ドラマ【珈琲屋の人々】どこで見れる？あらすじ・キャスト・原作まとめ。一杯のコーヒーが人生を変える。

高橋克典さん＆木村多江さん主演のNHKスペシャルドラマ『珈琲屋の人々』は、U-NEXTで見放題配信中です。

スペシャルドラマ『珈琲屋の人々』について

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・キャストを知りたい！
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『珈琲屋の人々』のみどころは？

『珈琲屋の人々』のみどころは、殺人、借金取り立て、援助交際や老老介護といった重いテーマでありながら、毎話ゆるやか完結するストーリー仕立てで、見た後に温かい気持ちに包まれるところです。

現実では想像しがたい、自分の夫を殺した人に会いに行くという設定なのですが、高橋克典さんと木村多江さんが演じているからか、そのうちにすっとなじんできて、珈琲屋にやってくる人々のふれあいや、心の奥の業や、吉行和子さんが演じる入院患者さんも「天の声」のようで、NHKならではの、上質で奥深いドラマに仕上がっている点が最大で最高の魅力です。

ちゃんと描いているのに、心がすさまず、後味が悪くない。ドラマを見た後に美味しい珈琲を飲みたくなる、そんなドラマです。

根強いファンの多い原作・池永陽作品。その中でも人気の高い『珈琲屋の人々』、『ちっぽけな恋』が原作です。原作では行介と冬子は「幼なじみ」ですが、ドラマの設定は原作とは違っていて、余計に切なくなっています。ですが、原作のエッセンスがそこここにちりばめられていて、行介と冬子の関係がより一層しみじみ感じるドラマになっています。

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東京下町の商店街にレトロな珈琲（コーヒー）屋。店主の行介（高橋克典）は人をあやめた過去をもつ。亡き父の言葉、「一杯のコーヒーが人生を変えることもある」を信じ、コーヒーをいれ続ける。彼の一杯を求め、常連客が絶えない。ある日、ひとりの女が行介の前に現れる。冬子（木村多江）と名乗る女は観察するように行介を見つめ、カップに口をつける。行介は冬子が気にかかるが、それは決して交わるはずがない恋の始まりだった。

冬子を演じる木村多江さんの少し影のある美しさがたまりません。来店した冬子に、コーヒーをいれる行介は何か感じたのかどうか。行介のコーヒー魅かれてやってくる店の常連客は近所の人たち。元・刑事の小林稔侍さん、同じ商店街で花屋を営む同級生の八嶋智人さん、花屋のHP運営を手伝っている倉科カナさん、おでん屋の女将に壇蜜さん…とどの人も本当にハマり役でしっくりきます。

1話はちょっとギスギスした部分もあるのですが、初回の解説の要素もいっぱい組み込まれているからだと、見続けるうちに思いました。ぜひ、2話、3話とご覧いただきたいです。じんわり味わいが深まってきます。

いい人は、全方向どこから見ても「いい人」なわけでなく、反対側から見たら全然違う人だったり、一緒にいる人によって、いい人にも悪い人にもなる。そのことがよく分かる物語です。

ドラマに出てくる心に残るセリフ

『珈琲屋の人々』に出てくる、心に残るセリフをいくつかご紹介します。

行介：コーヒーの苦みがバランスを取ってくれる。人生の苦みを中和してくれる。

『珈琲屋の人々』より行介が冬子にコーヒーをいれて

行介：みんなギリギリのところにいて、ふとしたことで一線を越えてしまいそうになる。一杯のコーヒーがちゃんと戻してくれることもある。

『珈琲屋の人々』より行介が冬子にコーヒーをいれて

天野直道：クリーニング屋がシワのついたワイシャツ、女房に着せられて。

『珈琲屋の人々』より。浮気した理由を聞かれて

笹屋主人：生きてるのは大変涙

冬子：生かされているうちはね…（生きないとね…という表情）

『珈琲屋の人々』より。自殺未遂した笹屋の主人（徳井優さん演）に冬子が

冬子：幸せは与えるものでも与えられるものでもなく、そこにあると気づくかどうか

『珈琲屋の人々』より。行介に宛てた手紙の中で

注目のキャストは？

●主演・宗田行介：高橋克典さん
やむを得ない理由で、人を殺めた過去がある。13年服役後、地元に戻る。亡き父の言葉、「一杯のコーヒーが人生を変えることもある」を信じ、コーヒーをいれ続ける。

