ドラマにほへとパンダにお越しくださり、ありがとうございます。
当メディアの管理人いろはです。
中国・台湾・香港のドラマや映画が大好きです。
特にウォン・カーワイ監督や台湾のホウ・シャオシェン監督の作品が好きです。
武侠ものやファンタジー、時代劇も大好きです。
何度も同じ作品を見返し、気になる俳優さんの作品を横断して全作品を踏破するなど、
どっぷりとその世界観に浸るのが好きです。
きっかけは、台湾映画「非情城市」でした。
悲情城市 [DVD]
はるか遠い昔のことになりますが、1990年代の終盤、トニー・レオンさん主演の「非情城市」という映画を観ました。
淡々と描かれた映画なのですが、物悲しい雰囲気にすっかり魅せられてしまいました。
冒頭で中国茶の茶器を柔らかい布で磨く?撫でるシーンがあるのですが、何十年もかけて茶器を育てていく姿がじんわりいいなぁと思ったり、主演のトニー・レオンさんが語らず、目だけで演技する姿にすっかり参ってしまい、台湾や香港への強い憧れを抱きました。
そして、金城武さんの大ファンに。
Made in heaven―金城武写真集
お父さんが日本人、お母さんが台湾人の金城武さん。
ウォン・カーワイ監督の「恋する惑星」「堕落天使」などの作品に立て続けに出演され、
日本でも深田恭子さんと「神様、もういちどだけ」というドラマに出演されたりして、
大きな黒目と、柔らかい物腰、すべてがカッコよくて熱烈なファンになりました。
ファンミーティングや、金城さんが通った台北の日本人学校やアメリカンスクールを見に行ったり
まだ大らかな時代だったので、生家を調べて観に行ったり。いわゆる追っかけですね。
そして、いつしか金城さんが流暢に話す中国語(普通語)を理解したいと思うようになりました。
中国生活スタート
念ずれば通じる?で
2000年4月から、家族の転勤に引っ付いて中国・北京での生活を始めることができました。
すでに中華圏エンタメにどっぷりハマっていたこともあり「10年後に中国語の映画の字幕翻訳者になる」という壮大な目標を掲げて、それはもう、夢中になって中国語を勉強しました。
語学学校に通うかたわら、中国武術を習ったり、ドラマや映画、中国語の歌をカラオケで歌ったりして、新しい単語やフレーズを覚え、それを使ってコミュニケーションが取れるようになるのが楽しくてなりませんでした。
中国・北京の方々は「有人情味(人情味がある)」で、その大らかな気質と、とにかく何でも「没問題(ノープロブレム)」の精神に、心が解放され心地よさを感じました(もちろん、大変なこともありましたが…)。
スマホを落としただけなのに
その当時はまだスマートフォンではなく、ガラケーを使っていました。(今のiPhoneのように「探す」機能はついていませんでした。)
ウッカリ者の私はガラケーを3回落としたのですが、有難いことに3回とも手元に返ってきました。
3度目にガラケーを拾って連絡してきてくれたのは、中央戯劇学院の脚本を勉強している大学生の方でした。
学生寮まで携帯電話を頂きに上がることになりました。
私はお菓子と、お礼の現金を封筒に入れていきました。まだ拙い中国語で感謝の言葉を述べ、お菓子と封筒を渡そうとして
彼:「(封筒を見て)これは何?」
私:「日本の習慣です。」
彼:「では、中国の習慣でこれをもらうね(お菓子だけ受け取る)」
なんて、義に厚く、礼を重んじ、そしてスマートでカッコいんだろう!
中国戯劇学院の大学生さんの品格に尊敬の念を抱き、清々しく澄み切った気持ちになりました。
上海戯劇学院に
その後すぐ、今度は上海への移動が決まり、上海へ引っ越しました。
わたしは、ぜひ大学に通いたいと思い、憧れの中央戯劇学院の姉妹校である上海戯劇学院に通い始めました。
私が所属したのは、本科ではなく留学生班でしたが、キャンパスには、俳優科や脚本科の学生が歩いていてい
俳優科の人たちは、同じ人類なのか?と思うくらい顔が小さくて綺麗でした。
今を時めく俳優の卵の皆さんがたくさん勉強されていました。
武侠小説の偉大な作家・金庸先生の90歳をお祝いするテレビ番組の観客やキムタク主演の「2046」の裏方、ジャン・イーモウ監督の講演会など、戯劇学院ならではのエキストラやボランティアがあり、とても刺激的な学校生活を送りました。
上海戯劇学院留学生班の終了証書↓
中国語関連の保有資格
・中国語通訳案内士
・HSK6級、口試高級
その後
その後、4回に渡って中国と日本を往復する生活を約20年ほど続け、2019年以降は日本での生活を続けています。
人脈に恵まれ、通訳や映像翻訳の仕事をするチャンスを得ました。その後、中国語講師や、通訳案内士講習の講師などを経て現在に至ります。
「ドラマにほへとパンダ」のめざすところ
中国・台湾・香港のドラマや映画を観て中国語を学んだり、今まで中国に興味をお持ちでなかった方にも
「ドラマのほへとパンダ」を通じて、中華圏って面白いなーと興味を持っていただけたらと思っています。
韓流ドラマはすでに不動の地位を築いていますが、中国、特に大陸に関しては、日中関係が冷え込んだりすると途端に影響を受ける印象があります。
政治や経済に関係なく、穏やかな温度感でずっと楽しんでいただけるようなメディア運営をしていきたいと思っています。
また、長年中国で生活してきた中で、現地の皆さんのオープンマインドに何度も助けられてきました。
ステレオタイプではない肌感覚の中国をお伝えできればと思っています。
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華流ドラマ・映画を好きな時間にスマホやパソコンで見られる動画配信サービスやビデオレンタルの使い方やお得情報などもご紹介していきます。
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