2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、江戸時代の出版業界の風雲児・蔦屋重三郎(蔦重)の波乱に満ちた生涯を描く物語です。
この記事では、『べらぼう』の第1話~第10話(2025年1月~3月9日 瀬川が吉原を去る)までの内容を、①蔦重が出がけた出版物、②吉原の実情、③蔦重と瀬川の恋模様、④注目の出来事や登場人物、⑤江戸城の動き、⑥登場した本、6つの切り口で整理してみました。
視聴済みの方にはおさらいとして、まだご覧になっていない方には、ここまでのストーリーをざっくり掴んでいただけるように、分かりやすくまとめました。

ぜひこの機会に、蔦重の情熱と江戸の活気あふれる世界に触れてみてください。きっとあなたも大河ドラマ『べらぼう』の魅力にべらぼうに引き込まれるはずです。
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『べらぼう』1~10話(瀬川が吉原を出ていくまで)ざっくり一覧表
各話のあらすじや重要な出来事を簡単にまとめました。
話数 | 蔦重が出がけた出版物 | 吉原の実情 | 蔦重と瀬川の恋模様 | 注目の出来事・登場人物 | 江戸城の動き | 登場した本の名前 |
---|---|---|---|---|---|---|
1話 1月5日 ありがた山の寒がらす | 「吉原細見」 の改めを提案 | 朝顔の死後全裸で放置悲惨な死 | 幼なじみ。朝顔への気持ちで通じている | 明和九年の大火・唐丸を助ける・長谷川平蔵の登場・九郎助稲荷の化身・桶伏せ | 田沼意次が蔦重に吉原の工夫を促す | 蔦重が朝顔に読んで聞かせる「根南志具佐(平賀源内著)」 |
2話 1月12日 吉原細見 嗚呼御江戸 | 「吉原細見 嗚呼御江戸」改め | 吉原の衰退と活性化策 | 源内は花の井の気持ちを知る。 | 源内に「細見」の序文を依頼 | 「吉原細見 嗚呼御江戸」 | |
3話 1月19日 千客万来 一目千本 | 『一目千本』 出版 | 河岸見世の女郎たちの厳しい生活 | 協力的関係 | 北尾重政 花魁を花に見立てて描く | 田沼意次、松平武元、田安賢丸の動き | 「一目千本」 |
4話 1月26日 雛形若菜の甘い罠 | 「耕書堂」の堂号 | 蔦重がリサーチに奔走 | 唐丸の絵の才覚・ネコ自慢会 | 田沼意次と松平武元の火花 | 「吉原細見 雛形若菜」 | |
5話 2月2日 蔦に唐丸 因果の蔓 | 蔦重は鱗形屋で修行 | 唐丸姿を消す | 田沼派と反田沼派の対立 | |||
6話 2月9日 鱗剥がれた 節用集 | 『金々先生栄華夢』企画を鱗形屋と蔦重が出し合う。 鱗形屋が偽 『節用集』 を作成 | 金々野郎が話題に | 鱗形屋が偽 『節用集』 で御用。長谷川平蔵が再登場 | 日光社参を巡る田沼と松平の対立 | 「節用集」 | |
7話 2月16日 好機到来 籬の花 | 『吉原細見 籬の花』 | 忘八が蔦重を応援。 瀬川(花の井)が名跡を継承 | 蔦重は気付かない | 地本問屋との交渉 西村屋との対立 瀬川の決意 | 『吉原細見 籬の花』 | |
8話 2月23日 逆襲の金々先生 | 『吉原細見 籬の花』 | 花魁の多忙と負担 年季奉公の厳しさ 身請け | 蔦重は初めて瀬川への特別な感情に気づく | 鳥山検校の登場 | 『金々先生栄華夢』『 塩売文太物語』『女重宝記』 | |
9話 3月2日 玉菊燈籠 恋の地獄 | 地本問屋から手を切られる | 吉原の年中行事(玉菊燈籠) 駆け落ちの困難さ | お互いの気持ちを告白するも現実が…。瀬川に偽の通行証(名「しお」)を渡す | 新之助とうつせみの駆け落ち騒動 瀬川が初めて男からもらった贈り物として 『塩売文太物語』 に言及 | 『塩売文太物語』 | |
10話 3月9日 青楼美人の見る夢は | 『青楼美人合姿鏡』 | 瀬川の最後の花魁道中 | 言葉を超えた深い繋がり 瀬川を見送る蔦重 | 瀬川の花魁道中に合わせた錦絵の制作。瀬川が 『塩売文太物語』 と 『青楼美人合姿鏡』 を見て蔦重を思う | 家治が田沼に種姫と家基の結婚を告げる | 『青楼美人合姿鏡』 |
>>【べらぼう】全話ネタバレあらすじ&みどころ!最終話までわかりやすく。最新話放送日程もご紹介。
蔦重の夢と吉原の現実、そして蔦重と瀬川の淡く切ない恋。
ここからは、切り口ごとにご紹介していきます。
1.蔦重が出がけた出版物

