この記事では、大河ドラマ『炎立つ』のあらすじ&みどころとキャストについて、管理人が実際に視聴している感想や考察をお届けします。
1987年放送の大河ドラマ『炎立つ』は、奥州藤原氏の平安時代前期の朝廷との関わり~奥州合戦で滅亡するまでの奥州藤原氏四代の興亡を描いた作品です。全35話。3部構成で、渡辺謙さんが1部と3部の主人公、村上弘明さんが2部の主人公を演じられています。

大河ドラマですと『光る君へ』~『鎌倉殿の13人』『草燃える』と同じ時代が舞台となっています。CGではない雄大な雪景色。主演の渡辺謙さん、村上弘明さんら、俳優さんたちの馬上の姿が美しいです。雄大な自然美+悲哀+中島丈博さん脚本のドロドロ愛憎劇あり、とにかく面白いです!
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『炎立つ』全体のざっくりあらすじ
舞台は東北。平安前期、奥州の覇者となり黄金の国として栄えた奥州藤原氏。平安時代後期の「前九年の役」から「後三年の役」、源平の争乱と奥州藤原氏滅亡までを壮大なスケールで描きます。
3部構成で、第1部は藤原経清(渡辺謙さん)の最期まで。第2部は経清の息子・清衡(村上弘明さん)の時代。そして第3部は義経に翻弄された泰衡(渡辺謙さん)が主軸です。
各部ごとのあらすじは以下の通りです。
第一部(1話~12話)「北の埋(うず)み火」
藤原経清(渡辺謙さん)は父の代から陸奥で国府に仕えていたが、安倍頼時(里見浩太朗さん)の娘・結有(古手川祐子さん)と結ばれ清丸(のちの清衡)が誕生する。源頼義(佐藤慶さん)に従っていたものの、同じく頼時の娘を娶った平永衡(新沼謙治さん)が疑いをかけられ殺されたことで、家族を守るため安倍側へ。黄海では敗れた頼義・義家(佐藤浩市さん)父子をあえて見逃し、厨川の激戦で降伏。頼義に再び家来となるよう請われても「豚」と罵って拒んだため、太刀で首を鋸挽きにされ、信念を貫いたまま最期を迎えた。
第二部(13話~20話)「冥(くら)き稲妻」
母・結有と再嫁した清原家で生き延びた経清の息子・清衡(村上弘明さん)が、母と共に陸奥守源義家の力を利用しながら、父の果たせなかった奥州独立国家の夢を実現する。
第三部(21話~35話)「黄金楽土」
後三年の役から70年。平泉はその楽土として栄華を極めていた。しかし時代は源頼朝を盟主とする東国武家政権樹立へと一気に流れていく…

『炎立つ』の総集編は見たものの、35話の完全版が配信スタートになって嬉しくてたまりません。管理人は『独眼竜政宗』の次に『炎立つ』を視聴しているため、渡辺謙さん以外にも、村田雄浩さん、イッセー尾形さんがキャラを大きく変えての登場にワクワクしました。
それでは、1話から35話(最終話)のあらすじとみどころ&感想レビューをお届けしていきます。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
『炎立つ』第1部 北の埋(うず)み火 みどころ&感想
第1話「黄金の王国」あらすじ

