架純 |
| 酒井忠次（左衛門尉） | 大森南朋 |
| 本多忠勝（平八郎） | 山田裕貴 |
| 榊原康政（小平太） | 杉野遥亮 |
| 井伊直政 | 板垣李光人 |
| 鳥居元忠（彦右衛門）（回想） | 音尾琢真 |
| 大久保忠世 | 小手伸也 |
| お葉 | 北香那 |
| 旭 | 山田真歩 |
| 渡辺半蔵守綱 | 木村昴 |
| 明智光秀（回想） | 酒向芳 |
| 大鼠（回想） | 松本まりか |
| 稲 | 鳴海唯 |
| おふう | 清乃あさ姫 |
| 於愛の方 | 広瀬アリス |
| 千代 | 古川琴音 |
| 北条氏政 | 駿河太郎 |
| 北条氏直 | 西山潤 |
| 西郷義勝 | 飯作雄太郎 |
| 織田信長（回想） | 岡田准一 |
| 真田昌幸（回想） | 佐藤浩市 |
| 茶々 | 北川景子 |
| 羽柴秀吉 | ムロツヨシ |
| 茶屋四郎次郎（回想） | 中村勘九郎 |
| 羽柴秀長 | 佐藤隆太 |
| 本多正信 | 松山ケンイチ |
| 寧々 | 和久井映見 |
| 武田信玄（回想） | 阿部寛 |
| ナレーション | 寺島しのぶ |
| 脚本 | 古沢良太 |
| 音楽 | 稲本響 |
| 演出 | 村橋直樹 |
「どうする家康」のキャスト一覧はこちらから
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まとめ
2023年大河ドラマ「どうする家康」第36話の題名は「於愛日記」です。いつも大らかな笑顔で家康を支えてきた於愛の物語です。
・36話を見逃した。
・36話の動画を視聴したい。「どうする家康」の見逃しをイッキ見したい。
・36話「於愛日記」のあらすじと見どころを知りたい。
についてお届けしました。
「どうする家康」ネタバレあらすじまとめはこちらから↓
松山ケンイチさんは、今回は何も食べていませんでした。於愛の方の体調を気遣うのかな、と一瞬思ったのですが、脱線するからか、そういう展開にはなりませんでした。
今のうちに1話から見直しておきましょう！放送後7日以内はNHKプラスで、7日過ぎた場合や「どうする家康」第1話からの見逃しイッキ見には、U-NEXTでNHKオンデマンドを。
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「どうする家康」大河ドラマガイド・後編はこちらから↓
第20話以降のあらすじや、豪華な出演者インタビューなど盛りだくさんの内容です。
オープニングテーマ「暁の空」も収録されている『どうする家康』のサウンドトラックはこちらから↓
本ページの情報は2023年9月時点のものです。最新の情報はU-NEXTサイトでご確認ください。
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