2026年大河ドラマ 豊臣兄弟!第5回「嘘から出た実」は、刀を交えての合戦ではなく、嘘と本音が人の心を動かす「心理戦」が描かれた一話でした。
藤吉郎と小一郎は、戦国の表舞台で名を上げるため、次の試練が待ち受けています。
この記事では、第5回「嘘から出た実」のあらすじとみどころ、
管理人・いろはの感想、そして歴代大河ドラマとの見比べを交えながら振り返ります。
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第5回「嘘から出た実」あらすじ

桶狭間の戦いから1年。
織田信長(小栗旬さん)は美濃攻略に向け、松平元康(松下洸平さん)と同盟を結びます。
藤吉郎が元康に「どうすれば、あなたのように偉くなれるのか」と尋ねると、元康は真面目な顔で、
「信長殿を信じ、誰にもできぬことをやり遂げ、己を信じて突き進むこと。
大事なのは“熱意”だ」と自分の胸=ハートを叩きます。
藤吉郎は感銘を受けますが、元康は家臣・石川数正に向かって、
「すべて逆のことを言ってやった」と、「食わせ者」の一面をのぞかせました。
信長は新拠点・小牧山城で御前試合を開きます。小一郎は兄を勝たせるために組み合わせを仕組みますが、「槍の又左」の異名を持つ前田利家(大東駿介さん)に完敗。
兄弟の細工を見抜いていた信長は「戦わずして勝つは最上の策」と彼らの知略をむしろ評価し、美濃攻めの要となる鵜沼城の調略を命じます。
小一郎は、嘘の噂を流す心理戦を仕掛け、疑念を抱いた大沢次郎左衛門の主君・龍興は、次郎左衛門に「妻・篠を人質として差し出せ」と命じます。
愛妻家である次郎左衛門は、忠義と妻の命の狭間で揺れ動きます。
織田の使者として現れた藤吉郎と小一郎。しかし噂を流していた弥助(上川周作さん)が捕らえられ、兄弟の策は露見してしまいます。
激怒した次郎左衛門に斬られそうになったその瞬間、藤吉郎は
「死にとうない!この大仕事をやり遂げて侍大将になり、寧々殿と祝言を挙げるのじゃ!」
と必死の本音を叫びます。同じく妻を深く愛する次郎左衛門の心を動かします。

元康の嘘、小一郎の嘘=細工、藤吉郎の嘘、小一郎の仕立てた嘘=噂からの、藤吉郎の「死にとうない」の実(まこと)が効いた展開でした。
第5回「嘘から出た実」の地理・位置関係メモ

今回の舞台となった小牧山城、犬山城、そして鵜沼城の位置関係は上の図の通りです。美濃を攻略するのに、難攻不落の犬山城の背後にある鵜沼城の城主・大沢次郎左衛門を調略するというのは理にかなっています。

管理人は昔、子どもと一緒に犬山城を訪れたことがありますが、上の画像からも一目瞭然なのですが、かなりの急斜面で背後には木曽川、はるか遠くまで見渡せる高~い位置にありますので、がくがく足がすくみました。そして、この辺りは平地ですので、現在でも遠くから美しい犬山城を臨むことができます。

犬山城は現存する最古の天守閣で一般の人も登ることができます。とてもとても趣があります。ぜひお近くにお越しの際はお運びください。
みどころ&管理人の感想

今回のサブタイトル「嘘から出た実」が、幾重にも描かれた末に、実(まこと)として回収された素晴らしいストーリーでした。
・元康が藤吉郎に与えた「嘘の助言」
・小一郎が仕組んだ午前試合組み合わせ=嘘
・小一郎が仕掛けた「嘘の噂」
・藤吉郎が寧々に言えなかった本音=嘘 と
嘘ばっかりの中で、元康が軽く言った「大事なのは熱意」という「嘘」が、結果的に藤吉郎の本音として回収される脚本の妙に思わず唸ってしまいました。