1049年、国府多賀城の陸奥守藤原登任(名古屋章さん)は奥六郡を実際に治める豪族、安倍頼良(里見浩太朗さん)の次男・貞任(村田雄浩さん)の婚礼に招かれる。同行した藤原経清(渡辺謙さん)とともに安倍の本拠地、衣川に向かった。
第1話「黄金の王国」のみどころ&感想
冒頭シーン。801年、里見浩太朗さんが胆沢の豪族・アテルイとして登場。征夷大将軍・坂上田村麻呂の誠実さを信用して投降。ですが朝廷の意向で投獄され斬首となります。東北の雄の非業の運命を象徴するかのような幕開けでした。そして、本編は1049年からスタートします。『炎立つ』は1993年~94年放送なので、今から約30年前。里見浩太朗さんがお若くてりりしい。『べらぼう』でも須原屋さんとして渡辺謙さん演じる田沼意次とツーショット場面はなかったにせよ、里見さんのお元気ぶりと大河ドラマの歴史の長さを実感しました。
渡辺謙さんは、1987年『独眼竜政宗』から6年後に本作で再び主演。『独眼竜』の前半で感じたギラギラした野性味から、目には落ち着きと思慮深さがたたえられていました。大きなご病気をされて治療に耐えてきた年月が渡辺さんの佇まいに投影されているように感じました。そして力強い騎馬姿と、雪上での殺陣など、本当に見せ場がいっぱいの1話でした。
懐かしい顔ぶれとして、新沼謙治さんの演技がとても自然で、渡辺謙さん演じる経清の兄貴分として、広い視野で演じていらっしゃるのが印象的でした。本編の中では「悪代官」の役回りの陸奥守藤原登任(名古屋章さん)の笑い方がすごくて、見るからに私腹を肥やしそうです笑。金の採掘を目撃してしまい捕らえられる経清を逃がす結有を演じる古手川祐子さんの雪の中の真っ白な肌と、気の強そうな目がとてもいいです。
総集編では割愛されていた細かい部分も完全版では楽しめるので、しんしんと降る雪や、『炎立つ』の撮影のために建設されたオープンセット(現在も「えさし藤原の郷」として運営。『光る君へ』の撮影も行われました)の桁違いのスケール感や、川に降りしきる雪、大地に積もる雪、雪。撮影は大変だったろうと思います。キャストの方々が東北出身で雪や寒さに親しんでいらっしゃる方が多いのもうなうずけます。
第2話「恋の予感」あらすじ
安倍貞任(村田雄浩さん)は衣川を飛び出した妹の結有(古手川祐子)を連れ戻しに、亘理の藤原経清(渡辺謙さん)の館に赴いた。そこで結有のいたずらから経清と決闘するはめになるが、平永衡(新沼謙治さん)の仲裁で無事に事態は収まる。安倍の経済力に目をつけた陸奥守藤原登任(名古屋章さん)は貞任に奥六郡の年貢の倍増を言い渡した。戦の挑発をする登任に経清と永衡は驚く。永承5年(1050)春、経清は登任の使いで京ヘ向かい、実母と藤原経輔(イッセー尾形さん)に会う。
「恋の予感」のみどころ&感想

冒頭の解説シーンで「奥六郡」の地図が出てきたので、下手な絵ですが描いてみました。『光る君へ』でも地方のことにはあまり関心のない内裏の面々。東北のこの地のことは米の採れない辺境の地と認識しているようです。実際には、金が採掘され、アザラシや馬、鷲など自然資源に恵まれた土地であるというのが2話で分かりました。
それを、ひた隠しにして2年の任期の国府には適当に私腹を肥しさせて都に帰せばいいところを、力を示そうとして失敗してしまった安部氏(里見浩太朗さん)です。里見浩太朗さんの側室役の紗羅(多岐川裕美さん)が巫女で、戦いになることを予言します。
女性陣ですが、平永衡(新沼謙治さん)の奥さんが安部の娘・菜香(鈴木京香さん)で、その姉が結有(古手川祐子さん)です。鈴木京香さんと古手川さんの美しさが段違いです。
貞任に嫁いだ流麗が財前直見さんで、脚本・中島丈博さんのドロドロ愛憎劇がスタートします。貞任を演じる村田さんのイメージに合わないなぁと最初は思うほど、結有への想いが異常なのですが、中島節だと思って楽しむことにしました。
結有の小悪魔ぶりと気の強さに、経清は翻弄され、そしてどんどん惹かれていきます。のちのち結有も巫女の色が濃くなるのですが、古の昔から土地に息づく神聖な祈りや占いが本編の中で出てきて、エキゾチックな印象を受けます。
国府からの命で、京に向かう経清。なんと同行の若者・小田忠平を演じるのは稲垣吾郎さんです。都にいたいがために経清を見捨てた実母・アコネ(新橋耐子さん)にいそいそと会いに行く経清。素直な若者だなぁと思いました。そしてアコネの再婚相手がイッセー尾形さん演じる藤原経輔。白塗りの公暁姿もどこかとぼけていてイッセーさんらしい。内裏で高い地位にいます。
タイトルバックで映像が流れる伝統芸能の「鹿踊(ししおどり)」や雪上を馬で駆けてくる、毛皮をまとった武士たちの姿は実に勇壮で、『炎立つ』のスケールの大きさに胸が躍ります。
第3話「衣川への岐路(みち)」あらすじ

藤原経清(渡辺謙さん)は京で出会った吉次一族の乙那(寺田稔さん)の勧めで源頼義(佐藤慶さん)に会い、主従の契りを結ぶ。藤原登任(名古屋章さん)の要請で多賀城にやって来た平繁成(田口計さん)は鬼切部で陣を張り、安倍を挑発して戦いを仕掛けようともくろむ。繁成に対し反対意見を述べた平永衡(新沼謙治さんは)は妻(鈴木京香さん)を人質に求められたことで安倍側につくことを決意。その永衡に経清がとある提案を行う。「衣川に向かう繁成の背後を突く」という奇策だ。
第3話「衣川への岐路(みち)」のみどころ&感想