主人公・宗田行介を演じる高橋克典さんは、1964年生まれ。大河ドラマは『麒麟がくる』に出演されています。『大岡越前』シリーズ７からの主演を演じられており、最近ではNHKドラマ『未来の私にブッかまされる！？』で未来からやってきた主人公をコミカルに演じられています。

●柏木冬子：木村多江さん
看護師。入院患者から、会ってみたらと言われ、自分の素性を隠して行介の珈琲屋にやってくる。

夫を殺した相手を確かめてやろう。と言う気持ちだったのが、行介が皆の人生を変えてしまうようなあったかいコーヒーをいれてくれる人だと分かって、冬子と行介には気持ちが芽生えます。

●島木雅大：八嶋智人さん
行介の同級生。商店街で花屋を営んでいる。千果と不倫中。

演じる八嶋智人さんもドラマには欠かせない存在。1970年生まれ、奈良県出身。舞台俳優、タレント、司会者、マルチな才能をお持ちです。小芝風花さん主演の時代劇『あきない世傳 金と銀』では、五十鈴屋の番頭を人情味いっぱいに演じられています。

●南野千果 – 倉科カナ
島木の花屋のWeb制作を手伝う。島木と不倫関係で、月に10万円お手当をもらっているが島木の妻から手切れ金を渡される。

演じる倉科カナさんは、ドラマ『事件はその周りで起きている』に出演、『TRUE COLORS(トゥルー カラーズ)』で主人公・海咲を演じられました。芯が強くて、ユーモアがこぼれ落ちる役どころに定評があります。

●「伊呂波」女将・木綿子：壇蜜さん
おでん屋「伊呂波」を、叔母から引き継いで営んでいる。実は2年前のある過去から逃げている。

●秋元英治：小林稔侍さん
元・刑事。行介の良き理解者。奥さんは3年前から寝たきりで介護している。カラオケが息抜き。

●熊谷章枝： 吉行和子さん
冬子の勤める病院の入院患者。冬子の話を聞いて色々アドバイスする。後半で商店街にやってくる。

●天野直道：岩松了さん
クリーニング店を営む。浮気していて、奥さん＋島木＋行介に尾行される。

●天野元子：渡辺えりさん
クリーニング店を営む。夫の浮気に逆上する。

●笹木省子：美山加恋さん
高校生。親が営む和菓子屋が苦しくて父が自殺しようとしたことから、援助交際をしようとする。

●塚本圭次：秋元龍太朗さん
高校生。家で居場所がなく、ボクシングジムで行介にからむ。省子に片思い。

●笹木健治：徳井優さん
和菓子屋「笹屋」の店主。借金取りに追われて自殺しようとするが一命をとりとめる。

●笹木曜子：藤吉久美子さん
和菓子屋「笹屋」。省子の母。

●矢部：津田寛治さん
かつて、冬子の夫・青野と一緒に仕事をしていた。

●中里茂：渡部秀さん
刑期を終わって、真っ先に行介のコーヒーを飲みにやってきました。

●佐川達也：東根作寿英さん
千果の後任で島木の花屋にやってきた。「伊呂波」女将・木綿子と因縁があった。

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『珈琲屋の人々』原作は？

原作は、池永陽さんの『珈琲屋の人々』『ちっぽけな恋』です。原作では、幼なじみの行介と冬子の物語です。原作とドラマの聴き比べ、見比べによろしければ。

原作：池永陽さん『珈琲屋の人々』シリーズの順番は？

池永陽さん『珈琲屋の人々』シリーズの順番は、『珈琲屋の人々』、『ちっぽけな恋』、『宝物を探しに』、『どん底の女神』、『心もよう』、『遠まわりの純情』の順番で刊行されています。

