2026年大河ドラマ 豊臣兄弟! 第4回「桶狭間!」では、戦国の流れを一気に変えた「桶狭間の戦い」が描かれました。
「雨が降ったから勝てた」
「今川義元が油断していたから奇襲が成功した」
と描かれてきた桶狭間の戦いが、信長の緻密な計略と「勝つ」と信じていた気持ちに天が味方した。として描かれていきました。
この記事では、第4回「桶狭間!」のあらすじとみどころ、感想とともに管理人・いろはが感じた歴代大河ドラマとの見比べ、桶狭間の戦いの地理・位置関係についてお届けします。
>>こちらの記事で『豊臣兄弟!』のあらすじネタバレを全話紹介 しています。
>>こちらの記事で『豊臣兄弟!』の全キャストを紹介しています。
第4回「桶狭間!」あらすじ

永禄3年(1560年)5月。織田信長は、わずかな手勢を率いて清須城を出陣します。
今川義元との情報戦に苦しむなか、佐久間盛重の死をきっかけに、信長は敵の動きと本陣の位置をつかみます。激しい雨が降るなか、信長は桶狭間への奇襲を決行。
藤吉郎と小一郎の兄弟も前線で、どさくさに紛れて父の仇である城戸小左衛門を討つために機会を伺います。しかし小一郎は、城戸が「今、討つべき相手ではない」ことを悟り、仇討ちを諦めますが、その直後、城戸は今川兵に討たれ命を落としました。
激戦の末、織田軍は今川義元の首を取り、桶狭間の戦いは信長の奇跡的な大勝利に終わります。
戦後の首実検で、信長は藤吉郎を足軽組頭に取り立て、「木下藤吉郎秀吉」の名を与えました。さらに小一郎には近習になるよう命じますが、小一郎はこれを辞退し、兄とともに信長に仕える道を選びます。
その代わりに求めたのは、生活と装備を整えるための「銭」。信長は小一郎に銭五十貫を与え、兄弟に一足ずつ草履を渡しました。
「草履は一つでは役に立たぬ」
この言葉とともに、兄弟の新しい人生が始まります。

草履のエピソードを兄弟に絡めて回収するとは、素晴らしい!
みどころ&管理人の感想
第4回もスピード感あふれる展開で、45分が本当にあっという間でした。
桶狭間の勝利を、「雨」や「偶然」に帰するのではなく、信長の意思と準備の積み重ねとして描いた点に、とても納得感がありました。
3回から続く「草履エピソード」も、有名な逸話から兄弟そのものを象徴するモチーフとして結実したのが胸アツでした。また、父の仇である城戸小左衛門との関係が、遺恨を残さず描かれた点も印象的でした。
敵討ちが目的ではなく、戦という大きな流れのなかで、人と人が交錯した末の結末。その上に小一郎が人としてのプライドを持って「兄者はもっと高みを目指すんじゃろ」と兄を説得したところが非常によかったです。
そして何より、信長(小栗旬さん)が舞った「敦盛」。
これまでの大河ドラマでは、本能寺の変を暗示するような場面で描かれることが多かったため(人生50年~が信長の享年と重なるためですかね)桶狭間の直前で来たか!と、思わず唸ってしまいました。
小栗旬さんがご自身で謡い、舞われる姿は、腰が据わっていて、静かで、圧倒的に格好よかったです。悲哀を帯びた、思慮深い信長像を見事に演じ切られていると見惚れてしまいました。
宮﨑あおいさん演じる市との関係、柴田勝家との信頼関係も、画面の端々から伝わってきました。
「天は人事を尽くした者に味方する」
小一郎のこの言葉に、心からうなずいた回でもありました。

