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【光る君へ】47話”哀しくとも”ネタバレあらすじと感想。再放送は?どこで見れる?

『光る君へ』47話”哀しくとも” 光る君へ
『光る君へ』47話 哀しくとも

『光る君へ』47話”哀しくとも”では、周明のことで哀しみが止まらないまひろ。乙丸の渾身の叫びがまひろを動かしました。

この記事では

・47話を見逃した。
・47話「哀しくとも」のあらすじと見どころを知りたい。

を知りたい方にネタバレあらすじとみどころと「光る君へ」47話の視聴方法をお届けします。

大河ドラマ「光る君へ」の再放送は、地上波では放送翌週の土曜午後1:05から放送されます。

放送後7日以内はNHKプラス、7日過ぎた場合や見逃しイッキ見したい場合には、1話から最新話まで全話配信されているNHKオンデマンドで。

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いろは
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47話”哀しくとも”では、乙丸の必死の叫びが印象的でした。そして隆家の功績と対照的な公任、斉信、行成の道長への思いが丁寧に描かれていました。

第47話あらすじ(ネタバレ注意)

47話のざっくりあらすじ

・周明を失ってまひろは哀しみに暮れる
・隆家が帰京することになる
・まひろと乙丸も帰京する
・まひろと道長が再会する

まひろ(吉高由里子さん)たちは異国の海賊との戦いに巻き込まれ、周明(松下洸平さん)が敵の矢に打たれます。一方、朝廷にも刀伊の入寇の状況が伝わりますが、摂政・頼通(渡邊圭祐さん)は対応に動かず、太閤・道長(柄本佑さん)への報告もしないでいます。

朝廷の報告と同時に実資(秋山竜次さん)の元に、隆家(竜星涼さん)から文が届きます。異国の脅威を知った道長は、まひろの安否が心配でなりません。

いろは
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道長の心配ぶりに見ているこっちが心配になりました。出家しリタイアしている身では歯がゆい思いが募って仕方ないのでしょう涙

「光る君へ」ネタバレあらすじまとめはこちらから↓ 

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紫式部の生涯。まひろは49歳。

紫式部の生涯を年表にまとめてみました。第47話にあたるのは、赤字の部分です。

年齢出来事天皇と周辺
966年三郎/道長が生まれる円融天皇
970年頃?1歳まひろ/紫式部が生まれる
978年8歳三郎/道長と出会う
母・ちやはが亡くなる
984年15歳まひろが成人する。
父・為時、式部省の役人に。
花山天皇即位
985年16歳4月7日道隆主催・漢詩の会忯子死去。
986年17歳為時、解職。藤原義懐が権中納言に。
一条天皇即位
990年21歳藤原定子が一条天皇に入台。
兼家を継ぎ、道隆が関白に
993年24歳清少納言が定子に仕える
994年25歳都で天然痘が大流行する
995年26歳道隆が死去、道兼が死去。
6月 道長が右大臣に
長徳の変
996年27歳父・為時の赴任地・越前に同行。道長、左大臣に。
998年29歳帰京。藤原宣孝と結婚。
999年30歳長女・賢子(大弐三位)出産。彰子が一条天皇に入内。
一条天皇と定子に敦康親王誕生
1000年31歳定子が皇后、彰子が中宮に。
定子死去。
1001年32歳藤原宣孝と死別。
1004年35歳『源氏物語』執筆開始。
1005年36歳道長の求めで宮仕え開始。
道長の娘・彰子に仕える。
1006年37歳宮仕えを放棄→再び戻る。
1007年38歳『源氏物語』が人気になる。
1008年39歳一条天皇と彰子の間に敦成親王
(後の後一条天皇)誕生
1009年40歳一条天皇と彰子の間に敦良親王誕生
1010年41歳『紫式部日記』執筆開始。
1011年42歳弟・惟規死去。一条天皇が退位。三条天皇即位。
一条天皇死去。
1012年43歳彰子が皇太后となる
1013年43歳宮仕えを辞める
1017年47歳頼通、後一条天皇の摂政となる
1019年49歳叙位の儀(45話内の映像から)
刀伊の入寇(4月)
1020年50歳隆家、帰京
1014~31年44~61歳紫式部死去(諸説あり)
1028年道長死去(62歳)
紫式部の生涯
いろは
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まひろが旅に出るのはオリジナルストーリーですが、刀伊の入寇(4月)
のあと、隆家の帰任(翌年)に合わせて構成されているのはさすがだと思いました。

