1981年公開の映画『北斎漫画』は、U-NEXTで見放題配信中です。
映画『北斎漫画』はどこで見れるの?という方に向けて、
・みどころやキャストを知りたい!
・どこで見れる? 視聴方法を知りたい!
・大河ドラマ『べらぼう』との見比べは?
についてお届けします。

緒形拳さんが主人公北斎の35歳から90歳、娘お栄の15歳~70歳を田中裕子さんが演じ切られました。滝沢馬琴役の西田敏行さんも味があります。謎の女・お直の樋口可南子さんと田中裕子さんの美しいヌードが話題になりました。
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映画『北斎漫画』で描かれている時代背景は、大河ドラマ『べらぼう』とつながりがあり、両方を動画配信で見比べるとより深く楽しめます。
『北斎漫画』の舞台は、蔦重が日本橋に「耕書堂」を移転した後の寛政の改革~蔦重が亡くなって以降のことなので、6月29日放送分から日本橋編に突入した『べらぼう』にリンクするのと、蔦重亡き後に活躍した北斎の姿が非常によくわかる作品です。大河ドラマ『べらぼう』初回からネタバレあらすじとみどころ
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緒形拳さん主演の大河ドラマ『太閤記』、弁慶の仁王立ちが今の語り継がれる『源義経』、『黄金の日々』での秀吉役、『峠の群像』での中間離職の悲哀を漂わせた主人公・大石内蔵助、『太平記』や『風林火山』での若手を見守る軍師姿も、西田敏行さん主演の『八代将軍吉宗』『おんな太閤記』『翔ぶが如く』、西郷頼母役が沁みるアンコール放送中の『八重の桜』も今すぐ視聴したい方はこちらからお申込み下さい↓
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映画『北斎漫画』のみどころ(ネタバレあり)
映画『北斎漫画』のみどころは、葛飾北斎と滝沢馬琴、北斎の娘のお栄のほかに、謎の女・お直(樋口可南子さん)、そして滝沢馬琴の年上の女房(乙羽信子さん)、北斎の叔父さん(フランキー堺さん)ら、名優がすごい演技をするところです。これに尽きます。
(ネタバレになります)本作では、お栄が滝沢馬琴にずっと片思いしているという設定で、年上の女房を看取って、さぁこれから滝沢馬琴は読本作りに没頭するぞ!と言う時に、お栄と滝沢馬琴がいいムード?になるくだりがあるのですが、そこでの田中裕子さんの帯のほどきかたや着物の脱ぎ着がとてもカッコいいのが(樋口可南子さんも同じで、サラっとしていてカッコイイです)この頃の映画のみどころ中のみどころだと考えます。
結局、コントのような流れになり、滝沢馬琴には思いが通じないまま時は流れるのですが、死の床にいる馬琴に、とうとうお栄は帯を解いて…という展開に、ジーンとしてしまいました。

映画『ベニスに死す』のおじさんのようなフランキー堺さん演じる中島伊勢を除いて、登場人物がドロっとしていないのが魅力だと思います。江戸っ子の粋と人情がサラリと描かれています。
北斎がスコーンと底抜けに明るく描かれていて、眉間の縦シワに人生を刻んでいるような年上の女房の尻に敷かれている馬琴もどことなくユーモラス。北斎と馬琴の2人が親友のまま最後まで助けあっている姿がいいです。
そして、なんと言っても田中裕子さん、樋口可南子さんの美しいこと。