今、大河ドラマアンコール放送で『八重の桜』が放送されているのですが、当時30歳の小栗旬さんが吉田松陰を演じられているのでどの作品で見てもすごい役者さんだなぁと思います。
歴代大河ドラマとの見比べ【今週のワンポイント】
「敦盛」を舞うタイミング
織田信長といえば、謡曲「敦盛」。
歴代大河ドラマでは、この「敦盛」は、信長の最期を暗示する場面として使われることが多くありました。しかし『豊臣兄弟!』では、大躍進の直前に配置しています。
「人間五十年」
死を意識して舞うのではなく、生き切る覚悟として舞う。という位置づけが、小栗旬さん演じる信長を、これまでとは少し違う存在に見せていました。
弟を謀殺し、孤独で、それでも前へ進む信長。桶狭間という転換点に、これ以上ないタイミングだったと感じました。
第4回に登場した名言
小一郎(仲野太賀さん)の言葉です。信長に近習となって仕えよと言われた時の返事。
てまえには、荷が重すぎまする。天は人事を尽くしたモノに味方すると存じます。こたびの殿がそうであられたように。
(中略)しかし殿は違った!わが兄もまた殿は必ず勝つと信じて疑いませんでした。そういう思いが天を味方につけ、道を切り開くんだと教えられました。
わしは、兄に従い、兄と共に殿にお仕えしとうござります。
『豊臣兄弟!』4話より
この言葉、本当にその通りだと思いました。ジーンときました。
第1回の地理・位置関係メモ

今回の舞台となった桶狭間の戦い。信長は清須城を出陣し、善照寺砦を経由して前線へ。
今川軍は、鳴海城と大高城を押さえていましたが、信長はそこには目もくれず、御大将・今川義元の居場所をロックオンして奇襲に成功しました。桶狭間は谷地形で守りが手薄になりやすい場所でした。激しい雨も味方、鉄砲を雨から守った策も幸いし信長の奇襲が成功します。
桶狭間の勝利は、「奇跡」ではなく地形を読み切り、策を巡らせた必然だったことが分かります。すごいですね。
『豊臣兄弟!』を見逃した方へ(視聴方法)
『豊臣兄弟!』は、放送後1週間は、NHKプラスで見逃し視聴ができますが「1話からまとめて見返したい」「期限を気にせず、じっくり味わいたい」という方には、NHKオンデマンドでの視聴がおすすめです。
NHKオンデマンドでは、『豊臣兄弟!』を第1話から最新話まで一気見できます。放送直後に感じた余韻を確かめたり、今回の桶狭間のように地理や人物関係を整理しながら見直すのにも向いています▶視聴方法の詳しいまとめはこちら『豊臣兄弟!』どこで見れる?配信・見逃し・一気見ガイド
↓今すぐ視聴したい方は、下のボタンからどうぞ。
よくある質問
- Q第4回「桶狭間!」はどんな回でしたか?
- A
桶狭間の戦いを、偶然や幸運ではなく信長の計略と覚悟に天が味方したとして描いた回でした。藤吉郎と小一郎が、戦国の表舞台に立つ大きな転換点でもあります。
- Q城戸小左衛門との仇討ちはどう描かれましたか?
- A
敵討ちよりも、戦という流れの中で判断する小一郎と藤吉郎が描かれ、遺恨を残さず、
戦国らしい、しかし後味の悪くない描写でした。
- Q小一郎はなぜ信長の近習になるのを断ったのですか?
- A
小一郎は、自分一人の出世よりも、兄・藤吉郎と共に生きる道を選びました。
その代わりに求めた「銭」は、小一郎のキャクターがよく現れています。
- Q『豊臣兄弟!』はどこで見逃し配信されていますか?
- A
『豊臣兄弟!』は、放送後1週間はNHKプラスで見逃し視聴ができます。
1話からまとめて視聴したい方は、NHKオンデマンド(まるごと見放題パック)での視聴が便利です。
▶ 視聴方法の詳しいまとめはこちら:『豊臣兄弟!』どこで見れる?配信・見逃し・一気見ガイド
まとめ
2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』第4回「桶狭間!」では、信長は孤独と覚悟を抱えながら、
「勝つ」と信じて前へ進み、藤吉郎はその信長を疑いなく信じ、小一郎は、兄の隣に立つことを選びました。
桶狭間の勝利は奇跡ではなく、積み重ねてきた選択の結果だったのだと、強く感じさせる一話でした。
次回、桶狭間のその先で、豊臣兄弟はどんな世界を見るのか。戦国下剋上が、いよいよ本格的に動き始めます。

第5回は、盟友・前田利家が登場。豊臣兄弟に鵜沼城の凋落が命じられます。小一郎のついた小さな嘘が、やがて「まこと」を呼び寄せていきます。
本ページの情報は2026年1月時点のものです。最新の情報はU-NEXTサイトでご確認ください。
#豊臣兄弟 #大河ドラマ