『べらぼう』の冒頭では、蔦重は五十間道にある引手茶屋「蔦屋」を次郎兵衛と営む傍ら、貸本屋を営んでいます。話が進むにつれて、徐々に蔦重自らが出版物を手がけるようになります。
- 第1話~第2話:吉原の活気を取り戻したいと考えた蔦重は、定期刊行物である『吉原細見』 に目をつけ、その「改め」(=校閲や刷新の役割)を版元の鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助さん)に提案します。そして平賀源内(安田顕さん)に序文を依頼して、『吉原細見』の刷新に向けて奔走します。
- 第3話~第4話:刷新した『吉原細見』でも客足が伸び悩む中、蔦重は吉原の女郎たちを花に見立てた 『一目千本』 を考案します。
これは販売ではなく、顧客への贈答品とするアイデアでした。源内から「耕書堂」という堂号を与えられ、版元としての第一歩を踏み出します。 - 第6話~第8話:蔦重は鱗形屋と協力し、江戸の庶民が楽しめるような新しい青本の制作を計画します。吉原で話題になっていた「金々野郎」を主人公にした『金々先生栄華夢』 を企画しますが、鱗形屋が起こした偽版騒動によって、その企画は立ち消えになります。
※その後、鱗形屋は『金々先生栄華夢』で再起を図ります。 - 第7話~第10話:鱗形屋が捕まった機に乗じ、蔦重は『吉原細見 籬の花』を企画します。忘八の親父たちも一丸となって、販促に乗り出します。そして花魁・花の井(小芝風花さん)が、蔦重のために「瀬川」を襲名することで、話題を呼んで『吉原細見 籬の花』は大評判となります。
瀬川の身請けが決まって、最後の花魁道中に合わせて、蔦重と北尾重政、勝川春章が『青楼美人合姿鏡』 を制作します。しかし、蔦重の本は市中の本屋から取り扱いを禁止されてしまいます。
2.吉原の実情

「べらぼう」では、華やかな吉原の厳しい現実も描かれています。
- 第1話:大火後の復興の遅れ、河岸見世の女郎たちの困窮、病に倒れても裸で捨てられる女郎の悲惨な姿、そして女郎たちから搾取する「忘八(ぼうはち)」の存在が描かれます。
- 第2話:花魁道中の華やかさが披露。「張り」と呼ばれる花魁のプライドや美意識、長谷川平蔵(中村隼人さん)を介して「通」の遊び方が語られます。
- 第3話:河岸見世の女郎たちの生活は特に厳しく、食べることもままならない状況であることが示されます。
- 第6話~第9話:女郎の年季奉公の厳しさ(10年、有給は年2日)、身請けにかかる莫大な費用(瀬川クラスになると千両)、病気で亡くなる女郎が多いことなど、過酷な労働環境が描かれます。
また、遊女が心底惚れた男「間夫(まぶ)」の存在や、吉原の年中行事(玉菊燈籠、花見、俄の内の7月の玉菊燈籠)がドラマの中で綴られています。 - 第8話~第10話:客が増えることによる女郎たちの負担、そして「豪気な」身請けによって吉原から華々しく去っていく花魁・瀬川の姿が描かれます。
3.蔦重と瀬川の恋模様

