いよいよ、日本橋編がスタートの『べらぼう』25話。タイトルは「灰の雨降る日本橋」
浅間山の噴火で灰に覆われた江戸。ピンチをチャンスに変えた蔦重。ていとの祝言もこの回です。もう一組のカップル、意知と誰袖にも進展あり。
祝言の祝いに鶴屋が「耕書堂」の暖簾を贈り、晴れて蔦重は日本橋の地本問屋の仲間入りです。
>>こちらの記事で『べらぼう』のあらすじネタバレを全話紹介 しています。
>>こちらの記事で『べらぼう』の話ごとのキャスト&相関図を紹介しています。
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ここから日本橋編スタート!

暖簾全体のイメージを作ってみました↓

本話から、蔦重がいよいよ「耕書堂」の暖簾を引っ提げて(実際には祝言の時に、鶴屋さんが通油町からの祝いとして)日本橋デビューです。
この清々しいブルーの「耕書堂」の暖簾が、青空の下、はためくシーンは本当に感動的です。
浅間山の噴火で江戸にも灰が降ります
天明3年(1783年)7月8日、浅間山が大噴火します。その灰は江戸の町にまで降り注ぎます。
この灰を「恵の灰だ」と言って、日本橋に乗り込む蔦重。
吉原の女郎たちのハデな古着を、屋根や樋(とい)に敷き詰めて灰の被害を食い止めようとします。
これを見た通油町の商人たちも自分の店を守ろうと蔦重に続きます。
果てには、蔦重が提案した「灰捨て競走」で通油町が一つに。
鶴屋(風間俊介さん)も、ていも蔦重の手腕を見て思うところがあったようです。
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意知が誰袖に魅かれ始める

「抜荷の証を得る」×「誰袖を身請けする」の交換条件で、ここまできた意知(宮沢氷魚さん)と誰袖(福原遥さん)。
普段は花魁のバッチリメイクの誰袖、すっぴんに近い薄化粧を見て意知は誰袖に魅かれます。
おそらく前から魅かれていたのですが、好いた女にキツイ仕事をさせていると思うのが辛くて、誰袖へ好意を封印していた意知。でも、もう解禁です。
「西行は花の下にてしなんとか 雲助袖の下にて死にたし」という歌を送ります。
元歌は西行の「願わくば花の下にて春死なん その如月の望月の頃」
二人で、桜の花咲く下でお月見をしましょうね。と約束を交わす二人。
その約束の日に、運命が二人を引き裂きます。▶べらぼう28話あらすじと感想
重三郎とていの祝言
蔦重とていの祝言の登場人物の相関図です↓

え、はやっ!と言う展開で、蔦重とていの祝言が執り行われました。
蔦重とていの得手・不得手をかけ合わせると最強!「耕書堂」発展まちがいなしです。
蔦重 | 蔦重 | てい |
---|---|---|
人付き合い | 能力あり | 苦手 |
学 | なし | あり |
大店 | 初めて | 生まれ育った |
障子のすきまからのぞいていた吉原の親父さま方もニコニコ笑顔。
すてきな門出です。
歌麿の表情が切ない。
蔦重とていが夫婦になったり、「本の系図」を一生懸命に取り組むていを見て、歌麿の表情がだんだんと切なくなってきます。
本編の間に垣間見える歌麿の表情を見ると、BLなの?とも思ってしまいそうですが、おそらく歌麿の蔦重に寄せる思いは、愛や恋というより、親や兄弟のような、複雑で深いものだと感じました。
ていが作っているのが「本の系図」ではなく、「目録」みたいだと言って、サラッとアイディアを出す歌麿。それを素直に「さすが絵師」と尊敬のまなざしをするてい。リスペクトし合っています。
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よくある質問
- Q『べらぼう』25話ではどんな出来事がありましたか?
- A
浅間山の噴火による「灰の雨」が江戸を覆う中、蔦重が灰を「恵み」と捉えて日本橋進出を果たし、ていとの祝言を挙げました。また、意知と誰袖の関係にも進展が見られました。「耕書堂」の暖簾が掲げられ、蔦重が出版プロデューサーとして新たなステージに立つ節目の回です。
- Q25話に出てきた地口(江戸のしゃれた言葉あそび)は?
- A
蔦重が言った「仰せの通り油町(吉原ものは市中の土地を買ってはいけないを取り計らう快諾をした意知に)」
「樋(とい)が詰まっちゃ、つまんねえよ(手代のみの吉に)」そのほかにも日本橋の商人が「べらぼうか!(灰捨て競走で川に飛び込んで溺れた蔦重を見て)」と言っていました。
- Q25話で登場人物が引用した人は誰?
- A
ていが蔦重のことを陶朱公※のようだと例えました。
てい:「武将の時は血なまぐさい謀略に長け、商いでもその地を栄えさせる」
蔦重:「宵越しの金はもたねぇってことですね。いい男でさね」
てい:「蔦重は移り住んだ土地を富み栄えさせる。そんな風に生きる才覚がある」田沼意知が誰袖に「西行は花の下にてしなんとか 雲助袖の下にて死にたし」と言う歌を送りましたが、元歌は平安~鎌倉時代の武士・著者・法師の西行の「願わくば花の下にて春死なん その如月の望月の頃」です。
※中国春秋時代の越の忠臣「范蠡(はんれい)」のこと。軍師として活躍後、商人に転身し「陶朱公」と名乗り、巨万の富を築く。
- Q耕書堂の暖簾にはどんな意味があるの?
- A
「耕書堂」の暖簾は、蔦重が正式に地本問屋として日本橋に仲間入りした証です。祝言の祝いとして鶴屋から贈られ、鮮やかなブルーの暖簾が風にたなびくシーンは印象的です。戯作者や狂歌師など多様な才能が集まる場の象徴にもなっています。
- Q『べらぼう』25話は、どこで見られますか?
- A
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- QNHKオンデマンドをU-NEXTで見るメリットは何ですか?
- A
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まとめ
浅間山の灰すら味方につけて、日本橋の皆さんの心をつかんだ蔦重。
志を同じくするていと蔦重は祝言をあげます。これで晴れて蔦重と耕書堂は日本橋の地本問屋の仲間入りです。
思いが通じ合った意知と誰袖ですが、蝦夷、そして米の価格によって大きな渦に飲み込まれていきます。
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本ページの情報は2025年7月時点のものです。最新の情報はU-NEXTサイトでご確認ください。
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