横浜流星さんが蔦屋重三郎を演じる2025年大河ドラマ『べらぼう』。第6話「鱗剝がれた『節用集』」の主要キャストと演じる俳優の方々をご紹介します。気になる「尾美としのりさんはどこ?」についても何度も再生して確認しましたので、どうぞ!
・6話を見逃した。
・「尾美としのり」さんはどこ?を知りたい
・6話「鱗剝がれた『節用集』」の主なキャストと役どころを知りたい。
・『べらぼう』再放送は?どこで見れる?全話を見たい!
というあなたにお届けします。
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平沢常富(尾美としのりさん)を探せ!

6話での平沢常富(尾美としのりさん)は、17:52ごろに映っていました。「目ばかり頭巾」をかぶった客が、吉原大門で頭巾を外されるのを見て、次郎兵衛(中村蒼さん)が笑っているところに、通りすがりで一緒に笑っている場面で発見しました(U-NEXTで再生17:52)。
ちなみに、尾美としのりさんが演じる平沢常富とは、出羽国久保田藩(現在の秋田県)の藩士で江戸留守居役で、朋誠堂 喜三二(ほうせいどう きさんじ)の筆名で知られる戯作者。
鱗形屋の専属でしたが、その後蔦重とタッグを組みます。狂歌ブームの火付け役で、狂歌名「手柄岡持(てがらのおかもち)」で知られます。
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主人公・蔦屋重三郎/蔦重(横浜流星さん)

主人公・蔦屋重三郎(通称:蔦重)を演じるのは、横浜流星さん。
6話の前半部分は、鱗形屋専属の改めとして本づくりに励みます。本好きの女性にも、本嫌いの男性にも受ける青本(内容は恋愛物語や遊郭の話など)を作ろうと鱗形屋とアイディアを出しあいます。
青本は滑稽本の中の種類。表紙の色によって赤本、黒本、青本、黄表紙と呼ばれています。江戸時代の本の種類や、蔦重が幕府公認の「株仲間」組織があると思っていた地本問屋と、株仲間がある書物問屋との違いについてはこちらで詳しくご紹介しています↓
蔦重は「一目千本」の時と同じように、吉原のネットワークを活かして情報収集に励みます。
6話でつまんなくない青本!」とひらめいた横浜流星さんの元気いっぱいな演技と、当時吉原で流行っていた「金々」な様子がちょっと滑稽でした。

蔦重と九郎助稲荷が会話している姿が、定番になってきました。
花の井(小芝風花さん)
吉原の「松葉屋」花魁・花の井を演じるのは小芝風花さん。
6話では、蔦重と会話しているシーンで登場しました。蔦重の困りごとにいつも何かしらアドバイスを送る花の井。今回も、本好きだけど読みたい本がない。と蔦重の発想に火を付けます。

花の井の着物や仕草に華があって、しっとりしていて見とれます。
小芝風花さんが主演の『あきない世傳 金と銀』はヒロイン・幸を取り巻く恋あり、涙あり、笑いありの人情時代劇!大人気を受けてシーズン2が2025年2月放送予定です。シーズン1も絶賛配信中です。
万次郎(野林万稔 のばやしかなる くん)
鱗形屋の息子・万次郎くんのピュアな感じが印象的でした。5話で唐丸が姿を消して寂しかったので、鱗形屋を立て直すには、固い本を売らなければと健気に考えている万次郎の姿がいじらしかったです。
万次郎を演じているのは、野林万稔(のばやし かなる)くん、2013年生まれ。子役として舞台にドラマに活躍中です。この先も『べらぼう』続けて登場予定なので見守りたいです。
藤八(徳井優さん)
6話までは遠目に鱗形屋の店内で接客している姿が映っているだけだった藤八。鱗形屋の番頭だったんですね。6話では蔦重との会話も多く、藤八がたくさん登場しました。「火事が終わっても火の車よ」なんて洒落っ気は徳井さんならでは。
徳井優さんは、大河ドラマ『光る君へ』でも越前の役人役で登場されていましたので大河2年連続出演です。『坂の上の雲』の巡査役も印象に残っています。
次郎兵衛(中村蒼さん)
蔦重の義兄である次郎兵衛パートが増えてきました。蔦屋の仕事的には、6話からは唐丸の代わりを留四郎が務めるようになったので、次郎兵衛は相変わらずあくせく働くことはなく、フラフラ遊び歩いています。
蔦重が「本嫌いの野郎」の典型で次郎兵衛に色々聞く場面が面白いです。フラフラ遊び歩いて、「金々」している次郎兵衛の「青本がつまないのよ~」の感想は貴重です。
次郎兵衛を演じる中村蒼さんは、1991年生まれ。朝ドラ『エール』、大河ドラマは『八重の桜』NHK夜ドラ『宙わたる教室』など、出演作は多数です。
留四郎(水沢林太郎さん)
6話から登場した蔦屋で働いている留四郎。この先、吉原の蔦屋を任されることになるのでしょうか。
留四郎を演じるのは水沢林太郎さん。2003年生まれ。モデルであり俳優。大河ドラマは今回『べらぼう』で初出演です。
田沼意次(渡辺謙さん)
5話まではジリジリと水面下で御三卿スリム化を進めていた田沼意次ですが、ここにきて風向きが変わってきました。