幼馴染である蔦重と花の井(後の瀬川→瀬以)の間には、言葉にできない特別な感情が育まれていきます。
- 第1話~第3話:幼い頃に朝顔姉さんに可愛がってもらっていた蔦重と花の井。共通認識による絆はあるものの、花魁との恋愛はご法度であるため、蔦重側からの明確な恋愛感情は描かれていません。
花の井は蔦重の吉原を良くしたいという思いを協力的に支え、二人の間には志を共にするパートナーとしての絆が育まれていきます。 - 第8話~第9話:鳥山検校(市原隼人さん)の登場をきっかけに、蔦重は初めて瀬川への特別な感情に気づきます。九郎助稲荷でのケンカ腰ながら、心の底から湧き出る二人の切ないやり取りや、偽の通行証に「しお」という『塩売文太物語』の主人公の名前を書く蔦重の行動に、互いを想う気持ちが沁み出てきます。
ですが、新之助とうつせみの駆け落ちが失敗に終わって、厳しい現実を前に、瀬川は鳥山検校からの高額な身請けを受ける決意をします。 - 第10話:瀬川の最後の花魁道中、そして蔦重が瀬川に贈った『青楼美人合姿鏡』を通じて、二人の間には言葉を超えた深い繋がりが感じられます。
直接的な言葉や、ラブシーンはないものの、蔦重と瀬川の表情から、断ち切れない絆と「本」がつなぐ、未来への夢が続いていきます。
4.注目の出来事、登場人物

- 第1話 :明和9年の大火と、助けられて一緒に暮らすようになった唐丸(渡邉斗翔くん)。九郎助稲荷の化身の扮装の語り・綾瀬はるかさんが登場。田沼意次(渡辺謙さん)と会った蔦重の「ありがた山でございます」が蔦重の代名詞になりました。
- 第2話 :蔦重が吉原の案内本「吉原細見」の出版を企画し、平賀源内に序文を依頼する過程が描かれます。花の井が源内の思い人・瀬川に扮する姿とふるまいが注目ポイント。
- 第3話:吉原の花魁や女郎たちを花に見立てた「見立て」という斬新なアイデアと、本を作る喜びに満ちる蔦重の「夢みてぇだ」のセリフが注目ポイント。北尾重政(橋本淳さん)が、「一目千本」で蔦重と初めてタッグを組む。田沼意次が蔦重のことを「ありがた山の寒がらすか」と認識する場面も。
- 第4話 :蔦重は「株仲間」という仕組みに翻弄されます。忘八の親父様方のネコ自慢会はこの話。
- 第5話:源内の自由な生き方に触発され、蔦重は自身の道を切り開こうとします。株仲間について源内に相談します。唐丸が辛い過去のせいで姿を消すことに。
- 第6話:蔦重は、鱗形屋の改めとして修業中。鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)と共に新しい青本作りを目指します。鱗形屋が偽版作りでお縄に。長谷川平蔵宣以(中村隼人さん)が再登場。 後に田沼意知を殺害する旗本・佐野政言(矢本悠馬さん)が登場。
- 第7話:鱗形屋が偽版で捕まった好機を捉え、蔦重は吉原細見「籬の花」を企画し、地本問屋の仲間入りを目指します。対抗する西村屋は浅草の摺物屋・小泉忠五郎(芹澤興人さん)と組んで別の細見を作ります。細見のお披露目直前に、花の井が「瀬川」の名跡を継ぐことを蔦重に告げ、細見の売れ行きを後押しします。
- 第8話:蔦重の細見「籬の花」が大評判となり、吉原は瀬川目当ての客で賑わい、花魁たちには重い負担となります。新たな客として、盲目の大富豪・鳥山検校(市原隼人さん)が登場します。釈放された鱗形屋は、青本の新作「金々先生栄華夢」で再起を図ります。蔦重は地本問屋に入れず。蔦重は瀬川が身請けされて幸せになることを願いますが、九郎助稲荷には「バーカ」と呆れられます。蔦重が幼い頃に瀬川に『塩売文太物語』をあげていたエピソードが回想。
- 第9話:市中の地本問屋たちが吉原との関係を断とうとし、蔦重は窮地に立たされます。鳥山検校が瀬川の身請けを希望していることを知り、蔦重は初めて瀬川への恋心に気づきます。ようやくお互いの気持ちに素直になった蔦重と瀬川ですが、松葉屋の女将・いね(水野美紀さん)や、松葉屋半左衛門(正名僕蔵さん)から現実を突きつけられ、また、新之助とうつせみの駆け落ち騒動を目の当たりにし、自分たちの置かれた厳しい状況を痛感します。
瀬川は、自身の将来と吉原の女たちのために、鳥山検校の身請けを受ける決意をします。
蔦重が瀬川に、子供の頃にあげた『塩売文太物語』を連想させる偽の通行証を渡す切ないシーンも。 - 第10話:瀬川の身請けが決まり、最後の花魁道中に合わせて、瀬川ら吉原の女たちの普段の姿を描いた錦絵「青楼美人合姿鏡」を、北尾重政、勝川春章(前野朋哉さん)と制作します。瀬川が吉原を去る際、蔦重とすれ違う切なくも美しい場面は必見です。蔦重は、瀬川との「夢」を諦めないことを誓います。田沼意次が徳川家治から、種姫を養女にすると告げられます。新たに登場した忘八・若木屋与八(本宮泰風さん)が、市中の本屋と繋がって蔦重の商売の邪魔をしようとします。
5.江戸城の動き