父・道長に知らせない頼通と、中央と地方の温度差。

隆家は、刀伊の入寇について朝廷に報告します。敵が去ったのは4月13日。

「刀伊の入寇」イメー字図
「刀伊の入寇」イメー字図

朝廷に報告の文が到着したのは4月17日のことでした。

行成は道長に報告しましょうと言いますが、頼通はこれを止めます。自分は摂政として政を行っているので、父に報告する必要はないという思いからです。隆家はこういう事態も予想していたのか、実資にも文を送っていました。実資はすぐに道長に状況を報告。道長はまひろのことが心配でなりません。

前例のない外敵の襲来に対して、地方の実情を知らない朝廷や頼通にはリスクの大きさが想像できなかったようです。また、隆家からの報告も大宰府からなので日数がかかり、実情の把握=温度感の共有。には到底至らない様子でした。

刀伊の入寇に関する「報連相」スピード
  • 4月初旬
    刀伊の入寇が壱岐を襲ったと隆家が知る◆

  • 4月13日
    敵を対馬の先まで追いやる◎

  • 4月17日
    ◆朝廷に外敵が襲来してきた。という解文が到着

  • 4月20日
    朝廷で陣定(じんのさだめ)

    危機感なしの公卿たちの姿に実施が怒る。

  • 4月26日
    ◎隆家から実資に対馬の先まで追いやったという報告の文が届く(2週間後)

  • ラベル
    タイトル

大宰府や壱岐対馬の危機は、半月経たないと朝廷に伝わらず、陣定ものらりくらりしています。タイムラグが甚だしい中、かねてから良好な関係だったこともあって、隆家から直接の文を受け取った実資だけは実情を把握しています。陣定でも街道ごとに警固を派遣し、都への侵入を防ぐべきだと提案します。

実資から状況を聞いて危機感を募らせている道長も頼通に「民が数多(あまた)死んでおるのだぞ!おまえはそれで平気なのか!」と怒鳴りますが、親離れしたい頼通から返って反発を買います。

いろは
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民=まひろの図式が頭をよぎっている道長。はぁと大きな息をついて「生きておれよ」と必死に願います。

幸い、実資のもとに敵を追い払ったと、隆家から再び文が届き、道長も安堵します。道長はまひろが無事かどうか聞いてもらおうとしましたが、グッとこらえました。

いろは
いろは

出家してますしね。心配して待っている身の辛さ涙

哀しくとも、苦しくとも、人生は続いていく。

隆家が都に帰任することになりました。心が空っぽになって立ち直れないまひろに、一緒に帰京するかどうかを聞きに来ます。

隆家の言葉が胸に沁みます。

隆家:哀しくとも、苦しくとも、人生は続いていくゆえ、仕方ないな。周明の菩提を弔いたいならずっと大宰府にいてもいい。好きにするといい。

「光る君へ」47話より

兄・伊周と同様、運命に翻弄された隆家の実感のこもった優しい言葉に、泣くまひろ。

ここで乙丸が思わぬ反応をします。

「お方様と一緒に都に帰りたい~、きぬに会いたい~、帰りたい~、会いたい~」と何度も叫び続けます。乙丸がここまで感情をあらわにすることは珍しいですし、さすがの隆家も制止していいのかどうか、まひろも最後には笑顔になり、帰京することになりました。

いろは
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乙丸の力技一本!で隆家と一緒にまひろたちも帰京することになりました。大宰府で買った紅をきぬに渡せました涙。

功労者や隆家への褒賞をめぐって、それぞれの思い。

行成も公任も隆家への褒賞は不要だと主張しました。理由としては、文が届くのに半月のタイムラグがあるので、刀伊を撃退した時点では、まだ朝廷から追討を命じていなかったから。で、隆家や双寿丸たちが勝手にやったこと。という解釈だからです。

