【ベトナムのひびき】どこで見れる？

濱田岳さん主演の日越外交関係樹立50周年記念ドラマ『ベトナムのひびき』は、U-NEXT（ユーネクスト）で見放題配信中です。再編集版全3回が、9月2日からNHK総合で放送決定です！

ドラマ『ベトナムのひびき』について

・どんな作品なの？みどころを知りたい！
・キャストを知りたい！
・どこで見れる？ 視聴方法を知りたい！

そんなあなたにお届けします。

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『ベトナムのひびき 再編集版』地上波での放送はいつ？

【放送日】9月2日～16日　毎週火曜　午後10時＜全3回＞
【再放送】9月5日～19日　毎週金曜　午前0時35分　※木曜深夜
【放送局】NHK総合
【話数】全３話に再編集。

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『ベトナムのひびき』のみどころは？

『ベトナムのひびき』は、実在の日本人指揮者をモデルに、音楽で国境を越えた友情と絆が描かれているところです。

日越外交関係樹立50周年を記念して制作されたこのドラマは、実在の日本人指揮者・本名徹次氏をモデルに、ベトナムの国立交響楽団を再建する日本人指揮者・佐倉一男（濱田岳）と、個性豊かなベトナム人楽団員たちの交流が描かれています。

クラッシックの名曲が次々と演奏されるのが聴きどころです。そしてピアニストの反田恭平さんが天才ピアニスト＆指揮者として登場するのも必見。

そして、オーケストラで演奏されるヴァイオリンやクラリネットなど西洋楽器に加え、サオチックというベトナムの横笛や、（大正琴と二胡を足したような）ダンバウといった民族楽器が登場します。民族楽器の柔らかで物悲しい響きと西洋楽器の音が融合して響くシーンは、まさにこのドラマの真髄。「音楽は国境を越える」を体感できます。

ベトナム・ハノイを中心とするベトナムの景色も魅力です。ノスタルジックな街並み、美しい水辺、天井を回るファン、壁をつたうヤモリ…。女性のアオザイ姿。特にオーケストラのメンバーが演奏する時に身にまとう真っ白のアオザイ姿、ラストシーンのオケの皆さんのアオザイは大輪の花が描かれていて見事。ベトナムの大地に桜を植えて再会を願うシーンなど、ベトナムの熱い空気感がふんだんに織り込まれており、画面越しに旅をしているような気分になります。

1992年、オーケストラの再建に訪れた佐倉は一方的に教えるのではなく、ベトナムの人々と向き合い、時に頭を下げて信頼を築いていきます。一流を目指して奮闘する姿と、やがて一つにまとまるオーケストラの音。魔法を見ているようです。

本作では、佐倉の指揮者としての成長だけでなく、家族との関係性も丁寧に描かれます。音楽に夢中なあまり家族を顧みない父と、それに反発しながらも音楽に惹かれる息子・博音（岡﨑彪太郎さん）の対比。MEGUMIさんが演じる母の気持ちの移り変わりも見逃せません。親子の絆の行方も心に残る見どころの一つです。

そして、比嘉愛未さん演じる通訳・優子も物語のキーパーソンです。比嘉さんの話すベトナム語の美しさと、“意訳”の妙で、佐倉とオーケストラのメンバーの橋渡しとなっていきます。佐倉が帰ってきた後のコンサートシーンでの、比嘉さんのアオザイ姿がとても美しいです。

ドラマ『ベトナムのひびき』注目のキャストは？

豪華キャストが集結している『ベトナムのひびき』。注目のキャストをご紹介していきます。

主人公・佐倉 一男（さくら かずお）:濱田 岳さん
ベトナム国立交響楽団の音楽監督兼・主席指揮者。
オーケストラの再建を託され、単身ベトナムへ渡る。現地の楽団員たちと向き合いながら、音楽を通じて信頼関係を築いていく。

森岡 優子（もりおか ゆうこ）：比嘉 愛未さん
ベトナム在住の日本人通訳。
佐倉の活動を支えるパートナーであり、現地の楽団員たちとの橋渡し役。

ホアン：チャン・ギアさん
バイオリン奏者で、楽団のコンサートマスター。
「一流の音楽がある国は、一流の国になる」という信念を持ち、佐倉をベトナムへ迎える。まじめで誠実な性格。

ダン：キム・ハイさん
クラリネット奏者で、楽団のムードメーカー。いつもサオチック（民族楽器の横笛）を携帯している。
陽気な性格で、口癖は「ホンサーオ！（大丈夫、問題ない）」。

ズン：ミン・ダンさん
トランペット奏者。
5人の子どもを育てながら演奏を続ける、エネルギッシュでお茶目な人物。

チャウ：リン・ソンさん
トロンボーン奏者。
音楽を続けるために肉体労働で資金を稼ぐなど、実直で根気強い性格。

ティエン：レ・チ・ナさん
フルート奏者。
才能があり、練習熱心な若き演奏家。情熱を音に込めるタイプ。

フック：チュア・チュアン・アンさん
ティエンの夫で、同じくフルート奏者。妻と比べて才能には恵まれていない。

ザップ：ヒュー・ヒエンさん
ティンパニ奏者。楽団のムードメーカー的存在。
家族のために複数の仕事を掛け持ちしながら音楽活動を続けている。

サン：ドン・ミェン・ミェンくん/ティン・ビンさん
ダンの息子、指揮者志望。父と同じようにサオチック（民族楽器の横笛）をいつも携帯している。

佐倉 美也子（みやこ）：MEGUMIさん
佐倉の妻で、元ピアニスト。
夫の才能を信じ、自らの夢を託して支えてきたが、息子と共に長年苦労を重ねてきた。

佐倉 博音（ひろと）：森 優理斗くん/岡﨑 彪太郎さん
佐倉夫妻の一人息子。
父の背中を見て育ち、音楽に惹かれる一方で、母の苦労を目の当たりにしており、音楽の道に進むかどうかで葛藤している。