江戸城の動きが、蔦重の生きる吉原や市中に大きな影響を及ぼします。
- 第1話~第3話:第10代将軍・徳川家治の治世下、老中・田沼意次が実権を握り、経済政策を進めています。
田沼意次は蔦重に吉原を良くするための工夫を促す場面もあります。田沼と対立する松平武元や、次期将軍候補と目される田安賢丸の動きも描かれます。 - 第6話~第10話:江戸城内では、日光社参を巡る田沼と松平の権力争いが描かれます。田沼は平賀源内から銀山や鉄の情報を収集するなど、経済政策への関心の高さが伺えます。
また、家治から種姫を養女にする件を告げられるなど、今後、幕府の動向が蔦重たちの社会にも影響を与えていく様子がひたひたと伝わってきます。
6.登場した本の名前

物語には、当時の様々な書物が登場し、時代背景を色濃く映し出しています。
- 『吉原細見』半年に一回刊行される吉原のPR本。市中の地本問屋が作っていた。
- 『根南志具佐 』1話で蔦重が朝顔に読んで聞かせていた。平賀源内が恋人菊之丞をモデルに書いた本。
- 『一目千本』蔦重×北尾重政。女郎を花に見立てた。売り物ではなく、馴染みの客への贈答品。
- 『吉原細見 雛形若菜』蔦重が改めとして奔走したが、鱗形屋と西村にハシゴを外されて版元から外された。
- 『節用集』鱗形屋が偽版を作って御用となった。
- 『金々先生栄華夢』鱗形屋が刊行。黄表紙の先駆けとなった。
- 『吉原細見 籬の花』倍売れれば地本問屋の仲間入りと言う約束で、蔦重が制作。半分の枚数情報を詰め込み、瀬川の名跡襲名で大評判となった。
- 『青楼美人合姿鏡』瀬川の花嫁道中にちなんで、忘八の親父様方から制作を依頼。花魁たちの「オフ」の姿を書いた、北尾重政×勝川春章。多色刷り。豪華で将軍に献上した。
- 『女重宝記』蔦重が瀬川にプレゼント。女性が身に着ける事柄が細かく書かれているロングセラー婚活本。
- 『塩売文太物語』蔦重が子どもの頃に瀬川にあげた。ハッピーエンドの御伽話。瀬川はとても大事にしている。
- (駆け落ち心中物の)人情本:蔦重が瀬川と駆け落ちしようと思い、中に偽の吉原大門通行証をはさんで、瀬川に貸本として渡した本。瀬川から返却されたときに、「この筋じゃ幸せになれない。でも一生忘れないよ。」と。中に挟んだ通行証の名前「しお」の部分が破られていた。
7.各話に登場した江戸ことば

