2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』。江戸の出版界を舞台に、蔦屋重三郎(蔦重)が時代を変えた物語が描かれています。その世界観を体感できるのが「べらぼう江戸たいとう大河ドラマ館」!!
2025年3月14日(金)に実際に訪れてみると、蔦重(横浜流星さん)や瀬川(小芝風花さん)、平賀源内(安田顕さん)といった登場人物たちの息遣いが感じられる展示が満載でした。

大河ドラマファンの管理人、毎年最初に買えばよかったと後悔していた大河ドラマ年パスを今回購入しました!ということで、第1弾企画!3月14日の館内の魅力を写真多めでたっぷりとご紹介します。
「べらぼう江戸たいとう大河ドラマ館」瀬川の花嫁衣裳は必見!
瀬川(小芝風花)の花嫁衣裳が美しい
わぁーと目を奪われて、夢中で何枚も写真を撮ってしまったのが、瀬川の花嫁衣裳! 小芝風花さんが実際に着用したこの衣裳は、華やかさと気品を兼ね備えた豪華なデザインです。
吉原大通を花嫁道中しているような粋な配置です。繊細な刺繍にうっとり感動しました。


近づいて見ると、花嫁衣裳は白一色ではありませんでした。


小芝さんが、あさイチで「お布団みたい」に重いとコメントしていたのが思い出される、重厚感のある衣装。





松葉屋の提灯での花魁道中も、これが最後ですね。


何枚写真撮ってるねん。ですが、ため息しか出ない美しさでした。
蔦重&平賀源内の衣装も間近で!
蔦屋重三郎(横浜流星さん)がドラマで着用している衣装や、平賀源内(安田顕さん)の鉱山の時の衣装も展示されていました。
細部までこだわった蔦重の衣装と小道具。緑の縞模様の着物を実物が見られて感動しました。





源内さんの衣装からは自由奔放なキャラクターがあふれていました。





実際に撮影に使われた衣装を間近にすることで、キャストの皆さん実際の背格好と息遣いが聞こえてくるような気がしました。
出版プロデューサー・蔦重を深掘り
江戸の出版業と蔦重の革新
「蔦屋重三郎」と聞くと、浮世絵や黄表紙を手掛けた版元(出版社)としてのイメージが強いですが、大河ドラマ館では、彼の出版プロデューサーとしての側面がよく分かる展示が豊富にありました。
その中でも特に印象的だったのが、「UKIYOE」プロデューサーとしての蔦屋重三郎を英語で紹介するビデオ上映がされていたことでした。

これまでの大河ドラマ館では、全編英語のビデオ上映はなかったと記憶しているので、世界に誇る「浮世絵」なのと、浅草は外国人観光客の方も多いので、さすが。と思いました。
撮影NGのエリアだったので、詳細はぜひ大河ドラマ館でお楽しみ下さい。
- 喜多川歌麿や葛飾北斎を売り出した「ヒットメーカー」
- 江戸時代のマーケティング戦略
- 蔦重が革新的でメディア王になれたのは、吉原育ちだったから
これらの視点で蔦重を捉えることで、ドラマの中で彼がどのように描かれていくのか、さらに興味が湧きました。

『べらぼう』世界観を再現した小道具&セット展示
「つたや」兼「耕書堂」のセット
『べらぼう』の劇中に登場する、五十間道の「つたや」兼「耕書堂」のセット(一部)が再現され、ドラマの撮影現場に迷い込んだような錯覚になります。



大河ドラマ館の展示で、このリアル感。木の質感などが本当に江戸でした。大河ドラマの美術さんの巧の技にただただ脱帽です。
ドラマで実際に使用された小道具
セットだけでなく、小道具も多数展示されていました。たとえば…
2話「吉原細見”嗚呼御江戸”』」で長谷川平蔵(中村隼人さん)が撒いていた紙花=チップも展示されていました。

花魁たちが歯磨きしていた、歯磨き粉・漱石香も。

3話「千客万来『一目千本』」で蔦重の見立てを北尾重政が描いた下絵も展示されていました。

「神は細部に宿る」小道具の数々を見ると、ドラマ制作の緻密さに尊敬の念が沸いていきます。
「べらぼう江戸たいとう大河ドラマ館」のポイント!
年パス購入でさらに楽しめる
私は、今回は年間パスポートを購入しました。これがあれば、何度でも大河ドラマ館に入館できます。

住所氏名など必要事項を記入し、枠を持って顔写真をパシャ。番号札を頂いて大河ドラマ館を鑑賞後に年間パスポートとはがき大(年間パスポートや、↓に画像を掲載している来館記念賞がちょうど入るサイズ)のファイルを頂きました。

右のファイルに思い出をためていく。という寸法ですね。
※一般の入場券は800円、年パスは2500円なので、4回以上訪れる予定の方は年パスがおトクになります。
年間パスポートの裏の注意書きはこんな感じです。

大河ドラマ館では「来館記念証」と「リーフレット」の2種類をいただきました。

来館記念証の裏にスタンプの重ね押しで浮き上がってくる「粋」な企画がありました。エレベーター脇にスタンプ台が設置してありましたので、どうぞお見逃しなく。

大河ドラマ館の来館記念証で、循環バスの利用もできます。
大河ドラマ館の来館記念証を提示すると、「蔦重ゆかりの地へ行こう」循環バスに乗車できるのも嬉しいポイント。※来館当日限りです。

管理人は歩いて回りましたが、循環バスは全行程を40分くらいで回るとのことです。
乗車人数に限りがあるので、少し早めに並んでくださいとのお話でした。

循環バスの外観はこんな感じです。

まとめ
『べらぼう江戸たいとう大河ドラマ館』は、『べらぼう』の世界に足を踏み入れたような体験ができる空間でした。
特に印象的だったのは
・瀬川の花嫁衣裳&蔦重・源内の衣装展示のリアル感
・江戸時代の出版業と蔦重のプロデューサー的視点を学べる展示
・書店セットや小道具展示で『べらぼう』の世界観にどっぷり浸れる でした!

これから大河ドラマ『べらぼう』をもっと楽しみたい方には、ぜひ一度足を運んでいただきたいスポットです。
【べらぼう江戸たいとう大河ドラマ館】の詳細
【べらぼう江戸たいとう大河ドラマ館】の詳細は以下の通りです。定期的に展示品の入れ替えも行われていますので、何度も足を運ばれて下さい。
次回の記事では、大河ドラマ館の後に訪れた「べらぼう・蔦重ゆかりの地めぐり」をレポートします。お楽しみに!
大河ドラマ『べらぼう』全話のイッキ見には、U-NEXTをどうぞ!
『べらぼう』ネタバレあらすじとみどころを詳しくまとめています。
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