【大河ドラマ「べらぼう」見て頂戴スペシャル】再放送は？どこで見れる？みどころは？

2025年1月3日に放送された『大河ドラマ「べらぼう」見て頂戴スペシャル』について

そんなあなたに、『大河ドラマ「べらぼう」見て頂戴スペシャル』のみどころと内容、視聴方法をお届けします。

結論から言いますと、
『大河ドラマ「べらぼう」見て頂戴スペシャル』は放送後1週間(1月10日まで)はNHKプラスでご覧いただけます。その後はNHKオンデマンドで1月18日まで視聴できます。

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大河ドラマ『べらぼう』本編放送は、地上波では放送翌週の土曜午後1:05から放送されます。見逃しイッキ見には、U-NEXTでNHKオンデマンドをおススメします。

『大河ドラマ「べらぼう」見て頂戴スペシャル』の放送・再放送予定

初回放送
2025年1月3日　初回放送

再放送
2025年1月4日 (土)午後1:05〜午後1:34【NHK総合】

『大河ドラマ「べらぼう」見て頂戴スペシャル』べらぼうトークは誰？

番組に出演していたのは、蔦重の幼なじみで花魁・花の井を演じる小芝風花さん、地本問屋鶴屋吉右衛門を演じる風間俊介さん、10代将軍徳川家治を演じる眞島秀和さんのお三方でした。

小芝さんが『50ボイス』と同じ衣装と場所だったので、同じタイミングに併せて収録したのだと思われます。『50ボイス』の中で小芝さんが風邪気味で激辛と強炭酸でのどの痛みを押し流したとコメントされていたので、この時ものど痛かったのかな。とちょっと心配しながら視聴しました。

『50ボイス』も1月18日までNHKオンデマンドで視聴できます。番組の詳細はこちらから↓

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『大河ドラマ「べらぼう」見て頂戴スペシャル』みどころは？

試聴して感じたことは、『べらぼう』は若いビジネスマンや、私を含め歴史に詳しくない人もいっぱい楽しめる大河ドラマだと感じた点です。

『大河ドラマ「べらぼう」見て頂戴スペシャル』を見るまでは、『べらぼう』では江戸時代をなぞったり、歴史上の人物の描かれ方の違いや、吉原の悲しい性などに焦点が当たっていくのだと思っていましたが、「ビジネス」と「ポップカルチャー」「既得権益への挑戦」という視点で楽しむのもあり！と気付きました。

蔦重の動き方は現代と同じ「交渉」であり「プレゼンテーション」だということや、吉原の華やかな世界だけでなく、休憩時間の女郎たちの「日常」を切り取っていること。

横浜流星さんが蔦重から学んだこととして「蔦重は人を信じているし、絶対に良くなるという希望を持っている。だから何者でもなかった人間が江戸のメディア王になったのかなと思います」という言葉が刺さりました。

蔦重の「吉原の人たちをなんとかしたい」という強烈な思いと行動が、才能ある人たちと周りの人たちの心を動かしていきます。蔦重の情報収集能力、時代を読む力、古い考えを打破して進んでいく力、ユーモアと粋なセンス、そしてバツグンのプロディース力と痛快さに注目していきたいです。

蔦重ってどんな人？

風流も文才もないけど、世俗に通じ、世渡り上手、才能ある人々に愛された人で、その抜きんでた才能は「宣伝と広告」のアイディア。そんな「人たらし」の蔦重が一緒に仕事をしたのは、歴史オンチの私が聞いても知ってる名前の人ばかりです。

お願いポーズの蔦重の「まじめな口上」が書かれています。作者が書きたくないと言ってきたが、店がつぶれてしまうのでなんとかとお願いしたところ「長年の友達だからことわれねーなぁ」と書いてくれました。だから買って。お願い。と書かれている蔦重のセンス。すごいですね。

その他にも蔦重のプロディースによって今も世界的な評価の高い絵師2人はこちら

1人目の絵師：喜多川歌麿（染谷将太さん）

歌麿の才能に職人ワザを加えてリアリティーを加えた「蔦重プロディース」によって世界的絵師が誕生しました。

2人目の歌舞伎絵師：東洲斎写楽

黒と灰色の二色を使っていることで大胆なデフォルメと繊細なテクニックによるリアリティーと、上の画像は白の背景ですが、もともとの地は雲母摺（きらずり）という技法によって、役者の存在感がくっきりと浮かび上がります。

