1984年(昭和59年)大河ドラマ第22作「山河燃ゆ」は、原作は山崎豊子さんの『二つの祖国』です。初めて太平洋戦争を描いた大河ドラマです。
主人公・天羽賢治を演じるのは、「黄金の日日」でも主役を演じた松本幸四郎(現・白鸚)さんです。
についてまとめました。
日米開戦前後、二つの祖国の間で苦悩する日系アメリカ人天羽賢治が主人公です。演じる九代目松本幸四郎さんは、三人の女性から思いを寄せられる役回りでもあり、清廉潔白で苦悩する青年を見事に演じられました。
沢田研二さんや、柴田恭兵さん、川谷拓三さんなど、当代の売れっ子俳優さんたちが一堂に介しています。
ご存命の方もおられる近代、特に太平洋戦争を描くのは大河ドラマとしても挑戦だったと思います。2023年8月にNHKオンデマンドで「蔵出し」配信されています。ぜひこの機会にご覧になってください。
「山河燃ゆ」放送・再放送予定
初回放送
1984年1月8日~12月23日まで(全51回)
再放送
現在再放送予定はありません。(2023年8月時点)
☆再放送の情報が入り次第、お知らせいたします。
大河ドラマ「山河燃ゆ」はどこで見れる?
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大河ドラマ「山河燃ゆ」基本情報
放送年 | 1998年 |
大河ドラマ | 22作目 |
放送期間 | 1998年1月4日から12月13日 |
話数 | 51話 |
原作 | 山崎豊子『二つの祖国』 |
脚本 | 市川森一、香取俊介 |
演出 | 村上佑二 他 |
音楽 | 林光 |
主な出演者 | 天羽賢治:九代目松本幸四郎 天羽忠:西田敏行 天羽勇:堤大二郎 天羽春子:柏原芳恵 東郷茂徳:鶴田浩二 チャーリー田宮:沢田研二 三島典子:大原麗子 畑中エミー:多岐川裕美 井本梛子:島田陽子 百蘭:泉ピン子 畑中定代:塩沢とき 川辺庄平:川谷拓三 荒木義勝:柴田恭兵 三島啓介:篠田三郎 井本広子:かとうかずこ マリー田宮:手塚理美 島木文弥:児玉清 天羽乙七:三船敏郎 楠田武:渡辺謙 オーソン相川:村井国夫 トムソン:ケント・ギルバート マリアン:ヒロコ・グレース 張美齢:アグネス・チャン 楊栄麗:岡田奈々 ほか |
公式HP | 山河燃ゆ |
配信先 | U-NEXT |
「山河燃ゆ」のみどころ
戦後世代の私にとっては、時代背景や当時の日米中の様子が分かって非常に勉強になると思いました。今の歴史解釈だと疑問視される点もあるかもしれませんが、大河ドラマ制作陣の皆さんの良心と意気込みを感じる作品です。
みどころは、出演者がとにかく豪華な点です。主人公・天羽賢治役の九代目松本幸四郎さんは、大河ドラマ「黄金の日日」を彷彿させる誠実でまっすぐな演技がとても魅力的で、それとは好対照な弟役の西田敏行さんの活気あふれる演技が一層光っていました。
また、賢治の友人で恋敵でもあるチャーリー田宮を演じる沢田研二さんのキザでワルなキャラクター設定がはまっていましたし、荒木役の柴田恭兵さんや、川谷拓三さんも素晴らしいです。
川谷拓三さんと健気に頑張るアクネス・チャンさんとの恋が実ればいいなぁと思いました。
女優陣では、大原麗子さん、島田陽子さん、多岐川裕美さんの主役3人をはじめ、アグネス・チャンさん、手塚理美さん、かとうかずこさん、岡田奈々さん、柏原芳恵さん、ヒロコ・グレースさんなど、当時の人気女優さんが一堂に介した感があり、これが最大のみどころだと思いました。
特に、典子(大原麗子さん)、エミー(多岐川裕美さん)、梛子(島田陽子さん)の主役3人は、それぞれの個性がぴったり役柄にマッチしていて、一段と輝いていると思いました。
ラストは非常に厳しい展開になるのですが、それも含めて素晴らし大河作品だと思いました。
「山河燃ゆ」のあらすじ
太平洋戦争を挟む激動の時代を生き抜いた日系アメリカ人の視点から、二・二六事件、太平洋戦争、日中戦争、日系人の強制収容、原爆投下、東京裁判という重いテーマに挑んだ。
主人公天羽賢治の、二つの祖国の架け橋になろうと苦悩し悲劇に発展していく姿を軸として、原作にはないオリジナルキャラクターの登場によって、日米両国の多様な側面を描いている。
まとめ
1984年(昭和59年)大河ドラマ第22作「山河燃ゆ」は、原作は山崎豊子さんの『二つの祖国』です。初めて太平洋戦争を描いた大河ドラマです。
主人公・天羽賢治を演じるのは、松本幸四郎(現・白鸚)さんです。
についてまとめました。
大河ドラマ「山河燃ゆ」はU-NEXTのNHKオンデマンドで配信中です。
今すぐ視聴できますので、「山河燃ゆ」と「黄金の日日」の幸四郎さん、川谷拓三さんの見比べにもどうぞ!
本ページの情報は2023年9月時点のものです。最新の情報はU-NEXT、TSUTAYA DISCAS公式サイトでご確認ください。
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