冒頭解説シーンで、陸奥と出羽に住む人々を朝廷が蝦夷(えみし)と呼び、1話の冒頭に流れた坂上田村麻呂の征服以降、朝廷に従属させられて「俘囚(ふしゅう)」と呼ばれるようになったとありました。中央から描かれたドラマが大部分な中で、地方から見た朝廷を描いている本作は、歴史を反対側からのぞいているような気持ちになります。
能ある鷹は爪を隠さないといけなかったのですが、まだ二十歳過ぎの経清(2話で実母が3~4歳の時に分かれて以来18年ぶりと言っていたセリフから)は、京の頼義の前で弓の技量を見せてしまいました。その結果、頼義から弓を授けられて=主従関係を結んでしまうことになります。のちのち、これがアダになってきます。頼義の息子・義家は子役(伊崎充則くん)で登場します。大人になると佐藤浩市さんになります。
ここでネタバレ&伏線ですが、貞任(村田雄浩さん)に嫁いだ流麗(財前直見さん)が義母からもらったと言って腕にブレスレットをしていたのを、結有(古手川祐子さん)がそれは巫女が占いの時につけるものだから、あなたがするものではない。といって奪い取ってしまう場面があります。元々、貞任は腹違いの妹の結有を愛していて、自分は粗略に扱われていると不満に思っている流麗が、この場面でも安倍の人々のワイルドさに嫌悪感を募らせていく…のですが、これがのちに、佐藤浩市さん演じる義家との逃避行へと繋がっていきます。
新沼謙治さん演じる平永衡(新沼謙治さん)は、安部の娘・菜香(鈴木京香さん)が妻なので、藤原登任(名古屋章さん)と多賀城にやって来た平繁成(田口計さん)から逆賊扱いされて、安倍に付くことを決意します。まだこの時点は経清は、安倍ではなく朝廷側の人間なので、信頼する平永衡と断腸の思いで別れます。その時、ぼくならこう攻める。という案を敵となる永衡に伝えて、それを永衡が安倍の戦略会議で提案するのですが、なんとその策に賛同したのが、恋敵なはずの貞任で、貞任は野蛮一辺倒かと思いきや、できる経清を実は買っていて、戦略も実は周到に練っている点など、戦上手なんだと思いました。
渡辺謙さんが京で流鏑馬をするシーンと、安倍につく新沼謙治さんを見送るため、馬で同行し、馬から降りて新沼さんと話し、また馬にまたがって雪山を去っていく姿にしびれます。手綱さばきや馬に乗る姿も、毛皮を誂えたベストのような着物の色味も鮮やかで、長身の謙さん、とにかくカッコいいです。
第4話「雪の鬼切部」あらすじ

雪山を越えた安倍貞任(村田雄浩さん)の軍は鬼切部に陣を張る平繁成の奇襲に成功。安倍軍の勝利によって藤原登任(名古屋章さん)は陸奥守を解任された。半年後、多賀城には陸輿守の代理に就いた藤原経清のもとに、陸奥の金山を支配する吉次一族の乙那(寺田稔さん)が訪ねてくる。乙那は経清を陸奥守にすベく朝廷工作をしてきたというが、乙那の思惑に反して新しい陸奥守に決まったのは源頼義(佐藤慶さん)だった。
第4話「雪の鬼切部」のみどころ&感想
冒頭解説シーンが本当に分かりやすいです。経清は陸奥の副長官で身分は従五位(じゅごい)、父・頼遠は下総の役職についていたところ、上司の命に背いて陸奥に左遷されたそうですが、祖先には平将門を討って藤原の名を上げた秀郷もいて、由緒正しき中央出身ということになるそうです。
かつて坂上田村麻呂に騙されて処刑された蝦夷の覇者・アテルイ(里見浩太朗さんの2役)の霊が、安倍貞任(村田雄浩さん)の中に入って、貞任は戦の神のようになります。前話で経清がアドバイスした策を採用して鬼切部から朝廷軍を奇襲するのですが、吹雪でその道が分からなくなります。でもそこにアテルイが現れ、貞任を導きます。村田さんの勇者ぶりがハマっています。
そして、渡辺謙さん演じる経清は独眼竜の若き政宗とは正反対の思慮深さ。朝廷軍と安倍の間には和議しかないのに、なぜ勝ちをひけらかすのか。と貞任を戒めます。ひとまず、今回は平繁成・藤原登任は出家へと追い込みました。
そんな経清の技量を見込んでか、安倍を支えている吉次一族の乙那が経清を次の陸奥守に推す工作を、都で金を使ってしてくれます。吉次一族の願いは富を築くことではなく、金をツールとして血を流さずに「朝廷の支配が及ばない、独立した楽土を作ること」。ここでまるっと経清が陸奥守になれば、陸奥全体のバランスも万事うまく収まるのですが、懸念は貞任。乙那の例えが絶妙「鬼の引く一輪車」力は強いが道を外れる恐れがある。なので、道を外れないようにもう一輪=経清が必要。だとのことです。実際、貞任と経清もお互いの力を認め合っているので、ハイブリッド走行できれば鬼に金棒です。
ですが、吉次一族や経清の想いとは裏腹に、内裏は何を考えているのか…ここで都の藤原頼通が登場。大河ドラマ『光る君へ』では、渡邊圭祐さんが演じられていたのでかなり若者でしたが、本作では1051年の戦いなので、992年生まれの頼通は59歳ということになります。
金で懐柔された方と思った公卿たちもどこ吹く風。イッセー尾形さん演じる藤原経輔なんて、完全に日和見主義で、こういう役を演じたら本当に上手いなぁーとおもってしまいます。ということで、新しい陸奥守には、戦って源氏の名前を上げたくてたまらない源頼義(佐藤慶さん)が任命されてしまいます。どうする経清。
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第5話「陸奥の春」あらすじ

