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鎌倉殿の13人って誰?キャストも紹介

大河ドラマ

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」いよいよ後半戦がスタートしました。
題名になっている、13人とは誰のことかも気になりますよね。
(ちなみに大河ドラマの題名に数字が使われたのは今回が初めてだそうです。)

気になる「13人の合議制」についてご紹介させていただきます。
13人の名前とキャスト、13人のおぼえ方についてまとめました。

鎌倉殿の13人の「13人」って、そもそも何?

頼朝の死後、跡を継いだ頼家を補佐するという名目で、13人の合議制が誕生しました。
「鎌倉殿の13人」とは、この13人を指します。
合議制とは、建久10年(1199年)4月に発足した鎌倉幕府の集団指導体制を指します。
頼家がまだ若かったからという説がありますが、この時、頼家は数え年19歳。
19歳で君主になった人は過去にもたくさんいるはずで、若い頼家を補佐すると言いつつも
頼朝の周りを取り囲んでいた有力御家人たちが、頼家への権力一極集中を回避するために
13人の合議制を設けたというのが本当のところと思われます。
また、文官と婚姻枠、坂東周辺の御家人から構成されていることから、
幕府の体制を盤石なものにするために機能していたことがうかがえます。

メンバー構成は?

武家(御家人)9名、公家(文官)4名と非常にバランスよく構成されていました。
武家の内訳は、北条から2人、比企系2人、北条と比企の間を取り持つ三浦系2人、
その他3人です。

では、一人ずつ見ていきましょう。

13人を一挙にご紹介します

★調べられる範囲で
生誕年、1199年合議制発足時の年齢を記載しました。
没年はネタバレになりますので、控えました。

北条時政 ほうじょう・ときまさ(坂東彌十郎)

1138年~(合議制発足時 61歳)
伊豆の国の豪傑。政子・義時の父、頼朝の舅。頼家の外祖父。
ドラマではのんびりしたいい人で描かれてきていますが、
頼朝亡き後、比企家との権力闘争に身を投じていきます。
妻のりく(宮沢りえ)が、焚きつけています。

演じていらっしゃる、坂東彌十郎(ばんどう・やじゅうろう)さんは歌舞伎役者。
 1956年5月10日 生まれ、年齢 66歳です。
身長183㎝で、歌舞伎界では一番の長身。


👇ご自身のオフィシャルブログはこちらです。
https://ameblo.jp/yaju1956/

北条義時 ほうじょう・よしとき(小栗旬)

1163年~(合議制発足時 36歳)
「鎌倉殿の13人」の主人公です。
頼朝の義弟、政子の実の弟。
頼朝からは「他日必ず子孫の補佐たらん(いつか必ず私の子孫の補佐になるであろう)」
「義時を持って家臣の最となす」と称していたとも伝えられています。
伊豆の国で平穏に暮らしていたかった次男坊が、13人の1人に選ばれたことによって
心境も行動も大きく変化していきます。

大江広元 おおえ・ひろもと(栗原英雄)

1148年~(合議制発足時 51歳)
『吾妻鏡』に「成人してから後、涙を流したことがない」と
発言する場面があり、冷静な人であったというエピソードに繋がっています。
鎌倉幕府初代政所・別当で、頼朝が守護・地頭を設置したのも
広元の献策によるものであるということです。
有力御家人との権力争いからは距離を置きながら幕府体制の強化に尽力します。

中原親能 なかはら・ちかよし(川島潤哉)

1143年~(合議制発足時 56歳)
4人の文官のうちの1人です。
大江広元の兄、京から大江広元を呼んだそうです。
頼家の娘・三幡の乳母夫。

三善康信 みよし・やすのぶ(小林隆)

1140年~(合議制発足時 59歳)
もとは朝廷の太政官の書記を務める文官。母が頼朝の乳母の妹。
京から伊豆の頼朝に向け10日に1度、手紙を送って京の情勢を伝えました。
おっちょこちょいで早とちりに描かれていて、
康信の早まった行動が範頼を追い詰めることになりました。
小林隆さんが演じると、憎めないキャラクターになるのが不思議です。

二階堂行政 にかいどう・ゆきまさ(野仲イサオ)

生誕年不詳。
母が、頼朝の母方の祖父の妹。頼朝と行政の母はいとこの関係。
『吾妻鏡』の内容は、日記文化がなかった東国において
二階堂家の日記から引用されたものと言われているそうです。

三浦義澄 みうら・よしずみ(佐藤B作)