松平武元(石坂浩二さん)と大奥が組んで、圧力をかけてきました。
将軍・徳川家治(眞島秀和さん)が、田沼意次のためを思って日光社参を承諾しようとしていることが分かって、田沼意次は屈辱を味わいながらも武元らに従います。
田沼意次を演じる渡辺謙さんは、1959年生まれ。主な出演作は映画『ラストサムライ』、『硫黄島からの手紙』『沈まぬ太陽』。NHK大河ドラマは『独眼竜政宗』『炎立つ』の主演、『西郷どん』では島津斉彬を演じるなどボーダーレスで活躍されているレジェンド俳優です。
足軽からのし上がってきた田沼意次、「馬はあるのか?」と松平武元からのチクリチクリと攻撃が始まりました。ヒエラルキーの中で敵対勢力に追い落とされる様も『べらぼう』では描かれるようです。緊張感のある田沼政治に今から手に汗握ります。
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松平武元(石坂浩二さん)
ぼうぼうの「白眉毛」が印象的な松平武元。6話では意次も武元を「白眉毛」と呼んでいました。
松平武元は、吉宗、家重、家治(眞島秀和さん)の将軍三代に仕え、家治からは「西の丸の爺」と呼ばれ信頼された老中首座です。官位名から「右近将監(うこんのしょうげん)」様と呼ばれています。

話が進むにつれて、田沼意次への反撃が加速してきました。
松平武元を演じるのは、石坂浩二さんです。石坂浩二さんは、大河ドラマ12作目の出演。レジェンド中のレジェンドです。
2025年『大河ドラマ名場面スペシャル』では、石坂浩二さんの口跡が素晴らしいと渡辺謙さんがため息をついた歴代大河の名場面が流れます。よろしければどうぞ↓
熾烈な権力抗争は松平武元の圧勝で終わるのか、それとも松平武元と田沼意次との間に何かが生まれるのか今後の展開に目が離せません。
佐野政言(矢本悠馬さん)
松平武元(石坂浩二さんに)に侮辱されてたのも腹立たしく、日光社参に参加するために馬や馬具をそろえなければならないと、苛立った田沼意次が屋敷に帰宅した時、息子・意知が「佐野という旗本が」と家系図を父・意次に見せる場面がありました。
田沼家は足軽の出自ということで、元は佐野家に仕えていたらしく、佐野家の由緒を書き換えていいので、その代わりに佐野善左衛門政言(矢本悠馬さん)は、田沼家でお役に付けて欲しいと申し出でした。
意次は「由緒などいらん」といって、佐野家の家系図を池に放り投げてしまします。
この佐野政言は、のちに田沼意知を殺害する役どころ。その後、高騰していた米の価格が偶然下落したことで佐野政言「世直し大明神」と呼ばれたそうです。

6話では父・田沼意次が佐野家の家系図を池に投げるというビックリな対応をしていましたが、矢面に立ったのが意知で佐野雅言から恨みを買った。という流れなのでしょうか…。
佐野政言を演じるのは矢本悠馬さん。1990年生まれ。大河ドラマ『真田丸』『おんな城主 直虎』やNHKドラマ『舟を編む』や映画『ゴールデンカムイ』など、憎めない役どころが多いので、今回どんな風に演じられるのか見逃せません。
鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助さん)
6話の前半では、蔦重と本作りについて熱く語ったり、2人とも本を愛しているんだと思ったのですが、鱗形屋孫兵衛は蔦重の才に恐れているのか、やっぱり蔦重をだまして、最後には長谷川平蔵の捕り物で御用となってしまいます。
もともと鱗形屋孫兵衛は曾祖父が上方の赤本を江戸向きに作り替え、青本として出版したので、青本は自分が背負っていくという高い志を持っているのですが、家業が火の車なので、色々と危ない橋を渡っているようです。6話で御用となってしまった鱗形屋に起死回生のチャンスはあるのでしょうか?
鱗形屋孫兵衛を演じるのは片岡愛之助さんです。大河ドラマは『真田丸』『麒麟がくる』『鎌倉殿の13人』につぐ4作目です。歌舞伎役者さんの愛之助さんならでは、蔦重がいないところでの悪役っぽい表情が迫力満点です。
長谷川平蔵宣以(中村隼人さん)
のちに火付盗賊改方として江戸市民から絶大の信頼を得る長谷川平蔵宣以(中村隼人さん)。
3話での『一目千本』を作るきっかけとなった花の井への入銀50両で、親から受け継いだ財産を使い果たしてしまい、吉原にはこれなくなった長谷川平蔵でしたが、鱗形屋の捕り物で蔦重と再会しました。
長谷川平蔵は、鱗形屋を救うことができずにいいとこどりしたと落ち込む蔦重に、粟餅を差し出して、濡れ手に粟、棚からぼたもちの「濡れ手に粟餅」でいいんだよ。と語ります。
中村隼人さん主演の『大富豪同心』の卯之吉とは全くキャラが違う、クールな長谷川平蔵の姿が新鮮です。
中村隼人さん主演の人気シリーズ「大富豪同心」は、主人公の卯之吉がボンボンぶりを発揮して、はんなり事件を解決していく新感覚の人情時代劇です。こちらで番組内容を詳しくご紹介しています。