佐倉 清（さくら きよし）：村田 雄浩さん
佐倉の父で、造り酒屋を営む江戸っ子。
孫の博音に家業を継いでほしいと願っている。

佐倉 真知子：藤田 弓子さん
清の母で、佐倉家の祖母的存在。清も一男も頭が上がらないしっかり者。

光嶋 譲（こうじま ゆずる）：反田 恭平さん
クラシック界の“貴公子”と呼ばれる若き天才指揮者。

塚本 次郎（つかもと じろう）：池田 鉄洋さん
佐倉のマネージャー。

岩沢 英雄：奥田 瑛二さん
日本を代表する指揮者。

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『ベトナムのひびき』は、実話が元になった物語です

このドラマの主人公・佐倉（濱田岳さん演）のモデルは、ベトナム国立交響楽団で長年指導にあたってきた日本人指揮者、本名徹次（ほんな てつじ）氏です。

ヤフーの記事に本名さんについて詳しく書かれていましたので、よろしれば。＞＞ベトナムのオーケストラと恋に落ちた日本人指揮者の16年間

『ベトナムのひびき』のあらすじ

ベトナムのオーケストラが存続の危機を迎える中、白羽の矢が立ったのは日本人の指揮者だった！

指揮者の佐倉一男（濱田 岳さん）はベトナムのオーケストラ再建を依頼され単身ハノイに渡る。

通訳の森岡優子（比嘉愛未さん）とともに個性豊かなベトナムのメンバーたちと触れ合いながら、文化の壁を乗り越え一流のオーケストラを目指す。

後輩指揮者の光嶋（反田恭平さん）や妻の美也子（MWGUMIさん）、息子の博音（岡﨑彪太郎さん）とのあつれきやすれ違いを経て佐倉が見つけたものは…

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『ベトナムのひびき』の作品概要

作品名	『ベトナムのひびき』
放送日	2025年9月2日～16日　毎週火曜　午後10時＜全3回＞ 【再放送】9月5日～19日　毎週金曜　午前0時35分　※木曜深夜
放送チャンネル	NHK総合
脚本	小松江里子
演出	本木一博
キャスト	佐倉一男：濱田岳 森岡優子：比嘉愛未 ホアン：チャン・ギア ダン：キム・ハイ 佐倉也子：MEGUMI 塚本次郎：池田鉄洋 パック：チュン・ユキ ザップ：ヒュー・ヒエン ティエン：レ・チ・ナ ズン：ミン・ダン チャウ：リン・ソン フック：チュア・チュアン・アン 佐倉博音：岡崎彪太郎 森優理斗：フォンチー 光嶋譲：反田恭平 佐倉清：村田雄浩 佐倉真知子：藤田弓子 岩沢英雄：奥田瑛二　ほか

『ベトナムのひびき』はU-NEXT（ユーネクスト）で見放題配信予定です。

観た感想（率直なところ）

2005年、ベトナムのハノイとホーチミンを旅したのですが、ハノイの静かな路地裏、ホーチミンの喧騒。あの時の記憶が、『ベトナムのひびき』を観ている間、すぐによみがえってきました。

ノスタルジーを誘う街角や、アオザイに身を包んだ女性たちの凛とした姿、壁を這うヤモリ……あの頃の「ベトナムの空気感」そのものでした。

映像美だけではなく、主人公の佐倉（濱田岳さん）が、ベトナムのオーケストラメンバーと向き合う時、決して「教えてやる」という姿勢ではなく、時に頭を下げ、心から謝る。その謙虚さに、非常に共感を覚えました。
そして、それを受け入れてくれるベトナムの人たちの大らかさ、あたたかさ、でもどこか繊細で、日本人の情感と通じるところがある国民性にも、あらためて魅了されました。

演奏される音楽にも惹かれました。
西洋のオーケストラ楽器に加えて、サオチックやダンバウなどベトナムの民族楽器が登場しますが、特にサオチック（横笛）の音色が好きで、あのやさしくて、物悲しくて、ふっと風が吹き抜けるような響きが、ドラマ全体に余韻を残していました。

通訳役の比嘉愛未さんも素晴らしかったです。彼女の話すベトナム語がとても美しくて（と言ってもベトナム語は分かりませんが…）、思い切った意訳をするのですが、それが逆に人の気持ちを通わせる“通訳以上の通訳”になっているように感じました。

一方で、主人公・佐倉の家族との関係には、少しなんだかなぁとも思いました。
家族を顧みず、音楽に夢中になる姿には納得できない部分もあり、でも芸術家はそういうものなのか？と思ったり…その後、息子世代が音楽でつながっていく様子には、未来への希望も感じられました。

世界的ピアニストの反田恭平さん演じる光嶋譲は、あまりにも才能が際立っていて、やや“悪役”のように見えてしまったのが少し惜しいなと思いました。もっと自然に、佐倉との関係性が描かれたらよかったのに…と少しだけ思いました。

奥田 瑛二さんの言葉。「音楽を楽しむこと、人との縁を大切にすること」それこそが人生を豊かにするというメッセージに、ただただ共感しかありません。

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よくある質問

『ベトナムのひびき』について、よくある質問をＱ＆Ａでまとめました。

日越外交関係樹立50周年記念ドラマ『ベトナムのひびき』は8月13日からU-NEXT（ユーネクスト）で見放題配信予定です。

まとめ

日越外交関係樹立50周年記念ドラマ『ベトナムのひびき』は、U-NEXT（ユーネクスト）で見放題配信中です。再編集版（全3回）は、9月2日からNHK総合で放送決定です！

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