樋口可南子さんは『篤姫』で宮崎あおいさんのお母様役をされているキリっとしてイメージだったので、妖艶さにビックリしました。
蔦屋重三郎もちょこっと登場します。演じているのは亡き大塚国夫さんです。
映画『北斎漫画』は、新藤兼人監督渾身の作品なので、パートナーの乙羽信子さんがイイ感じの年上の女房で出演されていて、緒形拳さんと西田敏行さんの魅力が十二分に発揮されていると思いました。
ラストシーンの北斎90歳、お栄70歳の二人の演技は圧巻です。北斎を知らない方にとっても、また大河ドラマ『べらぼう』を新たな視点で楽しめること間違いなしです。
『北斎漫画』の魅力は、物語だけでなく、実力派キャストによる圧巻の演技にもあります。
注目のキャストは?
主人公・北斎を緒形拳さん。大河ドラマ常連中の常連俳優さんです。2008年にお亡くなりになるまで、第一線で活躍され続けました。顔をくしゃくしゃにして笑う姿は今も全日本が愛しています。
北斎の親友・滝沢馬琴は西田敏行さん。西田敏行さんは、大河ドラマもレジェンド俳優ですし、ナレーションでも、また歌手として紅白歌合戦にも出場、MCとしても紅白を盛り上げる等、全日本が愛してやまない俳優さんです。2024年の突然の訃報に皆が悲しみました。
お栄を演じるのは田中裕子さん。朝ドラ「おしん」や、映画「天城越え」での名演は記憶に新しいです。沢田研二さんが夫です。
謎の女・お直を演じるのは樋口可南子さん。私は糸井重里さんが夫で、『篤姫』での理知的な母役と言う印象が強かったのですが、本作の頃は妖艶な役も多かったと知りました。いずれにしましても芯の強い凛とした女優さんであると思いました。
お直に魂を持っていかれてしまう中島伊勢を演じるのはフランキー堺さん。「写楽研究家」としても有名なフランキー堺さん、鬼気迫る演技に圧倒されます。
馬琴の年上の妻・お百を演じるのは乙羽信子さん。嫌味な妻で終始するのかと思ったら、最後にはいいところを見せてくれてホロッとしました。新藤兼人監督作品には欠かせない女優さんです。

緒形拳さん、西田敏行さん、フランキー堺さん、乙羽信子さん、そして新藤監督も鬼籍に入られています。映画のおかげで、若い頃の名優さん方を観れてありがたいです。
映画『北斎漫画』はU-NEXTで見放題配信中です。大河ドラマ『べらぼう』も、緒形拳さんの『太閤記』、『源義経』、『黄金の日々』、『峠の群像』、『太平記』や『風林火山』も、西田敏行さんの『八代将軍吉宗』『おんな太閤記』『翔ぶが如く』、『八重の桜』も、田中裕子さんの『おしん』や樋口可南子さんの『篤姫』も今すぐ視聴したい方はこちらからお申込み下さい↓
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映画『北斎漫画』あらすじ
18世紀の江戸、絵を描くのは巧みだが何人もの絵の師から破門されている鉄蔵(北斎)。娘のお栄と一緒に、読本作家を志す左七(馬琴)の家に世話になっている。ある日、彼はお直という女性と出会い、一目でのめり込む。鉄蔵は彼女を書くことで突き当たっている壁を破ろうとするが…
葛飾北斎の代表作は?『北斎漫画』ってなに?
葛飾北斎の代表作といえば必ず紹介される「富嶽三十六景」から2枚ご紹介します。
1.『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』

1枚目は『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏(ふがくさんじゅうろっけい かながわおきなみうら)です。「浮世絵」といえば北斎のこの絵を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
『冨嶽三十六景』は、1831~34年(天保2-5年)に西村屋から版行された版画集です。当初36枚構成だったのが、人気のため10枚追加して、全部で四十六景の版画集になりました。
2.『富嶽三十六景 深川万年橋下(ふかがわまんねんばしした)』

ベロ藍のグラデーションが美しいですね。ぱっと見では富士山の存在に気が付かないのも洒落ているなぁと思います。こんな構図、思いついてみたいです。
『北斎漫画』ってなに?