1127年~(合議制発足時 72歳)
相模・三浦郡の豪族。
妻が共に伊藤祐親の娘である北条時政とは気心の知れた仲。
ドラマ放送当初からの時政との掛け合いがいいですね。
息子の善村(山本耕史)がこの先、北条家と比企家の間を取り持つ重要な役割を担っていきそうです。

安達盛長 あだち・もりなが(野添義弘)

1135年~(合議制発足時 64歳)
頼朝が伊豆の流人時代からの側近。盛長の妻は頼朝の乳母・比企尼の娘。
25話の最後に「佐殿!」と叫んだシーンと、26話で一人悲しむ姿に
頼朝の真の理解者だったのだと思います。
頼朝の死後、出家しますが、13人の御家人に残ることに。
息子・安藤景盛に関わるエピソードが描かれるかどうか見逃せません。

足立遠元 あだち・とおもと(大野泰広)

生誕年不詳。
頼朝の父・義朝時代からの古参。
武家出身ながら公文所寄人に選ばれるなど、
坂東武士の中にあって文官的素養を持つ人物であった。

比企能員 ひき・よしかず(佐藤二朗)

生誕年不詳。
頼朝の乳母・比企尼の養子。
比企尼の縁から頼家の乳母父となり、
娘・若狭局が頼家の嫡子一幡を産んだ事から、北条家の協力なライバルとなる。
乳母って本当に強いです。

八田知家 はった・ともいえ(市原隼人)

生誕年不詳。
頼朝の父・義朝の落胤(隠し子)ともいわれています。だからでしょうか、歯に衣着せぬもの言いで、大丈夫かしらと心配になることがあります。土砂崩れを修復したり、頼朝の火葬の準備をしたりと、縁の下の力持ち仕事をされている印象です。

梶原景時 かじわら・かげとき(中村獅童)

生誕年不詳。(一説には合議制発足時 59歳) 
石橋山の戦いで頼朝を見逃して以来、頼朝は神仏に守られていると信じ、
頼朝に忠誠を尽くしていきます。
そして、その息子の頼家に対しても強い忠誠心を抱く故、
坂東武者との間に軋轢が生まれてくることになります。

和田義盛 わだ・よしもり(横田栄司)

1147年~(合議制発足時 52歳)
三浦義澄の甥。勇敢な武者で弓の名手。
初代侍所別当に任ぜられます。
木曽義仲を追う中で、巴御前と出会い、その気性にひかれ庇護します。

13人のおぼえ方

三谷幸喜さんが以前の会見で話されていた、13人のおぼえ方をご紹介します。


ひかわ なにお ほほは あみあみ

「ほっぺたがあみあみになっている、ひかわなにおさん」

という方をイメージしていただければ完璧に覚えられます。とのことです。

ひかわ なにお ほほは あみあみ
  • 企能員 き・よしかず(佐藤二朗)

  • 原景時 じわら・かげとき(中村獅童)
  • 田義盛 だ・よしもり(横田栄司)
  • 原親能 かはら・ちかよし(川島潤哉)
  • 階堂行政 かいどう・ゆきまさ(野仲イサオ)
  • 江広元 おえ・ひろもと(栗原英雄)
  • 条時政 うじょう・ときまさ(坂東彌十郎)
  • 条義時 うじょう・よしとき(小栗旬)
  • 田知家 った・ともいえ(市原隼人)
  • 達盛長 だち・もりなが(野添義弘)
  • 浦義澄 うら・よしずみ(佐藤B作)
  • 立遠元 だち・とおもと(大野泰広)
  • 善康信よし・やすのぶ(小林隆)

いかがですか。
あみあみの顔をイメージすれば、13人の名前をおぼえられそうです。

史実に忠実でありながら、
スピーディーでダイナミックなストーリー展開の「鎌倉殿の13人」
「ひかわなにお ほほはあみあみ」13人の舞台準備がととのいました。
ここから熾烈なパワーゲームがスタートします。
どんな厳しい展開が待ち受けているのか、
パワーバランスがどう崩れていくのか、注目していきたいです。


いろは
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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中学2年生の国語の授業で平家物語「敦盛の最期」を勉強して以来、歴史ドラマにはまっています。特にNHKの大河ドラマが大好きです。リアルタイムでテレビを見る時間がないので、あとから見逃し配信を見たり、過去の作品をイッキ見して楽しんでいます。ゆかりの地を訪ねるのも楽しみの一つです。ドラマにほへとでは、管理人いろはが実際に見た大河ドラマの情報をまとめています。PCやスマホでイッキ見する方法も紹介しています。大河ドラマよ永遠に♪

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