映画【HOKUSAI】配信どこで見れる？ネタバレなしみどころと感想。

映画『HOKUSAI』はU-NEXT（ユーネクスト）で見放題配信中です。

・どんな作品なの？みどころを知りたい！
・キャストを知りたい！
・映画の中で流れる音楽は？
・どこで見れる？ 視聴方法を知りたい！

という方に向けてお届けします。

映画『HOKUSAI』あの波と富士山。みどころと注目ポイントは

映画『HOKUSAI（HOKUSAI）』は、柳楽優弥さんが北斎の若い時を、田中泯さんが北斎の晩年をえんじられたW主演の作品です。『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭の男優賞を史上最年少で受賞した柳楽優弥さん。そして、国際的なダンサーとしても知られる田中泯さんのそれぞれの表現力が、「画狂」北斎の挫折と栄光を、肉体・魂の細部に渡ってまざまざと描き出しているところが最大のみどころです。

才能はあるのになかなか芽が出ない若き日の北斎。この北斎を見出すのが、人気浮世絵版元の蔦屋重三郎なのですが、蔦重を演じる阿部寛さんの存在感と、瑛太さんが演じている種彦、玉木宏さんが演じる歌麿の鬼気迫る演技に手に汗を握ります。

そして、センセーショナルなシーンも多くてドキッとするのですが、青（ベロ藍）、赤、白、墨といった色彩がまるで生きているかのように強烈に飛び込んできます。

ネタバレなし感想（個人的見解です）

映画『HOKUSAI』は、最初から最後まで手をぎゅっと握りしめて見ていた気迫に満ちた映画でした。浮世絵、芸術がテーマの作品なので、色彩と墨、そして余白の白がまるで生きているかのように画面いっぱいに迫ってきます。墨のにじみ具合や紙の質感など「神は細部に宿る」で、映像美という一言で済ましてはいけない鬼気迫る映画です。

北斎だけでなく、登場人物が皆クレイジーで、一生懸命で、見ていて涙が出るほど必死です。ゴッホ、モネなどの印象派たちを刺激し、今もなお世界に影響を与え続けている「北斎」という人物についての資料はほとんど残っていないそうで、『HOKUSAI』では、歴史的資料と北斎が九十歳で命燃え尽きるまで描いた三万点以上もの作品からオリジナル・ストーリーが綴られています。

若き日の北斎苦悩ときらめきは柳楽優弥さんの目から発せられていて、その後、種彦のことを軸にして、魂から絞り出すような絵を描く田中泯さん。それを暖かく迎える昔の弟子の青木崇高さん。キャスト陣が素晴らしくて、見終わったあとも燃える炎のような余韻が残る作品です。

映画『HOKUSAI』の注目キャストは？

特に注目したいのは、強烈な印象の北斎・柳楽優弥さんと田中泯さん、蔦重を演じた阿部寛さん、種彦の瑛太さんです。『HOKUSAI』を見てしまうと蔦重＝阿部寛さんと刷り込まれてしまうので、大河ドラマ『べらぼう』の予習に見る場合には注意が必要です。

世界的なダンサーである田中泯さんは、マッスルがしっかりされているので、脳卒中で倒れた後、北斎が晩年に日本中を旅する姿を見事に身体で表現されていますし、絵を描く姿も身体からあふれ出す気迫に圧倒されます。

映画【HOKUSAI】のあらすじ

腕は良いが、食うことすらままならない生活を送る若き日の北斎。ある日、北斎は人気浮世絵版元の蔦屋重三郎に腕を見込まれるが、なかなか認めてはもらえなかった。歌麿や写楽に先を越され、もがき苦しむ北斎は、大自然の中で本当の自分らしさに気づき…。

『HOKUSAI』の作品情報

作品名	『HOKUSAI』
上映時間	129分
監督	橋本一
脚本	河原れん
音楽	安川午朗
キャスト	葛飾北斎（青年期）：柳楽優弥 葛飾北斎（老年期）：田中泯 柳亭種彦：永山瑛太 喜多川歌麿：玉木宏 コト：瀧本美織 滝沢馬琴：辻本祐樹 峰蘭太郎：谷口高史 白井滋郎：芦屋雁三郎 永井五右衛門：津田寛治 東洲斎写楽：浦上晟周 葛飾北斎（少年期）：城桧吏 麻雪：芋生悠 お栄（応為）：河原れん 高井鴻山：青木崇高 蔦屋重三郎：阿部寛　 魏涼子、関幸治、石原淋ほか
公開	2021年

まとめ

柳楽優弥さん、田中泯さんW主演の映画『HOKUSAI』はU-NEXT（ユーネクスト）で見放題配信中です。

・どんな作品なの？みどころを知りたい！
・キャストを知りたい！
・映画の中で流れる音楽は？
・どこで見れる？ 視聴方法を知りたい！

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本ページの情報は2024年12月時点のものです。最新の情報はU-NEXT公式サイトでご確認ください。

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