花魁道中って日常茶飯事？

過去の映画やドラマの映像を見て「花魁道中(おいらんどうちゅう)」は一世一代の晴れ舞台のように思っていましたが、小芝風花さんのお話によると日々行われていた「お客を迎えに行く」という工程だったとのことで、へーと思いました。
※とはいえ、客は一晩10両～100両(現在の60～600万円)支払ったそうで、やすやすとできる技ではないですね。

花魁道中を図にしてみました↓

小芝さんは「気合いを入れた方がいいのか、日常のことだから、他の街ゆく人たちに「あの人と過ごしたい」と思ってもらわなきゃいけないとか、色々な意識があるんだと思って」演じられたとのことです。

蔦重は引手茶屋＆貸本屋

蔦重23歳(1773年)の頃は、引手茶屋で働いて貸本屋を営んでいたそうで、吉原の女郎屋の休憩時間に、女郎たちに赤本・青本・浄瑠璃本・洒落本などを貸して回っていたとのことです。※貸本のレンタル料は：1冊6文～24文 （当時、そば一杯は16文）

女郎たちが読書するのは、午前・午後の自由時間。本で教養を身につけて筋のいいお客さんについてもらうという目的もあったそうです。

吉原の影の部分が蔦重の原動力。

売られてきた女郎たちの苦しい運命と、「忘八」と呼ばれる女郎屋の主人たちのことも解説されていました。※忘八(ぼうはち)とは、人としての徳目をすべて忘れた外道。のこと

忘八たちが女郎たちから搾取する姿をずっと見てきた蔦重。状況を変えたいと忘八たちに願い出ますが、相手にされません。

そんな苦しい状況の中、蔦重は「本」というメディアの持つ影響力に気付いて、メディア王へと成り上がっていくストーリーです。

蔦重が行動する原動力が「儲けたいため」でなく、吉原の人たちをなんとかしたいという思い。この「利他の精神」が才能ある人たちや、周りの人たちの心を動かしていきます。

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小芝風花さん、風間俊介さん、眞島秀和さんから見たみどころ

吉原、江戸市中、幕府。同じ大河ドラマの中でも異なるフィールドで演じられているお三方。それぞれのみどころを語られました。

小芝さん「私のように歴史に疎い人も若い人も、分かりやすいストーリーなので楽しんでいただけると思います。花の井と蔦重の関係は誰にも知られてはいけない秘めた秘めた関係だったので、苦しいけどいいシーンばかりです。花魁ごとに違う柄の着物やかんざし、細部にこだわった花魁姿に注目してください」

風間さん「蔦重とはビジネスで対立する役回りですが、蔦重が苦境をアイディアで打破していく姿は痛快です。これまで横浜流星さんが演じてこられたどの役にも当てはまらない新しい横浜流星が見られると思います。蔦重の躍動感がすごいです」

眞島さん「現時点では田沼意次（渡辺謙さん）と2人だけのシーンばかりで、（渡辺謙さんの存在感に）呑まれないように奮闘しています。演じる上で「粋な人でありたいな」と思います」

横浜流星さん「役を演じるのではなく生きる」

NHKドラマ初出演で大河ドラマ初主演の横浜流星さん。蔦重から学んだことは横浜さんのコメントは以下の通りです。

役を演じるのではなく、「役を生きる」というのを意識しています。蔦重としてまっさらな状態でいられるように意識しています。難しいですね。難しいですけど、芝居をやる中で大事にしていることです。

横浜流星さんコメント

横浜さんは『50ボイス』では「べらぼうに集中しています」と仰っていたので、今この瞬間も「蔦重」の人生を生きておられると想像します。

まとめ

放送直前番組『大河ドラマ「べらぼう」見て頂戴スペシャル』について放送内容やみどころをご紹介しました。主人公の横浜流星さんを始めとする関わる全ての人が作り上げていく大河ドラマの世界。蔦重が挑む痛快エンターテインメントを楽しんでください。

番組ででてくる江戸言葉「合点承知の助」「ありがた山のトンビがらす」「やらせてもらいにゃす！」なども聞いていていウキウキします。

そんなあなたに『大河ドラマ「べらぼう」見て頂戴スペシャル』のみどころと内容、視聴方法をお届けしました。

『見て頂戴スペシャル』放送後1週間はNHKプラスでご覧いただけます。その後はNHKオンデマンドで1月18日まで視聴できます。

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