3話までの長谷川平蔵のチャームポイント・髪の毛がちょろっと出ている「シケ」も6話ではなくなっていました。鬼平への道を歩み出した証拠ですね。
長谷川平蔵を演じる中村隼人さんは、1993年生まれ。歌舞伎役者さんです。お父さんは二代目中村錦之助さんでかつて鬼平を演じられていました。『べらぼう』での中村隼人さんが演じる長谷川平蔵は人間味溢れる温かさが魅力になると思われます。放蕩息子から正義の味方・鬼平に成長していく姿にも注目していきたいですね。
第6話の全キャスト一覧(役名のある人のみ)
役名のある方のみ表にまとめました。
第6話の全キャスト一覧(役名のある人) |
蔦屋重三郎:横浜流星 花の井:小芝風花 田沼意知:宮沢氷魚 長谷川平蔵宣以:中村隼人 小田新之助:井之脇海 知保の方:高梨臨 うつせみ:小野花梨 松の井:久保田紗友 とよしま:珠城りょう 徳川家基:奥智哉 留四郎:水沢林太郎 長兵衛:三浦リヨウ太 志津山:東野絢香 徳兵衛:山本圭祐 りん:蜂谷眞未 八五郎:阿部亮平 熊吉:山根和馬 柏原屋:川畑泰史 松平輝高:松下哲 斎藤茂右衛門:蔵本康文 万次郎:野林万稔 はなぞの:平尾菜々花 はなさと:齋藤さくら さくら:金子莉彩 あやめ:吉田帆乃華 次郎兵衛:中村蒼 半次郎:六平直政 ふじ:飯島直子 藤八:徳井優 平沢常富:尾美としのり 西村屋与八:西村まさ彦 佐野政言:矢本悠馬 松本秀持:吉沢悠 松平康福:相島一之 徳川家治:眞島秀和 松平武元:石坂浩二 三浦庄司:原田泰造 鱗形屋孫兵衛:片岡愛之助 須原屋市兵衛:里見浩太朗 田沼意次:渡辺謙 語り(九郎助稲荷):綾瀬はるか |
『べらぼう』のキャスト一覧はこちらから
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第6話の制作陣(抜粋)
『べらぼう』を見て、江戸の文化や風俗に興味を持たれる方も多いと思います。時代考証の方を中心にご紹介させていただきます。
脚本 | 森下佳子 |
音楽 | ジョン・グラム |
テーマ音楽指揮 | 下野竜也 |
演出 | 大原拓 |
時代考証 | 山村竜也 |
版元考証 | 鈴木俊幸 |
戯作考証 | 棚橋正博 |
風俗考証 | 佐多芳彦 |
インテマシーコーディネーター | 浅田智穂 |
インテマシーコーディネーターについては、『50ボイス』の記事で詳しくご紹介しています。よろしければどうぞ>>『べらぼう50ボイス』番組に携わる50人にインタビュー
『べらぼう』1週間の放送予定は?
大河ドラマ『べらぼう』の放送時間を整理しました。日曜日はお昼12:15を皮切りに3回『べらぼう』が放送されています。土曜日のお昼に放送されるのは、日曜日に放送された再放送です。
日曜日 | お昼12時15分~13時 | BSプレミアム4K |
日曜日 | 夕方6時~6時45分 | BS |
日曜日 | 夜8時~8時45分 | NHK総合 |
次の土曜 (日曜日の再放送) | お昼1時05分~1時50分 | NHK総合 |
※地上波放送のNHK総合よりも、NHK BSプレミアム4K、NHK BSの方が早く放送されます。※放送日時は変更される場合があります。
また、NHKの受信契約をしている方はNHK+(プラス)で放送後の番組を7日間視聴できます。
見逃し配信で『べらぼう』を見るには?

再放送も見逃してしまった方や、NHKプラスでの配信が終了している1週間以上前の『べらぼう』を見たい方へ朗報です。
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まとめ
第6話に登場する主なキャストの紹介をお届けしました。
大河ドラマ『べらぼう』は、豪華キャストとともに、江戸時代の文化や人間模様を描き出します。今後の展開にも目が離せません。来週の放送もぜひお楽しみに!
『べらぼう』の見逃し配信がどこで見れるかこちらでご紹介しています↓
『べらぼう』ネタバレあらすじまとめはこちらから↓
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『べらぼう』大河ドラマガイド・前編はこちらから↓
第16話までのあらすじや、豪華な出演者インタビューなど盛りだくさんの内容です。
NHK大河ドラマ 歴史ハンドブック べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~: 蔦屋重三郎とその時代 (NHKシリーズ) はハンディタイプで、ゆかりの地めぐりのおともにピッタリです↓
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