【どうする家康】第６話ネタバレあらすじ「続・瀬名奪還作戦」

2023年大河ドラマ「どうする家康」。第5話では失敗に終わってしまった妻の瀬名奪回作戦。

今川氏真（溝端淳平）は松平元康（松本潤）に「降伏しなければ瀬名（有村架純）たちを皆殺しにする」と言ってきます。

本多正信と服部半蔵の次なる奇策とは「鵜殿長照（野間口徹）と息子2人を生け捕りにし、瀬名たちと人質交換する」というもの。藁にもすがりたい元康はこの策に賭けます。

・第６話を見逃した

・第６話「続・瀬名奪還作戦」のみどころを知りたい

方に向けて、ネタバレあらすじと感想をお届けします。

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第6話での続・瀬名奪回作戦では、悪役の今川氏真の悲哀と、瀬名の母、巴（真矢ミキ）の土壇場での強さに心を打たれました。そして初登場の大鼠の娘（松本まりか）の妖艶な姿と、忍者の皆さんの幻想的な世界感に吸い込まれ、「どうする家康」独自の作風に魅了されました。

第６話あらすじ（ネタバレ注意）

今川氏真にいよいよ殺されるかもしれない瀬名一家の運命を思うと、「ブラック氏真」だと思うのですが、あまりにも偉大な父・今川義元（野村萬斎）の跡を継いだ氏真が少し可哀そうに思えてきました。

家臣たちも今川の将来に影が差していることを肌で感じている様子で、かつて氏真の世話をしていた瀬名の母巴のが、氏真の痛いところをついて説得するという展開になります。

服部半蔵が用意した忍びたちは完全なる「寄せ集め集団」。そんなことを見越してなのか、イカサマ策士の正信は伊賀忍者の対局に位置する甲賀忍者にも声をかけており、甲賀衆を率いる伴与七郎たちも陣に参加することになりました。

服部半蔵が棒手裏剣を的に投げるシーンがありましたが、なんと「忍者スキル」ゼロな半蔵。物憂げで自信のなさそうな視線も頼りない…、返って人間味が漂っていて応援したくなりました。

そこに現れたのが、亡き大鼠の娘・女大鼠（松本まりか）。キレキレの「手裏剣スキル」と、妖艶な色仕掛けもお手の物。この人なら頼りになるという期待が高まります。

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シリーズ化？於大の方（松島菜々子）の持論炸裂！

第3話で家康に「主君たる者、家臣と国のためならば、己の妻や子ごとき、平気で打ち捨てなされ」ときっぱり言い放った於大の方。その後も毎話「母の持論」が炸裂して家康もたじたじです。

シリーズ化するのか？と思うくらい毎話毎話強烈な印象を残しています。名言をまとめますと、

松嶋菜々子さんが演じているので、凛とした佇まいの中に気品と強さがあって、爆弾発言にも説得力があります。この時代の女性がどんな風に考え、力強く生き抜いてきたのか、毎話シリーズで見ていきたいですね。

榊原小平太（杉野遙亮）が初陣に参加。

第2話で、キラキラお目を輝かせて元康に心酔した小平太。半年前から小姓として元康に仕えています。上ノ郷城攻めの折には、友からかき集めた「ちぎれ具足」に身を固めて初陣に参加します。

生意気な物言いに、忠勝には「そんな恰好だと必ず死ぬぞ。助けぬからな。」と釘を刺されました。

上ノ郷城に攻め入った途端、本多忠勝も追い抜き「榊原小平太、 いちばん乗り～！！」と本陣へまっしぐら。危うく敵に斬られそうになりますが、助けないと言っていた本多忠勝に助けられました。

「徳川家臣団のマイペースな貴公子」という役回りの榊原小平太と、本多忠勝との関係も面白いです。

今川氏真（溝端淳平）の苦悩と孤独、目の演技。

溝端淳平さんが演じる今川氏真はただの「ボンクラな跡継ぎ」ではなく、狂気の中に苦悩と孤独や慈愛までも内包されているような、複雑で深い味わいがにじみ出ています。

自分は尊敬されないのに、家臣に慕われている家康に対する嫉妬や、家康に裏切られたショックもあったと思います。巴（真矢ミキ）に言われていたように、子どもの頃から激情的な面を持っていたと思われますが、人質交換で瀬名たちが川を渡る際に、竹千代が元康に向かって「父上！」とあどけない声を上げたのを聞いて、氏真がはっと我に返るシーンがありました。

今川氏真の立ち姿は、どこまでも悲しく美しく悲哀に満ちていました。

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第６話のキャスト

役名	俳優名
松平元康	松本 潤
瀬名	有村架純
於大の方	松嶋菜々子
酒井忠次（左衛門尉）	大森南朋
本多忠勝（平八郎）	山田裕貴
榊原康政（小平太）	杉野遥亮
鳥居元忠（彦右衛門）	音尾琢真
平岩親吉（七之助）	岡部 大
本多忠真	波岡一喜
登与	猫背 椿
大鼠	千葉哲也
今川氏真	溝端淳平
久松長家	リリー・フランキー
女大鼠	松本まりか
鵜飼長照	野間口徹
阿部元信	田中美央
たね	豊嶋花
伴 与七郎	新田健太
鵜殿氏長	寄川歌太
鵜殿氏次	石田星空
本多正信	松山ケンイチ
服部半蔵	山田孝之
関口氏純	渡部篤郎
巴	真矢ミキ
石川数正	松重 豊

「どうする家康」のキャスト一覧はこちらから

第６話の制作陣

脚本	古沢良太
音楽	稲本 響
ナレーション	寺島しのぶ
演出	川上 剛

最後に

「どうする家康」第6話”続・瀬名奪回作戦”では、今川氏真の悲哀と、瀬名の母、巴の土壇場での強さに心を打たれました。そして初登場の大鼠の娘の妖艶な姿と、忍者の皆さんの幻想的な世界感に魅了されました。

第6話を見逃した方は、ぜひこの機会にU-NEXTのNHKオンデマンドで視聴ください。

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