実の部分が、藤吉郎の寧々への気持ちで、それに心動かされたのが妻を思う大沢。というのが憎いです。
松平元康の「スマート+タヌキ」感がたまりません。
元康が良いことを言ってくれた…と思ったのも束の間、「全部逆だ」と笑う姿に、思わず「えぇー」と一人ツッコミを入れたくなりました。
松下洸平さん演じる家康は、誠実そうに見えて、実は「スマートなタヌキ」。毎話少しずつ濃いキャラクターが積み上がっていく感じが、なんとも面白いです。
『どうする家康』の松本潤さん元康のように、信長ににらまれて縮み上がる「白うさぎ」ではない元康キャラ。なかなかの食わせモノ感が漂っています。
犬と猿、そして女性たちの応援合戦
前田利家(犬千代)が本格登場し、藤吉郎(猿)とのライバル関係も動き出しました。
御前試合を見守る寧々とまつの応援合戦(口喧嘩)もバチバチのライバル。何でも言い合える仲良しにこうやってなっていくのだな。と思いました。
藤吉郎の「純情」と絶叫
直の母親と駆け落ちした手練れなはずなのに、寧々の前では肝心な言葉が言えず、
「家族の教育係になってほしい」と、ズレたお願いをして寧々にフン!と怒られてしまう藤吉郎。
ですが、命の危険にさらされて口をついたのが、「寧々と祝言を挙げたい」という本音。
殿のため!ではないのが、へーと思いましたが、藤吉郎らしいなぁと思いました。
篠が幸せそうで、よかった。
大沢次郎左衛門の妻・篠を演じているのは映美くららさん。前作『べらぼう』での役柄を思い出すと、今作で夫に大事にされ、穏やかに微笑む姿にホッとしました。

篠のおだやかな笑顔。『べらぼう』の大崎には見られなかった表情で、演じ分けがすごいなぁと思いました。
歴代大河ドラマとの見比べ【今週のワンポイント】
今回の見比べポイントは、「家康像の描かれ方」です。
誠実・忍耐・腹黒・策士…歴代大河ドラマで、徳川家康はさまざまな顔で描かれてきました。
本作の家康は『どうする家康』の気弱なプリンスでもなく、腹黒いタヌキでもない。人当たりがよく、言葉も美しい「スマートな食わせ物」感が漂っています。
『光る君へ』でも、主人公・まひろを翻弄する役どころを熱演した松下洸平さんが、色んな面を持つ家康を絶妙な温度感で演じられています。
そしてラストの信長の判断。あれは計略だったのか、それとも本当に毒武器があったのか。小栗旬さんの信長も『鎌倉殿の13人』の義時を思わせる「静かに怖い」空気をまとっています。
『豊臣兄弟!』を見逃した方へ(視聴方法)
『豊臣兄弟!』は、放送後1週間は、NHKプラスで見逃し視聴ができますが「1話からまとめて見返したい」「期限を気にせず、じっくり味わいたい」という方には、NHKオンデマンドでの視聴がおすすめです。
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よくある質問
- Q第5回「嘘から出た実」はどんな回でしたか?
- A
大きな合戦ではなく、嘘・噂・本音による心理戦が中心に描かれた回でした。
小一郎の知略、藤吉郎の剥き出しの感情、そして信長と元康の冷静な視線が交錯し、「人の心をどう動かすか」がテーマとなっています。
- Q鵜沼城の調略は、どんな策だったのですか?
- A
小一郎は正攻法ではなく、「大沢次郎左衛門はすでに織田と内通している」という嘘の噂を流す心理戦を仕掛けました。
その結果、主君・斎藤龍興が疑念を抱き、次郎左衛門に妻・篠を人質として差し出すよう命じたことで、次郎左衛門の気持ちが織田に傾きます。
- Q藤吉郎の叫びは、なぜ次郎左衛門の心を動かしたのですか?
- A
斬られそうになった藤吉郎が叫んだのは、剥き出しの本音でした。
愛する寧々と祝言を挙げたい、命をかけて役目を果たしたいという言葉が同じく妻を深く愛する次郎左衛門の心と重なり、最後の決断を後押ししたのです。
- Q『豊臣兄弟!』はどこで見逃し配信されていますか?
- A
『豊臣兄弟!』は、放送後1週間はNHKプラスで見逃し視聴ができます。
1話からまとめて視聴したい方は、NHKオンデマンド(まるごと見放題パック)での視聴が便利です。
▶ 視聴方法の詳しいまとめはこちら:『豊臣兄弟!』どこで見れる?配信・見逃し・一気見ガイド
まとめ
2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』第5回「嘘から出た実」は、小さな嘘が人の心を揺さぶり、最後は本音が運命を動かす回でした。
策を巡らせる小一郎、感情で突き進む藤吉郎、そのすべてを見透かす信長と元康。
次回、藤吉郎の命は救われるのか。そして信長の真意はどうなるのか待ち遠しいですね。
※次回2月8日(日)は、衆議院選挙開票速報のため、放送はお休みです。第6回の放送は2月15日(日)です。

第6回は、信長は大沢次郎左衛門に自分を重ね、小一郎は兄・藤吉郎の命を救うために究極の選択を迫られます。
本ページの情報は2026年2月時点のものです。最新の情報はU-NEXTサイトでご確認ください。
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