「べらぼう」には、粋で面白い江戸ことばが数多く登場し、物語をさらに魅力的にしています。
- 第1話:「メイワクねん」、「鼻から屁が出る病になりゃいいんだ」、「目から小便が出る病になりますように」、「忘八は丑寅門の人でなし、馬(₌午)の出入りはなき葦の原(₌吉原)」
- 第2話:「ふてェこと考えるね」、「ありがた山のトンビがらすです」、「うまくはイカのくちばしか」、「かたじけなすび」、「バカのバカ、バカの三段重ねでござりんす」、「諸侯大名弓矢で殺す、松葉の瀬川は目で殺す」
- 第6話:「心得タヌキさ」、「たわむれタヌキさ~」、「花のさわりのなきようにいたす」、「お手上げ。上がったり屋のカンカン坊主、占め子の兎、恐れ入り谷の鬼子母神」、「告げ口ってのは、クズ山クズ兵衛だな、運天にすらぁ」、「うがってらぁ、ありがた山のボンビがらす」、「火事が終わってもどうしてどうして、火の車よ」、「仕方中橋ですね~」
- 第7話:「濡れ手に粟餅」、「にわかのお邪魔 ご無礼つかまつりの三郎」、「ありがた山~」、「平気のへいだね」、「べらぼうめ!」、「江戸中、担いで回るのすけだ」、「いいね、そりゃべらぼうだ」、「危うく遅まき唐がらし」、「仕方仲橋(しかたなかばし)」
- 第8話:「客がねぇのも困りモン、来ただ来たでも困りモンか」、「身請けより、間夫だろ」、「バ~~~カ。バ~カ、バカ。豆腐の角に頭ぶつけて死んじまえ。せーの、この、べらぼうめぇ!」
- 第10話:「べらぼうめ」、「ありがた山か?」、「かたじけ茄子、大当たりのこんこんちき、仰せのように油町」、「毛筋ほどもねぇ」、「そりゃ、まぁべらぼうだね」、「おさらばえ」
※それぞれの江戸ことばが誰が言ったのか、意味は各話のあらすじとみどころの記事からお読みいただけます。>>【べらぼう】全話ネタバレあらすじ&みどころ!最終話までわかりやすく。最新話放送日程もご紹介。
まとめ
『べらぼう』第1話~第10話では、蔦重の出版活動を軸に、吉原の華やかさと厳しい現実、瀬川との切ない恋模様、江戸幕府の動向、サイドキャラクターたちの奮闘が絡み合いながら描かれました。
特に、蔦重が手掛けた書物が物語の転換点となり、世の中の常識に抗いながら、新たな文化を生み出そうとする姿が印象的です。

特に10話までは、蔦重と瀬川の互いを想いながらも、結ばれなった切ない関係に釘付けになりました。
第10話で、身請けされて吉原をあとにする瀬川が「おさらばえ」と頭を下げて、蔦重と目を合わさずに去っていく姿は感動的でした。「本」がつなぐ新しい蔦重と瀬川の夢噺が、11話以降に展開していきます。
今後、蔦重の運命はどうなるのか?幕府の弾圧が迫る中、彼の出版活動は続けられるのか?瀬川との関係はどう決着するのか?引き続き『べらぼう』の展開に注目していきたいです!
『べらぼう』の見逃し配信がどこで見れるかはこちらでご紹介しています↓
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