※2025年6月現在、『珈琲屋の人々』、『ちっぽけな恋』、『宝物を探しに』、『どん底の女神』、『心もよう：、『遠まわりの純情』全シリーズがAmazonのオーディブル聞き放題対象作品ですので、オーディブル会員の方は無料で聴けます。

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『珈琲屋の人々』のあらすじ

東京下町の商店街で珈琲屋を営む行介は、人をあやめた過去をもつ。「1杯のコーヒーが人生を変えることもある」という亡き父の言葉を信じる行介の店に、ワケありな女・冬子や、常連客・英治などさまざまな人物が訪れます。

第２回「ひとりじゃない」

だんご屋の娘・省子（美山加恋さん）は、親には内緒で、珈琲屋でメークをして出かける女子高生。ある日、省子の父・健治（徳井優さん）が借金苦で自殺を図る。助かったものの、省子は借金返済のため援助交際を決意する。それを知った行介は…。

第3回「恋までの距離」

珈琲屋の常連客である元刑事・英治（小林稔侍さん）が。カラオケ教室の美人教師（有森也実さん）と恋仲になっているとのうわさだ。一方、行介（高橋克典さん）は、冬子（木村多江さん）に前科者であると告白したことを悔やんでいた。そして、冬子の夫の命日。墓参りで冬子が目にしたのは、夫を殺した男・行介だった…。

第4回「大切なひと」

島木（八嶋智人さん）の妻から手切れ金を渡された千果（倉科カナさん）は、今後について考えていた。そんな時、珈琲屋で、茂（渡辺秀さん）と出会い、意気投合する。茂は行介（高橋克典）と刑務所仲間で、出所したら行介のコーヒーを飲みに来る約束をしていた。

第5回（最終回）「ささやかな幸福」

冬子（木村多江さん）とスケートに行く約束をしたのに断ってしまう行介。そんな行介のところにコーヒーに詳しい女性客・章枝（吉行和子さん）がやってくる。一方、おでん屋の女将・木綿子（壇蜜さん）は、別れた夫・佐川（東根作英寿さん）の突然の訪問に驚いていた。

『珈琲屋の人々』はU-NEXT（ユーネクスト）で見放題配信予定です。

『珈琲屋の人々』 ロケ地はどこ？

1話で都電荒川線の三ノ輪橋駅が登場しました。

『珈琲屋の人々』1話で冬子が電車を降りた駅に「三ノ輪」とありましたので、都電荒川線の三ノ輪橋駅だと思われます。

三ノ輪は下町情緒いっぱいの商店街もあり、この街のムードが『珈琲屋の人々』の世界観にピッタリだと思いました。

『珈琲屋の人々』 主題歌は？

『珈琲屋の人々』 の主題歌は、笹川美和さんの「続く」です。

『珈琲屋の人々』の作品概要

作品名	『珈琲屋の人々』（全5回）
原作	池永陽『珈琲屋の人々』『ちっぽけな恋』
脚本	渡辺千穂
演出	井坂聡 山内宗信 金澤友也
キャスト	宗田行介：高橋克典 柏木冬子：木村多江 南野千果：倉科カナ 天野直道：岩松了 「伊呂波」女将・木綿子：壇蜜 笹木省子：美山加恋 塚本圭次：秋元龍太朗 笹木雅子：藤吉久美子 トレーナー・小野：渡辺邦斗 患者・荻原：逢坂じゅん 島木久子：長野里美 矢部：津田寛治 天野元子：渡辺えり 島木雅大：八嶋智人 熊谷章枝：吉行和子 秋元英治：小林稔侍　ほか

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まとめ

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#珈琲屋の人々