安倍一族を追討するために国府多賀城に到着した源頼義(佐藤慶さん)は藤原経清(渡辺謙さん)を副官とし、鬼切部の首謀者、安倍貞任(村田雄浩さん)の首を差し出せと要求する。戦いを避けたい安倍一族は、貞任謀反を理由に時間稼ぎの策に出る。頼義は息子の義家を衣川ヘ派遣。そこヘ貞任が姿を現してしまい謀反の嘘が発覚する。頼義が戦いを挑もうとしたそのとき、都から非常の大赦の報せが届く。これにより鬼切部の件は不問とされた。
第5話「陸奥の春」みどころ&感想
5話の最後で「非常大赦」が朝廷からきて、貞任は命拾いをするのですが、これは天皇の母・上東門院の病気治癒を願っての大赦とのことで、「上東門院」は若き日の藤原彰子で、大河ドラマ『光る君へ』では見上愛さんが演じられていました。まひろ(吉高由里子さん演)に一条天皇(塩野瑛久さん演)に好かれるためにはどうしたらいいの?と泣いていたあの見上愛さん!昨年見た「光る君へ」と「炎立つ」が繋がっていて、おぉ大河。と思いました。
5話でも安倍の嫡男・貞任(村田雄浩さん)のギラギラ感がすごいです。安倍の三男・宗任(むねとう/川野太郎さん)の冷静沈着な性質とは好対照です。そして、まだ年若い義家(伊崎充則くん)←なんとなく佐藤浩市さんの面影がある。が、貞任の妻・流麗(財前直見さん)に、同情からの淡い恋心を抱いてしまいます。憎き貞任に苦しめられていると思うと、余計に恋慕の念が募るようで、中島丈博脚本の愛憎劇の幕開けです。
経清と結有も3年の時を経て愛が育まれていきます。アラハバキの神への信仰と、巫女の素質がある結有、先祖への畏敬の念など、神秘的な世界観が広がります。
戦って力を誇示したい源頼義(佐藤慶さん)的には、納得いかない非常大赦。すぐにお礼に国府に参上する安倍の情報通なところも気に食わないです(貞任のしてやったりの表情が何とも言えない)こうやって禍根が積み重なっていきます。
第6話「阿久利川の陰謀」あらすじ