『北斎漫画』は、現代のコマ割りされている「マンガ」ではなく、北斎による画集のことです。文化11年(1814年)~北斎が没後の明治11年(1878年)まで断続的に刊行されました。
人物、動植物、風俗、職業、市井の人々、建築物、生活用具、名所、名勝、天候、故事、説話、歴史上の人物、妖怪、幽霊など様々なテーマの図版が収録されていて、ゆるキャラのような筆致のものもあれば、写実的なものもあり、とにかくすごい!の一言です。
一部を抜粋してご紹介します。


他にも様々なスケッチが国立国会図書館デジタルコレクション(https://dl.ndl.go.jp/)で閲覧できますので、ご興味ある方はぜひ。

映画のタイトルはこの「ホクサイ・スケッチ」と言われる『北斎漫画』からの着想。原作は矢代静一作の戯曲『北齋漫畫(北斎漫画)』です。とにかく北斎は、映画の中でずっと描いています。
映画『北斎漫画』の作品概要
作品名 | 北斎漫画 |
ジャンル | 歴史ドラマ |
上映時間 | 119分 |
監督 | 新藤兼人 |
原作 | 矢代静一作戯曲『北齋漫畫(北斎漫画)』 |
脚本 | 新藤兼人 |
音楽 | 林光 |
キャスト | 鉄蔵(葛飾北斎):緒形拳 佐七(曲亭馬琴):西田敏行 お栄(鉄蔵の娘):田中裕子 お直:樋口可南子 お百(佐七の女房):乙羽信子 伍助(丁稚):佐瀬陽一 彫師:殿山泰司 十返舎一九:宍戸錠 式亭三馬:大村崑 歌麿:愛川欽也 岡っ引:梅津栄 番頭:戸浦六宏 狩野融川:観世栄夫 蔦屋重三郎:大塚国夫 刷師:森塚敏 お品ばばあ:今井和子 中島伊勢:フランキー堺 ほか |
公開 | 1981年 |
映画『北斎漫画』を観た感想
北斎は「画狂」という異名を持つだけあって、これまでに視聴した映画作品では、何かにとりつかれたような人柄が多かったのですが、本作の北斎は緒形拳さんが演じているということもあり、心根の優しさや明るさが滲み出してきて、にんまり視聴できました。
滝沢馬琴を演じる西田敏行さんからも陽のオーラが放たれているので、悲壮感漂う中でも可笑しみがあって、さじ加減でコントとも取れるような場面もとてもよかったです。ただ一人異彩を放っていたのはフランキー堺さんで、ですがフランキー堺さんはコメディアンでもあるので、絶妙なさじ加減がうまいなぁとしみじみ思いました。
そして何と言っても女性陣が素晴らしかったです。田中裕子さん、樋口可南子さん、乙羽信子さんの名演が光りましたし、皆さん着物の着こなしが日常生活に溶け込んでいて、とてもステキでした。有名な「蛸と海女」のエピソードも盛り込まれていますが、一大スペクタクルではなくキュートにまとめてきたな。と思いました。
今では、地上波で放送できないだろうなぁと思うシーンがいっぱいです。大人っぽいシーン満載ですので、お子さんがいない時間帯に~。

この頃の田中裕子さんが、本当に良いです。続けて「おしん」や「天城越え」もご覧いだきたいです。
『北斎漫画』と一緒に見たい作品7選!
『北斎漫画』と一緒にご覧いただきたい作品7選は以下の通りです。
・映画『HOKUSAI』:北斎:柳楽優弥さん/田中泯さん、蔦重:阿部寛さん
・映画『写楽』写楽:真田広之さん、蔦重:フランキー堺さん
・映画『八犬伝』馬琴:役所広司さん、北斎:内野聖陽さん
・映画『吉原炎上』主演:名取裕子さん
・ドラマ『広重ぶるう』広重:阿部サダヲさん
・ドラマ『眩(くらら)~北斎の娘』お栄:宮崎あおいさん、北斎:長塚京三さん
そして、大河ドラマ『べらぼう』もぜひご一緒にご覧ください!

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まとめ
映画「北斎漫画」について
・どんな作品なの?みどころを知りたい!
・キャストを知りたい!
・どこで見れる? 視聴方法を知りたい!
・北斎の代表作ってどんなの?
という方に向けて、お届けしました。

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本ページの情報は2025年7月時点のものです。最新の情報はU-NEXTサイトでご確認ください。
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