2025年1月から放送が始まった大河ドラマ『べらぼう』。主人公の蔦重を演じるのは横浜流星さんです。17話以降では蔦重が「日の本一の本屋」を目指して「耕書堂」が日本橋に進出します。
「蔦重」の生涯をもっと深く知りたい方におすすな谷津矢車(やつ やぐるま)さんの時代小説『蔦屋』が、Amazonのオーディオブックサービス「Audible(オーディブル)」で配信中です。
この記事では
・小説『蔦重』谷津矢車著は、どんな話か知りたい。
・『べらぼう』とシンクロしている部分を知りたい
・『蔦屋』を耳で読書する方法を知りたい!
そんなあなたにお届けします。

『光る君へ』の時の『源氏物語』をきっかけにオーディブルを愛用している管理人も耳で読んでみました。『べらぼう』とリンクしていたり、蔦重の人柄が深くてとにかく面白かったです。
谷津矢車さんの時代小説『蔦屋』を耳読するにはオーディブルがダントツおススメです。オーディブルの30日間無料お試しはこちらから↓
『蔦屋』ってどんな小説?(※ネタバレなし)
小説『蔦屋』は、江戸の本屋であり出版プロデューサーでもあった蔦屋重三郎の姿を、別の登場人物の視点で綴った時代小説です。
その「別の登場人物」とは、日本橋の地本問屋・丸屋小兵衛。『べらぼう』では、たかお鷹さんが演じていて、17話から新登場されました。▶『べらぼう』17話キャスト徹底解説。新章スタート!
小説『蔦屋』の展開は落語や講談のように軽快で、それでいて、蔦重が出版にかける情熱と、関わる絵師や戯作者、周りの人たちの血の通った生きざまが深くて、読み(聴き)ごたえたっぷりです。

小説『蔦屋』での蔦重の話しぶりや振る舞いも品があって、でもちょっと泥臭くて人たらし。『べらぼう』の横浜流星さんそのもので、すごく惹かれます。
「商いの極意は正直と誠意」そんな蔦重の熱気とエネルギーが、ページ(声)から立ちのぼるような作品です。
『べらぼう』とシンクロしている部分は?
丸屋小兵衛の日本橋のお店を買い取る蔦重の交渉術:『べらぼう』17話で蔦重が彫師・五十六(肥後克広さん)に持ち掛けた「毎年20両」という条件だったり、
小説に出てくる煙草:16話で非業の死を遂げた源内先生の怪しげな煙草と、小説『蔦屋』では甘い香りの煙草が出てきたり。
ほかにもいっぱい「お、シンクロしてる!」と思う箇所があります。江戸の文化や風俗が散りばめられていて、『べらぼう』の世界が100倍楽しくなります。
『べらぼう』1話~最新話のあらすじとみどころ&江戸ことばをまとめています。
「耳読=音で楽しむ読書」は、こんな方におすすめ
オーディブルで『蔦重』の耳読をおススメするのはこんな方々です。
・『べらぼう』をもっと深く楽しみたい方
・蔦屋重三郎って、どんな人?と気になる方
・読書の時間がなかなかとれない方
・老眼や目の疲れが気になる方
・時代小説の“耳読”にチャレンジしたい方

ビジネス本をオーディブルで耳読されている方が多いと思いますが、軽妙な言葉のやり取りがある時代小説は、音で楽しむ読書にピッタリです。ぜひこの機会にどうぞ♪
紙の本とkindle『蔦屋』はこちらをどうぞ。
『べらぼう』の放送当初は、『蔦屋』はオーディブルでは聞けなかったのですが、2025年5月現在、聞き放題でお聴きいただけますので、30日間無料お試しの間に一気読み(聴き)できます。小気味よいやり取りと、今後の『べらぼう』がもっと楽しくなります。
Amazonオーディブルの30日間無料お試しはこちらから↓
音で読書するAudible版『蔦屋』の魅力とは?
オーディブル版『蔦屋』は、朗読のテンポが抜群なところです。一人の読み手の方が声色を替えて登場人物を読み分けられているのですが、これが非常に心地よく、江戸言葉のリズム、登場人物の語り口の妙を耳でしっかり感じ取れます。

管理人は、スキマ時間に耳読していますが、時々「べらぼうだねぇ」と、一人合いの手を入れてしまいます笑
谷津矢車さんの小説『蔦屋』を聴くにはオーディブルがダントツおススメです。オーディブルの30日間無料お試しはこちらから↓
『べらぼう』と『蔦屋』で、2人の“蔦重”を思う存分味わいましょう。
大河ドラマ『べらぼう』では、1月~4月に放送された16話までに、蔦屋重三郎の初恋や周りの人に助けてもらいながら出版プロデューサーとして成長していく葛藤や成長が描かれています。
小説『蔦屋』では、蔦重をそばで見ていた語り手の視点から、日本橋で本屋として大成し、色々な才能を見出していく出版プロデューサー蔦重の人間臭さや哀しみも描かれています。
ドラマと小説がオーバーラップする場面もあり、全く違う展開で描かれている部分もあって、小説を聞いていても、頭にには横浜流星さんや、染谷翔太さん、橋本愛さんが浮かんできたり、『べらぼう』を見ながら、「ここは、谷津さんの小説のモチーフかも」と思ったりする部分があって、楽しさ100倍です。

大河ドラマと小説の“あいだ”を想像したり、その中から自分だけの蔦重を思い描くことこそ、大河ドラマ『べらぼう』が放送されている今この瞬間、リアルに蔦重を味わう醍醐味だと感じます。
ぜひ、この機会に小説とドラマの両方で蔦重を思う存分味わってみてください。
今なら30日間無料体験!Audibleで『蔦屋』の耳読がおススメ。
Amazonオーディブルは、30日間の無料体験が可能です。
気になる作品を、目の疲れを気にせず、耳から楽しめるのがうれしいポイントです。
管理人は大河ドラマ『光る君へ』がきっかけでオーディブルを愛用するようになりました。耳読で『源氏物語』を聴き終えて、主人公・まひろの新たな気付きがあって、そのことを書いた記事が『天狼院書店メディアグランプリ』に掲載されました↓。
谷津矢車さんの小説『蔦屋』を聴くにはオーディブルがダントツおススメです。オーディブルの30日間無料お試しはこちらから↓
まとめ
小説『蔦屋』を耳から音の読書をしていると、頭の中にその光景が鮮明に浮かび上がり、まるで「耕書堂」に足を踏み入れたような、不思議な臨場感に包まれます。
蔦屋重三郎という人物のひたむきな熱量を、時代小説『蔦重』の声の世界で味わうと、大河ドラマ『べらぼう』ももっと面白く、もっと愛おしくなります。ぜひ、この機会にどうぞ。
小説『蔦屋』をオーディブルの30日間無料お試しで聴くのはここから↓
関連記事:もっと知りたい『べらぼう』と蔦重の世界
大河ドラマ『べらぼう』の関連記事をご紹介します。
大河ドラマ【べらぼう】の予習に最適な本5選!
『蔦重』を書いた歴史小説家が語る蔦屋重三郎と大河ドラマ『べらぼう』の世界~X座談会を聴いた感想についてまとめています。
大河ドラマ『べらぼう』見逃し配信がどこで見れるかを詳しく解説しています。
『べらぼう』1話~最新話のあらすじとみどころ&江戸ことばをまとめています。
『べらぼう』全キャスト一覧表はこちらから
本ページの情報は2025年5月時点のものです。最新の情報はU-NEXTサイトでご確認ください。