安倍頼良(里見浩太朗さん)は名を頼時と改めて源頼義(佐藤慶さん)に恭順の意を表していた。天喜2年(1054)秋、藤原経清(渡辺謙さん)と結有(古手川祐子さん)の婚儀が頼義の仲介で行われる。天喜4年(1056)春、結有は経清の子・清丸(後の初代奥州藤原氏となる藤原清衡)を出産。つかの間、陸奥に平和が訪れる…。
頼義の任期がのこり50日と迫る中、頼義は無埋難題を持ち掛けては安倍を挑発。ついに頼義の罠に安倍貞任(村田雄浩さん)がはまってしまい、頼義は戦いの大義名分を得ることに成功する。
第6話「阿久利川の陰謀」みどころ&感想
6話の後半で、都から呼ばれて義家が陸奥にやってきます。ここから佐藤浩市さんとなります。余談ですが佐藤慶さんの息子さん役で佐藤浩市さん。同じ佐藤さんなんですね。
さて、6話の経清と結有の婚姻の場面は美しくて素晴らしかったのですが、それ以外の部分は人の意地悪な面がいっぱい描かれていて、見るのがしんどかった回です。経清の義母が身重の結有に嫌味ばかり言う、貞任の嫁・流麗(財前直見さん)が貞任に食ってかかる。頼義が戦の大義が欲しいとばかり、頼時に無理難題ばかり吹っ掛ける。実は頼義はもう無理と思っているにも関わらず、家臣たちがそれを許さなくて、貞任をそそのかす。と言った具合に、こうやって、嫉妬や猜疑心が大きく膨れ上がって、戦に発展していくのだと空恐ろしく感じた回でした。
戦略という観点から見ると、百戦錬磨の頼時は攻略できないなら、導火線の短い貞任を。と陥れるのは定石。まんまとのせられてしまった貞任で、戦いの火ぶたが切って落とされてしまいました。
第7話「経清決断」
第8話「黄海の戦い」
第9話「密通」
第10話「衣川の撤退」
第11話「血戦」
第12話「厨川落城」
『炎立つ』第2部 冥き稲妻
第1話「母子の契り」
第2話「策略」
第3話「亀裂」
第4話「清衡の反乱」
第5話「清原分断の罠」
第6話「兄と弟」
第7話「後三年の合戦」
第8話(最終回)「楽土への道」
『炎立つ』第3部「黄金楽土」
第1話「父と子」
第2話「義経、平泉へ」
第3話「愛のかたち」
第4話「泰衡の決意」
第5話「頼朝挙兵」
第6話「秀衡動かず」
第7話「泰衡、京へ」
第8話「兄と妹」
第9話「兄弟の宿命」
第10話「義経追討」
11話「約束の剣」
12話「基成の怒り」
13話「秀衡逝く」
14話「泰衡の覚悟」
15話(最終回)「楽土・平泉」
大河ドラマ「炎立つ」作品概要&キャスト
| 大河ドラマ | 32作目 |
| 放送期間 | 1993年7月4日~1994年3月13日 |
| 全回数 | 全35話(カラー作品) |
| 原作 | 第一部、第二部 高橋克彦『炎立つ』 第三部 原案(高橋克彦『炎立つ』より) |
| 脚本 | 中島丈博 |
| 演出 | 門脇正美 他 |
| 音楽 | 菅野由弘 |
| キャスト | 藤原経清/泰衡:渡辺謙(34) 清原清衡:村上弘明(37) 結有:古手川祐子(34) 藤原秀衡:渡瀬恒彦(49) 藤原国衡:三浦浩一(40) 藤原基成:林隆三(50) 安倍頼時/阿弖流為:里見浩太朗(57) 流麗:財前直見(27) 安倍宗任:川野太郎(33) 菜香:鈴木京香(25) 平永衡:新沼謙治(37) 源頼義/坂上田村麻呂:佐藤慶(65) 源義家:佐藤浩市(33) 倫子:真野響子(41) 貴梨:坂本冬美(26) 多気致幹の娘:成田恵(23) 源義経:野村宏伸(28) 小田忠平:稲垣吾郎 弁慶:時任三郎(35) 源頼朝:長塚京三(48) 北条時政:本郷功次郎(55) 北条宗時:湯江健幸(26) 北条義時:黒樹洋(20) 後白河法皇:中尾彬(51) 紗羅:多岐川裕美(42) 吉次:西村晃(70)ほか ( )内は当時の年齢 |
| 語り | 寺田農 |
大河ドラマスリム化を図っての越年+全35話企画
『炎立つ』は、大河ドラマのスリム化を図って越年企画+全35話です。3部構成で、渡辺謙さんが1部と3部の主人公、村上弘明さんが2部の主人公を演じられています(主演の俳優さんの負担軽減と言う意味でのスリム化も図ろうとした取り組みだと感じました)。
「大河ドラマスリム化」は、前年度の『琉球の風』(全23話)から始まって、1994年度から朝ドラと同じ4・10月スタートの半年1シリーズ、1年間で2作品にするための準備という取り組みでしたが、1994年『花の乱』(全37話)以降は暦年制・1年に戻り、1995年『八代将軍 吉宗』で完全に1月スタート、12月最終回に戻りました。
注目のキャスト
1部の経清、3部の泰衡を演じるのは渡辺謙さん。大河ドラマ『独眼竜政宗』が大ヒットしてスターダムをイッキに駆けのぼって行かれました。その後、大病を患われ、治療に専念、その後俳優業に復帰され、ハリウッド作品にも多数出演されています。
渡辺謙さんの出演作については、こちらで詳しくご紹介しています。
※他のキャストの方についても随時更新していきます。
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