いろは
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行成も公任も「らしくない」と感じました。

が、そのあと、道長のところに実資、公任、斉信とやってきて、その理由が分かりました。

公任が隆家への褒賞や恩賞が不要だと主張したのは、道長の勢力を守るためだと。公私混同していると感じましたが、公任にしてみれば大真面目な主張です。

いろは
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46話で出家した道長が「頼通をこれからも頼む」と公任、行成、斉信に頭を下げていましたが、それを公任は誠実に守っているだけでした。

都に戻ってきたまひろを迎えた賢子の成長。

傷心のまま、都に戻ったまひろ。『源氏物語』を何度も読んだという娘・賢子の成長に励まされます。母としてはなってなかったけれど、『源氏物語』のような素晴らしい物語を書いた母は素晴らしいと。

賢子:幸せとは幻なのだと思いました。誰の人生も幸せを実感できるのは束の間。それならば、自分が思うように自由に生きたい。

まひろ:よいではないの。好きにおやりなさい。

「光る君へ」47話より

道長が賢子に「籐式部から文はあったか?」と問うシーンも、道長が賢子に対して「父」を出そうかどうしようか、ためらっている様子が出て、ほっこりしたシーンでした。

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まひろと道長の再会、そして倫子は…

土御門邸にまひろが帰京の挨拶にやってきます。そして道長と遠目に再会します。言葉は交わしません。道長の心臓の鼓動が伝わってきそうな場面でした。

いろは
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14話”星落ちてなお”で、まひろが倫子にお願いしに土御門邸に来た時に、久しぶりに道長と再会した場所と同じ場所でした。14話の時は2人ともドキドキが顔に出ていました。

倫子に呼ばれて、まひろは倫子の元に行きます。昔、土御門邸での「偏継ぎ」でまひろの一人勝ちだったこと等、昔話に花が咲くのかと思いきや、倫子からサラッと聞かれます。

倫子:あなたと殿はいつからなの?

「光る君へ」47話より

12話”思いの果て”の庚申待の夜に、まひろと決別して倫子の元に行った道長。倫子との結婚はそこからスタートなので、まひろと道長の「いつから」は12話前からということになります。

道長の兄・道兼に、母・ちやはを殺されたことを告白し(5話”告白”)、幾度となく文を交わし、二人の共通の友人・直秀の不条理な死がまひろと道長の進む道を決めました(9話”遠くの国”)。そして、10話”月夜の陰謀”で結ばれたまひろと道長。まひろの流行病、道長の危篤。と互いが死の淵にいる時には、魂が呼び合い救い合い、42話”川辺の誓い”で生きて行こうと誓った2人です。

いろは
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最終話で倫子がまひろに何を語るのか。気になりますね。

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まとめ

47話”哀しくとも”では、、周明のことで哀しみが止まらないまひろ。乙丸の渾身の叫びがまひろを動かしました。

47話のざっくりあらすじ

・周明を失ってまひろは哀しみに暮れる
・隆家が帰京することになる
・まひろと乙丸も帰京する
・まひろと道長が再会する

いよいよ次回が最終回となる『光る君へ』。まひろと道長と倫子、明子、そして賢子は?周明が亡くなったのかどうかもぼんやりしているので、最終回でもう一波乱あるのかも。と期待も膨らみます。どんな風に着地するのか見逃せません。

「光る君へ」1話から最新話までのネタバレあらすじはこちらから↓ 

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管理人いろは

中学2年生の国語の授業で平家物語「敦盛の最期」を勉強して以来、歴史ドラマにはまっています。特にNHKの大河ドラマが大好きです。リアルタイムでテレビを見る時間がないので、あとから見逃し配信を見たり、過去の作品をイッキ見して楽しんでいます。ゆかりの地を訪ねるのも楽しみの一つです。ドラマにほへとでは、管理人いろはが実際に見た大河ドラマの情報をまとめています。PCやスマホでイッキ見する方法も紹介しています。大河ドラマよ永遠に♪

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